あらすじ
“生きものは、いったい何を考えているのかなあ、と思うことがよくある。ことばは喋れないにしろ、少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんていう生やさしいものではなくネコやネズミやインコの格好をした、人間であった。”生きものの仕草や表情を生き生きととらえ、家族の絆や細やかな愛を横糸に絡めて描くユーモア・エッセイ。
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生き物を飼いたくて仕方なかった小学生の頃、わたしのバイブルだった本。
初めて買った本の話題で思い出して、当時の装丁本を古本屋さんで買いました。
群ようこさんの子供の頃、家で飼っていた動物たちのお話です。
1989年第1刷ともあって、どの動物も人間と同じものを食べ、暮らしを共にしている様子がいきいきと描かれています。
「おなじ生き物じゃないか」という雰囲気が、小学生の頃はとっても羨ましかったなぁ…
久しぶりに読んで、とても懐かしい気持ちになれました。
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作者が今まで過ごしてきたペットのお話し。
何回も読んでは、ふふって笑う。
そして、この本に影響されて
金魚を飼いました。
スパゲティは、うちの金魚は食べなかったな…
てか、
食べさせる勇気が無かったなー
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初読みの著者。猫エッセイだと思って購入したら、ミニ動物王国だった。軽妙な語り口で金魚、鳥、犬、猫、齧歯目と過ごす日々が綴られ、読み手も楽しくなってくる。自分より一回りほど年長の著者の子ども時代は、猫達にも生きやすい時代だったのだろう。群家の誰もが生き物を受け入れることを是としていることと、群家の家長である母の博愛主義的な動物保護精神が素晴らしい。彼女が生まれた家も同じように生き物を慈しむ家だったろうことが、本書を読んで垣間見えるのも良い。
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金魚、ネコ、インコ、十姉妹、ネズミ・・・こんなにいろんな生き物が共同生活できることにまず驚きと感心。そして、ペットたちの表情豊かなこと。人間が「飼ってやってる」じゃなく「一緒に暮らしている」という気持ちがあるから、その表情を読み取ることが出来るんだろうなと思う。それにしても、トラちゃんの子育て姿勢には参りました。
Posted by ブクログ
本当に動物好きの人が書いたのだな、と感じさせるエッセイ。群ようこさんのご家族もほのぼのとしており、読んでいて心地がいい。動物たちが生き生きと描かれていて、それぞれの表情、感情などが上手に表現されている。 笑顔をもたらせてくれる、癒やし系のエッセイ。
Posted by ブクログ
動物好きに悪い人は居ないと言う・・
・・いやちょっとそれは強引かも知れないが・・
でも・・
人間ももちろん動物も!
きちんと話せば分かりあえると信じたいな(V)o¥o(V)
群さんちのキジねこ《とらちゃん》とそのとらちゃんをはじめ・・
数多ペットの総帥として君臨した《群さんのお母さん》を中心とした・・。
暖かい物語(^O^)人(^O^)
やさしい気持ちになれます!
必須の必読です(*^^)v
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私にとっての元気回復剤。ちょっとテンション下がったときは、これを読んでガハガハ笑うのがいちばん。エッセイで涙を流しながら笑った初体験だったなぁ。
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群 ようこ が家族と住んでいた頃に飼っていたペットのエッセイです。
鳥は、インコ・十姉妹・文鳥が出てきます。
他の動物のお話にも鳥の出るシーンがあるので最初から最後まで読まれる事をお勧めします!!
生き物の仕種がリアルで、かつ可愛らしく書かれていて、ペット好きなら絶対楽しく読めますよ☆
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群さんの中で一番好きな本!!
「インコのピーコちゃんの話」の中で、群さんの弟がピーコちゃんにかつらをつける場面は、最高にうけました!!
(群さんのお母さんも最強ですよ。)
この一冊は、動物好きにはたまりません。
ほのぼのします。
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可愛くて面白い、いろいろな動物の、ストーリーです!! インコの、ピーコちゃん と、ゆうおはなしでは、インコなのになぜか、カツラ・・・が、出てきます!凄く笑ってしまいました!!!
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群ようこさんのペット遍歴。
とにかくおもろいエピソードがてんこ盛りな群家のペットちゃんたちに頬が緩みます。
……うちの公どもなんてまだまだ可愛い部類だわー。
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僕は基本的に動物を飼おうとは思わない性質ですが、
この動物エッセイは読んでいてあたたかくなってきました。
ペットをインテリアかなにかと勘違いしている輩に、
この本を読ませてやりたいです。
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動物好きには、もう最高!初代猫のトラちゃんから二代目トラちゃん、金魚のよしこちゃん、鬘を付けられる手乗り文鳥のチビ、十姉妹のビンタちゃん、どの話も愛情あふれ面白い、いつも手元においてチョコチョコ読みたい本。
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エッセイスト群ようこセンセ。広川がなにか書いているときは、センセのエッセイしか読めません。この「トラちゃん」は、もう何度読んだか忘れるくらい読んでます。群本の最高傑作かも(^^)
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どんどん増えていく動物達。
避妊しないことには是非があるかもしれないけれど、それぞれの個性を活かして生活しているのはとても良いと思った。
トラちゃんについてもう少し読みたかったです。
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私の好きな本。めちゃくちゃ読みやすい
1989年初版だから、今読むと時代的に虐待と捉えられそうなシーンもちょこちょこあるけど…
家に動物連れて帰っていい環境が羨ましい
ただ犬のピーターくんの話は悲しすぎる…
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とらちゃん一家に、金魚にねずみ、鳥たちと、作者が飼っていたいろいろな動物が登場します。
うちも沢山飼っていたけれど、それ以上かな?
ペットというより家族として暮らす動物たち。
今ではちょっとその飼い方はどうなんだろう?と思う所もあるけれど、
幸せにほのぼの暮らして居たのがわかります。
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猫のお話は群さんの作品がいいと評価を拝見して購入。
群さんが飼われていたたくさんのペットのお話ですが、やはり「トラちゃん」は大好きです。
すべてのお話につい笑ってしまうエピソードやユーモア、群さんご家族の愛があり、動物好きにはたまらない本でした。
とても愛情あふれるエッセイです。
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入院したとき、とある方にすすめて頂いた本。猫もネズミ(ハムスター)も金魚も小鳥も我が家にいたことがあるので、大変親近感を持って読めた。お気に入りはピーコちゃんのカツラの話!
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群先生出会いの一冊
群家のペット事情といいますか、ペットエッセイといいますか…なかなかに面白い、ペットもさながら群家が面白い。
我が家で人気のある話はビンタちゃんのお話でした。
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群さんのエッセイはテンポがよくてスラスラ読めます。ペットとしてではなく、家族の一員として迎え入れられた生き物たちのお話。一番興味をそそられるのが群さんのお母様だったりします。
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群ようこさんの大毒舌ではない・・・
本です。
ホントに動物好きなんだなぁってのが伝わって、何か飼って一緒に暮らしてみたいなと思ってしまいました。
Posted by ブクログ
猫とネズミと金魚と小鳥と犬のお話という副題ぴったりのエッセイ。家族のおおらかさも手伝って、楽しく温かくしてくれる。ペット好きにはたまらないはず。