群ようこのレビュー一覧

  • ネコの住所録

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    猫が家に来る前に猫関連の本を読みたくて、たまたま手元にあったこの本を読んだ。1954年生まれの群ようこさんの子ども時代の話だから、今から50年ほど前のことが書かれている。古さを感じる描写はあるものの、内容は今読んでもしっかりおもしろい。生き物を愛しているわりに表現はなかなか厳しいものもあって、「動物愛護が〜」と厳しい今ならSNSで炎上するかも?という話もある。猫だけじゃなく、カメ、ハツカネズミ、アリ、ハエまで、さまざまな生き物に関するエピソードが登場するので、ひとつひとつの話は短いのに、止まることなく読み進めてしまった。

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    2018年08月24日
  • ゆるい生活

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    ネタバレ

    漢方に興味のある方はもちろん、頑張りすぎて『頑張らない』やり方を忘れてしまった人に是非おススメしたい一冊です。

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    2018年07月29日
  • いいわけ劇場

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    誰もが持ち得る狂気と紙一重な言動を面白く描いていてさらさら読める。
    自分は違うと思いながらも、ちょっと理解できるなと思わせる所がすごい!

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    2018年07月09日
  • 衣にちにち

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    プチプラで無駄に増やしてしまったモノも厳選して捨て、自分に似合う着心地の良いセットを作ろうと思った。増やさないこと、て難しい。

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    2018年06月23日
  • トラちゃん

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    とらちゃん一家に、金魚にねずみ、鳥たちと、作者が飼っていたいろいろな動物が登場します。
    うちも沢山飼っていたけれど、それ以上かな?

    ペットというより家族として暮らす動物たち。
    今ではちょっとその飼い方はどうなんだろう?と思う所もあるけれど、
    幸せにほのぼの暮らして居たのがわかります。

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    2018年06月21日
  • ゆるい生活

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    ある日突然やってきためまいを治すべく漢方とリンパマッサージを始めた著者の自身の体調と健康にまつわるエッセイ。
    著者は、漢方薬局での漢方薬とリンパマッサージで徐々に健康を取り戻していく過程で、食生活や生活態度までが大きく変わっていく。
    良い漢方医と出会うことが出来た著者をたいへんうらやましく思った。
    漢方薬はとにかく高いイメージがあるので、とりあえずリンパマッサージだけでも受けてみようかしら・・・。

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    2018年06月01日
  • ゆるい生活

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    すごくおもしろく読んだのだけれど、だんだんちょっと飽きるのもあるし、なんというか、もういいよというような気になった。。。漢方薬の話は興味深いし、群さんが甘いものをやめられなくて苦労するところとかおもしろいし、どうすれば体の不調をなくせるかとかの話もごもっともと思うんだけど、でも、毎日毎日甘いものをとりすぎたか、水分をとりすぎたか(1リットルとか水飲むなんて、目を使いすぎたか、って考えて心配したり反省したりしているなんてどうなんだろうと。群さんがまじめすぎるのかもしれないけど。それで体調はよくなるかもしれないけどわたしならうつ病になりそうな気が。楽しくなさそうだし、人づきあいとかもできなさそうで

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    2018年05月13日
  • 毛糸に恋した

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    タイトルにもあるように、著者の毛糸、編物に対する愛情が感じられる。
    編物をしている人にとっては、あるあるな内容である。
    後半の手編み仲間との会話では、各々こだわりポイントが違って面白かった。
    残り糸の活用方法など、ためになる情報もあり面白かった。

    勝手に著者を編物仲間と思い読んでいたので、文庫本のあとがきに、今は編物をしていないとあって少し残念だった。

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    2018年02月08日
  • いいわけ劇場

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    群ようこさんの「いいわけ劇場」、2002.4刊行、2005.3文庫化。面白かったです。群ようこ節、炸裂といったところでしょうか。短編小説12編、エッセイではありません。老若男女12人の、面白くて、そしてちょっと哀しい物語です。

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    2018年01月04日
  • 優しい言葉 パンとスープとネコ日和

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    なんかもう1冊まるまる猫のろけです。作中の猫たちはみんな元気でたくさんじゃれついて楽しいですね。うちの猫はあまりじゃれないので、少しうらやましいかな。

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    2017年12月09日
  • 無印OL物語

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    地道に戦う働く女性が、丁寧に、かつ細かいところまで観察されて描かれている。共感できる部分多し。明日も仕事頑張ろうと思える一冊。

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    2017年09月24日
  • おやじ丼

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    群ようこさんの作品は
    めちゃくちゃ面白い!ってわけではなくて
    なぜか吸い込まれる不思議なかんじがあります。

