無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで202万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
動物好きな群さんが描く、
ネコ・イヌと家族になる人達の
温かくも可笑しく優しいお話5篇。
どのお話も、動物の仕草が分かりやすく、
ネコが障子をバリバリに破っても、
イヌが猛ダッシュで走っても、
「ま、かわいいし元気があるなら良いか」
と飼い主があっさり受け入れているところが群さんらしい作品だと思う。
また、
家族になったということは最後まできちんと面倒をみて見送るということ。
この辺りをファンタジーにせず、
きちんと「命」と向き合っているのだと描くところが、
お話の世界であっても目を逸らさない群さんの動物達に対する温かい眼差し、
飼い主達への当然の問いにも感じられた。
飼い主の覚悟を文章の上で問いてる。
けれどもいつか来るその日、
お別れした時の喪失感は涙が枯れるまで泣いてまた歩き出すのだと励ましている様にも映った。
私はネコよりもイヌが出てくる作品が好きでした。群さんがイヌを描くことは珍しい気がして。
このイヌの描写がまた可愛い。
のほほんと癒やされながら読める作品でした。
肩肘張らずにシンプルに描くのは
相変わらず素晴らしい。
群さんはそういう作家、と捉えていたけれど、めちゃくちゃ技術の居ることなのだなとも思いました。
あと、幻冬舎の文庫は文字が比較的大きくて読みやすかった!
視力落ち気味だけれど疲れず読めました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。