群ようこのレビュー一覧
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『かるい生活』の中で「漢方」について触れられていたことと、以前から漢方(中医学)に興味があったので読みました。
結論から言いますと、全然「ゆるい生活」ではありません(笑)
きっちりされていて、毎日の体調の変化に合わせ食生活や行動変えてらっしゃる。なかなか真似するのは難しいですが、自分に出来ること…昔から言われている極々当たり前の事だけど出来ていない事を今一度見直し、気を付けながら…まずはそこからスタートでしょうか。
漢方薬に興味がありますが、漢方薬局に行くのはまだハードルが高いので、一般的に売ってる本に載ってた漢方を試してみたいと思いました。
また「へ〜!」と思う事や、腑に落ちる事も沢山あ -
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れんげ荘シリーズ第二弾。
前回、貯金を崩しながら月10万円で暮らすのは可能だろうけど、ボランティアさえしないのはどうかと思うよ。と、要らないお節介を書いた。毒親の母親から独立するデトックス期間が必要なのかな、と思っていたら、豈図らんや、本書はれんげ荘に住んで3年後48歳から始まる。それまで、一度たりとも働かなかったしボランティアもしなかったと言う。彼女の決意は一時期のものではなかった。少し早い隠居生活のようなものらしい。隠居でも精力的に地域活動をする人はいるが、彼女の場合は本格的な隠居生活である。
ボロアパートは大家の好意で網戸はつくわ、古いクーラーはつくわ、私の心配していたこの頃から本格的 -
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認知症と家族を描いた短編集。
なんとなく、どこかの家庭ではこんなふうなのかな。と想像してしまうような内容で。そうか、、、こんなんかぁ、、、、
義母が、バタバタに巻き込まれて倒れた。
↑これリアルです。
と丁度この本読み始めに聞いて、まだ60代ではあるけど、、、全くないことじゃないよなぁ、、、。
そして、旦那の兄弟は3人で姉が1人、長兄1人だし、長兄が子どもいないからそこが面倒見ることになるのかなぁ?
とか、ふと考えたよね。。。。
でも、それこそ、、、、引越しして遠くになって、今は近くに子ども誰もいない状態の中、、、どうなるんだろう、、、とも思うし。
うちの親はめっちゃ近所にいる -
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ネタバレシリーズで確か4冊目。
キョウコは相変わらずのんびりと自分のペースで暮らしているが母の死や老後の問題など色々と環境は変わっていく。
キョウコは働いていないのでお金は増えることはなく減る一方。
なので身の丈にあった暮らしをしているんだけど、物が溢れていてついつい新しいものを買い求めてしまいたくなる現代にはその暮らしがとても新鮮に映る。
しかもキョウコは我慢をしているのではなくて、その暮らしを目一杯楽しんでるように見える。
必要のないものは買わず自分が大事にしてるものやことにはお金を使う。
本当に必要なものの中で生きていきたいな、と読むたびに思わせてくれる一冊。
次も楽しみ。 -
Posted by ブクログ
タイトルにある「かるい」ということは、心身ともに身軽でいること。断捨離にも触れていますが、度々出てくるのは身体に溜まった水分を抜くこと。水分を取らないのではなく、身体を温めて代謝を良くしたり、砂糖の摂りすぎに気をつけたり。
群ようこさんの〇〇な生活シリーズ初めて読みましたが、この方は自分をよく見ているなと驚き。通っている漢方薬局の先生が丁寧なのかもしれませんが、些細な体の異変に気付き、改善するまでがセット。
たまにツボ押しの描写があって、ついつい自分も押してしまう。そしてしっかり痛い!笑
水の惑星に暮らしている人間の身体の大半が水でできているんだから、影響受けて当然ですよね。体内の循環、意識し