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    2017年09月14日
  • モモヨ、まだ九十歳

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    モモヨばあちゃんの強さ 元気さ 賢さがかわいくて かっこいい!!
    こんなおばあちゃんになりたい、パワフルすぎるかしら??笑

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    2017年08月07日
  • ぬるい生活

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    49歳の群さんの更年期に片足突っ込んだ生活が、あるある過ぎて面白すぎた。
    ハードな更年期症状に苦しむご友人の話がかなり書かれていたのだけど、その様子が本当に辛そうで読んでいてドキドキした・・・・。
    どっぷり更年期だけどさほどひどい状態にはなってないのは私のズボラ気質のお陰だったのね。

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    2017年07月12日
  • 姉の結婚

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    ネタバレ

    嫌なタイプの人ばかりでてくる。。まだ途中だけど最後まで読むか考えてしまった。
    でも、群ようこさん独特の笑いある話で電車の中でふきそうになること数回。
    →全部読み終わって振り返ってみると、変な奴一杯出て来るけど、それを言葉にしてくれる作者は群ようこさんだけな気がしてやはり引き込まれる。

    これは2016年の感想
    2020年は読んでみるとすべて楽しかった。
    お金に関するお話。
    ご祝儀けちりたい気持ちも分かるし、
    クレジットカードも作って見栄張りたい気持ちも分かる。
    生活苦しくなっても家賃高い素敵な家にも住みたい気持ちも分かるし…
    子供をモデルにさせようと頑張ってる親の気持ち、というかそーゆー人は

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    2016年12月24日
  • びんぼう草

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    読み始めて群さんの本なのに失敗したかな?と思ったけどなんのなんの(^。^)猫好きだからか、「ぶー」がサイコー。次は、「おかめ日記」あんなに口悪くはなりたくないけど凛としたばあちゃんになりたいものです。内田春菊さんの解説もよかった。

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    2016年12月09日
  • 福も来た パンとスープとネコ日和

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    雰囲気としては前作より好きです。たろちゃんのことは別としてアキコの肝が据わったというか、年相応の落ち着きがみえてきて前作より安心して読めました。偏った見方をするところは相変わらず好きになれませんが、典型的なペットロス状態だったのでラストはホッとしたようなこれでいいのだろうかという疑問が半々という感じです。
    改めてアキコは寂しい人なんだと思ったのですが、なんだかしまちゃんに先を越されそうですね。隣のママさんといいタナカさんといい、ひとりの周りにはひとりが集まってくるのかな。みんな強そうだけど、孤独と不安と将来に怯えてのことかもしれないですね。しまちゃんは若い。アキコとずっと一緒により離れる可能性

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    2016年10月18日
  • 寄る年波には平泳ぎ

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    【正しい?おばちゃんの痛快ツッコミ】
    「かもめ食堂」の群ようこさんによる、何気ない日常エッセイ。自称“おばちゃん”こと群さんが、日々出会う人々や出来事をコミカルに、そしてちょっとシニカルにツッコミを入れていく様が何とも痛快で気持ちよく、とても楽しい本です。滑稽な読み間違いで自己嫌悪に陥る話、サッカー観戦でなでしこジャパンの相手チームに腹を下せと祈る話、職業占いで看護師の道を断たれた話など。カフェで読みながら笑いをこらえるのに必死で、隣のお姉さんはさぞ不審に思ったことでしょう。
    群さんの日常には様々な人が現れますが、これがまた面白い。自己中オバサン3連発、小学校受験の面接のための洋服に50万をつ

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    2016年10月10日
  • 飢え

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    林芙美子の「放浪記」やら、他の作家が彼女について書いた本を引きながら、
    林芙美子の人となりを紐解く。

    男に対して媚を売るのを極端に嫌う(盗みをする方がまだマシと思っている)のは、
    信じていた最初の男にこっぴどく裏切られたからだろうな。
    日本各地や外国まで放浪の旅をした芙美子。
    こういうことができる人は(心身共に)帰れる場所があるからなんだと思う。
    彼女にとってのそれは母親だった。
    時には母娘ではなく、対女としてけんかしながらも面倒を見続けたのは、
    子供の頃に受けた愛情をずっと覚えていたから。
    晩年はかなり自己チュウで嫌な性格だったようだが、
    母を亡くして自分を縛るものがなくなり、タガが外れた

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    2016年09月30日
  • 寄る年波には平泳ぎ

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    世の中は昔と随分変わっちゃったねーと共感しながらうふふと読んだ。
    肩の力が抜けるけど、やっぱりいろいろ考えさせられる本。

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    2016年09月21日