【感想・ネタバレ】無印OL物語のレビュー

あらすじ

きれいで立派な本社ビルに憧れて就職したのに、倉庫裏の“地獄の営業部”に配置された私。小さな出版社で、ドジな先輩、後輩に悩まされている私。チャッカリと「結婚」に逃げ込んでしまった私の同僚――でも私だって負けてはいない。「職場」という「人間関係」を糧にたくましい「成長」をみせるOLたちの日常を描いた、くやしくっておかしい12の物語。多くの「共感と元気」を呼ぶ本として超ロングセラー中の無印シリーズ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

頭が悪くて仕事はできないのに人受けがいい後輩。
旦那の七光と強運でどんどんのし上がっていく同僚。
役に立たない目ざわりな先輩。
職場の人間関係に悩まされながらも毎日を踏ん張って生きる、
12人のOLたちの物語。
つーか短編集。

***

群ようこは面白い。

私は「なんでもない日常の中に潜む不満や面白み」を敏感に察知して、
それを上手に描いていく人が大好きだー!

映画監督なら荻上直子。(『カモメ食堂』とか)
漫画家ならよしながふみ。(『きのう何食べた?』とか)
そんでもって作家なら群ようこ。

職場にいる様々な人に不満を抱きつつも、
それをあえて出さず静観を貫くOLたちは、
特筆すべきことが見当たらない人ばかり。
だから無印。
でもそんな無印な人たちを描いていくのって、多分相当難しい。
ここはもうさすが群ようこと言うしかない。

この短編集、無印シリーズとしてあと何冊か出てるみたいだから、
もう絶対絶対読破する。

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2011年02月07日

Posted by ブクログ

地道に戦う働く女性が、丁寧に、かつ細かいところまで観察されて描かれている。共感できる部分多し。明日も仕事頑張ろうと思える一冊。

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2017年09月24日

Posted by ブクログ

再読。
何回も読んでいるので内容はほぼわかっているが、読みたくなる短編集。
OLを風刺し面白く描くも、暖い目で書かれているところが好ましい。
今となってはOLという言葉も死語だな。
特に次の話がお気に入り。

「いつでもどこでも誰とでも」一番面白い。文字どおりなのだが、あっけらかんとした美人の同僚の話。
「結婚するならホドホドの人」お嬢様女子大を卒業し、良い結婚をするために奮闘する母娘。
「ハイヒールで全力疾走」秘書である姉を弟の目から見た話。
「気くばりのひと」先輩OLに嫌われないようマニュアル本を読み込み気くばりに全力を注ぐが新人OL。
「変なひと」女性社員より男性社員と仲が良いOLから見た他のOLたちの話。

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2016年05月09日

Posted by ブクログ

OL物語の短編集。
この人の文の上手いところは文章が巧くないところだ。
というとわけがわからなくなるが、
エッセイのように見えるのに
小説というところがいいところだと思う。

巻末で山田詠美さんも言ってるけど
誰にでも書けるようで書けない文章。
観察力がするどいのかな
エッセイぽいので疲れず
楽しく読めたOLになる予定のある人にはおすすめ。

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2013年03月02日

Posted by ブクログ

群さんの作品は本当に肩の力を抜いて読める。
とびきりの感動があるわけではないけれど、最近のお気に入りです。

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2012年04月28日

Posted by ブクログ

OLたちの日常を短く描いた短編集。
ひたすら現実味のある女性たち(OL )の嘆きや葛藤に圧巻された。

中でも印象的だったのは、昔からいじめられっ子で、社会人になってからは絶対にいじめられまいと実用書をしっかり読んで人付き合いをしていく女性の話。
実用書に書いてあることばかり実践していると、知らぬ間に先輩たちから嫌われていた、というエピソードがぐさっときた。
…やはり、心当たりのあるエピソードほど印象が強い。
なので社会人ならなおのことこの小説を親身に受け入れることができるのではないだろうか。

OL をやったことがないから、本当にこんな陰湿な嫌がらせや葛藤が起こるものかは分からないが、少なくともドラマや小説から培ってきたOL 像を見事的確に捉えていたと思う。
OL に対する認識を読者がいかに
作者と共有しているか、でおもしろさが変わってくる、そんな小説ではないかと思った。

