群ようこのレビュー一覧

  • かもめ食堂

    ネタバレ 購入済み

    簡単に読み終わりました。
    主人公が宝くじにあたってフィンランドに行くという、かなり現実離れした物語。
    商売を繁盛させるための工夫もなく、苦労もなく、あんなに繁盛するものか?金持ちの道楽を眺めてるよう。
    これと言って山場はなく淡々と話しは進み、そのまま終わってしまった感じ。二度目はないかな。

    #シュール #ほのぼの

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    2024年02月27日
  • 忘れながら生きる 群ようこの読書日記

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    ネタバレ

    夫が買っていた本を、病院の待合で読むように持って行った。気を張らずに読めるエッセイで、ちょうどよかった。ちょっと時代を感じる、平成前期の暮らし。。この時代を生きていたはずなのに、古臭い感じがして衝撃を受けたような、懐かしいような。廣津里香さん、初めて聞いたけど興味を持った。生きづらかっただろうなぁ。。。

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    2024年02月22日
  • これで暮らす

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    いわゆる丁寧な暮らしをしているけどちょっと抜けてたりたまに口悪かったりして面白かった。
    自分が快適な暮らしを追求するっていいね。

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    2024年02月11日
  • 無印結婚物語

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    結婚がゴールではないことを物語っているような短編集
    ずいぶん以前に発刊されたものだけど、今でもどこかで起こっていそう
    ちょっと重めの著書を読むことが続いたので、この著書はサクッとスキッと読めました

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    2024年02月08日
  • 姉の結婚

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    ネタバレ

    少し前に読んで内容あんまり覚えてないシリーズ。

    世間話・噂話を小説にした感じ。
    ちょっとブラックな感じもあり、個人的には好きだった記憶。

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    2024年02月03日
  • 今日はいい天気ですね。れんげ荘物語

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    れんげ荘シリーズは大好きですが、ここに来てまでお母さんとの嫌な思い出や若い頃の豪遊していた頃の回顧は、もういいかな…という気がしてきました。たぶん、人はいつまでも、繰り返し思い出したり考えちゃうのが本当なんだろうけど、読まされる方は、もういいかな…って思ってしまう。
     その分、若いこなつさんやちゆきさんの前向きな変化は、微笑ましく読みすすめられました。
    ここまで来たら、甥にお葬式してもらうまで続けて欲しいです。

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    2024年02月01日
  • アメリカ居すわり一人旅

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    イワユル「シーナ本」の大ファンなら、彼の自伝的小説にはほぼ必ず登場する「本の雑誌社の記念すべき社員第一号」でもある著者のことを知らぬ者は先ずいまい。当方もその例に漏れず、彼女のことはシーナ本で知り、その著書もかなり読んでいる。
    中でも「かもめ食堂」は、まず映画を甚く気に云った後、その原作が彼女の本だったことに驚き、実際にその本を読んでみて、さらに気に入った。
    ところが本作はどうだ。それとはまったく作風の違う、ある意味なんだか「女シーナ」のようなハチャメチャな作風が面白かった。
    著者が二十歳前後に実際に体験したアメリカ滞在を書き綴った内容なので、今年70歳を迎える著者にとっては、半世紀も前に書いた本となる。その意味では、今に至る「群ようこ」の「原材料」のひとつがコレなのか、という気もして感慨深い。
    しかしそれにしても、シーナ一派の面々と来たら、何処まで多士済々。一体なんなんだ、コイツラは?

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    2024年01月31日
  • いかがなものか

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    群さんは母と同じ世代なのですが、そのせいか、共感したり、母が言いそうだなと思ったりしたエッセイでした。
    基本的にハッキリ意見を述べられる方だと思うので、毒舌気味なのでしょうけれど、その辺はうまく棘を減らして(もしくは少し丸くして)文章化されている感じ。

    読まれる世代が若いと、あまり刺さらないかもしれません。でも年代が離れたら仕方がないかなと思うのですよね。読者に寄り添いすぎたらエッセイにならないですし。
    日々ね、わたしもありますよ「いかがなものか」なことは。仕事柄、よく人を見てるのでね。むむむ、と思うこともあります。いいなぁと感じることもあります。
    でも人それぞれですからね。このように考える方もいる、そんな部分が垣間見れるエッセイが、わたしは好きですよ。

