吉本ばななのレビュー一覧

  • SLY  世界の旅2

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     大きな出来事で突然に景色がかわる瞬間、見る視点が変わるような、目線がかわるような。その瞬間、当たり前の日常のありがたさとか、普通の日々の尊さを否応無しに感じてしまう。 行き着くところに行ったからこそ見えることは沢山あると思う。
     この物語では、突然友人の喬がHIVポジティブだったことがわかり、それを受け入れようとする人たちの旅を描いている。その旅の物語は深刻ではあるけど絶望的ではなくて何か希望を感じさせてくれる。エジプトという、昔から続く命や愛の神の力が今も感じられるような状況で描かれる物語で、真剣に読まないと見落としてしまいそうな何かがあるような気がして、とても丁寧に読んでしまう。静かに淡

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    2009年10月04日
  • SLY  世界の旅2

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    宝物本。
    色や味が感じられる本。あまいパンケーキが食べたくなり、朝日が昇ってくるのをゆっくり眺めたくなり、色のついた壁画が見たくなって、ついにエジプトまで行っちゃいました。
    出てくる場所が実際に存在しているのが、非常に楽しい。

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    2009年10月04日
  • 夢について

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     現実的な夢や、あり得ないことばかりが起こる夢。予知夢を見たり、他人と同じ夢を見たり。たくさんの“夢”にまつわるエッセイ。

     友人達と、夢の話をするのは楽しい。私が聞いた中で、最も興味深かったのが“夢の中での自分の家”の話。現実の自分の家じゃないし、見た事もないのに、いつも夢の中の自分はその家に住んでいるんですって。
     吉本ばななの宗教に対する考え方が好き。“宗教”と聞くと、オカルトや危ない集団というイメージが強いけど、だれもが一度は考える「なぜ生きるのか?」を真剣に探求する人達の、一つの結果が宗教なんだと思います。だから、哲学者や自己表現活動をする人々と共通する点が多いのでしょう。
     それ

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    2009年10月04日
  • ばななブレイク

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    パイナップルヘッドよりもっと真面目なエッセー。作品に反映されている、死を巡って思うこと、亡くなる直前の人の透明感、とか、宗教への関心、とか、これだけの人をひきつける作者なりの考えと責任感というものも反映されていて、エッセーなのに、小説みたいに惹かれる本だった。

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    2009年10月04日
  • パイナップルヘッド

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    ananに連載されたエッセイ集。特におススメは「かならず恋人が出来る秘訣」。その中の『自足』っていう考え方は、タイトルはこんなだけど、恋愛に限らず楽しい人生の秘訣だと思う。
    『自足』=『表向きどんなに騒いでも自分の感情を自分で終わらせることが出来る人』 読めば分かります。必読。

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    2009年10月04日
  • SLY  世界の旅2

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    清瀬と日出雄と喬。

    「きみたちはなんて変わらないんだ」

    なにがあっても変わらずそばにいつづけたい。

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    2009年10月04日
  • おとなになるってどんなこと?

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    おとなってなんだろう?自分はおとななのか?と気になり読みました。

    内容は、著書がおとなになった時、おとなになるまでにしてほしいことなどが書かれています。
    難しい言葉ではなく、寄り添うように語りかけてくれる文章が心地よかったです。

    おとなとは?の正解は人それぞれだと思う。

    いつまでも子どもでいたいけど、子どもでずっといることはできない。
    時は流れ人は、歳をとり子どものままでいられなくなっていく。

    子どもの時の心は忘れずにほどほどのおとな(やるべきことは、責任をもってやる、やりたいことは諦めずにやる)でありたいと思いました。

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    2026年03月22日
  • 下北沢について

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    吉本ばななの下北沢での暮らし。
    私はこういう類の本が大好きだ。人の生活を覗き見してる感じ。
    どうしようもない時に近くにいてくれた人、いつものお店、そういうもので生活が成り立っている。

    ついこの間3/14GEZAN武道館、3/15岡本太郎記念館での佐内正史展示、どちらも同じタイミングでばななさんと同じ場所にいた。
    なんだかそれだけで嬉しい気持ち。

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    2026年03月21日
  • ミトンとふびん

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    形容するならば、もう手に入らない輝く宝石を思い出してみたり、それを一旦忘れて次へ進み出そうとする勇気を与えてもらえるような作品だと思いました。

    私もともに、人という儚い存在が輝いていた軌跡を確かめるようにして読みました。

    小さくて軽い本のはずなのに、とても大きくて重たい大切なものを手に取っている不思議な感覚でした。

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    2026年03月17日
  • 旅人のように どくだみちゃんとふしばな13

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    ばななさんが、銀色夏生さんの『つれづれノート』をまだ読んでいる、とわかってなんだか嬉しかった(本人と作品は別、と書かれているのが、ばななさんらしい)。

