群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
群ようこさんのエッセイ、やっぱり好きですね。
発行順に読んでなくて、目についたエッセイを毎回読んでます。群さんの年齢もエッセイによって違い、そのエッセイを書かれた時の世の中のありさまが分かって面白い。前読んだ『ぬるい生活』は群さんが50歳前後のころの話で、今回はそこから20年たった今の話。群さんは前期高齢者になってました。引っ越しをされて庭付きのお部屋に暮らしてたり、飼い猫が亡くなって今はお一人でいる、など20年たつと色々変わってますね。
でも共通していることも。断捨離です。私も断捨離をしないといけないと思っているので、群さんの断捨離の話は毎回勉強になります。前期高齢者となり、終活などでますます断捨離をしているみたいです。びっくりしたのが、群さんの好きな着物と本も少しずつ片付けていること。群さんの本気が伝わってきます。好きなものは断捨離するのは難しいと思う。私は出来るかな…。
ゲームの話が面白かったです。スイカゲームというゲーム。私もやったことがあるけど、あれは面白い。前にツムツムに夢中になったことがあるんだけど、あれと一緒だと思う。ずっとやっていられる。危険なゲーム。目が疲れますね。群さんも書いてたけど、フルーツがぶるぶる震える姿が可愛いです。
可愛いといえば、このエッセイの装丁、装画、本全体が可愛いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大好きなれんげ荘シリーズ。今回も楽しみに読んだ。大きな変化はなくとも、姪っ子たちもどんどん大人として過ごし、また、人間としてできてる義姉も、自分の子どものことになるとやきもきする人間らしさを持ち合わせているなあと思った。本巻は男と女の話が多かった。忘れかけてる登場人物もいた…
まわりはヤキモキし、大きくはないが変化があるが、キョウコさんは家の窓にはりつくヤモリに幸せをもらい…いつも通り。こんなふうに穏やかに今後も暮らしたい。タイトルにあるご褒美とはなんだろう?と思って読んだのだが、途中にでてくるまさかの高級うなぎかとおもいきや、おそらく最後のぶっちゃんのことであろう…!!に歓喜した。意外な展開。次の刊がさらに楽しみ。 -
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「れんげ荘物語」第10弾。
この頃はキョウコ自身には何も起きなくて、周りの人たちには悲喜交々あり、相談されては一緒に悩むのが日常。
まるで「台風の目」のようだ。
多少のマンネリを感じていたけれど、今回はチユキをはじめとする「男っていう生き物はどうしようもない」と憤る女子たちの談義が刺激的だった。
キョウコの友人の女性は、勉強がしたくて入会したサークルで、自分はイケおじだと勘違いしている70代男に言い寄られ、これも奴の一言一言が気持ち悪くて、でもいかにもありそうほんとにやめてほしい。
キョウコ自身には何も起きない、と書いたが実は今回はちょっと嬉しいことが起きる。
周りの人たちのお悩みにいつも寄り添ってきた「ご褒美」は、鰻重だけではなかった。 -
Posted by ブクログ
タイトルの通り、作者である群ようこさんがどのように執筆を行っているかが短編集のように書かれている。特別斬新なものがあるわけでもないが、同じ読書好きとして、そうだよな、こんな感じなのかな、と頷いたり首を傾げたりしながら読んだ。自分にとって興味のあることでないと書けないというのはわかるのだが、書き終えてしまうと作品に対する興味を失ってしまうと何度か書かれており、それについては何とも言えない寂しさを覚えた。彼女のようなタイプが多数派ではないにせよ、自ら生み出した作品からそのように距離を置けるものなのだろうか。生まれ持った性格故だろうか、良くも悪くも私はこの人のようにはなれない。
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Posted by ブクログ
ネタバレフィンランドのヘルシンキにある「かもめ食堂」は日本人のサチエが経営している。
開店時は、ガラガラの店内にいる小柄なサイエをみて、近所では「子ども食堂」などと言われていた。
そのうち、フィンランドの青年が常連となったり、日本人女性が一緒に働くようになる。
かもめ食堂での日々が優しくつづられていて、登場人物も自然体。
「あぁ〜行ってみたい。ヘルシンキでオニギリ食べたい」と思ってしまった。
しがらみだらけの日本をポーンと離れ、北欧で、日々いろいろあるけど、穏やかに、心通う人々と食堂を営み、集う。
現実的なようで、とてもファンタジーな感じ。
いろいろな事に振り回される日々。全然別の場所で生活したい!生活するとしたら、、、
そんな憧れがぎゅっと詰め込まれている気がしました。