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読んだ時間が楽しければ、それでいい
群ようこはひと月に何冊買う? 毎月の本代は? 着物本からプロレス本まで、膨大な本に囲まれ、猫と暮らす、のほほん読書エッセイ。
少しでも気になる本があると、手元に置いておきたくなってしまい、片っ端から買ってしまう。気がつけば、部屋のなかがとんでもないことに……。江戸のガーデニングから編み物の製図、翻訳小説、ラジオ基礎英語まで、毎月買った数十冊の本と、ネコとのシンプルで豊かな日常生活を綴った、時々しんみり&抱腹絶倒のエッセイ集。
※この電子書籍は2000年12月に角川oneテーマ21より刊行された『生きる読書』を改題した文春文庫版を底本としています。
Posted by ブクログ 2023年11月18日
2000年に刊行された『生きる読書』を改題して今年8月に文庫化されたもの。
ほとんどが本に関するエッセイで、24つのエッセイのうち、半分のエッセイに著者が1か月間に買った本がリストアップされています。購入した本のリストを見て、小説、社会事件、古典文学、手芸、音楽…などなど著者の興味の広さに驚かされま...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月27日
過去のエッセイの編集したものだったのね。
絶縁した母親と電話してる(手芸関係の雑誌の付録のことで)箇所で気付いたわ^^;
まだ著者が40代とか言ってもの。
もたいまさことファッションショーの出たエピソードとか
(観たかった!)まだ愛猫が元気だった様子に最近読んだエッセイにはとうとう寿命が尽きてしまっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月18日
印象に残ったのは「老いを生きる」ていう1993年発行の、九人のお年寄りのインタビューと日常生活の写真が掲載されている本の感想。現実は生々しく、高齢者にとって辛いことが多い。年月が経って彼らがよりよく過ごせているかというと、今もそれほど変わりはないのではないかと思える。
確かに、高齢化が社会問題になっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月22日
夫が買っていた本を、病院の待合で読むように持って行った。気を張らずに読めるエッセイで、ちょうどよかった。ちょっと時代を感じる、平成前期の暮らし。。この時代を生きていたはずなのに、古臭い感じがして衝撃を受けたような、懐かしいような。廣津里香さん、初めて聞いたけど興味を持った。生きづらかっただろうなぁ。...続きを読む
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