日頃あってもなかなか口に出していえない鬱々とした気持ちをこの作品の登場人物たちが代弁してくれているので、読む人によっては「私だけがこう思っているわけじゃないんだ」という心強さや安心感を得ることができるかもしれない。

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2011年08月15日

Posted by ブクログ

「いるなぁ、こんな人」「あるなぁ、こんなこと」と思わず頷いてしまうほど、身近に感じれる作品。
何十年経って、世代が変わろうとも、OLの悩みっていうのは変わっていないものなんですねぇ。。

いとう

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

あぁ、こういう人いるよね〜、と思わず納得してしまうようなOL達が出てくる短編集。
読みやすく、ちょっと笑ってしまったり、あきれたり。
さっと読めて楽しめる1冊です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い意味で時代を感じられる小説だった!
お茶くみにコピー取り、寿退職…
タイムスリップした感覚で読めました

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

OLの職場や恋愛事情が面白おかしく描かれている。
あるあるとうなずける部分も多々あって面白く読めた。

2013.5.28

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2013年05月28日

Posted by ブクログ

群ようこさんの本は読みやすいんだけど、どうも毒が強くて後味が悪い。人間の嫌な部分を鋭く切り出すという意味では秀逸なのかもしれない。

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2013年04月08日

Posted by ブクログ

無印なOLの話だった!!

主人公たちはみんないたって普通の
OLで、むしろ話を色付けしてるのは
その人が憤りとか憧れを感じる人で、

あー、いるいるこういう人…って思うんだけど
別にその人たちがどうなるわけでもない…
みたいな感じだった!

何となくおもしろかったけど、どうせなら
その迷惑だぁぁって思う人たちがどうにか改善されるなり、
どっかいってくれて、ホッとなるなりな話が
読みたくなってしまう。
そう書かないところが良さなのだろうけど
スッキリしたいと思ってしまうよねえー!

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2011年01月24日

Posted by ブクログ

ハッピーエンドばっかりってわけじやないけど、まあ面白かった。
憂鬱じゃなくさくさくっと読めた。
ありえない!とかいろいろ思うこともあったけど。
ま、派遣と普通のOLじゃ違うところもあるだろうけどね。

むしろ解説の山田さんの言葉遣いに憂鬱になったくらい。
この人ってなんでこういう言い方しかできないのかなあ。
やっぱダメだなぁ、私は苦手だ。と思ってしまった。

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2010年02月13日

Posted by ブクログ

きれいで立派な本社ビルに憧れて就職したのに、倉庫裏の“地獄の営業部”に配置された私。小さな出版社で、ドジな先輩、後輩に悩まされている私。チャッカリと「結婚」に逃げ込んでしまった私の同僚―でも私だって負けてはいない。「職場」という「人間関係」を糧にたくましい「成長」をみせるOLたちの日常を描いた、くやしくっておかしい12の物語。(「BOOK」データベースより)

身近によくありそうな、OLたちの物語。
シニカルな口調が面白く、読みやすい。

暇つぶしに読むにはもってこい。
何か心に残ったものがあるかといえば、そういうものはないんだけれど。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

きれいで立派な本社ビルに憧れて就職したのに、
倉庫裏の“地獄の営業部”に配置された私。
小さな出版社で、ドジな先輩、後輩に悩まされている私。
チャッカリと「結婚」に逃げ込んでしまった私の同僚―
でも私だって負けてはいない。
「職場」という「人間関係」を糧に
たくましい「成長」をみせるOLたちの日常を描いた、
くやしくっておかしい12の物語。
多くの「共感と元気」を呼ぶ本として
超ロングセラー中の無印シリーズ、待望の文庫化!

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

2008.11.23
それぞれのお話の落としどころが、いまひとつな感じ。
女性の心理はおもしろかったです。
男性心理は、こうなの?

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

いるよな〜。会社にこういう人。
という人が盛りだくさん!
皆、何の不満もなく仕事している人なんていないよな〜。
ま、それが仕事ということで…(^^;)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

20年前の働く女の子達のお話。
あたしももうすぐ働くんだけど
うーん この頃の女子の定年は早いんだなあ
平成を生きててよかったのう

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「こんなOLがいるって聞いた事ある」っていうものから「ええっ?!こんなOLがいるの?!」と驚いてしまうようなエピソードが収録されている。 かなり笑った。

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2009年10月04日

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