群ようこのレビュー一覧

  • しない。

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    群さんの小説はほのぼのしていて、様々なものを受け入れ受け流し、そんな柔らかさを感じ大好きです。
    さてエッセイはどんな感じかなと、初めてエッセイを読みましたが、イメージしていたものと違い、ある意味衝撃を受けました。
    が、自分の生き方への素直さが群さんらしいわかりやすい文章で記されておりとても読みやすかったです。
    群さんの小説に登場する、(人に流されない、けど第一印象は少し変わっている人)は群さんの中にあるこういう部分とも通じでいるのかなと思ったり。。

    しない。というタイトル通り、いやタイトル以上に強い意志をお持ちでそれが生きてきた歴史によりさらに強くなってる印象。

    共感をしながら読む部分は正直少なかったですが、
    (手帳)の一部から

    〈見栄を張ったりするよりも、まずは自分が嬉しくなるのがいちばん大事になってきたのである。〉
    という部分は、人それぞれ無理に価値観を共有する必要もないし、私は私でいいわ。そのかわり、他人の価値観もほどほどに、受け入れてあげましょ、と私は感じました。好きな一文でした。

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    2022年05月31日
  • しない。

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    今まで普通にやってきたことをしない、方向に変えてみたら…。
    色々なテーマの「しない。」がありましたが、中には、著者の体調の変化でできなくなったこともあるんですね。
    何かを『しない』ようにすることで、得られることがある。
    今の人は、便利さを普通に求めて、それがなくてはならない状態になって、それによって一方、別方面で不便になっていることがあるのだな、と気づきました。
    特に、管理や心の余裕の面で。
    自分で、やめることを決められる、実行できるって実はすごいことなのかも。

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    2022年05月29日
  • よれよれ肉体百科

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    肉体が歳を重ね段々と衰えていくのは当たり前。
    思い当たること満載。
    肉体の変化を気付かされて認めてはーっとため息が出そう。
    なのに群さんの表現が面白くてクスッとしてしまう。

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    2022年05月15日
  • かるい生活

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    前作の漢方の話が好みだったのと群さんの描く言葉が読みやすかったので手に取った
    いらないものを捨てるときのなんとも言えない虚しい気持ちを思い出したり若者のスマホの件にゲンナリしたり家族って本当めんどくさいな〜とまだ成人を迎えていない自分ですら思ってしまった
    面倒臭くて重い話もあって当たり前で、そういう話を吐き出してこそ「かるい生活」を手にしたい

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    2022年05月04日
  • 母のはなし

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    著者の作品には小説とエッセイがあるようでこちらは小説であるものの自叙伝的のようで著者の『母のはなし』のようだ。娘から老女になるまでの一生が描かれている。ハルエさんの一生を一緒に過ごしてきたような時代が流れていくさまを感じることができた。波瀾万丈な彼女が老女となり幸福な日々を過ごしていることが想像できる最後で読後感はよかった。

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    2022年04月30日
  • 散歩するネコ れんげ荘物語

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    れんげ荘物語 第4段
    無職で社会的には何もしていないキョウコさん。
    この先の老いてからの不安を抱えつつも日々の生活は続く。
    散歩する猫、認知症の母、隣人達の日々、そんな事が何気ない毎日に色を添えてくれているのかな。

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    2022年04月29日
  • 婚約迷走中 パンとスープとネコ日和

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    パンとスープとネコ日和の第4段

    しまちゃんの真面目さは折り紙付きである
    仕事にとことん真面目なしまちゃんをみていると
    私も仕事もっときちんと頑張ろうと反省する

    もうね、アキコにとってしまちゃんはなくてはならない人
    そんなしまちゃんにはシオちゃんという、しまちゃんの
    事が好きで好きでたまらない彼氏がいるのだ

    そろそろ2人も結婚か? 

    シオちゃんとの今後のこと
    結婚するしない、一緒に住むすまない
    籍を入れる入れない
    2人が相談して決めればいいことだが
    シオちゃんの両親も出てくる
    シオちゃん同様とてもいい人でしまちゃんのことを
    我が娘のようにかわいがってくれるわけだけれど

    ご両親の思いや愛が重い
    真面目で頑固なしまちゃん
    全力投球は疲れないだろうか、と心配してしまう
    まぁそこがしまちゃんの良いところではあるのだろうけれど

    お隣の喫茶店のママはなんだかんだいっても
    情に熱いところがあるので
    面倒見が良くて優しい人なのだ
    シリーズでよんで
    そういうママの人柄も見えてくる

    そして、ろんとたいのどすこい兄弟はあいかわらず
    わあわあにぎやかでかわいい

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    2022年04月25日
  • じじばばのるつぼ(新潮文庫)

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    著者の観察力に脱帽する。
    巷には、こんなじじばばたちが、たくさんいるのだ…という現実。
    ちょっとどうにかならないものだろうかと思ってしまう。
    だが本人たちは、普通なんだろう。
    もう、年齢的には近づいているのだが、迷惑をかけない清潔で素直な老人になりたいものだ。

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    2022年04月17日
  • おやじ丼

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    世間の「親父」
    世間が見る「親父の姿」はなかなか面白い。昔の「頑固親父」「雷親父」などは消え去りどちらかというと「個性丸見え」の親父が増えたのか。子から見た親、社員から見た年配、家族からみた祖父など世間もどんどん変化していることに面白みと楽しみも増えたと感じた。 できればそんな「親父」を普通にする方法の対処法があるともっと面白いかも。

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    2022年03月28日
  • いいわけ劇場

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    ネタバレ

    言い訳しながらどうにか生きているおかしな人たち。
    副題もユニークな言い訳が散りばめられている。
    120分の女~目立ちたいから。止まらない男~したいから。
    ダメだ自分と思った時に、どうしようもない人たちから元気を貰ってパワーチャージ。

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    2022年03月27日
  • この先には、何がある?

