群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ目次
・姫だるま
・隣小姑
・キャンパスの掟
・忙中花(ぼうちゅうか)
・エンドレス・リング
・妖精のパンツ
・でも女
・ママチャリ部隊
・お茶の味
群ようこのエッセイは、面白いと思って読んだことはある。
小説は…読んだことはあるはずだが、全く覚えていない。
印象に残っていない。
この短編集に関していえば、はっきりと「つまらなかった」と言える。
最初の『姫だるま』は、いい意味でも悪い意味でも目立たない存在の女子3人組に、明らかにどんくさい少女が混じったことで起こる、学校生活のあれこれ。
ちょっと迷惑に思いながらも、見捨てることもできずというか、自分たちで守ってあげなきゃってなっていく流れは「ふんふん」と読んでいたけれど、彼女の実家の豪華さとイケメン兄の登場で、ちょっと鼻白む。
でも、専業主婦とキャリアウーマンとか、都会のお嬢様と地方出身の庶民とか、極端なモデルを対比させて、そこにユーモアとかペーソスとかを感じさせようとしているのかもしれないけれど、私にはハマらなかった。
極端な設定のなかの日常は、わりと好き。
でも、日常の中の極端は、リアリティの後ろ盾のない極端は、頭で考えただけの張りぼてに見えてしまう。
もしかするとバブル時代の狂乱外にいた私には実感を持てないだけで、「あった、あった」と共感する人は大勢いるのかもしれないけれど。
表題作の『でも女』。
私は『でも、女』だと思っていたけど、『「でも」女』だった。
何に対しても「でも」と否定して、周囲をしらけさせる人。
正直言って私の身近にもいるけれど、あんな風にみんなで報復するなんて考えられないなあ。
ちょっとイラっとすることはあるけれど、悪気はないのだから、一つの意見として聞き流せばいいのでは?
わざわざ事件仕立てにする方が、不快。
なんともう30年も前の作品なので、しょうがないと言えばしょうがないのかもしれないけれど、女性が女性のことを「あんな女いるよね」で「あるある」で笑うという構造が、好きではない。
ようやく女性お笑い芸人が「あんな女あるある」と「容姿いじり」じゃないネタで出てくるようになった今、この作品集はもう、時代遅れなんじゃないかとも思う。 -
Posted by ブクログ
キョウコさんはどうしてるかな?
そんな感じで、久しぶりにれんげ荘物語を手に取りました。七巻めも、変わらずのんびりと過ごすキョウコさんの日々が綴られていました。
キョウコさんの周囲の人達には変化もありましたが、皆元気でよかったです。キョウコさんは、お祝いにでかけたり、昔の自分を思い出したり。そんななかで、おネコさま、おイヌさま達が、とても元気でのびのびしている様子がとても愛らしく感じました。
春。穏やかに暮らすキョウコさんは、まだしばらくれんげ荘で過ごしていくみたいです。
思い出したときに、ふと手にとって読んで安心する、そんなシリーズです。
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Posted by ブクログ
給料の良い大手広告代理店を早期退職して、「持たない暮らし」に入った、ササガワキョウコの物語、第9弾。
月10万の予算で、OL時代の貯金を切り崩している。
チユキや、結婚している友人の、パートナーに対する愚痴を聞くたび、自分はそういうことで悩まなくて済んでラッキーだったと思う。周りから見れば、未婚のまま古すぎるアパートに住んでいる、かわいそうなシニア予備軍に見えるかもしれないが・・・
周りが勝手にかわいそうと思うのは大きなお世話なのである。自分がそこそこ幸せならばいい。
ただ、キョウコの場合、義姉(あによめ)がとても気にかけていて、あれこれ申し出てくれるのをその度に断らなくてはいけないのが申し訳ないんですよね?「ストレス」とは書いていないけれど、ストレスなんじゃないかと思う。
その他は、相変わらずキョウコ自身には何も起こらず、チユキの恋愛を心配したり、大家さんの娘さんが体調不良でアパートのケアに手が回らないのを、暇な自分が少し代行しようと、草むしりをしたり、トイレに花を飾ったりする毎日。
「自分にできることをする」ってなんだろう?
大げさなことを考えがちだけど、身の回りのことでいいのだ。
まあー、マンネリ。なのは感じているけど、読んでいる間はなんだか楽しいのだ。 -
Posted by ブクログ
色々な視点で、プレじじや、プレばば、はたまた、ばば。後期高齢者。
実際に年齢聞いたわけじゃないけども、
群ようこさんから見て、この人はわたしより上だろう、下だろう。の視点で観察して歩く本。
ババの横入り。
じじの空気の読めなさ。
異常なじじばばの家。
隣のじじばば。
などなど、どこにでもいそうで、
そして、ちょっと迷惑なじじとばばの話満載。
自分も今後気をつけねば。
とも思うし、多分この群ようこさんからの視点で語られて、わかるわかる。
と、思うけども、さらにまた誰かの視点で語られたら、また別の迷惑をかけてるような気もしないでもない。笑
どうしたって、自分のことは周りからは見えないんだよなぁ。だから、自分がどう見られてるか。こればっかりは、誰かの視点でしかわからないことなんだよなぁ。
と、思う一冊でした。
横入りばば。
わたしはあんまり遭遇したことないかもなぁ?
ババじじもだけど、同じくらい若者にも、妙齢にもいる気もするから、横入りの血じゃないのかなぁ。笑
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