あらすじ
長らく便利に使ってきた「通販」。ところが、ある時からトラブルが頻繁に起こるようになり……。一度も持ったことがない「携帯電話」や、悩みだらけの「化粧」。昔から熱意が持てなかった「結婚」に、「捨てすぎること」で起こった想定外のトラブル。著者ならではの「しないこと」をひもといて見えてきた、ラクで快適な毎日を送るためのヒントとは。自分なりの取捨選択が見つかる、共感と発見の全16章。
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これまでに読んできたような内容も多々あったけれど、やはり群さんの文章はほっとできる。
一番共感したのは「結婚」に関する主張(?)
これもあちこちで群さんの考えは読んで知っていたけれど改めてウンウンとうなづいてしまう。
愛猫が亡くなってしまっていたことは知らなかった。残念ですが、また猫の話もたくさん書いていただきたい。
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群ようこさんのエッセイは昔から大好きでよく読んでましたが、ここ数年ご無沙汰してました。久しぶりに手に取って読んでみたいと思ったので購入して一気読み!やっぱり面白い!日常のことを書いてるだけでなんでこんなに面白いんだろう。私にとってはこれからの人生のために読んでよかった一冊になりました。特にトイレの水漏れには気を付けよう。
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群ようこさんが、"しない"と決めたことについて語ったエッセイ。
通販、携帯電話、化粧、ハイヒール---など、16章からなるが、特に、SNS、必要のない付き合い、など共感できること多数。
見倣いたいと思ったのは、ポイントカードやクレジットカード。これらは減らしたいと思いつつ、なかなか実行できていないので。
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群ようこ「しない。」、2018.6刊行、2021.7文庫化。16篇のエッセイ集。①通販で猫関係の買い物を。そのためにクレジットカードを。②携帯電話は持たない。固定電話の子機で。その後、愛猫のためにスマホを(タクシー予約)パソコンは有り。③ポイントカード不要 ④電子マネーはスイカとPASMO ⑤SNS利用、ブログはなし ⑥温水洗浄便座が破損し水が噴出して大慌て。物の寿命に注意。家の中は危険がいっぱい。
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スマホとSNSについて、とても共感…
ツムツムに夢中な友人や、LINEをとても薦めてくる親族に抗うのも面倒でスマホにしたけれど、既読問題に耐えられそうにないので、仕事関係は相変わらずガラケーで充分…
その他も、そうそう!と思いながら、楽しく読めました。
人付き合い…断りにくいんですよね…
初・群さんでした。
よまにゃ目あてで購入。
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相変わらず面白い。化粧の章で、自分の顔を鏡で見て愕然とした、、、おばさんならまだしもおじさんがでてきめ、性別まで超えてしまったと反省する。
と。笑笑
それ、マジで他人事じゃないな、、、と。
笑えるけど笑えない。笑笑
面白いんだけど、笑えなくなりそうなそんな群ようこさんの独り言。笑笑
それわかるなぁっていうのから、え!そんなふうに思う人もいるんだ!!!っていうことも。笑笑
ポイントカードの章で、たまたま当たったポイントでレジ中にファンファーレが鳴って、千円あたったらしいんだけど。とてつもなく恥ずかしてく、行かなくなった。とか。笑笑!!!!!!
