吉本ばななのレビュー一覧

  • ミトンとふびん

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    本棚にあったら落ち着く1冊。
    何かを失った人、何かで傷ついた人。そんな人達を優しく包み込んでくれる1冊だった。人生において辛い時に道標として本棚にいて欲しい。

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    2026年10月11日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    「ちょっと鷹揚に、ぽわんとして、てきとうで、なにも目指さない好きさで。」
    ここに来てこんなに刺さる言葉があるなんて
    それが正解なのかは分からないけど、少なくとも真逆よりはいい!

    本って何があるのか分からない。

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    2026年10月10日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    哀愁は漂うが、光は存在していて、ゆっくりではあるが必ず流れていく時の中をそこに向かって進んでいく日常が他人の人生を覗きみているようなそんな気持ちにさせられる。
    自分はハードラック派だったが、みんなの姉への愛で涙が止まらなかった。

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    2026年10月09日
  • ミトンとふびん

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    朝井リョウさんがおすすめしてて気になった作品。

    死について傷がある主人公たちで、全ての短編が良かったのだけど個人的には、夢の中と、ミトンとふびんがとても好きだった。

    私は最近特に親が死んじゃったらどうしよう、、とかいつかは来る別れの時にすごく悲しくなる瞬間がある。いつまでも一緒にいたいけれど、それはできないということがわかっていて辛かった。
    けれどこの本を読んで、大切な人の死を受け入れ、乗り越えていく様をみてとても勇気をもらえた。

    今ある時間を大切にして、もしお別れの時が来たらまたこの本を読み返そうと思う。

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    2026年10月05日
  • TUGUMI 新版

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    自分の小・中学生の感情を思い出させてくれる。大人の気持ちが分からなかった頃の自分に返れる、戻らさせてくれる物語でした。

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    2026年10月04日
  • 上機嫌でいこう どくだみちゃんとふしばな14

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    生活をしていると、どうしても自分のペースが乱れてくる。
    社会で生きているんだから仕方ないことではある。
    ばななさんの本を読むと、本来の自分に戻してくれる。
    あぁ、また自分、肩に力が入っていたな。人のを目気にしていたな。他人を優先していたな。って。

    p.45
    ていねいに暮らさなくてもいい。別にていねいに暮らしたいから生きてるんじゃない。
    したいことがあるから生きているのだ。
    それが暮らしをていねいにすることであれば、すればいい。そうでない人は別にしなくていい。

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    2026年10月04日
  • ミトンとふびん

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    カロンテが1番好き。大切な人たちと行ったローマが舞台だからかもしれない。人生で大切な人の名前が挙げられる人生で十分だっていう気持ちになった。

    言葉メモ @あとがき
    「過去にさまよう心をそっと抱いて今日を生きている全ての人たちに」

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    2026年10月03日
  • おとなになるってどんなこと?

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    私は大人にはなりません。
    今の環境に甘んじて、
    今を大切に生きていたい。
    いつか納得して自分のあるべき姿に戻ります。

    ばななさんの言葉が優しく響きました。
    私の滞在意識で怯えてる空間を
    撫でてくれてるような感じ。

    大切な本になりました。

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    2026年10月03日
  • ミトンとふびん

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    自分と同じ境遇でほんとびっくりしました。
    子供産めない×片親
    素敵な旦那さんだなぁ。
    こんな風に満たされてみたいです。

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    2026年10月02日
  • ミトンとふびん

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    朝井リョウさんがYouTubeで勧めていて気になって手に取った本

    吉本ばななさんの本ははじめてだった

    私たちが心の中で感じていること、思っているけど言語化しにくい部分を、とても腑に落ちる表現で言葉にしてくれている
    男の愛、同棲とは
    この2つの言語化には、わーすごいそうかも、と感激した

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    2026年09月29日
  • 吹上奇譚 第二話 どんぶり

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    あとがきにもあるように、これは単なる小説ではない。
    なんとも不思議な家族と、その家族を取り巻く世界。
    それをつないでいるものは、(なかなか完成せず、常に研究し続けている)親子丼だった。それがタイトル「どんぶり」につながってくる。
    妙にわかっている。えっ?と驚くと、
    「アカシックレコードにアクセスできるからね」と、さらりと言ってのける。
    私たちが生きているこの世で見えているものは、ほんの、ほんのかけらなのかもしれない。
    ばななさんの本からは、いつも違う世界が見えてきます。

