あらすじ
もてる人の条件を綴る『必ず恋人ができる秘訣』。死についてしみじみ、そして鋭く考察した『なにかをのこして死ぬということ』。決定的な『ダイエット考』……。
くすんだ日もあるけど、輝く日もある! 喜びと深い感動。愛にあふれた生活のヒントを書き記した50編。あなたの心に小さな奇蹟を起こす魅力のエッセイ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『必ず恋人ができる秘訣』それは自分の楽しみを人に依存しないで自分で作れる=自足した人になること-だそうです。そういう意味でばななさんはまったくもって自足してる方だと思いました。楽しいことがいっぱい詰まってる本でした。
Posted by ブクログ
ananに連載されたエッセイ集。特におススメは「かならず恋人が出来る秘訣」。その中の『自足』っていう考え方は、タイトルはこんなだけど、恋愛に限らず楽しい人生の秘訣だと思う。
『自足』=『表向きどんなに騒いでも自分の感情を自分で終わらせることが出来る人』 読めば分かります。必読。
Posted by ブクログ
ananの連載エッセイ、
林真理子の前は吉本ばななだったんだね!
その時のエッセイ集
海のハンバーガーとかめっちゃきになるネタが多々あり(笑)
とにかくなんでもない文章がとてもきらきらしてみえる
でも誰かを眩しくさせて陰を消すような明るさじゃなくて
暗闇で光るベッドランプのような暖かさがあります
すきー
Posted by ブクログ
このエッセイを「anan」で読んでいた頃、まだ10代だったのだなあとしみじみ。
ばななさんの文章も若い!
スヴェルトとか、カローラⅡとか、本当に懐かしい。
ご本人が狙った通り、当時が甦ります。
Posted by ブクログ
エッセイ。ちょっと飽きるところもあったけど、やっぱりステキな所もあった。引用にあるような文章を、想いを持っているからこの人はこんなにステキな文章が書けるんだろうな。
Posted by ブクログ
エッセイははじめて読んだけど、おもろい人やなあ。こうゆう人がキッチンとか書いたのかあ。と思うと意外なようなぴったりなようなふしぎな感じ。 07.12.27
Posted by ブクログ
ananに掲載されていたらしい。確かに、読みやすく軽い感じで書かれているが、観た映画とか本とか、なかなかに趣があったり、観察眼になるほどと思って、自分もこうありたいものだと思ったり、意外に影響を受けたりする。
Posted by ブクログ
雑誌「anan」に連載されていたものを集めたエッセイ集。初めて吉本ばななさんのエッセイを読んだが、おもしろい!エッセイは、吉本さんの友人でもあるさくらももこさんのをよく読んでいたがどちらもニヤニヤしながら読んでしまう。時には声を出して笑うことも。
でも、吉本さんのエッセイは心に響く文章がたくさんあった。
特に、「君はどこでこのページを…以下略」の章にあった「恋愛はドラッグだから、しすぎると良くない。でも健全さを捨てても余りある見返りもある。すべての別れが、冬が来て木の実が自然に枝を離れて大地に落ちるように訪れればいいのに。」はとてもいい文章だと思う。
Posted by ブクログ
相変わらず、ばななさんのエッセイは、ばななさんのまわりの人たちの話が中心だけど、楽しくて素敵な人が集まっていて、うらやましいです。何度も読み返しているけど、好きなエピソードはいつもおなじ。この本のなかでは「セクシームッシュウ」さんにぜひ会ってみたいです。
Posted by ブクログ
「anan」の1994−95年の連載モノのエッセイ集でした。
時事ネタが多く、さらりと読みやすかったです。
さらりと、時代を物語っていて、そんな時代だったな。と、思い出してみた。
Posted by ブクログ
エッセイを面白くしているものってなんだろう?本書は、雑誌『anan』に連載されたエッセイを1冊にまとめたもの。1994〜95年に吉本ばななさんが日常の中に感じたことを綴っています。ものすご〜く個人的で、その上他愛無いことばかり。でも、面白い。それで、「なんで面白いんだろう?」という疑問が湧いたわけです。エッセイの内容より、そっちのほうが不思議で気になりました。ひとつ、これかなというものが浮かびました。それは、ツッコミどころだらけの考えを書くと面白くなるのかもしれないということです。つまり、読者が読んだ途端に、「それはちがうんじゃないかなあ」とすぐにつっこまずにいられなくなってしまう文章がいいんじゃないかと思ったのです。まさに、本書に収められたエッセイはどれもそうでした。読者が共感できたり共有できたりする話はいいに決まっていますが、読者に必ずそう感じさせる文章というのはベテランの作家だってそう易々とは書けないでしょう。でも、作家が日常でのおちょこちょいな失敗や非常識な言動の数々を曝け出すのを厭わなければ、そこそこ面白いエッセイになりそうだ、と本書を読んで思ってしまったしだいです。吉本ばななさんは初めてでしたが、本書のエッセイはとても愉しいものでした。取り上げられた話題は確かにちょっと古く感じます。古いから仕方ありません。でも、人の考え方はそうそう変わるものではありませんから、吉本さんは今も同じように考え、感じているかもしれません。まさか、読者につっこまれるような考え方は吉本さんの策略による創作で、実際は至極真っ当な真面目な方なんてことはないでしょうね?でも、そんな気もします。
Posted by ブクログ
独特の世界観で小説を描く方なので、日常をどのように捕らえているのだろう…、
と興味があったが、意外とふつうで変に安心。
しかし世間に躍らされることなく、きちんと自分の世界観を貫いているところがすばらしい。
しかも、押し付けがましくなく。
そんな、日常のあれこれを著者が感じたままに綴ったエッセイ。
力の抜けた感じがいい。
Posted by ブクログ
もてる人の条件を綴る『必ず恋人ができる秘訣』。
死についてしみじみ、そして鋭く考察した『なにかをのこして死ぬということ』。
決定的な『ダイエット考』…。
くすんだ日もあるけど、輝く日もある!喜びと深い感動の話。
愛にあふれた生活のヒントを書き記した50編です。
あなたの心に小さな奇蹟を起こす魅力のエッセイです。
表現が上手く、情景も分かりやすいし、ちょっとしたシャレもあってクスリと笑ってしまう感じです。
Posted by ブクログ
この表紙がカワイイではないか!「アンアン」の1994−95年の連載モノ。ってことは時々は読んでたりしたのかなぁ?
はっ!もしかして、電車で隣に座った星占いまで読んで雑誌を閉じた女ってもしかして私だったりして?!そうだとしたら・・・ご心配なく!今、全部読んだからさ!!(2007.5.4)
Posted by ブクログ
これだったか、日々のことだったか、ばなな氏がむかついた腹いせにさらっと万引きする話があって、「こんなに簡単に万引きする人がいるのか!」とびつくりしますた。