群ようこのレビュー一覧

  • かもめ食堂

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    ネタバレ

    今年の1冊目の本は、群ようこさんのかもめ食堂です。
    この作品が映画化されていたことは読んだ後に知りました。
    このような日常をつらつらと書く作品を映画にしても
    あまりウケは良くないのではないかと個人的に思ってしまったのですが、
    実際に評判をネットで調べてみると想像以上に賞賛されていました。

    この作品では、何か大きな事件が起きたり、物事の転換となる
    大きな出来事は特に無く、主人公のサチエの日常が流れていきます。
    周りからの目には振り回されず、自分の本当にしたいことを着実にゆっくりと
    新しい仲間であるミドリとマサコとこなしていく物語だと僕は解釈しました。
    この小説、映画が好評である秘訣というか、こ

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    2025年02月10日
  • ネコと昼寝 れんげ荘物語

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    仕事だけが人生じゃない、それを淡々とした日常で教えてくれて、ありがたいなと思いながら読んだ。
    仕事を一生懸命にしていた20数年、今はその貯金で、あんまり一生懸命にならなくても仕事をそれなりにきちんとこなせている。私ももう少し働いたら、キョウコさんのように暮らしてみたい。

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    2025年02月02日
  • 捨てたい人 捨てたくない人

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    群ようこさんの作品、ものすごく久しぶりに読んだような気がする。
    断捨離系の話はとても好きだ。
    だが、今回は身の毛もよだつ内容のものもあった。
    わたしは固く決心した。
    自分の物は必ず自分で処分しようと。

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    2025年02月02日
  • モモヨ、まだ九十歳

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    そりゃ確かに買った時点ではあなた様のモノですから、赤い縦棒を引くのは勝手で御座いますが、換金はおよし遊ばせ!100円とは言え古書店で買ったその時から私の物なのですから!
    年寄りが引き起こすドタバタはジツに愉快、まだ90歳

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    2025年02月01日
  • しあわせの輪 れんげ荘物語

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    今回のお話は、
    お正月、兄夫婦の暮らす実家で過ごし、姪甥に久しぶりにあったキョウコ。
    キョウコは風邪をひき、一日くらいで快方に向かうものの、一人暮らしの自分の今後が不安になる。チユキさんとクマガイさんの優しさにほろり。チユキや兄夫婦から相次いで送られてくる動物写真にちょっと胸焼けがしつつ、会えないブッちゃんのことを思う(今回も会えない)。棟梁と心の中で名付けたフレンチブルと道端で出会う。
    甥のケイは、一人暮らしの家で猫と犬を飼い始める。子猫と子犬に夢中の兄夫婦。
    チユキさんは、賃貸に出しているマンションの賃借人が退去したものの、汚れてしまいクリーニング費用を半分もってもらいたいが、相手が払って

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    2025年02月01日
  • 雑草と恋愛 れんげ荘物語

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    今年も『れんげ荘』シリーズの時期なのだなぁ…と、毎年のことながら思う。
    主人公のキョウコさんは自分の生活にふとした時に『皆、何かしら頑張っているのに私はこれでいいのか?』と、考えている様子?
    毎年読んでいると古い友人の近況報告をきいてるような気持ちになる。笑
    とりあえず今回もキョウコさんは元気そう。良かった!

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    2025年01月30日
  • 忘れながら生きる 群ようこの読書日記

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    作家さんがどういう本を読んでいるか気になって読んでみた。自分の読書リストとはかなりかけ離れたラインナップだけれど、どういう理由で買ったか、どんなふうに読んだかを知ることで興味が持てる本がいろいろでてきた。毎月たくさん本買うのがとても羨ましい。

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    2025年01月27日
  • 衣にちにち

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    筆者の丁寧な生き方が垣間見えます。
    ゆるやかで穏やかな時間の流れる様子が服を通して伝わります。
    着物が本の中によく出てくるので、着物好きな人にもおすすめです。
    不思議と筆者の世界観に引き込まれてしまう日常系のほっこりした本でした。

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    2025年01月25日
  • れんげ荘

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    ばりばり仕事していた頃には気付かないことを、キョウコを通して感じることができた。季節に応じた気候や生き物、周りの人のこと、全てが素敵に感じれる。

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    2025年01月21日
  • 雑草と恋愛 れんげ荘物語

