群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
群ようこさんと言えば「猫」、「猫」といえば群さん、そんな気がします(^-^) そんな群さんの代表的な作品だと思います(=^・^=)
群ようこさんの「おかめなふたり」2002.3発行、再読です。1998年のGW、生まれて2ヶ月~2ヶ月半、2kg、メス、白と黒のぶちの子猫のしいちゃんが群さんと一緒に暮らすことになりました。この本は、群さんとしいしゃんの暮らしがとてもリアルで楽しくほほえましく描かれています。子猫から3歳ぐらいまでの様子がよくわかります。うちの猫も今3歳半なので、子猫の頃を懐かしく思い出しました。しいちゃん、来月は19歳、元気で群さんと暮らしてるといいな!(^-^) -
Posted by ブクログ
【本の内容】
四十半ばで小唄の稽古を始めたものの、男女の仲の唄に感情移入できずに四苦八苦。
酷暑のサムイ島で吉田拓郎の魅力を再発見。
ミャウリンガルで翻訳できない十九歳の老猫の遠吠え。飼い猫を抱っこすると、つい歌ってしまう「ネコバカ」の歌。
…ロック少女だった頃から今にいたるまで、「音」にまつわるあれこれの、するどく笑える名エッセイ。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部 -
Posted by ブクログ
たくさんの名著の中の作中人物と
その著者に焦点を当てつつ書かれたエッセイ。
活き活きとした生活と人の関係のあった時代の
お手伝いさんたちが魅力的な、谷崎潤一郎「台所太平記」。
酔っ払いだけれど、酒に負けず
歳をとるほどパワーを熟成させていった
老人力全開! ブコウスキー最晩年の日記
「死をポケットに入れて」。
新たに読みたい本への出会いを導いてもらいつつ、
「怒ることなく生きたい」と願い、
禅や聖書を読んでは「何だ、こりゃ」と突っ込み、
菜食にすればいいと試みるが肉が食べたくなり、
精進料理の本を見ただけで面倒で閉口し、
座禅しようにも結跏趺坐ができず断念。
次は正座で瞑想だ!と思うも -
Posted by ブクログ
「ひとりの女」
その名のとおり、ひとりの女・マイコについて赤裸々に書かれている。45歳のキャリアウーマンで、仕事もできるし独身貴族をも満喫している。そんな人生に不満はない女性。
現実にはできる女でもあるマイコは会社のできない男や、やる気のない女から煙たがられ、妬みの対象でもある。そこに屈せず、女を武器にもせず、はっきりとした意思表示をして挑む姿がすごい。
素顔のマイコはちょっと変わった女性で、負けん気が強い。人が白髪が増えたと噂すれば、自ら全部を白髪に染め度肝を抜いたり、大柄なので男性と間違える若い女の子がいれば逆にわざと脅して楽しんだりもする。
ひとりが故に病気になったかと悩んだり、人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ執筆家としての「群ようこさん」ができるまでの自伝本的エッセイで
広告代理店から始まり、職を転々としながらどうやって
今の群さんが生まれたのかももちろん、昭和60年に書かれた本なので
ワタシがまだ子供で知らなかった大人の目線での60年を見れたのも
すごく興味深く、おもしろかった。
「本の雑誌」の熱心な読者から、働く側になった幸せと苦悩、
物書きとしての道を見出してくれた母的存在の西村かえでさんとの出逢い、
「群ようこ」というペンネームになったいきさつ。
群さんファンとしてはたまらないエピソードも満載でした♡
中盤までは苦しくて苦々しい会社でのエピソードが続くので
ちょっと読み進めるのがつらか