群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
群ようこさんが50代前後の頃のエッセイ。
本を読む事の面白さは、人の人生を覗き見て、自分の生活に役立てられるところだと思う。
例えば、50代頃の人のぬるい生活は、身体を冷やさないように、食べすぎないように気をつけたり、体調を振り返りながら工夫して過ごしている。
人それぞれ考え方や行動は違う。わたしとは違う人が、自分の体調についてこんな風に考え、行動しているんだなあと知ることができる。
女友だちとカフェで話すことで得られそうな内容のエッセイ。
しかし、友達のいない、人と会うのを面倒に感じるわたしのような人は、このエッセイで人生戦略を立てようと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ思っていたのとはちょっと違っていた。
こんな世間知らずの55歳いるかな〜?
浮世離れしている感じで共感しづらい。
結局のところ、平凡な人生をつつがなく過ごす、周囲の人たちとも波風立てずにやっていくことが人生の後半を生きる上で大切なのかな。
サチコのお姉さんの言葉には共感。こういうお姉さんほしい。
「とにかく体が資本だから。自分で体調をコントロールしなくちゃだめ」
「世の中には知らないほうがいいっていうことがたくさんある」
「よかれと思って花にどんどん水をやると、根が腐る」
「身内の考え方だって変えられないんだから、他人の考えを変えられるわけがない」 -
Posted by ブクログ
◼️ 群ようこ「かもめ食堂」
ヘルシンキの食堂に妙齢の女子3人。ほのぼのと北欧。
アキ・カウリスマキという映画監督が好きで、フィンランドには好感と興味を持っていた。映画化作品が観なかったけれども、最近なじみの映画館でかかり、その話を古書店でしていたら目の前にあった原作。すぐ購入。ほのぼの。
古武道の道場主の父を持つ38歳のサチエは料理を勉強し弁当のメニューを作る企業に就職、いまの日本では自分の思う味で開業できないと、ふとフィンランドに行くことを思い立ち、偶然資金が出来たのを機に旅立つ。レストランを構えたものの、少女と間違われ、人見知りのフィンランド人はなかなか入ってこない。そのうちに4 -
Posted by ブクログ
親に敷いてもらったレールを迷いなく淡々と歩んで、大きな不幸もなく55歳を迎えたサチコがアルバイトを始めて、いろいろなコトを見聞きし、少し世間を知って行く話。
謎に、嘘までついて人の好意を引き出している女性に憤慨するサチコ。
それに対して、世の中は知らない方がいいってことがたくさんあるからね。そういう人って結構いるのよね。サッちゃんは正義感から、許せなく成るんでしょうけれど。親切にしたければいいし、したくなければしなくていい。
でもね、よかれと思って花にどんどん水をやると、根が腐るからね。それは覚えておいたほうがいいわよ。
…という姉。
何気ないセリフにうなってしまうことが群さんの作 -
Posted by ブクログ
タイトルと帯に惹かれて購入。
12作の短編集で、それぞれ主人公がやめたくてもやめられないことを抱えて生きる姿が描かれてます。
やめられないことに対しては細か〜い驚くような拘りがある一方で、「え、そこは気にしないの?」ってみんなが思うようなところには無頓着だったりして…
例えば、メイクに毎日120分かける女性がストッキングに穴が空いても履き替えるのを面倒くさがったり、
「一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ」の雨ニモマケズの宮沢賢治に憧れる無添加食品に拘る青年が、賢治が短命だったという事実は忘れることにしたり。
そんな風に、自分の都合の良いように解釈して都合の悪い部分は見なかったことに