群ようこのレビュー一覧

  • モモヨ、まだ九十歳

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    この本の中に出てくるおばあちゃんが近くにいたらきっと大変なんだろうな。と思いつつ、こんなおばあちゃんになりたいとも思う。

    その後、モモヨさんがどうしてるのか気になるな。
    続編があったら是非読みたい!

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    2010年10月19日
  • 働く女

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    なかなか良かった。
    最初は物足りない感じがしたけれど、逆にこれくらいあっさりしていないと、読むのが辛くなるようなエピソードばかりだった気もする。

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    2010年10月06日
  • トラブルクッキング

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    久しぶりに群ようこを読んだ。
    それほどトラブルなくできた料理もあるし、もともとハードル高すぎだろう、という料理もあるが、失敗したときの失敗振りは尋常でない。レシピどおりにやってるのに失敗するというが、きっとそのとおりやってない部分があるんだよね(たいていそう)。
    文庫版あとがきで、このとき作ろうとしていたのは客に出す料理で、今作っているのは自分のための料理、自分のためのシンプルな料理は、それほど苦にならずできるものだと書いているが、ほんとにそのとおりだと思う。

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    2010年10月01日
  • 働く女

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    2010/8/5
    短編集。
    おとぎ話が好きな私には現実的すぎてなんだかなぁです。
    現実はもうお腹いっぱい。

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    2010年08月05日
  • 贅沢貧乏のマリア

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    森茉莉の天然と言うか奇想天外と言うか世間知らずと言うかワガママと言うかプライドが高いと言うか…とにかく魅力的ではあるけれど、非常に難のある人のトンチキエピソードの数々をいきなり持ってきたら、彼女を知らない読者は多分引いてしまのではないだろうか。

    なので最初は、群ようこ自身の話で読者の心を惹き付けておいて、それからするりと森茉莉の話にもっていく。
    これはうまいやり方だと思う。

    群ようこフィルターのかかった森茉莉の感想は「ちょっとおかしな所もあるけれど愛すべきお嬢ちゃん」
    そう、いくつになっても「お嬢ちゃん」

    あとがきにも書いてあったけれど、森茉莉の小説ではなくエッセイの方に焦点を合わせたの

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    2010年06月22日
  • いいわけ劇場

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    いいわけしながらやめられない、「だって、コレがないと生きていけないんだもん」。生きていれば、誰にでもあるよね、つらいこと、悲しいこと。だから、わかるよ、その気持ち。何かに依存するあまり、どこか本末転倒なおかしな人たちが次々登場。著者ならではの筆が冴えわたる、哀しくもおもしろい短編小説集。

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    2010年05月24日
  • 無印良女

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    内容(「BOOK」データベースより)
    ブランド指向も見栄もなく、本能のままシンプルに生きる「無印」の人々への大讃辞エッセイ。一直線の母ハルエ、タビックスの少女アヤコ、女ガキ大将の著者自身。彼らは一般通念からすれば、“変わり者”かもしれないけれど、その無垢な極端さがおかしくて可愛い。愛すべき人たちなのである。「本の雑誌」出身の期待されるエッセイスト群ようこ、はじめての文庫本。

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    2010年05月03日
  • 飢え

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    友達から借りた本。
    群ようこのどことなしか突き放したような文章が、いい具合に林芙美子を愛らしい存在にしていると思う。
    もし群ようこが林芙美子への愛に溢れまくっていたら、この本も林芙美子の事も多分好ましくは感じなかったと思うから。

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    2010年04月12日
  • 無印不倫物語

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    解説にある通り、割と愉快に読めたのはコメディタッチというか、
    ブラックユーモアとして書かれていたからなんだろうな。
    それでも浮気相手が妻を攻撃しようとほくそえんでいるところなんて
    吐き気がした。
    なんで間違ってる方が偉そうで、正しい方がお願いしないといけないんだか。
    両親共に若い男に手を出すなんて、もうここまできたら笑うしかない。

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    2010年02月13日
  • 無印OL物語

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    ハッピーエンドばっかりってわけじやないけど、まあ面白かった。
    憂鬱じゃなくさくさくっと読めた。
    ありえない!とかいろいろ思うこともあったけど。
    ま、派遣と普通のOLじゃ違うところもあるだろうけどね。

    むしろ解説の山田さんの言葉遣いに憂鬱になったくらい。
    この人ってなんでこういう言い方しかできないのかなあ。
    やっぱダメだなぁ、私は苦手だ。と思ってしまった。

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    2010年02月13日
  • おやじ丼

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    断れないという理由で愛人4人をもつ冴えない48歳。


    自称キムタク、趣味はナンパの痛すぎる48歳。


    冠婚葬祭、人付き合いは金がかかるといってケチる53歳。


    などなど・・!!


