あらすじ
早期退職したキョウコは、月十万円の暮らしを今も続けています──その彼女が愛してやまない近所の飼い猫・ぶっちゃん。さらに嬉しいことに、キョウコの兄夫婦の家に突然やってきたおネコさま御一行。「れんげ荘」の住人・チユキさんの彼が飼い始めたイヌのえんちゃん──ひとり身のキョウコは、大好きなネコやイヌや花、図書館で借りた本や優しき隣人たちに囲まれて、日常に小さな喜びを感じながら生きていく──大ロングセラーシリーズ、第六弾!
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Posted by ブクログ
ネコとかイヌとか可愛すぎる!
そして動物たちに楽しく振り回されている人間たちが愛らしい。
ぶっちゃんももっと沢山出てきたらいいのになぁって、私もキョウコさんの気持ちに近づいてきている…。
Posted by ブクログ
れんげ荘あーあやっぱりいい面白い。もう5なんだね、働かないの選んだのも潔いしそれまで働いた賃金を生活費に充てる、月々の住み方、気に入った街に住む 散歩の時には財布を持たない、無理だって母親から離れる、みんな正解。何もせずともブッちゃんとの出会いに熊谷さんチユキさんがいて煎餅齧りながら本音で話せる暁光。チユキさんとの会話が多くて長くての回だったよ、熊谷さん少なっってこと。タイトルの御一行様が分からずまさかの実家の猫ってなあ。ブッちゃん同様ふてぶてしいわ、しかし読む毎に猫飼いたいて思うし来春は見つけたい
あれっチユキさんの旦那ってどんな経緯だっけ?
Posted by ブクログ
続けさまに読み進めてしまい、いざ感想を書こうと思ったら、どの巻の内容だったかごちゃまぜになってしまいました、、、(´・_・`)
キョウコさんのれんげ荘での日々は、穏やかな日々が続いていますので大丈夫でしょう。気を取り直して、六巻目の感想を綴ります。
他人様の飼い猫ぶっちゃんとの再会に一喜一憂のキョウコさん、チユキさんから聞かされていた田舎暮らしのご近所付き合いの悩みは、動物や赤ちゃんの登場で丸くおさまり、そして兄夫婦の家には母ネコが子猫を二匹連れてあらわれるようになり、『おネコさまご一行』の賑やかで微笑ましいお話でした。
ご近所話を聞いているような、キョウコさんの日常はまだまだ続きますんね。(=^・^=)
Posted by ブクログ
れんげ荘シリーズ第6弾!
ブッちゃんの家がわかったのに、なかなか逢いに行けないでいるキョウコさん、実家では二人暮らしになっていた兄夫婦が一緒に暮らさないかと言ってくるなかわがままを貫き通してシングルライフを愉しんでいる。姪のレイナも地方に就職し自立したようで時の流れを感じます。
そんな実家に子連れの猫が迷い込んできて住み着いたとか、兄夫婦も猫の魅力にメロメロになってしまたり、チユキの山の家でも子犬を飼いだして犬中心で二人の仲が円滑になり出したとか動物の取り持つ力は凄すぎる。
キョウコは義姉やチユキから送られてくる猫や犬のフォトを見るだけでニマニマと2時間は過ごせるとか。
もうほとんど病気w
ついにブッちゃんへの想いが募りすぎて家まで何気に行ってみたり、妄想力も全開で愉しませてくれました。
体調の変化としては歳をとって5時に目が覚めるようになった様子。
Posted by ブクログ
「人間が出会うのも縁であるが、人間と動物が出会うのも、また縁なのだなと思った。」その通りだな。。。
何気ない日常、、、ホッとする小説だな。。。
Posted by ブクログ
このシリーズ好き。
物やお金だけが人生を豊かにしてくれるわけではない。
毎日ただ生きてると忘れそうになるので、これを読むと引き戻してくれる気がする。
小さな幸せに気づく人でいたい。
そんな主人公が好きだから続編も期待。
Posted by ブクログ
好きなシリーズ。
これを読むとホッとします。
相変わらず平凡な日常かも知れないけれども、小さな幸せに満たされている主人公。
派手さはないけれども、この生活は求めても叶う人は少ないのではないかと思う。
同じ年頃の自分としては、これからの生き方を学びながら読んでいるのかも。
Posted by ブクログ
タイトルだけで、やられます。笑
れんげ荘物語シリーズ。
主人公はキョウコさん。
50代、無職。勤めていた大会社を辞めて、貯金を切り崩しながら細々と生きています。
このシリーズ大好きで、キョウコさんの住んでいる『れんげ荘』は築年数が分からないほどのオンボロアパート。でも素敵なんです。
そこに時々遊びに来る『ぶーちゃん』と名付けた猫ちゃんと、アパートに住んでる、楽しい住人さんとの物語。
この、ぶーちゃん、実はアンディと言う名前の他人様のねこ。
キョウコさんはいろいろ想像します。
アンディことぶーちゃんの飼い主さんが亡くなったら、ぶーちゃんの世話を買ってでようかしら?とか。
もちろんすぐ反省して、ぶーちゃんのお家の方向に向かって頭を下げたり。
とにかく平々凡々で幸せ。
いーなー!こんな暮し。
憧れます。
次の日のストレスが無い暮し。
そんな世界に飛んでいきたい。。。
Posted by ブクログ
大企業を早期退職し、貯金をとりくずしながらボロアパートで暮らす独身中年女性の物語。シリーズ6作目。
無職で独身、趣味も恋人も子供もないが、ごく常識的な成人女性は東京でどんな生活を送るのだろう、という思考実験のよう。ただ、今どきアパート内のご近所付き合いはあり得ないし、煩わしい男性が一切出てこないあたりは作者の理想を込めた夢の国なのだろう。
地の文が少なくて会話が多い。ショッキングな出来事もないし、男尊女卑の気配もなく、ひたすら淡々と大人の女性たちが生きてゆくフィクション空間は心地よく読みやすい。変な話、良い意味で大人向けの少女小説のよう。
ただ、続けて読むうちに主人公が嫌いになってきた。どうも猫との距離感に違和感がある。自分がいわゆる「猫狂い」ではないからかも知れないが、主人公のやり取りを読んでいると、猫を動物という他者として尊重するのではなく人格を投影する出汁にしているような感じがどうしてもしてしまう。
養老孟司先生と飼い猫まるのドライでありつつ愛情深い関係性の方が好きだ。動物は動物であり人間ではない。だからどんなに言葉が通じているように見えても人間の思い込みでしかない。その他者性を新鮮に感じさせてくれる存在であってほしい。子供の代用品ではなく。
Posted by ブクログ
シリーズ何作目だっけかね。
激情的な作品ではないです。
淡々と過ぎます。
主人公が起こすことは少ないです。
周囲が、いろいろ起こしてくれます。
Posted by ブクログ
ちょっとマンネリ化した?と思ったのは性格が悪い死んだ母親と勤めていた大企業への愚痴が多い部分だな
後、細かな出来事は時代の出来事を反映していて、そうだよねと思いながら読んだ。
連作ものは順序通りに読む派なので始めに書いたことは単発で読む人には有りなんだろう。
あと二冊刊行されているようだが取りあえずここまで