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    2024年01月24日
  • かるい生活

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    タイトルと表紙に惹かれて購入。
    漢方やリンパマッサージのお話はするする読めて、ワタシも近くに相談できて通える漢方薬局があるといいなぁと思ってみたり。
    断捨離の途中からモヤモヤしてきて、そこからちょっと読むのがしんどく(めんどくさく)なってきて半年以上放置してしまった。

    なので最終章はきちんと読んでいません。ざっくりと。今は気分的にそういうのは読みたくなかったのかも。人間関係って難しい。

    とりあえずワタシの生活を少しずつかるくしていってからもう一度読んでみようかな。

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    2024年01月18日
  • 咳をしても一人と一匹

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    わたしも愛称しーちゃんという猫を飼っていた。しーちゃんが長生きしたらこんな感じだったのかなと思った。

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    2024年01月16日
  • また明日

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    著者の小説を読んだのも久しぶり。もちろん初読。
    これは何というのだろう。物語としてはそれほど面白かった!とは思わない。幼い頃の同級生5人それぞれを主人公に5編のエピソードがあり、それら5人が人生の晩期に再び巡り合うラスト。本書が持つこの「組み立て」そのものも、決して目新しい構成ではなかったし。
    でも、読み進むのが楽しかったのだ。途中で止めたくない。淡々と次のページをめくりたくなるような。
    ひとつには、描かれている小説世界とオレ自身の「同時性」?
    たまたま著者ともほぼ同世代だし、同級生同士の登場人物全員とも、設定上の世代はほぼ重なる。おそらくたぶん、だからこそ、ものすごく簡単に感情移入できる。5人全員がオレみたい、もしくはオレの周りに居た同級生の友人たちだ。なので、本書に描かれた物語全てが不思議とリアルに迫って来る。
    必ずしも「震えるほど感動した!」的な読後感では決して無いが、なんとなく読み終えてしまうのが惜しいような、そんな「読む楽しさ」が味わえた一冊。

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    2024年01月13日
  • かるい生活

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    古本屋でかわいい装丁が目に止まってゲットした本
    ゆる〜くて面白いエッセイ本、軽やかにさらっと読めた

    思わずくるぶし周りやひざの裏をぐりぐりしてしまったし、断捨離したくなった
    かかりつけの漢方医さんも欲しいなあ

    最後にさらっと書かれていた家族の話がやるせなく、がっくりときた
    皆いろいろあるんだなあ(なんてとても平易な感想だけど)

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    2023年12月21日
  • きものが着たい

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    子供の頃から行事ごとに着物を着せられる機会があり、着物に着替えることで周りが褒めてくれたり変身したような心地がして、それによって着物への感心が幼い頃からあった。

    ファッションに対する興味が強くて将来はその道に進みたいと考えていたはずだが、成長するにつれてそれが段々と薄れていった。

    6〜7年ぐらい前に祖母をなくしたことでそれを思い出し、一念発起して今の着物に関わる仕事に携わっている。

    この仕事につく前にも、社会人になってから自分でプレタの浴衣を購入し着付けの本などで四苦八苦しながら着方を練習していたが、なかなか上手く着られず着崩れたまま夏祭りに出掛けていたこともあったw(暗いからどうせわからないとw)

    今の仕事について改めて着付けを勉強したいと思い、着付け教室で基本から学んだことで、なんとかさまになるようになってきた。

    あとはユーチューブなどで自分の理想に近い着方をする方々の真似を色々して、今の簡略化した着方になってきた。←多分着付けの先生が見たら怒られるw

    基本私は小説を好み、それ以外はあまり進んで読まないのだが、私の趣味の一つに着物があるためについ手に取ってしまった一冊w。

    エッセイ、教養、ビジネスとか経済とか他人の考えを押し付けられてる感じがしてどうしても受けつけられない。

    正直この本読んでても、着物警察じゃないと言いながら他人の着方に著者がチェック入れてるところが(年齢に合わないとか)あり、自由に着ていいと言ってるのに「自由ちゃうやん」と突っ込んでしまうところもあった。

    でも、興味の持ち方も着方も本当に十人十色、色んなきっかけがあるんだなぁ、と思える一冊だった。

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    2023年12月16日
  • たべる生活

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    調理器具などは自分が普段ほとんど気にしていないことなので興味深いのだが、いかんせん愚痴っぽく、ずっと読んでいるとしんどい。関西人としては、どれだけ愚痴られようと、最後にクスリと笑える落ちが用意されていれば全然OKなのだが、愚痴は愚痴のままで終わり、なんだかなぁという感じ。そのせいか、せっかくの料理も美味しさとか食に対する喜びがあまり感じ取れず、総じて残念。

