群ようこのレビュー一覧

  • 雑草と恋愛 れんげ荘物語

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    つましい独り暮らしでも
    隣人に恵まれ、こまめに連絡を取り合う友人や家族もいて、触れ合える動物も

    理想的な暮らし。
    物は持たなくても精神的に満たされている。

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    2025年03月04日
  • これで暮らす

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    エッセイ短編、やっぱり好きだな。思い起こすと、群ようこは完全にお母さんの影響だと気づく。ずっと家にあった気がするし、確かに家の中で見かけた記憶があるのに、いつどの状況で、どの部屋で見つけたのか何も覚えていない。なのに、群ようこのエッセイ、は私の中にずっとあって、ずっとお母さんの本だった。今面白さがわかるようにやっとなったと思う。お母さんの本から、私の本になった。生活を意識すること、他人の人生を見ることが好きなんだな。出てくる製品全部検索したくなって、しようしようと思うけど、気づいたら想像で賄っている。

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    2025年03月02日
  • 今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和

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    従業員のしまちゃんが身内の人を集めて結婚式らしきものを行うが、別居で籍は入れずという今時の形態? 相変わらず、夫のシオちゃんとのやり取りは不思議な関係。
    アキコの血縁と思われる兄のお坊さんが亡くなる。関係を明かしていないので葬式に出られず。そして店で使っていたパン屋も奥さんの容体が悪化して廃業方向へ。次のパン屋探しに奔走。しまちゃんも風邪でアキコもワンオペに疲れて店もお休みに。暗い話題が続いた今回、明るい話題はネコのどすこい兄弟だろうか。アキコに突進してきてはエサをねだる。寝姿は大いびきでヘソ天。癒される。

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    2025年02月25日
  • 婚約迷走中 パンとスープとネコ日和

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    前作はネコのどすこい兄弟がメインだったが、今作は表題の通り従業員のしまちゃんの婚約騒動。
    体育会系のしまちゃんは男性のような性格のため、婚約しても相手と一緒に暮らすことを拒否。相手の義母側のお節介にどんどん暗くなってくる。
    こんなに色々と拒否するようだと婚約自体もやめた方が良さそうに思えてくる。相手に本音を伝えて、新しい形の結婚になるようだ。古い考えの私には思いも付かないようなスタイル。相手の男性が可哀想になってくる。

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    2025年02月24日
  • れんげ荘

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    ネタバレ

    自分が決断したれんげ荘での暮らしに気が滅入ることがありつつも、人との繋がりによって、柔軟になっていくキョウコ。
    当初は会社の人間や母との繋がりがキョウコを苦しめていたが、れんげ荘に関する人々、友人、姪といった、これまた人との繋がりによってキョウコが息を吹き返していって安心した。

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    2025年02月20日
  • こんな感じで書いてます

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    タイトルに惹かれて読みました。

    面白かったです。
    作家さんの仕事の様子や文章を書くうえでの心構えを知れたからです。
    なるほどなーと思いつつ、これは胸に刻んでおきたいなということがたくさんありました。

    群さんは幼いころから、本を読むのが好きだったようですごいなと思いました。
    自分は集中力があまり続かないし、読むのも遅いので、なかなか読むこと自体が好きという境地になかなかなれません。なにか良い方法があればいいのですが。
    読むこと自体が好きになれたら、色々なことが知れて最強だなと思いました。

    群さんの本に対する想いがとても素敵だなと思いました。
    『なにか大きな賞をとることよりも、読んだ人が限ら

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    2025年02月05日
  • こんな感じ

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    序盤は仲良し女性3人組の辛口トーク的なストーリーでこのままこんな感じで進むのんだろうなぁ…と思ったら群さん得意の猫登場で更に面白い。
    「くれぇ、何かくれぇ」のセリフは猫好き&飼った事が有るならイメージ出来ると思います。

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    2025年02月04日
  • 優しい言葉 パンとスープとネコ日和

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    新たに加わったネコ二匹に加え、周辺のネコの話題も満載で、おおよそ半分以上がネコ話しになった。
    従業員のしまちゃんも同時に二匹を飼ったので、お店に出る時には二人ともネコの毛が食事に入らないように、コロコロが必須になっている。主人公のアキコの家のネコは二匹とも太っていて、絶叫を上げながら突進し、寝る時にはフガフガと大いびき。どすこい兄弟とアキコに呼ばれるほど。岩合さんのネコ歩きのTV番組が好きなので、想像して嬉しくなってくる。
    アキコの母親の知り合いや高校の同級生が亡くなったりで、独身女性の悲哀も感じさせ、血縁を内緒にしている義理の姉のお寺に何度も足を運ぶアキコ。いつの日か義理の妹と告白する日が来

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    2025年01月31日
  • 福も来た パンとスープとネコ日和

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    ページ数が少ないので1時間ぐらいで読めた。
    前作で突然亡くなった飼い猫の『たろ』。思い出しては泣き暮れるアキコ。タイトルのネコ日和から、すぐ後継のネコが現れるかと思ったら、ギリギリ巻末に登場。それも2匹とは。
    パンとスープのお店は、開店当初の賑わいも落ち着き心配になるほど。素材に拘るが故に、納入先からの値上げ要請にも已む無く応えて行く。近隣は閉店が相次ぎ、お向かいの喫茶店も不安になるほどの状況。世相を反映して、最近の作品かと思って奥付けを見ると2014年の作品。ずっと同じような不況の時代が続いていることに愕然とする。
    シリーズ5作目まで購入したので、じっくり読んで行きたい。

