群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さらりと読み終えて楽しめた。
海外で一人でお店を開いてやっていくって、すごく大変なことだと思うんだけど、淡々とさらさらと描かれていて、絵本の世界みたいだなあという感じがした。
でも嘘っぽいとか薄っぺらいというのでもなく、ほのぼのとしつつ地道で堅実で浮ついていないいいお話だった。
私は、おいしい食べものや、心を込めて作られた料理が出てくる話が好きなんだなと、あらためて知った。
あと、マサコさんが、自分はもう若くないからスーパーのパートくらいしかできない、近所のスーパーは53歳まで大丈夫らしい、みたいに言うところがあって、そこはかなり時代を感じた。
まだまだ若いですよ、就職でもなんでもできます -
Posted by ブクログ
「心の底からうれしかった。1枚72円のハガキ3枚でこんなに幸せな気持ちになるなんて。幸せって金額じゃないんだな」
そっか、幸せはかけた金額の多さじゃないんだと気付かされました。
私もコスパのよい幸せになれる方法をどうせなら見つけていきたいなと思いました。
「いい思い出ばかりではなく、悲しい思い出もあるけれど、それも時間が経過していくうちに、悲しいなかのうれしかった思い出のほうが大きくなってくるものだ」
確かに悲しいなかにも探せばよかった思い出もあるなぁと自分の経験を振り返って感じました。
どのような状態でも、幸せは見つけられるのだ。だとすれば、何があろうと前向きに生きていけると思いま -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初から最後まで静かで淡々とした作品だった。
私も猫を飼っていたので主人公アキコの気持ちがとてもよく分かった。
個人的には、寺の人々に自分も血が繋がっているとカミングアウトしてもいいんじゃないかと思った。
優しい人々はきっと受け入れてくれるような気がする。
最後の頃に同じ商店街に小料理屋ができて、そこを経営する夫婦が出てきて、もう一波乱あるのかと思ったら普通に物語が終わった笑
やっぱり世の中には癖強い人も、タナカさんみたいにいい人ぶってる自分本位でただのお節介なおばさんとか色んな人がいるけど、そういう人間もいるんだと勉強になったという言葉で私もそうだよなーって思った。
今、職場で嫌いな人 -
Posted by ブクログ
大きな感動があるわけではないんだけれども、穏やかなものが読みたいなぁと思ったときにちょうどいいかも。
殺人も起きないし血反吐も飛ばないしシリアルキラーもお化けも出てこない、なんて平和なお話なんだろう(笑)
もう少し主人公に共感できるかなと思っていたけれども、予想をはるかに上回るのんびり具合に、いやもうちょっとしっかりしろよ…とは思った。
間違いなくチコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」ってぶっ飛ばされるぞ。
群さんの作品に、同じ無職女性の話で「れんげ荘」シリーズもありますけれども、あっちの彼女はさすがに元バリキャリなので、ここまでぼけ(以下自粛)てはいませんし、あっちの方がまだ事件起き