群ようこのレビュー一覧

  • 婚約迷走中 パンとスープとネコ日和

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    開店中は店員同士の無駄話は厳禁。
    というモットーが好きで、自分がお店を持つならお手本にしたいと思う。持つ気も持てる気もまったくないけど。

    猫二匹の描写に「息子のようだ……」と口元がゆるむ。

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    2020年03月01日
  • 福も来た パンとスープとネコ日和

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    ネタバレ

    前作で愛猫を亡くした悲しみからはまだまだ逃れられていないが、従業員のしまちゃんに助けれられながら、それまでどおり仕事をこなしていく。そうしてお店も落ち着いてきたところで、店の在り方について、また迷いが出てくる。試行錯誤しながら、周囲の人達との関わりの中で、ようやくこれでいいんだと思えてくる。そんな中、縁あって新たな猫たちがやってくる。続編の展開が待ち遠しい。

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    2020年01月19日
  • ネコの住所録

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    猫、犬、ネズミ、小鳥、その他
    動物好きの筆者が、さまざまなイキモノとの関わりを
    綴ったエッセー集

    クスリと笑いながらさらさら気軽に読めちゃいます

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    2019年12月25日
  • 姉の結婚

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    ネタバレ

    1992年に書かれたとは思えない。
    結婚観ってそんなに変わらないんだなぁと思った。
    前半はとにかく節約の話で、リアルそうでありながら、ちょっと無理だなと思ったりもした。
    2時間くらいであっという間に読めた。

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    2019年11月04日
  • 優しい言葉 パンとスープとネコ日和

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    『 パンとスープとネコ日和』シリーズ第三弾。「たい」ちゃん「ろん」ちゃん2匹のどすこい兄弟に囲まれてすっかり元気になったアキコに安心しました。ネコが甘えたりおねだりしたりする描写が細かくて表現豊かで微笑ましいです。アキコとしまちゃんが過去の黒歴史を暴露するあたりも可笑しくて笑ってしまいました。全体的にハッピーモードではありましたが、おせっかいな田中さんや同級生の訃報などしんみりエピソードもあり、人生いろいろだよなぁ、という感慨も深く読んでました。ママさんがますます親切になってきて、そこもじわっときました。しまちゃんとシオちゃんカップルもほのぼのしていいですね。
    世の中嫌な人もいるけどいい人も必

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    2019年10月06日
  • 福も来た パンとスープとネコ日和

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    『パンとスープとネコ日和』第二弾。先回たろちゃんのことでずっと泣きっぱなしだったアキコが、そろそろ元気になったかな?と気になって読み始めたのですが、やはり泣きっぱなしなので心配になりました。後半やっと安心出来ました。先回から喫茶店のママは口うるさいけどわりといい人だとは思っていたのですが、なんだ、ツンデレさんだったのですね。しまちゃんも、お寺の奥様も、料理教室の先生も、相変わらずいい人たちで和みます。すごい展開があるわけではないのだけど、毎日を心を込めて丁寧に生きているアキコたちの姿に安らぎが感じられて、このほのぼの感がずっと続けばいいな、と思いました。時の流れとともにじわじわと事情が変わって

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    2019年09月29日
  • 母のはなし

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    著者の他のエッセイでは豪放磊落な母というイメージがあった。本書は、その母を主役にしたエッセイかと思って読み始めたが、なんだか雰囲気が違う。限りなくドキュメンタリーに近い私小説だと感じた。厳しい戦前戦後を生き抜いた母・ハルエだが、結婚相手は無茶苦茶な芸術家。我慢に我慢を重ねた結婚生活の末の離婚を経て、わがままな母に育ってしまった。こんな母に同情半分嫌悪半分。そう言えば、エッセイによく出てくる猫やら鳥やらの動物が出てこなかったな〜

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    2019年09月14日
  • 婚約迷走中 パンとスープとネコ日和

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    ネタバレ

    アキコのお店で働くいいお嬢さんしまちゃんの結婚の話。彼女の結婚への気持ち(普通とはかなり違う感じ)を聞きながら、自分の事、母との事も思い巡らせていくが、アキコが感情的でなく、落ち着いて、地に足が着いている感じが読んでいてとても心地良い。しまちゃんの言葉や行動に対してアキコが心の中でつぶやく思いがとても人として優しくて、共感できた。無理しなくていいというフレーズも多く、生きてく上でのフォローに聞こえ、いいお話だなぁと感じた。自分はアキコより向かいの喫茶店ママさんの年齢なので、「休むとリズムが崩れて体調を壊す」というママさんのセリフが妙にリアルなところだったが。

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    2019年09月01日
  • 小福歳時記

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    最近、内田樹さんの影響で、五感や日本の伝統文化に惹かれてるんだけど、ようこさんのこの本も共通の感覚があった。
    ここらで私も始めてみようかな。お茶でも

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    2019年08月15日
  • 婚約迷走中 パンとスープとネコ日和

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    まったりと安定のシリーズ。この巻ではしまちゃんの結婚がメインテーマになってて、ちょっと猫分が少ないかな?