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    2025年01月30日
  • また明日

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    おそらく1955年あたりの生まれの、小学校から中学校の同級生だったヤヨイ、タカユキ、ユリコ、カツオ、マスコの5人が、それぞれの人生の主人公として淡々と描かれる。皆それぞれの人生を生きて、東日本大震災を50歳代で迎え、やがて還暦を迎える頃に再会。結婚した人しない人、夫や妻とうまくいってる人いってない人、子供のいる人いない人、実親を看取った人看取れなかった人、義理親の面倒を見る人見ない人、、、、。ホント人生いろいろ。共通の思い出を語り、自分の来し方を語りあえる間柄となって、まだこれからの人生を楽しめそう。そんな集まりができたことがとてもうらやましい。

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    2025年01月28日
  • うちのご近所さん

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    久々に群ようこさんの本を読んだ。

    とある街に住む個性豊かな人たちの物語。
    近所にこういう人いるな、いそうだなという人たちが登場して終始飽きずに読むことができた。

    連作短編集なので、スキマ時間にさくっと読めるのも嬉しい。

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    2025年01月22日
  • パンとスープとネコ日和

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    れんげ荘シリーズを読んでいたので、非常に似た設定で安心して読める。結婚経験の無い女性とネコ。バリバリ働いていた女性が会社を辞めるところまでは同じだが、こちらは自分の店を開店させて、それを繁盛させているところが気持ちを明るくさせる。れんげ荘シリーズでは働くことを放棄した女性が徹底した節約で気持ちを暗くさせる。
    また、このシリーズではネコの『たろ』と従業員のしまちゃんがいいキャラクターで華を添えてくれる。最後の方でネコのたろに悲劇が、、、。辛い内容だった。シリーズ化されているので新しいネコの登場か?

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    2025年01月16日
  • 今日はいい天気ですね。れんげ荘物語

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    続きが気になっていたれんげ荘シリーズ♡

    今回もほっこりしていて、癒された!
    キョウコさんの好きなブッちゃんの
    登場がなくて寂しかったなー。

    こんなスローライフしてみたい!
    羨ましい!

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    2025年01月15日
  • 今日はいい天気ですね。れんげ荘物語

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    なーんか空気感が良くてシリーズ新作が出るたび読んでいます。

    ボロアパートに住んでいるけど全然貧乏臭くなくて楽しんで生きてるのが伝わってきます。
    ほのぼのだけじゃなく、毒母の話もちょろちょろでてきます。
    昭和の母親ってみんな人の目を気にしないといけなかったから子供にもいろいろと価値観を押し付けがちだったよね。
    長男を重んじて家庭内でも男尊女卑だったり。
    今とはえらい違い。

    だけど恋愛相談まで母親にする今の子もちょっと気持ち悪いな。なんてとりとめのないことを思いながら読める群さんの作品が好きです。
    もう一つのシリーズ「パンとスープと…」も好きです。

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    2025年01月15日
  • 小福ときどき災難

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    2024夏のよまにゃで購入。
    3冊目のよまにゃでの群さん。
    なぜか、1ページ目で読み進まず、半年寝かせ。
    またまたなぜか成人の日三連休で一気に読めた。
    そして、とてもおもしろかったのです。

    たぶん、コロナ直前から一番大変だった時期に差しかかる頃のエッセイだったから…?
    それは後付けの感想だけれど。

    付けたし。
    小笠原洋子さんの本を読んでみることに。


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    2025年01月15日
  • また明日

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    帯の「いろいろあったけど、正しく生きてきたよね。」という言葉にひかれて購入。

    今年50歳になる自分のこれまでの人生やら、亡くなった両親のこと、親戚、友達など関わった人たちのことが次々と思い出された。

    あの人は幸せだったのかな、とか、あの時はどうすればよかったのだろうか、とか想いを巡らせる時間となりました。

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    2025年01月12日
  • 馬琴の嫁

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    『南総里見八犬伝』で有名な瀧澤馬琴。
    「馬琴の嫁」とは馬琴の妻のことではなく、馬琴の息子・宗伯(そうはく)の妻、みち(路)のことである。
    みちは医者の家に生まれ、医者である宗伯に嫁いだが、夫の宗伯はひどい病弱な上、ヒガミっぽく癇癪持ち。
    舅の馬琴は瀧澤家の全ての差配を己でやらねば気が済まず、非常に細かく口うるさい。
    姑の百(ひゃく)はこれもことあるごとに癇癪の発作を起こす。
    そして、瀧澤家では常に誰かが病の床に就いており、みちはその看病に忙殺され続ける。
    みちの生涯は以前、『曲亭の家』(西條奈加 2021年4月15日発売)で読んだ。
    この『馬琴の嫁』は2006年に単行本で発行されたものが200

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    2025年01月05日
  • こんな感じで書いてます

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    作家のあれこれを淡々と書き綴るエッセイ。編集者に限らないけれどどこの会社にも誠実さに欠ける人はいて、そういう人とは距離とった方がいいと学べる一冊。
    実は群さんはエッセイしか読んだことないけれど、なんか癖になる作家さん。
    作家として冷めた視点が森博嗣さんに近いなあと思った。作家になりたくてなったわけじゃない感じとか。

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    2025年01月03日
  • パンとスープとネコ日和

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    パンとスープとネコ日和。
    丁寧に心を込めて作られたパン(サンドイッチ)とスープ。
    そしてとにかくネコへの愛。

    しまちゃんが好きです。

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    2025年01月03日
  • しあわせの輪 れんげ荘物語

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    健康で有ることの幸せと、あかの他人が幸せでもよかったね。と思える穏やかな心持ち。
    お金は無くても刻を重ねた心には余裕が出てくるのだな。

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    2024年12月22日