捨てたい人 捨てたくない人

捨てたい人 捨てたくない人

小説・文芸
1,672円 (税込)

8pt

これは、捨てる! あれも、捨てる……?
溢れかえる洋服、本、フィギュア、溜め込んだカップ麺、レトルトカレー、非常食、密かに隠した写真に手紙……。他人事ではありません!
身内の身の回りを“断捨離”しようとする人たちの、右往左往に大共感の連作小説。


「捨てられない姉 捨てさせたい妹」
43歳・独身のトモコは引っ越しのため洋服を処分しようとするが、あれこれ思い出してなかなか進まない。14歳下の妹・マイ(元セレブ妻)は手伝わないくせに口は出し、どんどん捨てさせようとし、捨てる代わりに新しい洋服をプレゼントすると言う。

「息子の嫁の後始末」
息子の妻が突然、姿を消してしまった。彼女が残した荷物を整理するハメになったタダシは、ため息をつきながら、心でツッコミを入れながら、大小雑多な“ゴミ”と格闘するのであった。

「本好きとフィギュア好きの新居問題」
フィギュア好きの同僚・ヨシノリと結婚することになった、本好きのサエコ。2LDKの新居を決めたけれど、それぞれの本とフィギュアはある程度処分しないと、到底収まりそうにない。週末ごとに本を整理するサエコだったが、ヨシノリは作業している様子がまるでない。

「溜め込みすぎる母」
母に呼び出されて実家に帰ったトモミ。用件は大量に溜め込んだ食料品の整理だった。ミネラルウォーター、各種缶詰、レトルトカレー……極めつきは396個のカップ麺。トモミは母を説教したり機嫌を取ったりしながら、片っ端から片付ける。

「夫の部屋」
娘のナオミが中学受験の頃、アイコの夫の不倫疑惑が持ち上がった、それからもずっと疑惑が払拭されないまま60歳で退職した夫が検査入院することになった。ナオミはこの機会に父親の部屋に入って不倫の証拠を暴いてやろうと、アイコをけしかける。夫の部屋から出てきたのは……。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎単行本
  • タイトル
    :
    捨てたい人 捨てたくない人
  • タイトルID
    :
    1533824
  • 電子版発売日
    :
    2024年03月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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捨てたい人 捨てたくない人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私は物に執着せずすぐに捨てられるタイプだから、後生大事に溜め込む人は不思議でならない。
    どのお話もその状況が目に浮かぶような、だからこそ「もう!」と思いながらおもしろく読んだ。

    特に『溜め込みすぎる母』。
    これはもう、あるある過ぎて。
    返答の仕方なんて脳内再生されるようで、一緒にイライラ 笑
    どこの家も同じなのかな。

    気軽に読むにはちょうどいい一冊。

    0
    2026年03月09日

    Posted by ブクログ

    断捨離をテーマにした短編集。

    私は物を捨てれない人だから、作中に登場する捨てられない人の気持ちが痛いほど分かった。
    私の周囲の人たちもどちらかと言うと捨てれない人ばかりだし…。
    作中に登場する物を捨てれる人が身近にいればな…。捨てるモードにならないと私やる気にならないからなぁ…。など言い訳ばかりしている自分を思いながら読んでました。グサグサくるものばかりで読んでて辛かった。

    『捨てられない姉 捨てさせたい妹』  私は間違いなく姉と同じタイプなのでこんな妹がいて欲しい。というか姉妹関係が羨ましい。私には男兄弟しかいないので。

    『息子の嫁の後始末』 なぜ息子の元嫁の私物を父が処分しないといけないのか?納得できないよね。片付けが終わった後のエクレアは、さぞ美味しかっただろうね。

    『本好きとフィギュア好きの新居問題』 これは男が酷すぎる。一生一緒に暮らせないだろう。

    『溜め込みすぎる母』 これは私と母の関係そのものだった。私の日常を読んでいるみたいだった。

    『夫の部屋』 この旦那もどうしようもない男だ。娘、こてんぱんにやっつけてしまえ。

    どれも面白かったです。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    断捨離に関する短編集。実際自分の身に起きたら面倒なことだけど、群ようこさんの小説だとテンポの良さと面白さでどんどん読めてしまう。

    0
    2024年12月02日

    Posted by ブクログ

    表紙デザインがあまり好きじゃなかったけど、群ようこさんなのとタイトルに惹かれて手に取った☆

    めっちゃ面白かった♬.*゚(*´ω`*)
    面白くて一気に読んでしまった☆

    断捨離は永遠のテーマ。
    私の母は物が捨てられない人。この本に出てくる母とめっちゃ似てる。同じ物をたくさん買って腐らせたりしょっちゅう。先が思いやられる…。

    でも私も大事なものはなかなか捨てられない。毎日1つ何かを捨てると1年で365個片付くって聞いて「それいい!」と思って頑張って続けようとしてるけど…。

    色んな人の断捨離の話があって、めっちゃ共感したりありえないわ…って呆れたり色んな感想があってとても良い一冊でした♪

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    一番と二番と最後はかなり面白かった!!
    読みやすい!結構すごい内容なのに何故かほのぼのしてて不思議な感じでした。津村記久子さん好きな人は好きだと思う。

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    読みやすくて、今の私にちょうどよい内容だった。
    頭をからっぽにして、ただただ読める。

    第一章の妹、私も会ってみたい!笑
    作者が80代…?
    すごすぎる

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    群ようこさんはエッセイばかりで、小説は初めて読みました。
    そこら辺で起きていそうな断捨離事情。いろいろリアルで楽しく読みました。

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    断捨離とかミニマリストとか一時期むっちゃ流行ったけど、流行るってことはそれだけ「わかっちゃいるけど捨てられない」って人が多いってことだよね。

    まぁ「捨てる」っていういい方はちょっと雑だなとも思っていてはいるけど、物であれ思いであれ、たくさんの何かを抱え続けていくのは現実的には不可能で、新しい何かを手に入れたいなら何かを手放さないといけないんだろうなとは思う。

    捨てられないのは未練があるからで、きちんとそのものに関する気持ちが完結していないからのような気もする。
    たぶんそれは性格の問題もあって、いろんなことをふわっとケリがつかないままにしておきたい人も一定数いるんだろうね。

    さらっと読める一冊だったけど、思いのほか考えさせられることも多く、とりあえず読み終わったあと、めんどくさくて捨てないでいたものに関しては今すぐ捨てようと心に決めました。

    両手がいっぱいだと新しい何かをお迎えできないもんね。

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    エッセイは、沢山読ませてもらった群ようこさん。
    小説は初読みでした

    どのお話もさらっと読めます
    表題作が1番個人的に好きなお話でした

    ん?と思う部分もあったけど、
    かなり共感しながら読みました

    物を捨てるのはもちろんなんだけど、
    物以外でも捨てられる部分は無いか
    考えないとな…

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    私の場合
    捨てたくても捨てられない人なので
    この作品とっても参考になった
    結果やっぱり必要な分だけあればいいんじゃないかと思う

    0
    2025年05月28日

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎単行本
  • タイトル
    :
    捨てたい人 捨てたくない人
  • タイトルID
    :
    1533824
  • 電子版発売日
    :
    2024年03月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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