【感想・ネタバレ】肉体百科のレビュー

あらすじ

群さんのまわりは、いつも珍事噴出!! 世間の美意識の真逆をいく抱腹絶倒エッセイ集。

電車の座席に自分の「尻拓」が残ってしまったら、どうすべきか? 歳をとったらひじまで梅干し化する現実を踏まえつつ、大股を開いて座っているおばさんに疑問を呈しながら、今日も我が道を歩んでいく。「明日できることは、今日やるな」が信条、世間の美意識の真逆をいく著者が、体について綴った抱腹絶倒エッセイ集!

目次を見てみると、「垢・ぼんのくぼ・すね毛・太もも・小皺・白髪・手相・わきが・痔・おなら・乳房・鼻の下……」と103項目がずらり。読み進めるうちに身をよじらせながら笑いがこみあげてきて止まらないエッセイです。

●高校生のとき、男子の気を引こうと髪を伸ばしたら、「山伏」と言われる
●人形の展覧会へ行くと、こっそり着物の裾をめくる人がいる
●群さん、眉をいじりすぎて牛若丸のおでこのポッチみたいになる
●「あなたは歯がきれいね。…あ、入れ歯なのか」と言われた母、激怒
●通った高校の「体育館、マット置き場の秘密」

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

体について綴ったエッセイ集。
1つ1つが短くて、サクサク読める。
さくらももこさんのエッセイに雰囲気が似ていて、クスッと笑える話が多い。

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2022年10月09日

Posted by ブクログ

文庫新刊かと思いながら読んでいると何となく違和感。時が止まったような群さんの生活からするとこんなもんかもと思っていたら、単行本は30年近くも前に出ていて、手に取ったのは文庫の新装版だった。
もともとは夕刊紙の連載だったとのことで、体にまつまるエッセイが1編(1部位)3ページほどで書かれている。それゆえかオチまでいかないようなエピソードが多い印象。

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2020年01月04日

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