群ようこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2000年に刊行された『生きる読書』を改題して今年8月に文庫化されたもの。
ほとんどが本に関するエッセイで、24つのエッセイのうち、半分のエッセイに著者が1か月間に買った本がリストアップされています。購入した本のリストを見て、小説、社会事件、古典文学、手芸、音楽…などなど著者の興味の広さに驚かされます。
読んだ本の感想は少なめのなか、『老いを生きる』と『私は優雅な叛逆者』の感想が書かれています。本の内容がよくわかり、面白くて、私もこの2冊を読んでみたくなりました。こんな感想を私も書けたらいいなぁ、と思います。(絶対無理だけど)
いちばん面白かったのは、8万円の全集を買いたくて妻に話したら喧嘩 -
Posted by ブクログ
ネタバレれんげ荘物語第4弾。
もし私だったら、仕事を辞めて月10万円で暮らすと決めていても、予算オーバーしたり物価高に直面したら不安が大きくなって、(貯金額にもよるけど)やっぱり働けるうちは少しだけでも働かなきゃ!って思っちゃいそう。
お母さんが認知症を患いキョウコとの関係が変化したことは寂しさを感じつつも良かったと思う。
コマツさんはやっと安定しつつよかったね。と思った矢先の出来事に、大丈夫?と不安になる。
コマツさんの「まだ起こってもないことを心配しても仕方がない」という言葉は分からなくもないし、心配しすぎちゃう私にはこれくらい楽観的な考え方も必要だなと思ったけれど、、
何だかモヤモヤが残っ -
Posted by ブクログ
ここで終わり!?と、こんなストーリーがあるのか…という気持ち。そして解説を読んだら、ハルエは著者の母を描いたものと知りびっくり。
娘時代のハルエと、結婚してしばらくしてからのハルエの印象が大きく違った。タケシの理不尽さに一生懸命耐えている間に、信じるものが自分しか無くなって人に対する思いやりがなくなってしまったのだろうか。アカネに対する酷い言葉には、娘時代の真面目で家族思いのハルエとは全然違う人間になってしまった気がした。
そしてこんなにも酷いことをされて何度も縁を切ると言っていたアカネが、実際には全然そうせず金銭的な面倒も見続けていることにもびっくり。
女としての一生をなんとなく考えて