吉本ばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々に吉本ばななさん。
しかも南米・アルゼンチンが舞台だなんて!
合間に写真も結構載ってていいかんじ♪
Mr.Bookmanで見つけて購入ー満足02♪
旅行記としても、小説としても楽しめる!
実際に足を運んで経験したことが書かれてると、
吉本ばななさんがこんな体験したんやなーとか
こういうふうに見て感じてきたんやーとか思って読めて面白い☆
南米(ペルーやけど)行ったことあるから、
何となく分かったふうに想像して読んだw
でもほんと写真もあるし、その風景が頭に描ける。
小説としても好き。
心地良い瞬間の中で、あー今死んでもいい、って思える。
・・・なんとなく分かる。そりゃあ死にたくはない -
Posted by ブクログ
50向いていないことは、してみないとわからないとよくいうが、本当にそうだった。
94「ここって山梨みたい。懐かしいんだよね。」メンドーサ
117これでいい、今はこれでいいのだ。・・・時間をかせぐのだ、それしかできないのだから。野生動物がじっと傷をなめて、熱をもった体中を癒すために暗がりでただ待っているように、精神がじょじょに回復して、うまく空気が吸えて、まともなことを考えられるようになるまでこうしているのがいちばんいい。そう思った。
121悲しみは決して癒えることはない。薄まっていくかのような印象を与えて慰められるだけだ。
135わかっていた。今悲しいのなら、今。そこにいなくては意味 -
Posted by ブクログ
大きな出来事で突然に景色がかわる瞬間、見る視点が変わるような、目線がかわるような。その瞬間、当たり前の日常のありがたさとか、普通の日々の尊さを否応無しに感じてしまう。 行き着くところに行ったからこそ見えることは沢山あると思う。
この物語では、突然友人の喬がHIVポジティブだったことがわかり、それを受け入れようとする人たちの旅を描いている。その旅の物語は深刻ではあるけど絶望的ではなくて何か希望を感じさせてくれる。エジプトという、昔から続く命や愛の神の力が今も感じられるような状況で描かれる物語で、真剣に読まないと見落としてしまいそうな何かがあるような気がして、とても丁寧に読んでしまう。静かに淡 -
Posted by ブクログ
現実的な夢や、あり得ないことばかりが起こる夢。予知夢を見たり、他人と同じ夢を見たり。たくさんの“夢”にまつわるエッセイ。
友人達と、夢の話をするのは楽しい。私が聞いた中で、最も興味深かったのが“夢の中での自分の家”の話。現実の自分の家じゃないし、見た事もないのに、いつも夢の中の自分はその家に住んでいるんですって。
吉本ばななの宗教に対する考え方が好き。“宗教”と聞くと、オカルトや危ない集団というイメージが強いけど、だれもが一度は考える「なぜ生きるのか?」を真剣に探求する人達の、一つの結果が宗教なんだと思います。だから、哲学者や自己表現活動をする人々と共通する点が多いのでしょう。
それ -
Posted by ブクログ
「怖い」ではなく、理屈では説明できないような日常の中に起こることのあるちょっと不思議な物語がたくさん詰め込まれています。
あとがきで吉本ばななさんが2年間ずっと怖い話を読み、YouTubeを観て整合性がとれるようにがんばったと書いてありました。一つ一つ読んでいて気味の悪さを感じるものはあるものの、後味が悪いものはなくスッと入ってくるような感じでした。
数ある話の中で「光」だけは話の毛色が違っていて、物語の書き出しも「この話だけは少しトーンが違う。それは、実話だから。」で始まっています。何が優しさなのか、何が正しいのか、正論は時々人を傷つけることいろいろ考えさせられます。
ちょっと不思議な話 -
Posted by ブクログ
初吉本ばななさん!女性作家好きとしてずーっと読みたいと思っていたのです。
嫋やかで優しくて、なんだか朗読したくなるような文章でした。
だけどその心地良さの中に、抜きん出た周囲の人や物事、気持ちに対する観察眼が詰まっていて、なんていうかもっと周り見て過ごそうとしみじみ感じました。
『確かにつぐみは、いやな女の子だった』
書き口からつぐみは亡くなったものとばかり思っていましたが、気丈に生き抜いてくれていたんですね。
ひと夏の出来事が、本当にまりあの思い出の中で輝いている一幕だったんだと思えました。
つぐみにとっては、この先超えなければならない山の一つかもしれませんが…
まりあより長生きして、「お -
Posted by ブクログ
この短編集のなかのSINSIN AND THE MOUSEが映画化されるとのことで、劇場で観る前にもう一度読み直そうと思って引っ張り出してきた。
この短編のいいところは、はじまる予感だけはあるけど、なにもはじまらないし、なにもおわらないところ。生きていく中のほんの少しの時間を切り取っただけの話なこと。
生きているといろんなことがあって、悲しい気持ちを抱えながらも、ちょっといいなって思う人に会ったりと、感情もいろんなものを同時に抱えるもので、これが終わったら次の事とかきれいな区切りってないものだったりする。
わたしの人生もこんなかんじのちいさな出来事の積み重ねで出来上がっていればいいなと思