群ようこのレビュー一覧

  • 毛糸に恋した

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    群さんがひたすら編み物について語る。

    私も小学生くらいの頃、編み物をするのが流行り、かぎ針編みをしていたが、群さんのようにセーターのような大きなものを編んだり毛糸を見て何を作ろうと思ったり自分で考えて編んだり、ということは結局することはなかった。
    けれど、この本には久々に編んでみたいな、棒針編みに手を出してみたいな、と思うくらい楽しそうな編み物体験談(?)が描かれていた。

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    2014年11月03日
  • 姉の結婚

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    ふふふ、やはり群さん面白い
    この適度なシビアでブラック感好き!
    主人公とりまく人たちに腹がたちながら…ふと思う、角度変えると私もなり得るな…複雑な気持ち(笑)
    まぁ、女はシビアで強かで楽しい生き物なり

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    2014年11月02日
  • 母のはなし

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    著者のお母様の半生かと思われます。
    「ひたすら不快だった」という書評も見られて、私も最後のほうはだいぶイライラしたものの、全般を通しては形は違えど母娘のよくある確執話で、多少のフィクションは加えてあるかもしれないけれど、ここまで母親のことを知っているという関係性もまた見逃せないのではないかなぁと感心した。
    まわりを見てみても、人って歳を経るごとに他人に物事に自分のモノサシを押し付ける傾向があるというか、話を聞かない、頑固、になっていくような気がする。それは一筋縄ではいかない人生をそこまで生き抜いてきた自信から芽生えるものなのかもしれないし、生暖かく見守ろう…と思う反面イラッとしてしまうこともあ

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    2014年10月23日
  • 働く女

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    発表が1999年なので、設定が少し古い。
    とはいえ、働く女性の悩みはそれほど変わっていないようだ。
    共感したり、反発したり、歯がゆく思ったり。
    私の女の部分がチクチク痛んだ。

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    2014年09月16日
  • 毛糸に恋した

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    ネタバレ

    群さんって編み物上手なんだ!と思って手に取ってみた本。
    かなり上級者みたいです。私も手芸が好きなので、色々参考にさせていただきたいです。

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    2014年09月01日
  • 母のはなし

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    母ハルエの生涯
    父のコネで入った市役所ではお茶汲みや、小間使いのような仕事で、同僚はダラダラした仕事ぶり。その後、お見合い結婚をするが、よくもこんな旦那で耐えられたな!ってくらい酷い夫。。

    いつか離婚してやると思いながら、子どもたちを育てあげる。

    長年の鬱憤が爆発したのか、娘のお金で高額な着物を買いまくり、贅沢三昧。

    ほっこりしたよい話でもないけど、読み進めてしまいました。
    仕事も結婚も自分で選べない時代。
    苦労をさせられた、我慢してきたと、させられた、誰かのせいでこうなったと、原因を他者に向けていると、その負の気持ちは意地汚い欲望になるもんなのだなぁと、思った。

    昔の結婚ってこんな不

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    2014年08月20日
  • 母のはなし

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    母と娘の関係の難しくも楽しいところ、家族のもめ事、それもまとめて進んでいくリアリティがあって、わかるわかると思うところあり。時代設定を超えて。
    #bookoff

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    2014年07月20日
  • 母のはなし

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    群さんのお母さんがモデルなのかあ。
    途中まで、タイトルがまんまなのにも関わらず気づきませんでした。

    結婚生活中は「苦労人」という感じで応援してたんだけど、着物を買いはじめた辺りからちょっと引いた。

    明るいことはいいことだけどね。

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    2014年06月17日
  • こんな感じ

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    これ、結婚してないときに読んでたら
    もっと面白かったんだろうなぁーー

    あーー、もっと、早くに知って読んでみたかった!!

    結婚して、結婚してよかったと思えることもたくさんあるけど、あのひとり身の楽さっていうのもあったなぁって思い出した(笑)

    仲間はやはり必要ね。

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    2014年06月02日
  • 働く女

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    境遇の違う様々な女性の職業を通してかかれるなんともない日々。

    現実を甘くみてない?
    理想を持ちすぎなんじゃない?
    きれいごとも、無駄なプライドも、捨てたもの勝ち。

    でも、本当の勝ち組じゃないね。

    自分が本当にやりたかったことか、そうじゃなくても今の自分にとっては必要なことか、判断もつかないぐらいに、残酷な日々だ。

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    2014年05月11日
  • ミサコ、三十八歳(新装版)