    奈良のとある神社にある、優しく撫でてから持ち上げると軽くなり、叩いてから持ち上げると重くなるという石の話が興味深かった。
    石自体に変化がある訳ではなく、人は自分の撫でたものを自分にとって大切な物と認識し、軽く感じられるように脳が判断するらしい。逆に、叩いた物は嫌な物と認識して、重く感じると。
    これって、世の中の色々な場面で当てはまりそう。
    自分に対してや、人間関係についても影響があるのでは、と思った。

    あと、『自分のしたことは自分に返ってく

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    2026年03月15日
  • ミトンとふびん

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    『ミトンとふびん』

    なんでもない日常を切り取った作品、は精神が安定していない時に、早く家に帰りたいと思うような日々の喧騒に、少し彩りを与えてくれる。

    女性作家の壊れてしまいそうな繊細な感覚を贅沢に味わうことのできる作品。

    「でも、人が意志を持ってそっとしておいてくれるということに、こんなに安心したことはない」

    「積み上げたものをまた失うのはわかっている。どんなに積み上げたって、死んでしまったらお別れ、そこでいったん終わるのだ。…それでも私たちはなぜか積み上げ続ける。それが生きている証しであるから。」

    なんでもないただのお泊まりの時に、彼がタオルを広げて髪の水気を取ろうとしてくれたこと

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    2026年03月12日
  • ミトンとふびん

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    心にぽっかり穴ができてしまって。それをただ寂しいと表して時間が解決することが大半な世の中だと思うけど、この本では寂しくたっていいじゃん寂しいままでいいじゃんってそのままでいることに寄り添ってくれるような小説だった。
    ”なんでもかんでもここにあるのに、自分枠の狭い目で切り取って見ることしかできないのは私の方だ”
    そうだなあ、現世にあるものが全てではないし、枠をとっぱらったら見えてなかった素晴らしいに出会えるのだ

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    2026年03月12日
  • ミトンとふびん

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    谷崎潤一郎賞を受賞した短編小説集。何かしら哀しみを抱えた人々が旅先での出来事で、少しずつ歩み出す。

    それぞれの小説の中で、皆少しは考えた事のある内容、人と暮らすとは?人生とは?成功とは?について登場人物を通して優しく繊細に、ユーモアを交えながら語られている。

    ゆっくり時間をかけて、心の機微を確かめながら歩むことの尊さを語っているように思えた。

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    2026年03月09日
  • ミトンとふびん

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    ギュッと抱きしめて大切に包み込んでいたいような、そんな話が詰まった作品だったなぁ。じんわりと広がる優しい温かさと痛み、すごい好き。

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    2026年03月07日
  • ミトンとふびん

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    よしもとばななさんの言葉は、こころの模様を繊細な風景画のように描き出してくれる感じで、とても好きだなぁと改めて思った本。全然見たことない風景だなぁとなることもあるし、いつかどこかで見た景色だと感じて急に心に迫ってくることもある。

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    2026年03月07日
  • ミトンとふびん

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    大切な人とどう向き合うか、を考えさせられる短編集。特別な輝き(まあ、それがどんなものなのかもわからないけれど)がなくても、大切な人がいる人生を、ああ、なんて幸せなことなんだろう、と認識させてくれる物語。

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    2026年03月04日
  • ミトンとふびん

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    人は失うことを経験しながら生きている。そこにはまた新しい出会いが訪れるということの前兆でもある。

    人は出会い、別れ、愛し、愛されその一生を終える。出会うことには意味があって、別れることにも意味がある。意味の無いことなんかないよな、と思った。

    私はある人に頼りすぎたことがあって、突然居なくなり、準備が出来ていなかったことがある。
    当たり前なんてなくて、そばにいてくれることは幸せなことなんだと思う。
    離れていかないだろうとタカをくくっていてはいけないのだ。

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    2026年03月03日
  • ヨシモトオノ

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    表紙の絵はばななさんなんだ、良いですね。さて、遠野物語は語り部さんからまたは遠野昔話村の展示されているものを見て何点か知っています。生活に密着した不思議なお話しですがわたしには作り話しではなくて本当にあったことに思えます。その世界観が大好きでとても読みたい本でした。非現実的な出来事でも何かを教えて導いてくれる不思議な力があるように感じます。事故物件と大家さんのお話しは本当に最良です。

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    2026年03月01日
  • ヨシモトオノ

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    ばななさん歴は短いけど、このふわふわで柔らかな文章に惹かれていく自分がいる。


    リスカをする幽霊みなたいな女の子に恋する僕。「こんなに背筋がヒヤッとする、愛の告白ってあるんだ〜」と新たな扉をあけてくれた筆者に感謝。

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    2026年02月24日
  • アムリタ (下)

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    好き!日常当たり前の生活を大切に大切に送っていきたいなーって思った!小さな幸せも沢山見つけたい!!当たり前に側にいる人を大切にしたい!!

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    2026年02月22日