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    2019年08月11日
  • 福も来た パンとスープとネコ日和

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    食べ物の描写も、生活も、ほっこりする。
    仕事の合間に読んで気持ちを落ち着けるのにぴったりな小説。群ようこさんは心の処方箋に欠かせない。

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    2019年08月01日
  • ネコと昼寝 れんげ荘物語

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    読みたかったれんげ荘シリーズ!
    大きな事件が起こるわけではないけど、この雰囲気がなんか好きなんだよね。

    自分で決めてスタートした生活なのに、これでいいのかって自問自答するキョウコ。
    きっと何をしててもそういう風に思っちゃうんじゃないかな?でも…ただネコを心待ちにしてても、出歩くことが少なくても、それでいいじゃない!楽しめれば。

    のんびり、ストレスから解放されたように見える生活にも葛藤はあるもんだ。

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    2019年06月29日
  • ゆるい生活

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    漢方治療の記録エッセイではあるが、読書を通じてカラダのリズムに気付く事の大切さを感じました。 汗を正しく出すこと。疲れを感じる事。体を冷やさない事。 アラフィフオヤジにも頷くこと、沢山ありました。

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    2019年01月29日
  • ゆるい生活

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    漢方とは、心身の乱れを正すのがどれだけ大変か、そのこと二点について、筆者の体験談を主軸に語られている。漢方の知識を一通り入れた後に読むと、もっと面白いかも。とりあえず、若いうちに無理しすぎたら中年で痛い目を見ることがよく分かった。

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    2019年01月07日
  • ゆるい生活

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    この作品を読んで、漢方薬に興味を抱くようになった。
    群さんの、タイトル通り力んでいない暮らしぶりが良い。

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    2018年12月09日
  • まあまあの日々

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    ちょこっと立ち読んで、直ぐに馴染んで来るので読むことにする。
    まぁまぁだよねー。まぁいいか。で過ごしてる自分に仲間がいた感じ。そうそう うんうん ここは違うかなと読み終えて少し安心。そんなことではいかん!! と怒られるかもしれないけど知れないけど他にやりようもなく、きっとこのまま行くよね うん。

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    2018年11月17日
  • ゆるい生活

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    著者が体調不良をきっかけに和漢に出会ってからの6年間を綴るエッセイ。
    「良い習慣を増やす」よりも「悪い習慣を減らす」ことの大切さ、難しさには共感。
    漢方が万能のように書かれていて「ん?」と思う場面もあるが、漢方に興味が出てくる1冊。

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    2018年11月11日
  • ゆるい生活

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    ゆるいというタイトルに反してストイックな日々。食べるために生きるのではなく、生きるために食べるといった感じかな。妙に共感させられる文章は流石です。

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    2018年10月17日
  • 優しい言葉 パンとスープとネコ日和

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    パンとスープ第三弾。
    アキコの元にやってきた猫二匹。たろから一文字ずつもらって、たいとろん。猫のパワー二倍になって、店も競合店か出ても変わらずで、ほのぼの。しまちゃんの彼へのつれない態度だけが意外。先生とアキコの手紙のやりとりには、日本人の美しい習慣や礼儀が表れていて、いいなーと思った。

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    2018年09月18日
  • 福も来た パンとスープとネコ日和

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    何が起きるわけでもなく、アキコさんの日常を描いてるだけなんだけど、なんだかどんどん読んでしまう。個性のあるキャラクターが出てきても、強く反応はない淡々さ。でも亡くなった愛猫を思っていつまでも涙を流す。お母さんのことを思って泣くことはないのに。
    会社勤めのいらぬ人間関係の悩みがない分、飲食店だけに商売の悩みもあるようで。住職の奥さんとか、普段の自分とはまるで重ならない世代の近い方々の平穏な暮らしぶりに、会社勤め、家族の悩みを抱えている身としては羨ましく思える。
    最後に突然たろちゃん似のネコが二匹やってきて、アキコさんよかったね! ほんと、猫飼いたくなるわー。

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    2018年09月14日