群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読むやすかった。著者にの本がするすると読めるからいい。
ひょんなつながりがらエッセイを書くようになり、そこからどんどん発注がきて「本の雑誌社」を辞めることになったのは知っていたけど、それは幸運でもあっただろうけどやっぱり面白かったし読者がそれを求めていて需要だあったんだyね。
でもそれをよく思わない人もいっぱいいたみたいで(そりゃあ本を出したい人は世の中にたくさんいそうだもね)いろんな嫌がらせを受けたよう。
でもネタは尽きなかったようで書くことはいっぱいあったというからすごい。
淡々としていて身の丈にあった生活をしてて素敵だなと思う。親に建てたローンの為にすごい書かなければならない時期があった -
Posted by ブクログ
初めての群ようこさんの作品がこちらでした。群さん自身の幼少期から現在に至るまでの生きざまが描かれています。作家になることが夢だったのか、なぜ大学(文芸科)に進学したのか、その後4度の転職を経て会社員になった理由、物書きとしてデビューしたときの心持ち、会社員と並行した作家活動、会社を辞めて物書き専業となったときのことなど、これまでの群さんが送られてきた日常を覗き見した気持ちです。おもしろかったのは、多くのエピソードの根底に、両親や弟さん、「どうしたらベストセラーが書けますか?」と問う母校の現役学生、これまで出会った編集者や仕事関係者に対する「愚痴」であったことです。きれいにまとめようと思うと「感
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Posted by ブクログ
タイトルだけで、やられます。笑
れんげ荘物語シリーズ。
主人公はキョウコさん。
50代、無職。勤めていた大会社を辞めて、貯金を切り崩しながら細々と生きています。
このシリーズ大好きで、キョウコさんの住んでいる『れんげ荘』は築年数が分からないほどのオンボロアパート。でも素敵なんです。
そこに時々遊びに来る『ぶーちゃん』と名付けた猫ちゃんと、アパートに住んでる、楽しい住人さんとの物語。
この、ぶーちゃん、実はアンディと言う名前の他人様のねこ。
キョウコさんはいろいろ想像します。
アンディことぶーちゃんの飼い主さんが亡くなったら、ぶーちゃんの世話を買ってでようかしら?とか。
もちろんすぐ反 -
Posted by ブクログ
小学生の幼馴染の男女5人が、還暦を迎えた年齢になって再会するまでの物語だ。
若い方が読むよりも、戦後しばらくしてからの昭和の時代に少年・少女時代を過ごした者にとっては、時代背景が鮮明に思い浮かび、人によっては懐かしく、人によっては苦々しかった場面に出会すだろう。
5人の少年・少女の時代から始まり、社会に出てからの人生が描かれている。
この物語に登場する5人の幼馴染たちのお付き合いが羨ましい。
私も子供時代、お友達の関係はいつまでも続くものだと無邪気に信じていた。
小学校の下校時、何の疑いもなく「さようなら。また明日ね〜」と言い合って別れたものだ。
この一冊は、幼馴染の羨ましい程の関係を読むこに -
Posted by ブクログ
ネタバレパンとスープとネコ日和の4作目。
アキコさんのお店のスタッフしまちゃんと、その婚約者のシオちゃんとの話。
前作でのプロポーズ承諾に驚きつつも、結婚が楽しみで読み始めたので、迷走している様子にモヤモヤ。
しまちゃんはこんなに真面目で良い子で、律儀なのに、なぜシオちゃんにはそんな態度なの?
さらに、結婚式やドレスの事、お義母さんとの距離感は解る!!と思いつつも、事実婚かつ別居(かつシオちゃんへの態度)となると、結婚とは??と疑問に。
心配しつつもお節介せずに、適度に距離を守って接しているアキコさんを見習いたいと思う。
アキコさんちの猫たちの描写も前作までより多かったような??猫たちの幸せな暮