他にもクソめんどくさい女の相談とか。笑笑
もうこの会話に参加したくないけど、抜けられない。うまく回避できない友達の話。笑笑
あーそれそれ、よくあるよねぇ。っていう。
言いなよって思うけど、言えないんだよねっていう堂々巡り。
群ようこさんの本は毎度、あーそれわかるー!!って、なんとなく立ち話してるような気分で読めるし、笑えるので大好きです。
本なのに、群ようこさんと久々に会って対話してるような気持ちになる!笑笑
ね、聞いて聞いて!っていう。笑笑
面白い。大好きです。
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前半はそうでもなかったが、後半は共感できることも多かった。「10 後回し」は全くその通りでした。
結局、何をするか、しないかは自分で決めること。「12 必要のない付き合い」でも書いてあったように、自分の頭で考えなくてはいけない。他人から言われてそのとおりに動くのだったら、ずるずるとそんな関係のなかにいればいいじゃない(p149~150)というだけのことだと、私も思います。
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自分軸で判断する力、不要なものは「いりません」と断る術、今の時代‥と言うと主語が大きくなってしまうけれど少なくとも今の私には必要な力だと思った。
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群さんの人間性がよくわかる一冊
沢山ネット注文しておきながらの運送会社へのクレーム
ポイントカードを勧めてくる店員へのクレーム
インスタをやっている人たちへの悪口
題材が『しない。』だから仕方ないのかなと思いつつも、案外短気で被害妄想的な人なんだと思った
永遠と愚痴を聞かされているようで萎えてきた
群れさんの小説は大好きですがエッセイはもういいかな
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群さんの小説はほのぼのしていて、様々なものを受け入れ受け流し、そんな柔らかさを感じ大好きです。
さてエッセイはどんな感じかなと、初めてエッセイを読みましたが、イメージしていたものと違い、ある意味衝撃を受けました。
が、自分の生き方への素直さが群さんらしいわかりやすい文章で記されておりとても読みやすかったです。
群さんの小説に登場する、(人に流されない、けど第一印象は少し変わっている人)は群さんの中にあるこういう部分とも通じでいるのかなと思ったり。。
しない。というタイトル通り、いやタイトル以上に強い意志をお持ちでそれが生きてきた歴史によりさらに強くなってる印象。
共感をしながら読む部分は正直少なかったですが、
(手帳)の一部から
〈見栄を張ったりするよりも、まずは自分が嬉しくなるのがいちばん大事になってきたのである。〉
という部分は、人それぞれ無理に価値観を共有する必要もないし、私は私でいいわ。そのかわり、他人の価値観もほどほどに、受け入れてあげましょ、と私は感じました。好きな一文でした。
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今まで普通にやってきたことをしない、方向に変えてみたら…。
色々なテーマの「しない。」がありましたが、中には、著者の体調の変化でできなくなったこともあるんですね。
何かを『しない』ようにすることで、得られることがある。
今の人は、便利さを普通に求めて、それがなくてはならない状態になって、それによって一方、別方面で不便になっていることがあるのだな、と気づきました。
特に、管理や心の余裕の面で。
自分で、やめることを決められる、実行できるって実はすごいことなのかも。
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群さんのエッセイ初めて読んだ!
してる人が悪いとか、してない人が悪いとかそういうことじゃなくて、『意志を持って』しているか、していないかが大事なんだよね。
自分もいろんなことに効率や理由を求めて、意味のないことはしたくないタイプだから、共感できるところが多々あった。
流されたり他人を気にしてしたりするんじゃなくて、何事も自分の意志と理由をもって判断したい。
地に足をつけようって思える作品。
Posted by ブクログ
群ようこさんは、エッセイの他『かもめ食堂』とか『パンとスープとねこ日和』なんか大好きなんだけど・・・
これはちょっと読んでてめんどくさくなった。
ずーっと愚痴を聞いてる気分。
あとがきに、結局不要と思っていたスマホは買ったと書いてあり、あららん、と思ったがスマホは不要と思わない私がグダグダ読んだ時間がムダに思えてきた。
同じようなテーマで、わたなべぽんさんの「やめてみた」の方は明快で気分良く共感できたんだけど。
しつこいけど群さんは好きなのよ。
ほぼ同年代なので、反面教師的な意味合いにはなったかな、この本。
Posted by ブクログ
群ようこのエッセーはいつも、私がこれから歩むであろう道を先回りして見せてくれるような気がして、参考になることもあり、何だか不安になることもあり。
この先なにが起ころうと、肝心なことは自分で決めて行動できるようになりたいものです。