吉本ばななのレビュー一覧
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3.5に近い4
相変わらずのばななさんの優しい言葉と、挿絵Soupyさんのあたたかい絵が寄り添う、すてきな本だった。(mujiブックスで発見)
愛する人とご飯を食べることって、人生の中で最も尊くて幸せなことと言えるんだろうなあ、
そして愛する人に食べさせてあげたいと思うこともとても尊いことなんだな...続きを読むPosted by ブクログ -
中学生のときに初めて吉本ばななさんの小説を読んだときに深い衝撃を受けて、それから大人になって今まで、全作品ではないものの折に触れて読んでいる。
そして読むと、どんな内容であっても「あぁ、吉本ばななさんの作品だな」と思う。スタイルが一貫している、と感じるから。
この作品は「哲学ホラー」と銘打っている...続きを読むPosted by ブクログ -
「死」との向き合い方を考えさせられる作品。どちらの作品も身近な人の死を乗り越えて未来を開いていくイメージが強い印象を受ける。そのため、全体としては暗いというか静かな流れだが、あることをきっかけとして徐々にその傷心が癒えていく様子を紡ぎ取っている。
薄い本ではあるが、読んだ後の余韻に浸る時間が長い...続きを読むPosted by ブクログ -
「兄貴」と慕われるバリの大富豪、丸尾孝俊さんの生き方の指南書です。時折、挟まれる吉本ばななさんの「兄貴」の人物評も的確です。読んでるだけで素敵な幸運が舞い込みそうな本でした。Posted by ブクログ
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自分の場合はどうだろう?と考えながら読んだ。
『まえがき』にもあるように、この本には「大人になんかならなくっていい、ただ自分になっていってほしい」というメッセージが込められていた。
印象に残っているのは、以下の箇所だった。
(P14より引用)
・・・・・
大人になった後は、子ども時代を取り戻して...続きを読むPosted by ブクログ -
大人の絵本といった趣です。といっても書かれてる内容はエッセイです。幸せのエッセンスがギュっと詰まった素敵な本でした。イラストもとても素晴らしかったです。Posted by ブクログ
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学校の授業の机に縛り付けられる苦しさの中、小説家になると決めた自分の意思を通していく強さに尊敬しました。ホリエモンもそうですが、小学校時にただただ集団的思考で我慢するのが当たり前の生活ではなく、自分の決めた目標に対して時間を使った人は夢を叶えているんだなぁと。
子供の自分を否定せず、共存していく事で...続きを読むPosted by ブクログ -
バリ島に住んでいる兄貴の考えがぎゅっと詰まった1冊。
兄貴はものすごおおく人を大事にしている。身の回りの人、自分を頼ってきた知らない人、分け隔てなく与えている。
○分け前は必ず仲間に与える。
○自分のことばっか考えないで人のことを考える。上司と呼ばれる人は自分のことをきっちりするのは当たり前。部下...続きを読むPosted by ブクログ -
身近な人の死についての2つの物語。
ハードボイルドはかつての恋人の死。
夢で何度も彼女が出てくる。本当はとっても大切にしてた毎日だったと思う。彼女からたくさん影響を受けてたんだと思う。
見えないものが見えたり、普通の人が感じれないことを感じ取ったりすることも彼女からの影響が強い?
主人公が1...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろかった◎
ぴんときたところは秘密メモにて。
【いちばん響いた部分】
神様は私たちを絶対に助けたいと思っているはずです。だけど、私たちの願いが「真心から」か「そうではない」かという点で左右されます。結局は魂と肉体が一つにダンスをすれば何でも叶うのですが。
願いや豊かさを現実化するステップが...続きを読むPosted by ブクログ