群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回のお話は、
お正月、兄夫婦の暮らす実家で過ごし、姪甥に久しぶりにあったキョウコ。
キョウコは風邪をひき、一日くらいで快方に向かうものの、一人暮らしの自分の今後が不安になる。チユキさんとクマガイさんの優しさにほろり。チユキや兄夫婦から相次いで送られてくる動物写真にちょっと胸焼けがしつつ、会えないブッちゃんのことを思う(今回も会えない)。棟梁と心の中で名付けたフレンチブルと道端で出会う。
甥のケイは、一人暮らしの家で猫と犬を飼い始める。子猫と子犬に夢中の兄夫婦。
チユキさんは、賃貸に出しているマンションの賃借人が退去したものの、汚れてしまいクリーニング費用を半分もってもらいたいが、相手が払って -
Posted by ブクログ
ネタバレ2024.12.26
アキコの何気ない日々の人生を丁寧に描いた作品だった。
ペットロスのシーンは、本当に経験した人にしかわからない感情の移り変わりをとても上手に表現されていて、自分も昔亡くしたペットを思い出してじーんときてしまった。
とにかく後悔するんだよね、そうそう。と共感した。
何か大きな事件も出来事もなく、淡々と毎日をしまちゃんとお店を営むことですぎていく毎日。
そこにちょこちょことアキコのルーツの話が挟まるので、飽きることなく気づいたら読み終えていた。
群ようこさんの作品はかもめ食堂に続いて2作目だが、こちらの方が断然わたしには刺さった。
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Posted by ブクログ
私は毎年12月が近づくと、大掃除の前に軽く断捨離をする。なにかヒントになるかなと借りた初読み作家さんの本。5つの短編集。
容姿も育った環境も性格もまったく違う、14歳年の離れた姉妹。
今まで苦労せず、お金にも不自由したことのない妹が姉の引っ越しの手伝いをする。
「処分、処分!」と簡単に口にする妹にイライラしながらも、的確な判断に文句が言えない姉。
苦楽をともにしたコートへの思い入れは相当なものだ。
今は使わないかもしれないが、何年か後に使うかもしれないと残しても、結局再び使う日は来ない。それがうすうすわかってはいるけれど、捨てたくない人は「捨てる」という選択にはならないのだろう。
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