群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
れんげ荘シリーズ第二弾。
前回、貯金を崩しながら月10万円で暮らすのは可能だろうけど、ボランティアさえしないのはどうかと思うよ。と、要らないお節介を書いた。毒親の母親から独立するデトックス期間が必要なのかな、と思っていたら、豈図らんや、本書はれんげ荘に住んで3年後48歳から始まる。それまで、一度たりとも働かなかったしボランティアもしなかったと言う。彼女の決意は一時期のものではなかった。少し早い隠居生活のようなものらしい。隠居でも精力的に地域活動をする人はいるが、彼女の場合は本格的な隠居生活である。
ボロアパートは大家の好意で網戸はつくわ、古いクーラーはつくわ、私の心配していたこの頃から本格的になっていた「酷暑」を避ける環境を作っていた。私なんかは、これで3万の家賃は安いだろうと思う。たとえカビやナメクジ攻撃が緩んでなかったとしてもである。そろそろ私も痩せ我慢しないでクーラーつけるべきだろうか。
時は2011年3月から始まる。そう大震災である。れんげ荘が倒壊するのではないか?という心配は、作中人物全員が思ったようだが、奇跡的にヒビひとつ入らなかった。キョウコさんの見立てでは、建物のいろんな隙間が、緩衝に役立ったのでは?ということだった。
キョウコさんは遂にお金をかけない趣味を見つける。刺繍である。糸や道具は貰い物。彼女は1人じゃない。少ないけど、いい友達・親戚が10人弱いる。10人?充分じゃないか。もうこれ以上、彼女の生活を盗み見する必要ないんじゃないか。そう思うのだけど、続刊がまだまだあると知ると、なんか知りたくなる。でも、彼女に迷惑かけるわけじゃなし、いいのか。
人生のちょっと早めの隠遁生活。
キョウコさんはふと「いつまでもれんげ荘に住めるわけじゃない」と気がついてしまう。
れんげ荘生活はそれなりの愉しみと、人生の「不安」も抱えている。でも考えたら人間誰でもそうだ。その辺りを確かめたくて、次回もやはり読むのかな。
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Posted by ブクログ
認知症と家族を描いた短編集。
なんとなく、どこかの家庭ではこんなふうなのかな。と想像してしまうような内容で。そうか、、、こんなんかぁ、、、、
義母が、バタバタに巻き込まれて倒れた。
↑これリアルです。
と丁度この本読み始めに聞いて、まだ60代ではあるけど、、、全くないことじゃないよなぁ、、、。
そして、旦那の兄弟は3人で姉が1人、長兄1人だし、長兄が子どもいないからそこが面倒見ることになるのかなぁ?
とか、ふと考えたよね。。。。
でも、それこそ、、、、引越しして遠くになって、今は近くに子ども誰もいない状態の中、、、どうなるんだろう、、、とも思うし。
うちの親はめっちゃ近所にいるけど、こんな話もできるうちにしておいた方がいいのかなぁ、、、と、思う一冊でした、、、、 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズで確か4冊目。
キョウコは相変わらずのんびりと自分のペースで暮らしているが母の死や老後の問題など色々と環境は変わっていく。
キョウコは働いていないのでお金は増えることはなく減る一方。
なので身の丈にあった暮らしをしているんだけど、物が溢れていてついつい新しいものを買い求めてしまいたくなる現代にはその暮らしがとても新鮮に映る。
しかもキョウコは我慢をしているのではなくて、その暮らしを目一杯楽しんでるように見える。
必要のないものは買わず自分が大事にしてるものやことにはお金を使う。
本当に必要なものの中で生きていきたいな、と読むたびに思わせてくれる一冊。
次も楽しみ。 -
Posted by ブクログ
タイトルにある「かるい」ということは、心身ともに身軽でいること。断捨離にも触れていますが、度々出てくるのは身体に溜まった水分を抜くこと。水分を取らないのではなく、身体を温めて代謝を良くしたり、砂糖の摂りすぎに気をつけたり。
群ようこさんの〇〇な生活シリーズ初めて読みましたが、この方は自分をよく見ているなと驚き。通っている漢方薬局の先生が丁寧なのかもしれませんが、些細な体の異変に気付き、改善するまでがセット。
たまにツボ押しの描写があって、ついつい自分も押してしまう。そしてしっかり痛い!笑
水の惑星に暮らしている人間の身体の大半が水でできているんだから、影響受けて当然ですよね。体内の循環、意識しよう。