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    2023年12月06日
  • きものが着たい

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    着物についてのお悩み相談や、群さん自身の着物エピソードなど、なかなか面白かった!でも、まだ全然着物のことについて知らないわたしは、着物に関する名称を聞いてもピンとこず…ちゃんと知識をつけてから読み直したい。

    通年
    *満点肌着(たかはしきもの工房)
    *満点ガードル裾除け(たかはしきもの工房)
    *和装ブラジャーしとや華(タムラ)
    *シルクステテコ 真夏、真冬以外。
    *のびる綿キャラコサラシ裏(福助)真冬以外。
    *足袋カバー「雫」(井登美)
    *足袋型ソックス インターネットで購入。

    夏用
    *綿麻楊柳肌着(ゑり正)浴衣用。
    *スーピマステテコ(京都和想庵) シルクステテコの代わり。
    *夏足袋(福助) 猛暑のとき専用。

    冬用
    *和装インナーヒート+ふいっと「シャツ」(サンプライト理品)
    *和装インナーヒート+ふいっと「パンツ」(サンプライト易)シルクステテコの代わり。
    *足袋ひざ下ストッキング(旧タイプ)(ミャシタ)
    *のびる綿キャラコネル裏(福助)
    *足袋型ハイソックスインターネットで購入。

    衿芯・半衿

    以前はバイアス衿芯を使っていたけれど、最近、芯地の質が変わったのか、私の感じ方、体形が変わってきたのかはわからないが、衿元がうまく決まらなくなってきたので、元の三河芯の衿芯に戻した。衿芯にも厚さがいろいろとあるので、そのなかでいちばん柔らかいものを使っている。私の半衿の付け方は、「しろも」というしつけ糸を使って、衿芯をまず神に縫い付けて、その上から半衿をかける。衿芯に半衿を縫い付けたものを、神に縫い付ける方法もあるが、そちらだとうまくできないのだ。
    しろもは両手で引っ張ると簡単に切れるので、半衿をはずすときも楽になる。見える部分に鉄が多く出るのは困るけれども、衿周りと両側五センチくらいは細かく縫い、あとは大雑担に縫ったほうが効率がいい。私の場合は首周り周辺は一センチくらいの針目で縫うが、他の部分は五センチくらいの縫い目で、ざくざくと縫い付けている。
    面倒くさいので、衿先のほうまできちんと縫い付けず、二十センチ手前で糸がなくなると、そこで縫い付けるのをやめてしまうこともある。
    針を持つのが苦手な人には、小型の安全ピンや、市販の半衿テープで付ける方法もあるが、安全ピンは神に大きめの穴が開いてしまうし、テープは神を脱いだらすぐに割がさないと、体温で糊が地衿や半衿にくっつきがちになる。半衿にメッシュやプラスチックの差し込み芯を通す人も多いけれど、体格によっては、福神の衿が浮いてしまう。私も盛夏は薄手のメッシュの差し込み芯を使っていたが、衿元がどうしても浮きがちになるので、盛夏も三河芯を使うようになった。胸元のおさまりが悪いのは、自分の着付けが悪いのではと思うかもしれないが、衿芯が影響している場合もある。洗える襦袢で洗える半衿付いていたら、そのまままるごと洗えるので、半衿付けの手間は省けて楽だけれど、半衿の色や柄は楽しめない。
    仕立て衿も使ってみたが、ただでさえ紐類が胴回りに多いと鬱陶しいのに、仕立て衿は体に固定させないといけないので、私にはその選択肢はなくなった。仕立て粉をそのまま襦袢の地衿に縫い付ける方法もあるが、私の場合は体形を考えて決めた、自分なりの衿巾があり、市販のものはほとんどそれよりも幅が広いために、そちらの選択肢もない。なので地道に襦袢に衿芯、半衿を付けている。
    格の時季に使っているのは一般的な塩瀬や、ふくれ織り。冬場は縮緬の半衿が使え、生地にしぼがある風合いから、見た目が柔らかい雰囲気になって温かい印象になる。
    しかし私はゆるんできた顔回りを、なるべくすっきりさせたいので、縮緬は使ったことがない。単衣のときはきんち(楊柳)か堅絽、盛夏は紹塩瀬。木綿、麻の浴衣などには、麻楊柳、麻絽を使う。