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    38才、副編集長、独身、飼い猫ラブ。典型的な負け犬女のミサコの日常。グラビアアイドルの妹の言動にハラハラし、使えないバイトに憤り、アクの強い、めんどうな作家に疲弊する、今時のキャリアサラリーウーマン。わかる。わかるんだけどさあ。そのまますぎて切なすぎますよ…。なんか、もうちょっといいことあって欲しかったなあ…。

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    2014年04月14日
  • 姉の結婚

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    お金や結婚にまつわる短編集。あまりに身近、とゆうか庶民的な内容にふふっと笑ってしまう。「分かる分かる」or「こうはなりたくないなー」って思いながら読み進めた。ただ、素敵だなと思う人が全く出てこないのが残念でした笑

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    2014年03月06日
  • 無印失恋物語

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    いろんな形の失恋がたくさん入った短編集です。
    (失恋)でも決して ドヨーンとしてなくて ほのぼのした笑いがあります。
    個人的には 最後のほうのお話の(イイナリ)君の逆襲と (イイナリ)君に振られたワガママ娘の姿を新聞で顔を隠しながら ほくそ笑んでるお父さんのオチが好きです(笑)
    寝る前に少し読むのにちょうど良い。

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    2014年03月01日
  • ひとりの女

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    人物描写がほんとリアル。いるいるこんな人。むかつくこうゆう態度!などなど共感しまくり、そして映像が脳裏に浮かぶ。主人公のような女性は必ずクラスに一人いますよね(笑)中井美穂さんのあとがきもよかった。

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    2014年03月01日
  • 小福歳時記

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    久しぶりに群さんのエッセイなどを読んでみましたが、まあ、相変わらずのマイペースで日々を過ごされている模様ですね…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    日々、老いて行く中で感じたことなどが綴られていて、群さんと同じく、すでに若い時期から老人モードの自分といたしましては結構共感できたような…いや、共感ではなくまあ、歳を取ればこういう物の感じ方になるんだろうなぁ…といった妄想が脳裏を駆け巡りました。 ←は?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、そんなわけで暇潰しには持って来いの一冊でしたね! あまり起伏のある小説・エッセイなどについていけない気分の時にはもってこいな一冊かと思います…さよなら。

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    2014年02月08日
  • ミサコ、三十八歳(新装版)

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    ネタバレ

    #bookoff
    この方の作品に出てくる女性、魅力的。家族はいいなぁと思いました。こんな人生もあり、こんなのもあり、という空気感が心地よい。

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    2014年07月20日
  • ミサコ、三十八歳(新装版)

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    編集者の副編集長のミサコ、38歳、独身、購入したマンションで、猫のあーちゃんと暮らしている。
    そんなミサコの周りのお話。
    いけ好かない作家や、わがまま放題の可愛い妹、お花畑状態の父・ゲンゾー、心の支えのあーちゃん。

    ああ、そうそう、と思えて癒される。

    小説自体も素敵だけども、後書きもとても良い。
    半身浴しながら、チューハイ飲んで、女子会のように本を読む。

    今度やってみよう。

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    2013年12月08日
  • トラブルクッキング

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    本屋でたまたま見つけて群ようこ懐かしいなーと思い、購入しました。
    面白かったのですが、よくもまあここまで、と、失敗具合に苦笑せざるを得ませんてした。
    何故彼女はなんか高等な方面から挑戦するのか。
    そして何故彼女はとりあえず片栗粉を入れるのか。
    そして彼女が料理云々と焦り始めたこの本の年令は今の自分とそう変わらず。
    逆算したら初版(単行本)から約15年経ってました。
    時代を感じるところがありつつも、料理との格闘はきっとどの年代でも同じだとか思いました。

    が、流石に料理が酷すぎるのでちょっと⭐低めです。

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    2013年12月03日
  • トラブルクッキング

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    今まで散々、群ようこの本を読んでいながら、この人が料理を苦手とするとは気づかなかった。
    料理をする機会がすっかり減ってしまった私でも、群ようこよりはましな気がする。

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    2013年12月01日
  • 働く女

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    働く女達を描いた短編集。様々な職種で書かれているが、同じ仕事をしたことがないから共感できるポイントは少なかったけど、お話はどれも面白かった。ただ短編集だと知らなくて買ってしまった。短編じゃなくて1人1人の人生をじっくり見て見たかった。特に面白かったのは子連れでコンビニのパートにいくお母さんとか、嫌われちゃう呉服屋のおかみ。シロガネーゼを目指して内職しちゃう妻。次は短編じゃない話を読んでみたい!

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    2013年11月17日