群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大きな感動があるわけではないんだけれども、穏やかなものが読みたいなぁと思ったときにちょうどいいかも。
殺人も起きないし血反吐も飛ばないしシリアルキラーもお化けも出てこない、なんて平和なお話なんだろう(笑)
もう少し主人公に共感できるかなと思っていたけれども、予想をはるかに上回るのんびり具合に、いやもうちょっとしっかりしろよ…とは思った。
間違いなくチコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」ってぶっ飛ばされるぞ。
群さんの作品に、同じ無職女性の話で「れんげ荘」シリーズもありますけれども、あっちの彼女はさすがに元バリキャリなので、ここまでぼけ(以下自粛)てはいませんし、あっちの方がまだ事件起き -
Posted by ブクログ
「この年齢になると、日々の小さな部分に幸せがある。小さな事柄であっても、幸せだと思える自分が幸せ」
文庫読む前に、ドラマ版見た。
そのドラマでは愛猫である”たろ”が数十センチ開いていた窓から脱走した。
そしてその後「飼ってた猫がいなくなりました」とだけナレーション(?)が入って、猫を探すことなく話が進んでいって、結局たろは最後まで戻ってくることはなかったし、飼い主も捜し歩くことをせずにギョッとした。
原作ではたろはどうしているんだろうと、気になって読むことにしたけど、たろがいなくなることが分かっていてこの本を開くのはちょっと嫌だった。
結論から言うと、ドラマ版よりもっともっと悲しい展 -
Posted by ブクログ
お弁当のふたを開けたときって
なんであんなにうれしかったんだろうね。
別に高級なものが入ってたわけでもないのに
考えてみれば、弁当って人に作ってもらうから
美味しいのであって、自分で作ったものを昼に
食べても、心が動くことは、正直あまりない
「誰かが作ってくれた」ってだけで
もう半分くらい美味しいんだと思う。
料理の話は、全体的にうなずくことが多い
細かい調味料を指定してくるレシピ
若い頃はちゃんと量ってた気もするけど
最近は「量る」という行為そのものが
ちょっと面倒。
ただね、
全部に「うんうん」とはならなかった
年齢の話も、さらっと出てきて
それがまた妙に頭に -
Posted by ブクログ
会社を辞めて貯金を切り崩しながら
暮らすキョウコ
人間関係で疲弊しながら働くのは
私も年を重ねるごとに無理になってきて
いるので、そういったストレスのない
キョウコの暮らしは羨ましい
私もゆったりと流れる時間の中で
たいしたことは何事も起きない
生活を楽しめるといいけれど
どうしたって老後の不安が頭をよぎる
でもまぁ、誰だってどんな立場でいたって
少なからず不安はつきもの
クマガイさんのいう
「たまーーに気にしてもいいけど
気に病んじゃダメ」って言葉を
かみしめたい
ラストには
折り合いの悪いおかあさんとの関係が
この先どうなっていくのかドキドキ
する展開