    *無地半襟 ふくれ織斜線柄(ゑり正)
    ふくれ織りで気に入っているのは、ゑり正の斜線柄のもの。白をはじめ全十一色あり、私は白、薄いベージュの鳥の子色、やや赤味のある黄色の花葉色を、着物の色や着ていく場所に合わせて外出用に。ふだん使いにはグレーよりの灰青、濃紺の濃藍を使っている。ふくれ織りは表面がフラットではないので、多少、半衿付けに難があっても目立ちにくいのがうれしい。
    *単衣・夏物の半衿(ゑり正)
    きんちは白を含めて全七色。どれも薄い色合いで、白、オフホワイト、シルバ
    ーグレーを使っている。竪紀、紹塩瀬、麻場柳、麻紹もあり。ゑり正では他にも、扱いが楽で安価な合繊のものなど、様々な種類がある。経糸が絹百パーセント、
    緯糸がレーヨン百パーセントの、塩瀬の絹交織も便利。半衿は、裕の時季は衿山の部分を少しずつ内側にずらして付け替えながら二、三回、単衣の時季や盛夏は一回着たらはずして、手洗いして陰干しした後、アイロンをかけておく。

    帯揚げ・帯締め

    最初の頃は着る着物がほとんど紬ばかりだったので、辛子色の帯揚げ、帯締めでのりきっていたが、柔らかものを着るようになってから、薄い色が増えてきた。クリーム色は何にでも合って便利に使っている。タイプによっては薄いピンク系の色のほうがいいかもしれたい。汎用性を考えるなら、最初は薄い色のほうが合わせやすい。でそれば帯揚げは合識は避けたほうがいいと思う。慣れないうちはうまく胸元におさまらず、動いているうちにずり上がってきたりするので。古い着物や帯を着ていても、小物が新しいと素敵に見えるので、使い古されたものは身につけないこと。
    *無地帯揚げ(きねや)
    「きねや」の京ちりめん無地帯揚げは、質もよく価格もお手頃。最近気に入っているのは、七宝柄地紋無地帯揚げ。全十九色あって、細にも小紋にも使える。生地はしっかりしている。七宝柄なので色が薄いものであれば、付下などの略礼装まで使えそう。また菊唐草無地帯揚げは柔らかもの向きで二十色ある。光沢のある表とマットな裏と両面使える。

    *帯締め
    帯締めはただの紐ではなく、装いの要になるので、気をつけて選びたい。帯締め一本で帯の形を固定するので、こちらも合繊は避けたほうがいい。昔は色が気に入ると買っていたが、長い間使っていると、房から何本も糸が出てきたものもあった。きっちり締めたつもりでも、少しゆるんできたりしたものもあるので、それらは処分してきた。今、手元にあるものを調べてみたら、道明、龍工房、藤岡組紐店のものが多かった。藤岡組紐店の「モケモケ」は文字通り、帯締めの表面に、絹糸と一緒に組み込まれた、手芸用糸の多色の玉がもこもこと出ていてとても愛らしい。今まで見たことがない個性的な帯締めが多い。
    また、和装小物店で購入して、製造元がわからないものもある。安価なものも売られているが、きちんと作られているものを購入すると、本当にずっと使える。私も三十年以上前に購入したものを、今でも使っている。古びた感じもない。帯揚げ、帯締めは、最初にちょっと奮発しておくと、後々まで得だと思う。
    しかし夏物はずっと使い続けるものではなく、汗を吸って変色したりもするので、そこそこの価格のものを購入して、ある程度使ったら買い替えた方がいい。

    着付け道具

    伊達締め
    価格は高いが衿元が崩れない。以前は伸縮性のあるすずろベルトをとても便利に使っていたが、歳を重ねるにつれて、その伸縮性に体が疲れるようになってきたので、原点に戻った。すずろベルトは一度留めてしまうと、衿は絶対に動かないので衿の位置が保たれる。しかし簡単に修正がきかないので、ちょっと手間取るかもしれない。伸縮するために食事をしても苦しくないので、その点はとても楽で優れている。
    *コーリンベルト(コーリン)
    ふつうのものと浴衣用のメッシュのものと一本ずつ。
    *コーリンベルトしっかり(コーリン)
    礼装着物用に。
    * モスリン腰紐
    色の濃い紬が多いので、そのときは男性用の紺色か茶色。色の薄い着物のとき
    は白。