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    群さんの半生を語ったエッセイ。
    編集関係のやりとりとか
    わりと書きにくそうなことも書くね。
    物書きの心理が知れて、おもしろかった。

    本当は仕事なんかしないで
    ずーっと本を読んで過ごしたい。
    ああ…激しく同意します。
    群さんが勤めていた「本の雑誌社」も
    そういう人たちが始めた会社ですものね。

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    2022年03月12日
  • じじばばのるつぼ(新潮文庫)

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    著者が日常の生活の中で目にした、高齢者(じじばば)の生態を、その鋭い観察眼で面白おかしく綴ったエッセイ集。
    服装マナー欠如じじ、情けないじじ、ばばのファッション、俺様じじ、方向音痴ばば、お供じじ等々、あるはあるは(笑)。
    面白く読みながらも、自分に心当たりが無いか、己の行動を振り返りながら読み進んだ反省の日々(笑)。

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    2022年03月12日
  • じじばばのるつぼ(新潮文庫)

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    説教されてるような読後感…そんな人もいるし、自分もなるかもしれないな。まぁ、こんな風に面白おかしく書いてくれるなら、まぁいいか。

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    2022年03月09日
  • おやじ丼

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    久々に群ようこさんの本を読んでみた。
    小気味良いサバサバした感じが心地よい。
    どこにでもいる、あるあると思うおやじ、きっと近くにいたら嫌だし、ネガティブに捉えてしまうけど、文章で読むと可愛く見えてくるのが不思議だ。

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    2022年03月05日
  • この先には、何がある?

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    202202/群さんの自伝的エッセイ。ずっと読んできているので、当時のエッセイに書かれていた旅行や麻雀話などのエピソードを思い出しつつ。そして今も鷺沢さんの新作読んでいたかったなあと思ったりしつつ。

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    2022年03月04日
  • ついに、来た?

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    ネタバレ

    親が認知症になって、戸惑い、あたふたする子どもや周囲の人を描いた短編集。
    パターンの違う症状を発症する親を前に、周囲は一様に戸惑う。
    特別養護老人ホームはどこもいっぱいで何年も待たなければ入れないなか、自分が面倒を見る立場になったらどうすればいいんだろう。そして、自分自身が認知症になったら。。

    色々考えさせられたが、どの話も結論がなく、ちょっと中途半端な感じが否めない。最後まで描いてくれたら、少しは参考にできるかもしらないのに、少し残念。

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    2022年02月27日
  • ほどほど快適生活百科

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    まさしくほどほど、無理をしないで生きているおばさんの衣食住その他についてのさまざまの生活感。そのように生きたいものと思う。

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    2022年02月27日
  • ほどほど快適生活百科

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    群ようこさんの本読んでて。わたしもよく断捨離しよー!って思い立つんですが。
    毎度毎度なかなかの失敗を繰り返していて。笑笑
    それ読むとなんか勇気でます。笑笑

    みんな失敗してるんだー買い物にしても断捨離にしても!笑笑!!!!なんか断捨離すると買うこと自体がなんとなく怖くなるし、失敗したらどうしようって不安になって、買い物しながら失敗を想像できるようなったのはいいけど、少し罪悪感が伴うようになったここ最近。

    でも、群さんはお金は棺桶に入れてもらえないし。老後のために貯金って、老後だけが人生じゃないのよ。って聞いて。たしかにな。

    失敗しても勉強だと思って買い物続けて、たまに成功でもよし!っていう潔さは見習いたい!!!!!
    不動産の権利証無くしてみつからないけど、まいっか。っていう群ようこさん。さすがです。

    群ようこさんが、目の下から頬を斜めに横切る線を、
    ゴルゴ線。

    と、呼んでおり睡眠不足だと出るらしいと聞いて、わたしもいつかゴルゴ線ができないよう睡眠だけはしっかりとっておこうと心に留めた一冊でした。

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    2022年02月26日
  • 衣もろもろ

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    衣服に関連するアレコレを徒然なるままに書き綴ったエッセイ。
    なにかこだわりを延々と語る感じではなくて、
    誰もが感じるであろう衣服の悩みや失敗エピソードなどが語られていて、あー分かる分かる、と読み進めた。
    何かが得られるというわけでないが、
    身近なオバチャンとお喋りするみたいな感覚で
    さくっと読めて平和で良い。

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    2022年02月23日
  • じじばばのるつぼ(新潮文庫)

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    いっとき、それこそ20年ほど前まではよく読んでいました。
    ちょうどその頃は小説を読むエネルギーが無くて、エッセイならかろうじて読むことができた頃でした。
    今回久しぶりに手に取ってみると、あの頃と変わらない「群さん」だなあと懐かしかった。
    タイトル通り、じじばばのどうしようもない所を観察眼鋭く書かれています。
    でも、僕は昔読んでいた頃のような、テーマはバラバラでの「群節」のエッセイの方が好きかなあ

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    2022年02月14日