群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すごくおもしろく読んだのだけれど、だんだんちょっと飽きるのもあるし、なんというか、もういいよというような気になった。。。漢方薬の話は興味深いし、群さんが甘いものをやめられなくて苦労するところとかおもしろいし、どうすれば体の不調をなくせるかとかの話もごもっともと思うんだけど、でも、毎日毎日甘いものをとりすぎたか、水分をとりすぎたか(1リットルとか水飲むなんて、目を使いすぎたか、って考えて心配したり反省したりしているなんてどうなんだろうと。群さんがまじめすぎるのかもしれないけど。それで体調はよくなるかもしれないけどわたしならうつ病になりそうな気が。楽しくなさそうだし、人づきあいとかもできなさそうで
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Posted by ブクログ
ネタバレ嫌なタイプの人ばかりでてくる。。まだ途中だけど最後まで読むか考えてしまった。
でも、群ようこさん独特の笑いある話で電車の中でふきそうになること数回。
→全部読み終わって振り返ってみると、変な奴一杯出て来るけど、それを言葉にしてくれる作者は群ようこさんだけな気がしてやはり引き込まれる。
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これは2016年の感想
2020年は読んでみるとすべて楽しかった。
お金に関するお話。
ご祝儀けちりたい気持ちも分かるし、
クレジットカードも作って見栄張りたい気持ちも分かる。
生活苦しくなっても家賃高い素敵な家にも住みたい気持ちも分かるし…
子供をモデルにさせようと頑張ってる親の気持ち、というかそーゆー人は -
Posted by ブクログ
雰囲気としては前作より好きです。たろちゃんのことは別としてアキコの肝が据わったというか、年相応の落ち着きがみえてきて前作より安心して読めました。偏った見方をするところは相変わらず好きになれませんが、典型的なペットロス状態だったのでラストはホッとしたようなこれでいいのだろうかという疑問が半々という感じです。
改めてアキコは寂しい人なんだと思ったのですが、なんだかしまちゃんに先を越されそうですね。隣のママさんといいタナカさんといい、ひとりの周りにはひとりが集まってくるのかな。みんな強そうだけど、孤独と不安と将来に怯えてのことかもしれないですね。しまちゃんは若い。アキコとずっと一緒により離れる可能性 -
Posted by ブクログ
【正しい?おばちゃんの痛快ツッコミ】
「かもめ食堂」の群ようこさんによる、何気ない日常エッセイ。自称“おばちゃん”こと群さんが、日々出会う人々や出来事をコミカルに、そしてちょっとシニカルにツッコミを入れていく様が何とも痛快で気持ちよく、とても楽しい本です。滑稽な読み間違いで自己嫌悪に陥る話、サッカー観戦でなでしこジャパンの相手チームに腹を下せと祈る話、職業占いで看護師の道を断たれた話など。カフェで読みながら笑いをこらえるのに必死で、隣のお姉さんはさぞ不審に思ったことでしょう。
群さんの日常には様々な人が現れますが、これがまた面白い。自己中オバサン3連発、小学校受験の面接のための洋服に50万をつ -
Posted by ブクログ
林芙美子の「放浪記」やら、他の作家が彼女について書いた本を引きながら、
林芙美子の人となりを紐解く。
男に対して媚を売るのを極端に嫌う(盗みをする方がまだマシと思っている)のは、
信じていた最初の男にこっぴどく裏切られたからだろうな。
日本各地や外国まで放浪の旅をした芙美子。
こういうことができる人は(心身共に)帰れる場所があるからなんだと思う。
彼女にとってのそれは母親だった。
時には母娘ではなく、対女としてけんかしながらも面倒を見続けたのは、
子供の頃に受けた愛情をずっと覚えていたから。
晩年はかなり自己チュウで嫌な性格だったようだが、
母を亡くして自分を縛るものがなくなり、タガが外れた