    170
    *手作りの帯結び用仮紐
    正絹の襦袢地で縫ったもの。幅は五センチ、長さは市販のモスリン腰紐の半分で百十センチくらい。正絹はすべりがよくて引き抜きやすいのだけれど、たれの長さや帯の大きさを決めたり、固定したりするときは、モスリンのほうがすべらないので使いやすい。着付けに慣れないうちは、同じ色の紐だと、どこの部分の仮紐かわからなくなるので、白、ピンクなど、色違い、柄違いにしておくとわかりやすい。
    *着付け用クリップ
    幅ニセンチ長さも・五センチのものは、後ろ衿を留めるとき、帯を結ぶとき、手の部分を前帯に仮留めするときに。その他、幅一・三センチ長さ五セシチ、幅ーセンチ長さ四センチ、それぞれ二個ずつ。小さなものは、帯揚げを折ったとき、その幅が崩れないようにはさんでおくのに使う。

    ヘチマ製ゴムベルト付き
    湿気がこもらず、快適。一年中使える。やや滑りが悪い。福十ミセンチ、長さ四十三センチくらいのゴムベルト付き(一般的な帯板でやや厚みがある。背の高い人、体格のいい人は、もう少し長さがあるもののほうがいいかも)。
    *べっぴん帯板 ベルトなし(たかはしきもの工房)
    かっちりではなく、胴回りの帯の形を整えたいときに。
    *自作の帯板
    白ボール紙を切って自作した幅十三・五センチ、長さ四十二センチのもの。
    *まわりっ子(京都和装元卸協同組合13)
    前結びをするときに使う。脇がシャーリングになっていて体にフィットする。
    帯を結んだ感じは、かっちりとした雰囲気。
    * 楽詩帶(萬代)
    この器具に帯を設置しておけば、着物を着た後、ただ帯を背負えばいい便利な道具。以前はキャンバス地で重くかさばっていたが、メッシュタイプに変わって、より薄手になった。前もって準備しておけば、三分ほどで帯の装着は終わる。最初の頃、帯の設置に手間取ったが慣れればすぐできるようになる。ただ帯を関西巻き、関東巻きどちらで巻くかによって、前帯の柄が関係してくる場合は、帯を設置するときに逆向きにしないといけない。きちんと袋帯を締めなくてはならず、それで頻繁に外出という方は、これを何枚か用意し、それぞれに帯も小物もすべてセットしておいて、あとは背負うだけにしているそうである。手があがらなくなって、帯が結べなくなった方々にも重宝に使われているようだ。ただウエスト回りにややボリュームが出がちになる。私が前結びをして後ろに回した写真と、これを使った写真を比べてみたら、前結びのほうがすっきり見えていた。フォーマルだったらこちらの器具を使ったほうが、堂々とした感じになるかも。
    インターネットではコクヨのいちばん大きなダブルクリップ(コクヨクリー
    31)を使い、同様の帯のたたみ方をして、背負えるようにしているやり方も紹介されている。こちらでも問題はなかったが、器具のほうはマジックテープが付いた帯板がわりの布地でしっかりと胴回りが固定されるので安心感はある。クリップのほうは、固定されている部分が少ないため、布目を正して帯をきっちりとたたまないと、形がぐだぐだになりがちなので、その点は注意。

    *メッシュ前結び板 (京都和装元卸協同組合67)
    こちらも前結び用だが、メッシュでできているので、薄手でカジュアルな感じ。
    本来は夏用らしいが、私は着物をふだんに着る場合、「回りがかっちりするのが好きではないので、外出時の半幅帯のときはもちろん、名古屋帯、洒落袋帯のときも、これを使うことが多い。本体は手洗いもできる。
    帯板をいろいろと揃えているのは、帯の厚さや材質によって帯板を替えているためで、枚数が増えてしまった。締めてみて、手強い帯だった場合、急遽、前結びに変更したりする。
    帯枕
    *空芯才N(ノーマル)、DX(デラックス)(たかはしきもの工房)
    軽くて洗える素材で、使っていて疲れない。Nの高さはミ・五センチ、DXは四・五センチ。ふだんはNを使用。フォーマルのときにはDXを使っている。私は使っていないが、他に高さ六センチのB(ビック)もある。
    *帯枕(ゑり正)

