群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いつもと変わらないれんげ荘とキョウコさんの日常に安心する。
小さな事は色々ありつつも穏やかに時間が流れている。
何となくいつも頭の中で色々考えたり、段取りしたり、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ…と肉体的にも精神的にも追われている気がしているが…そうそう、キョウコさんの言うようにそうやって追い詰めてるのは自分自身なんだなぁ。
どーでもいーことまで考えすぎなのだ!
前もって段取りしずぎなのだ!
世間や周りの人に影響されず、自分に必要な環境やものをちゃんと見極めて過ごすキョウコさんの芯の強さが素晴らしい。
でもこの強さがないと実際キョウコさんのような生活は送れないかも。
貯金を切り崩し働かない選択に付きまとう不安に自分なら押しつぶされそう。
何を選択してもリスクはつきものでメリット・デメリットもそこにはある。
ただやっぱり24時間365日全て自由時間は憧れるわ❤︎
精神的にゆとりのある顔つきの人になりた〜い!
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Posted by ブクログ
このシリーズも9作目を迎えるとキョウコさん推定で60歳あたり、実家で迎える賑やかだったお正月も変化していき今年は甥も姪もいなくて兄と義姉の3人にお猫さまたち。愚痴のでる人じゃなかった義姉の口からも寂しさが滲み出たりしてました。
キョウコさんも昨日のことは思い出せないのに、昔のことは俄かに思い出したりと老化が進んでいるようです。
ミニマムでマンネリな暮らしぶりのなか些細な幸せにトキメキき、チユキさんの悩みに耳を傾けたり、義姉の心配に遠慮したりと均衡を保ち、友好関係を崩さずに慎ましく生活してる。なんといっても長年10万円/月の生活を維持してきたわけだから筋金いりです。
私もまだ働いているのですがやがて迎える年金生活にどのような備えをしたらいいのか、いつリタイヤして悠々自適に移行するのがベストなのか、キョウコさんのアウトラインを辿りながら感慨にふけたりです。 -
Posted by ブクログ
れんげ荘に住む無職の独身女性3人の日々を描いた、シリーズ第3段。
昔、企業で働いていた時にストレスで体調を崩し、今は貯金を切り崩しなから暮らすキョウコだが、やはり家族や世間に対し、なんとなく引け目を感じている。
「世の中のイメージというのは、恐ろしいものだ。以前勤めていた、社会的に名前が通っている会社で働いているというと、実際は会社の人間関係や仕事で疲弊していたのに、優秀で溌剌とした女性のように誤解される。そのときに比べれば、収入はゼロになったにせよ、はるかに体調もよくなって、精神的には満足しているのに、気の毒な人生を送っているかのように思われる。社会というか人が無意識のうちに決めている、年齢と仕事とか、住居の広さとか、それからずれていると、不幸だといわれる。人間の心は昔のまみ進歩もなく、枠に入れたり、枠に入っていると安心といった感覚のままなのだ。」
という部分にはハッとさせられた。
"各人が健康に、自分の生活に責任持っていられる限り、どう生きようと自由"と思いつつも、やはり、仕事を持ってない人は、どうやって暮らしてるんだろう?などと無意識のうちに考えていないだろうか。
バイアスを取り除き、フラットに見たままを感じられる人になりたいものだ。 -
Posted by ブクログ
群ようこさんの「パンとスープとネコ日和」続編です。
相変わらずの温かでのんびりの
アキコさんが
ふとしたときに思い出す
家族同然だった
ネコのたろちゃん
思い出した途端にいつも涙が出て
アキコさんの後悔の思いがあふれてしまう…
その気持ち本当によくわかります。
何も喋れないからこそ人間が
見逃してしまったかもしれない
飼っている動物の不調
「あーしていれば、こーしていれば…」と後悔ばかり思い出してしまう。
けれど普段は
変わらない日常をおくりながら
お店の未來について悩んだり
アルバイトのしまちゃんとの
信頼関係もますます深まり
喫茶店のママさんとも仲良く
なっていきます。
いろいろあるけれど
こういう毎日を積み重ねることがしあわせなんだろうなぁと
ほのぼのしました。
最後にアキコの生活にも新たなメンバーが加わり
また新しい家族とともに過ごす様子が目に浮かぶ感じで私も幸せな気持ちになりました。