    思わずふき出しちゃう軽~い小説♪


    気分転換におすすめです◎

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    2009年12月17日
  • でも女

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    世の中の女性が気づいていない、

    ごくごく日常の負の部分が描かれる。

    “どうしようもない女”に振り回される女性たち。

    あまりにどこにでもある日常で、入りきってしまうものもある(短編集です)

    群さんワールドやなぁ。

    女性作家さんはみんな本当に個性があっておもしろいです。

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    2009年12月16日
  • 馬琴の嫁

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    タイトルがなんか誤解を招きますが馬琴の嫁ではなく、馬琴息子の嫁・お路が主役の話です。馬琴先生は日記魔&それを受け継いだお路さんも日記をつけていて、当時の記録が詳細に残っているため再編集しやすいようで、馬琴やお路を扱う物語は多い。ちなみにお路さんが何でそんなピックアップされるかというと、晩年失明した馬琴の代わりに口述筆記で八犬伝を書き上げた人だからです。
    んで感想ですが…日記を一生懸命繋ぎましたって感じです…。ああ日記にそう書いてあったから書いたんだろうね、的な…もっと虚構織り交ぜるとか宋伯とお路さんを掘り下げるとか、話として盛り上げる方法はあると思うんだけど、日記追うのに必死すぎる気が。
    悪妻

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    2009年11月23日
  • いいわけ劇場

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    短編集。
    なかなか癖のあるお話で、何かに執着する人が描かれています。
    笑えるようで切ない、複雑な気持ちになりました。
    私はちょっと苦手です…。

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    2009年11月04日
  • 無印OL物語

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    きれいで立派な本社ビルに憧れて就職したのに、倉庫裏の“地獄の営業部”に配置された私。小さな出版社で、ドジな先輩、後輩に悩まされている私。チャッカリと「結婚」に逃げ込んでしまった私の同僚―でも私だって負けてはいない。「職場」という「人間関係」を糧にたくましい「成長」をみせるOLたちの日常を描いた、くやしくっておかしい12の物語。(「BOOK」データベースより)

    身近によくありそうな、OLたちの物語。
    シニカルな口調が面白く、読みやすい。

    暇つぶしに読むにはもってこい。
    何か心に残ったものがあるかといえば、そういうものはないんだけれど。

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    2009年10月04日
  • 無印良女

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    エッセイには欠かせない、「まじかい」っていう家族エピソードとナイス体験談が詰まっている。
    こんな有名な作家さんになってたいしたもんだよ。

    でも途中で飽きたんで3。

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    2009年10月04日
  • ひとりの女

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    セノマイコ、45歳、独身、玩具会社課長。着せ替え人形『プリティーぴんくちゃん』のヒットを飛ばし、皆のボーナスに貢献するも、社内では男性社員からの妬みそねみのオンパレード。一方で微妙な年齢からくる体の不調も…。そんな過酷な会社生活に、不器用ながらも真っ向勝負で挑み続ける女の爆笑必至の物語。とんかつ定食でパワーをつけ、野良猫たちに癒され、今日もマイコはずんずん突き進む。

    2008.12

    疲れてたんでしょうか(爆)スカッとするような本が読みたくて。

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    2009年10月04日
  • あなたみたいな明治の女

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    友人がくれた本。
    ひとに贈られる本、というのは、その人の、私に対する解釈が現れていてたいへんにおもしろい。
    また、この友人のその解釈が、ぜんぜん間違ってなくて、ほとんどストライク! なのが凄い。

    明治女、という言葉があるが、みなさん、頑張っていたんだなあ。

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    2009年10月04日
  • 無印OL物語

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    きれいで立派な本社ビルに憧れて就職したのに、
    倉庫裏の“地獄の営業部”に配置された私。
    小さな出版社で、ドジな先輩、後輩に悩まされている私。
    チャッカリと「結婚」に逃げ込んでしまった私の同僚―
    でも私だって負けてはいない。
    「職場」という「人間関係」を糧に
    たくましい「成長」をみせるOLたちの日常を描いた、
    くやしくっておかしい12の物語。
    多くの「共感と元気」を呼ぶ本として
    超ロングセラー中の無印シリーズ、待望の文庫化!

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    2009年10月07日
  • 働く女

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    色々な職業についている女性を描いた短編(エッセイ)集。

    この人の話しはどこか笑えるものばかりで、無印シリーズも『姉の結婚』も『トラちゃん』etc…よんでます。

    気持ち的に肩こったときに読む本。

    今回のは笑えるってかんじではなかったけど、
    それぞれのキャラクターや職業の特性が活きててあっという間に読み終わりました

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    2009年10月07日