群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ昭和30年代に生まれた男女5人の、昭和から平成の終わりまでの暮らしと再会までを描く。
この小説の主人公たちは、私の両親の世代にあたる。昔のことだと思って読み進めると、「3.11東日本大地震」が発生し、つい最近のことだとハッとさせられる。紆余曲折あったそれぞれが還暦を過ぎて再会し、旅行をするシーンが良い。なんてあたたかい巡り合わせと関係性なのだろう。
ユリコのセリフが、この小説で描かれるものが何かを語るものかもしれない。
「みんな生まれる時期や家なんて選べない。その中で折り合いをつけて生きていかなくちゃいけない」
タイトルの「また明日」
学生の頃は当たり前に交わしていた言葉が、いつからかこんな -
Posted by ブクログ
職場や取引先から母親まで、周囲に気を遣い窮屈な生活を続けることに嫌気が差した女性が、45歳で退職して始めたひとり暮らし。年金を受給できるまでまだ20年ある。その間は、月10万円でつましく暮らすことにした。
そんな、古くて不便なぼろアパートで奮闘する女性の日々を描いたヒューマンドラマ。シリーズ第1作。
◇
大手広告代理店でバリバリ働き、管理職としてそれなりの給与を得ていたキョウコではあるが、若い頃からずっと自分の生き方に疑問を感じてきた。
業務の大半を占める接待と、湯水のごとく消費される交際費。金と欲に塗れた世界にあるのは虚飾に満ちた仕事ばかりのように感じるから -
Posted by ブクログ
いまじゃ「いかがなものか」な人たちが市民権を得ているなぁ、と読みながらしみじみ。
紹介されていた電車内で日焼け止めスプレーを噴射した女性と、その母親の会話がまさしく『いかがなものか』だった。
“変な人”が“真っ当な人”を「へんなひと」と呼ぶ。
以前、どこかのカフェでサラリーマンがしていた会話を思い出した。
「電話の取り方とか、目上の人の呼び方なんてわからないものかなぁ」
「わからないんだよ。だって、彼らは教われなかったんだ」
「親が忙しかったとか、甘やかされてたとか?」
「違うよ。その親が教わってないんだ」
なるほど、「いかがなものか」が多数派を占めた理由がわかった気がした。 -
Posted by ブクログ
『かるい生活』の中で「漢方」について触れられていたことと、以前から漢方(中医学)に興味があったので読みました。
結論から言いますと、全然「ゆるい生活」ではありません(笑)
きっちりされていて、毎日の体調の変化に合わせ食生活や行動変えてらっしゃる。なかなか真似するのは難しいですが、自分に出来ること…昔から言われている極々当たり前の事だけど出来ていない事を今一度見直し、気を付けながら…まずはそこからスタートでしょうか。
漢方薬に興味がありますが、漢方薬局に行くのはまだハードルが高いので、一般的に売ってる本に載ってた漢方を試してみたいと思いました。
また「へ〜!」と思う事や、腑に落ちる事も沢山あ