    高さ三・五センチのもの。昔ながらの作りだが、背中に当たる部分の芯がなく、こちらも使っていて疲れない。帯によってはこの帯枕のほうが安定する場合があ
    る。
    インターネット上では、段ボール板とタオルとガーゼなどで作れる、手作り帯枕がいろいろと紹介されている。
    履物
    *カフェぞうり(菱屋カレンブロッソ)
    *本革エナメル草履(伊と忠)
    細を着ることが多いので、カフェぞうりばかりを履いているが、柔らかもののときはエナメルの草履にしている。

    *舟形下駄(ぜん屋)
    表にごま竹が張ってある草履型の下駄で浴衣用。
    他にも礼装用、晴雨兼用、右近、アイドル型、芳町など、草履と下駄をそれぞれ五足ずつ。

    *誂えの長上っ張り(kimono gallery o)
    家で着物を着るときは、家事もするのでどうしてもカバーするものが必要になる。以前は典型的な和装用の白いかっぽう着を着ていたのだが、あれは意外にかさばって、ごそごそする。薄手でかさばらない、木綿で、市販品ではなかなか見つからない色や柄のもの、そのまま近所に買い物に行けるようなクオリティのものが欲しかった。そこで以前、保多織の着物を何枚か誂えた 「kimono galery &(馬場呉服店)」で、同素材の長上っ張りを作った。保多織はワッフルのような織

    り方の木綿で、柔らかく着心地がいい。厚さは「厚地」「中厚」「薄地無地」「薄地柄物」の四種類があり、私は薄地無地のブルーグリーンと、薄地柄物は浴衣や暑い時期の着物に使うつもりで、白地に紺色の細い格子柄にした。
    サンプルサイズは、着丈が肩から百センチ、桁七十三センチ(袖口ゴムなしも選べる)、前幅四十センチ、後ろ幅三十ニセンチ。下前に大きめのポケット、脇に二十センチほどのスリットが入っている。
    私は桁が短いので着物の桁丈を伝え、袖口にゴムがあるとカジュアルになりすきるかなと、ゴムはなしでお願いした。桁丈が短い分、やや身市は狭くなったけれど問題はない。軽くてたたむとコンパクトになるし、すぐ乾くし便利に使っている。
    *雨コート アメダスアップルコート(東レ)
    総子織りのものも何枚か持っているが、一枚だけと考えると、アメダスアップルコートがよいと思う。色は七種類、サイズも五種類あるので、ほとんどの体形の人に合うのではないか。私はいちばん小さいサイズだと丈がーセンチ短いので、その上のサイズを購入して丈を詰めて着ている。雨降りのときだけではなく、柔らかものを着たときのちりよけにもなる。汚れが気になったらネットに入れて、洗濯機で洗っている。着物をき始めたときから、何回か買い替えて使っている。夏用の薄手の紗布コートもあるけれど、これだとゲリラ豪雨はしのげないので、こちらをお薦め。

    本書に登場する書籍
    『伝統を知り、今様に着る着物の事典』大久保信子監修池田書店二〇二三年
    『家庭画報特選決定版 きものに強くなる』世界文化社二〇一六年
    『名和好子のきもの遊び』名和好子文化出版局二〇〇五年
    『初めてのリサイクル着物選び方&お手入れお直し』高橋和江世界文化社二〇一
    七年
    『5分で結べる!簡単らくらく半幅帯のお洒落』石田節子監修 世界文化社二〇一
    八年
    『シーラの着物スタイル』シーラ・クリフ、撮影=タッド・フォング東海教育研究所
    二〇一八年
    『KIMONO times』 AKIRA TIMES メディア・パル 二〇一七年
    『帯結ばない帯結び』ayaaya TAC出版二〇一九年
    『決定版笹島式帯結び100選』笹島寿美世界文化社 二〇一八年

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    2023年11月28日
  • 今日はいい天気ですね。れんげ荘物語

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    ネタバレ

    ~今回のれんげ荘~
    ・キョウコ、実家(現在は兄夫婦が暮らしている。猫を飼いだした。)との交流が急激に増える。
    ・コナツさん、タカダさんとついに入籍。
    ・キョウコ、義姉のマタニティ用服をもらう。
    ・キョウコ、コナツさんの結婚記念お食事会へ行く。
    ・キョウコ、コナツ友人のサリという「~っす」口調のファンキー女性と知り合う。
    ・チユキさん、山の中のパートナー宅で犬が大暴れ。
    ・れんげ荘、畳替えをする。
    ・クマガイさん、知人のアパレル会社が倒産する。
    ・ぶっちゃん、登場せず。

