あらすじ
食べものは、思い出と記憶を連れてくる――『かもめ食堂』『パンとスープとネコ日和』などで、食事のシーンを鮮やかに綴る群ようこの「食」にまつわるエッセイ集。
駄菓子をなかなか買ってもらえなかった少女時代(「駄菓子の話ができない」)
三味線のお稽古で、今は亡き師匠にご馳走になった鍋雑煮(「浅草での味」)
中学時代、卓球部の部活帰りに友達と食べたラーメン(「部活帰りのラーメン」)
高校時代のお弁当時間の同級生たちとのやり取り(「お弁当箱の蓋を開ける瞬間」)
家族の誰かが風邪をひくと、母が作ってくれた小田巻蒸し(「風邪をひいたら小田巻蒸し」)
他、幼少期からの食に関するエピソード、昨今の食事情への疑問、自身の日々の健康管理などについて言及する全20章。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お弁当のふたを開けたときって
なんであんなにうれしかったんだろうね。
別に高級なものが入ってたわけでもないのに
考えてみれば、弁当って人に作ってもらうから
美味しいのであって、自分で作ったものを昼に
食べても、心が動くことは、正直あまりない
「誰かが作ってくれた」ってだけで
もう半分くらい美味しいんだと思う。
料理の話は、全体的にうなずくことが多い
細かい調味料を指定してくるレシピ
若い頃はちゃんと量ってた気もするけど
最近は「量る」という行為そのものが
ちょっと面倒。
ただね、
全部に「うんうん」とはならなかった
年齢の話も、さらっと出てきて
それがまた妙に頭に残った。
女性の鬼門は七十五歳。
八十歳でバランスを崩して倒れて
になると、立っていて倒れるらしい(笑)
もう、倒れないためには
立つな、動くな
という選択肢しか残されていないのか。
笑っていいのか
ちょっと怖がるべきなのか
現実を突きつけてくる文章は
読みやすいのに妙にあとを引く
Posted by ブクログ
私も料理する事が大好き
外食すると、どんな食材・調味料を使っているのか考えるようになり自宅で再現
美味しく出来た時には自分の五感に大満足である
自分の食生活について子供だけではなく先ずは大人から考える必要があると思う
元気な人は三食きちんと食べる習慣が身についている
Posted by ブクログ
大好きな群ようこさんのエッセイ。食にまつわるもの。
世代が違うからか、今回のエッセイは共感できる部分がなくて、そんな考え方もあるんだという感じ。
なんだろう、悪く言われそうなことも書くってなかなか難しいだろうと感じた。
Posted by ブクログ
食にまつわるエピソードが中心でした。小田巻蒸しの章で私も食べてみたかった、と思っていたので取り扱っているお店を探して食べに行こうと思いました。
Posted by ブクログ
食にまつわるエッセイ。
後年の諍いから憎しみばかり募ってしまったようだが、こと食に関しては、お母様の手料理にはいい想い出ばかりが残っているようでホッとする。
夕飯を食べないと、低血糖から悪夢を見るという話は興味深かった。