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    隣人のチユキに恋愛相談をされたり、アパートの
    雑草ぬきに勤しんだり、兄一家のネコの画像に
    癒されたり。キョウコは相も変わらず無職のまま、
    月10万円でのんびり一人暮らし中…。「れんげ荘」
    シリーズ第9弾。

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    2025年02月21日
  • こんな感じで書いてます

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    群さんは子どもの頃から客観的で俯瞰で物事を見れる方だったんですね。普段どのように本を書いているのかその仕事の様子がよく書かれていました。

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    2025年01月17日
  • しない。

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    自分軸で判断する力、不要なものは「いりません」と断る術、今の時代‥と言うと主語が大きくなってしまうけれど少なくとも今の私には必要な力だと思った。

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    2025年01月16日
  • 忘れながら生きる 群ようこの読書日記

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    群ようこの読書記録のエッセイ。
    毎月の購入本のリストも載っていて、その量がハンパない。料理本やニットの本など読むというより眺めて楽しむ類いの本も含んではいるが、ひと月約25~60冊という量には驚くばかり。

    それでも、単行本化にあたり、著者が25年後に振り返ると、リストの本のほとんどを覚えていなかったとのこと。
    本を読んだら、何かを学びたいと考えがちだが、その時々の楽しみのためだけに読書をするのもまたよし。
    群さんには到底及ばないが、私も好きなだけ本を読んで過ごしたい。

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    2025年01月07日
  • かもめ食堂

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    突拍子もない感じが、群ようこっぽくて、なかなかよかったなと久しぶりに読み返して感じました。
    映画の印象がつよかったかな? また映画も観てみようと思います。

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    2025年01月03日
  • パンとスープとネコ日和

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    ネタバレ

    2024.12.26

    アキコの何気ない日々の人生を丁寧に描いた作品だった。
    ペットロスのシーンは、本当に経験した人にしかわからない感情の移り変わりをとても上手に表現されていて、自分も昔亡くしたペットを思い出してじーんときてしまった。
    とにかく後悔するんだよね、そうそう。と共感した。
    何か大きな事件も出来事もなく、淡々と毎日をしまちゃんとお店を営むことですぎていく毎日。
    そこにちょこちょことアキコのルーツの話が挟まるので、飽きることなく気づいたら読み終えていた。
    群ようこさんの作品はかもめ食堂に続いて2作目だが、こちらの方が断然わたしには刺さった。


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    2024年12月26日
  • しあわせの輪 れんげ荘物語

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    前半は実家のおネコ様たちの賑やかさが微笑ましく、後半は老いや死についてクマガイさんの言葉が染みる感じ。
    毎日時間に追われているような生活を送っている私は、キョウコさんの生き方に憧れる。
    クマガイさんは相変わらずカッコいい。こんな風に年を取りたい。

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    2024年12月23日
  • パンとスープとネコ日和

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    タイトルのイメージ通り、ほんわかした日常が描かれていました。そんな日常をこんなにステキに輝かせる作家さんていいなぁ。そこに、身近な人やペットの死。こだわりを持った店作り。ところどころに、訴えるものがあって、とても楽しめました。

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    2024年12月18日
  • パンとスープとネコ日和

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    アキコの母を筆頭に「大雑把で俗っぽく社交的を履き違えた人」がたくさん出てくる。私もアキコやしまちゃんのようにそういう人たちが苦手なので一緒に嫌悪したりイライラしてしまった。アキコがしまちゃんに出会えて本当に良かった。
    嫌なことや悲しいことが続いたり、素敵な人の素敵な振る舞いに救われたり、生きていくってこういう事だよな、と思った。生きるのって大変!

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    2024年12月18日
  • 捨てたい人 捨てたくない人

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    久しぶりの群さん。やはり短編は苦手だったかも。ひとつひとつのお話は面白いけど、キャラ設定だったり辛辣な調子はもう、私にとっては無理かも。若い頃は大好きな作家さんで、時々思い立ったように本を読んでみたくなるが後悔することが多いかな。頑張ったけれど、3つ目の途中で挫折してしまった。

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    2024年12月11日
  • れんげ荘

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    母親のしんどさ、数年前まさにこんな感じだった。ところどころ、声を出して笑えた。もしかしたら一度読んだことがあったかもしれない。

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    2024年12月06日