    ~今回のクマガイさんのお言葉~
    似たようなデザインの服なんて、世の中に山ほどある。それで真似されたとか言ってもねぇ。
    若い頃は欲も原動力になるけど、いい年して欲まみれってのもね。
    何もないと気楽でいいわね。
    犬小屋に人間がお邪魔しているという気持ちじゃないと難しいでしょう。

    今回ものんびりでした。
    キョウコの実家で猫を飼いだしたため、キョウコの実家帰還ペースが早くなり(問題の実母もいないし・・・ね)、猫分高め。
    クマガイさんの知人のアパレル会社倒産というのは結構な事件だと思うんだけど、何も動じないれんげ荘の面々。世の中の価値観と大きな差があるっつーか、もう欲から切り離された隠居ということなんでしょうな。
    クマガイさんは、そのため仕事がなくなったんだけど、もともとフルで働いたりその会社に経済的に依存していたわけではないから平気らしい。

    キョウコが、コナツさんのお祝いに行くためによそ行き服がない!ということで、義姉が服を貸してくれることになった。キョウコが「お腹まわりが・・・服が入るかわかりません・・・」と相談したところ、マタニティ用服をもらってきたというのが面白かった。
    キョウコの義姉、めちゃ良い人だよな~。天然のようだけど、気遣いがあるし。
    だって普通さ、義理の妹(中年)に、マタニティ用服は渡せないわ!

    れんげ荘シリーズ、いつまで続くんだろう。
    キョウコが実家に行くエピソードや、実家にいる兄夫婦と電話するやりとりが何度かあるんだけど、猫たちの「わあああああ」「わああああ」とか、猫の言葉代弁が多すぎて、これ群さんの猫エッセイと同じやんけ・・・と思ってそこは流し読みした。
    もうネタ切れなのかなぁ。
    私自身、子育て中の人同士で集まったら子どもの話ばかりしてしまうタイプだから、動物好きの人たちが猫や犬の話ばかりしたがる気持ちもわかるけど。
    自作では、クマガイさんのご登板多めであることを願う。私はクマガイさん大好きで、クマガイさんが出てくると嬉しいので。

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    2023年11月24日
  • 飢え

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    ネタバレ

    裕福ではないが、当時の芙美子は幸せだったと思う。若い娘が食べるものがないと嘆く姿は悲しい。人に頼りもせず、意地だけで彼女は生きてきた。
    花の命は短くて苦しきことのみ多かりきなのである。芙美子の葬式は盛大で、女性作家には参加しない人々もいたが、近所に住む人々はたくさん集まってきていたという

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    2023年11月19日
  • 忘れながら生きる 群ようこの読書日記

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    2000年に刊行された『生きる読書』を改題して今年8月に文庫化されたもの。
    ほとんどが本に関するエッセイで、24つのエッセイのうち、半分のエッセイに著者が1か月間に買った本がリストアップされています。購入した本のリストを見て、小説、社会事件、古典文学、手芸、音楽…などなど著者の興味の広さに驚かされます。
    読んだ本の感想は少なめのなか、『老いを生きる』と『私は優雅な叛逆者』の感想が書かれています。本の内容がよくわかり、面白くて、私もこの2冊を読んでみたくなりました。こんな感想を私も書けたらいいなぁ、と思います。(絶対無理だけど)

    いちばん面白かったのは、8万円の全集を買いたくて妻に話したら喧嘩になった男性の話。本代や本の置き場所で家族と言い争うご家庭は、うちの実家を含めて沢山あるんだろうな、と他人ごとではないように思えました。

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    2023年11月18日
  • 働かないの れんげ荘物語

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    れんげ荘、第二弾。
    48歳になったキョウコさん。
    今も月10万円で仕事をせずに暮らしている。
    自分では難しいなと思いつつ、この生活に興味が湧いて第二弾も読んでしまいました。
    3作目も読みたいです。
    キョウコさんのはじめた刺繍の閑静も楽しみです。

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    2023年11月12日
  • 忘れながら生きる 群ようこの読書日記

    Posted by ブクログ

    理想の人というエッセイに惹かれて。群さんのエッセイには、これでいいのだと思わせてくれる要素がたくさんある。本を読んでもほとんど覚えていない、料理をしないけど料理本を眺める、など。私も気になっていたお気に入りのパン屋さんのパン作りの本を買おうと思った。

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    2023年11月12日