群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漢方薬を飲んで体の不調を治していく日々を綴ったエッセイ。
自分も漢方薬にハマっているため楽しく読めた。
怪しげな草や動物の胆石や分泌物なんかを飲んで、本当に大丈夫なのか?
はい、大丈夫です!
元気になります!
勉強したからこそ分かる。漢方薬ってほーんとにすごいのだ!
群ようこさんのような小柄なおばちゃんでも、ご飯を食べすぎたりアイス一日に3個も爆食いするんだな。意外や意外。
甘いものを食べたいと思うか聞かれ、あります。一年に2回。も答えた女性。レアすぎる。
ほぼ食べてないですやん。
漢方薬もすごいが、いいなと思ったのは著者が通っていた漢方薬局。
そこの先生がとても博学で、こんな時はこれ、こんな効能があってこんなふうになるから、
と懇切丁寧に説明してくれる。
このあたりの優しさは患者にとって安らぎになること間違いなし。
飲めば効く薬を処方するのは簡単だが、それに至るまでの人間が介入するプロセスも同じくらい重要と考える人もいる。
P72
「私が漢方の仕事をしているのは、患者さんが亡くなる直前まで元気で、そしてぽっくり死ねるようにするためです」
この言葉、大変共鳴した。
寿命が長いことを幸せと安直に断定できない。
短くても濃く、満足高く生きられればいいのだ。
ちなみに群ようこさんの祖母も皿洗いしていた日の午後、突然死したとのこと。
「ちゃんとしたものを食べていれば、死んだ時も顔色がいい」という格言を残してこの世を去った。
彼女は華奢だったという。
痩せた人の方がピンピンコロリ率は高いのだとか。
よし、痩せ型で健康的な食生活をしていて、おまけに市販薬より漢方薬派の自分、死ぬ準備は着々と進んでいる♪
その時まで、突き進むぜ! -
Posted by ブクログ
「パンとスープと猫日和」シリーズ第二弾。
この作品を読みながら何か似ている作品があったと思っていたらNHKテレビの夜ドラ
「作りたい女と食べたい女」だった。
料理好きで気遣い細やかな「作りたい女」と隣りに住むハートは極繊細だけれどガテン系で食欲旺盛、無口で力持ちな頼もしい「食べたい女」
この2人の愛情物語なのだが群ようこさんの本作品に流れる店主アキコとアルバイトのしまちゃんのお互いを多いやりそれぞれの足りないところを補い合う関係がまさにそれかなと感じました。
この第二弾では他界してしまった愛猫「たろ」への想いと、まるで入れ替わりのようにやってきた2匹の猫との生活でかなり紙面は埋まるのだけれど、それと並行してアキコの母の過去と自分の出自の秘密が明らかになっていき、もしかしたら知らなくても良かった事、あるいはやはり知るべきかもしれない事と向かい合い悩む事となる。 -
Posted by ブクログ
昭和30年3月の生まれのやよいが主人公
私は昭和29年の3月生まれ
なんか 身近な時代だなあ!
と思って読みました。
そうそう 小学校の時 お金持ちの女の子の家に遊びに行ったなあ!
ほんとに縫えるミシンとか 小さなグランドピアノがあって びっくりしたなあ!
とか 思い出しながら読みました。
お金持ちの子が 案外 子供に苦労したり
体の大きなマスコが ほっそりして綺麗になったり。でも亭主がお金を握って 自由にしてくれなかったり。
みんないろんなことがあり でも60過ぎて会って話すと楽しい!
色々あっても いい人生です。バンザイ!
と思えるお話しです。 -
Posted by ブクログ
小学生のころに読んで、懐かしくなり読み返してみました。
すごく記憶に残っている小説です。
色々な『お年頃』の女性が主役の短編集です。
女性に対する結婚・出産・仕事に対するありがちな周囲のプレッシャーを群ようこさん独特のタッチでやり過ごしている皆を読みながら応援していました、、、小学生なりに笑
周りはあーだこーだ無責任に言ってきても自分はこれでいいのだ、と頑張りすぎずに生きる皆の姿にほんの少し元気をもらったり。
なんか妙に共感してしまっていたあの頃ですが、読み返してみてもあの時とあまり変わらない感覚で物語を受け取っていました。
定期的に読みたい作品です。