群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ7つのお話からなる短編集。
なんだか懐かしい雰囲気が漂う。
阿部寛さんがメンズノンノモデルのときかしら?ナンノちゃんや浅香唯ちゃんなどがアイドル全盛期のころかしら?
そういったワードがちらほら。
そして、たくさんの個性的な人たちが出てくる。少し前に読んだ『パンとスープとネコ日和』とはちょっと違う、より"我"の強い、年齢も様々でパンチの効いた登場人物多めだった。
「友だちの子供」のタカシくんがなにしろ強烈なキャラクターで親泣かせ。
私も子育てでヘトヘトになってた時期はあったけど、そこまではなかったよ…と思った。
その話の最後に"私のほうが幸せ"という文 -
Posted by ブクログ
パンが入荷しなければ休んでもいい
パンの仕入れ先が閉店することになり新しい店を見つけたけれど、今までより遠方になり、天候などの理由で届かない心配が新たに出てきた。またアルバイトの女性が風邪で休んだとき、一人で店を切り盛りしてドッと疲れ、自分が歳を取っていくことを感じる。それでも先のことを不安に思い悩むのでなく、その時に考えていこうという主人公の生き方がいいなと思う。母から受け継いだ店舗を自分に合った形に変え、身内はともに暮らす猫だけ。一人で生きているという気楽さもあるのだろうけれど、取り越し苦労をしがちな私にとってはあこがれの生き方でもある。
一方で、アルバイト女性の別居&事実婚のパートナー -
Posted by ブクログ
相変わらず面白い。化粧の章で、自分の顔を鏡で見て愕然とした、、、おばさんならまだしもおじさんがでてきめ、性別まで超えてしまったと反省する。
と。笑笑
それ、マジで他人事じゃないな、、、と。
笑えるけど笑えない。笑笑
面白いんだけど、笑えなくなりそうなそんな群ようこさんの独り言。笑笑
それわかるなぁっていうのから、え!そんなふうに思う人もいるんだ!!!っていうことも。笑笑
ポイントカードの章で、たまたま当たったポイントでレジ中にファンファーレが鳴って、千円あたったらしいんだけど。とてつもなく恥ずかしてく、行かなくなった。とか。笑笑!!!!!!
他にもクソめんどくさい女の相談とか。笑笑 -
購入済み
読んでいてフィンランドに行ってみたくなりました。ストーリーが暖かくてほっこりしたので、フィンランドってこういうところなのかなと思いました。出てくる観光地や料理の名前を都度ネットで調べながら読んだのでよりイメージしやすかったです。