群ようこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
群ようこのエッセイ『モモヨ、まだ九十歳』を読みました。
群ようこの関連作品は8年近く前に読んだ沢木耕太郎の旅をテーマした対談集『貧乏だけど贅沢』に収録されている、群ようことの対談『だから旅はやめられない』以来なので久し振りですね。
------
パンダが見たい。新幹線で一人上京してきたモモヨ九十歳。
カルバン・クラインのショー・ウィンドウに見とれるわ、ディズニーランドを駆け回るわ、靖国神社には目もくれず東京ドームにまっしぐら。あふれ出る好奇心、面白がり力全開のスーパー・グランドマザーはいかにして出現したのか。
七人の子供を育てることが人生だった。
時代にはまだすがすがしい折り目正しさがあふれ -
Posted by ブクログ
結婚後、猫好きの夫と子猫と暮らし始める夫婦。
離婚して 犬と暮らし始めることになった男やもめ。
独身二人姉妹との猫達のバタバタ生活。
夫に先立たれ、開放感?と共に 5匹の猫と暮らすようになった老母。
動物好きの夫と暮らし始め、犬と猫を引き取ることになった事実婚夫婦、、
と5作の連作です。
どの作品も、猫や犬が中心で、読んでいるだけでその情景が想像できるくらいに行動や表情がリアルに書かれていて、とにかく賑やかです。
短編なので、ちょっと家事の合間に読みつつ、なんだかこちらまで癒やされる感じがしました。
猫や犬を飼うことによって、とても愛情がわき、自分が、妻に子供に これだけ -
Posted by ブクログ
群ようこさん、何冊目かな。平成に入ってから一番多く読んでいる作家さんだと思う。
このエッセイもテンポリズムよくとんとん読み進めた。この人は本当に文才があるのだと思う。それはストーリーに思わぬ仕掛けがあるとかしっかりした骨格を持った意外性のあるストーリーだとかいうものではなく、もっと単純に文字を追うということを楽しめる作家であるということだ。
もちろん、それは個人個人で違う感性であるから一概には言えない。ただ、私にはこの人の波長が実にぴったりとくる。考え方も文体も読んでいて実にしっくりとくるのである。生きてきた世代も一緒であるから、親近感も多々ある。
けど、これまでのエッセイにはない、あま