群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
楽しいものが読みたくて、再読。
百貨店外商部、一般事務、コンビニパート、古本屋、フリーライター、女優、エステティシャン、呉服屋経営、内職、ラブホテル店長等々。
以前はとても面白いと思ったのに、今回はからっと笑えなかった。
淡々と面白く描かれているが、ハッピーエンドではなく、結構シビアな話。
以下が面白かった。昔は女優の話一番好きだったが、ちょっと変わってきた。
子連れでコンビニパート「とりあえず子連れでレジを打つ」
総合職から古本屋店番「そして私は番をする」
往年女優「やっぱりみんなに嫌われる」
デパート勤務から呉服屋経営「とうとう誰も来なくなる」
ラブホテル店長「いろいろあって、おもしろい? -
Posted by ブクログ
この本に出会ったのは学生時代。
当時アルバイトをしていた書店で、レジカウンターに立ちながら、(原因はすっかり忘れてしまったけれど)ひどく落ち込んでいた私に店内整理から戻った私に「これ読んだら元気になるで」と、店長が手渡してくれたのがきっかけだった。
群ようこさんの本は、以前おばにすすめられて読んだ「アメリカ居すわり一人旅」がおもしろかったこともあり、買って読むことにした。
その夜の読み終わったあとの興奮は、今でも忘れられない。
仕事に、生き方に、ぐるぐると迷い続けた数年間ののちにエッセイストとしてスタートするまでを描いているのだけれど、悔しく惨めな思いの詰まったOL時代、「本の雑誌社」で働け -
Posted by ブクログ
「そろそろ旅に」で馬琴が出てきたので急に読んでみたくなって。想像していたような話ではなくてちょっとびっくり。主人公みちが嫁いだ馬琴の家は、馬琴をはじめ一家じゅう気難しく、夫も姑も病気がちでヒステリーで、とにかくみちは家事と看病でつねにただただ大忙し。次々災難は起きるし、えんえんそれだけみたいで笑えてきそうなほどなんだけど、群ようこさんの文章のおかげか、なぜかすごくおもしろくてぐいぐいと読んでしまった。そうドラマチックなことがあるわけでもないんだけど。でも馬琴の人となりがよくわかるような。漢字もあまり読めないみちが「八犬伝」の代筆をしたとエピソードも最後のほうだけなんだけど、おもしろかった。
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Posted by ブクログ
友達から借りた本。
明治時代を生きた8人の女性達を紹介するエッセイ。
紹介されている女性達は、仕事や教育に情熱を注いだ女性もいれば、家庭を大切にした女性、自分の魅力を最大限に利用した女性、一人で生きた女性、そしてごくごく普通の環境の女性と実に様々だ。
生き方は様々なのだけれど、各々の女性達に共通しているのは「真っ直ぐ」な事。
ブレていないのだ。
全員実に清清しい。
個人的には、女性史学の創設者でもある高群逸枝の愛鶏日記が可愛くて仕方が無い。
女性の権利を獲得するべく目覚しい活動を行っていた傍ら、鶏達を蝶よ花よと愛でていた、この落差に頬が緩みっぱなし。
彼女の活動は、夫のサポートと鶏があっ