    元気な野菜は、農薬なんて使わなくてもあまり虫はつかない。そういったことを自分の目で確かめる人生を生きたい(あとがきより)。

    薔薇はむりだよな~、とおもいました。
    (農薬ではなくニームを使っています。いいですよ~、ニームは)

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    2026年09月28日
  • ミトンとふびん

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    大切な人と別れた人を主軸にした小説集。
    出会う人や環境に支えてもらいながら生きて行く物語がすごく印象的で心に残る一冊だった。
    自分が歳をとった時に読み返したいと思った。

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    2026年09月25日
  • ミトンとふびん

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    大きなドラマはないというか大きなドラマが過ぎたあとの人たちの話。
    最初の2篇は正直あまりピンと来なかったけれど、表題作の『ミトンとふびん』と『カロンテ』で異国に2人or1人という特異な状況での変わらなさと特別な出会いに惹き込まれ、帰省中に本作を読んだ自分の境遇と重なる『珊瑚のリング』にどうしようもなく苦しくなって、そこまでの集大成のような『情け嶋』でふんわり気持ちを落ち着かせることができた。
    幸せのかたちは人それぞれ、多少わがままに生きてもいいじゃない、そんな気持ちになれた。

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    2026年09月23日
  • 体は全部知っている

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    中学生の時の読書時間で、学校が配った本だと思う。ほとんど忘れていたけど、再読したら、やっぱり良い。悲しみと優しさが入り混じる。

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    2026年09月22日
  • ミトンとふびん

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    朝井リョウさんがおすすめしてて手に取った作品。

    あぁ〜めっちゃすき。
    朝井さんが言ってた「本棚にずっといて欲しい」
    まさにそれだ!!

    実際に生きていく中で
    世の中の普通とズレるところってみんなあると思う、それをちゃんと言葉にして文字にして伝えるってすごい。

    今、わたし幸せだわ。
    そして、もっと自由に生きていいのかも。

    どの話もあったかい。
    あと、あとがきもあったかい。

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    2026年09月21日
  • ミトンとふびん

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    本当に本当に素晴らしい一冊。吉本ばななさんの文体が限りなく好き。どの話も心にズッシリくるところがある。生と死、傷の癒し方、周りの人間との関わり方……暗い描写が目立つけど心が温まる不思議。情け嶋の、山頂のアソコちゃんの感情がグッとくる。通勤の電車で読んだことが悔やまれる。ゆっくり読める旅先などにとっておきたかった。また必ず読み返すであろう。

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    2026年09月14日
  • 「違うこと」をしないこと

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    吉本ばななさんは大好きですが
    小説以外の物をはじめて読みました。
    あぁだからこの人が書く話が好きなんだな、と感じました。
    人との付き合い方、仕事、家事、育児、何かでもやっとした時にまた読み返したいです。
    はやくばななさんの小説が読みたくなりました。

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    2026年09月14日
  • とかげ

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    ネタバレ

    久しぶりのばななさんの小説。【とかげ】を読んで、そうだそうだ、ばななさん節ってこんなのだったと思い出しながら物語に引き込まれ、圧倒されてしまった。書き残しておきたい表現がたくさんあり、その日の夜に再読。恋が芽生えた時のたとえ、恋をした時のどうしようもならなさ、その人の中の中にまで染み入ったものを書かれている。どうやったらこんな表現に行き着くんだという文章で溢れていた。最後の、死ぬって何だろうについての考え、生きてさえいればがスッと染み入る。名作です。

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    2026年09月14日
  • TUGUMI 新版

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    この本には恩義がある。

    私は小学生の頃小説が読めなかった。「かいけつゾロリ」や「ダレンシャン」とかも含めてだ。
    読むと文字が視界を滑っていき、全くどこを読んでいるのかが分からなくなった。

    中学生の時この本と出会った。といっても国語のテストで一部が使用されていたのを(テストなので渋々)読んだのがきっかけだった。どの章が使われていたかも、何のテストだったかも忘れてしまったが、是非この本を読んでみたいと近所の本屋に行ったことはよく覚えている。名著なので当然置いてあった訳だが、見つけた時は本当に嬉しかった。

    この本でやはり一番面白いのが幽霊ポストだろう。なぜ少女つぐみがまりあに対し、あの様ないたずらをしたのか。それは祖父を失ったまりあを心から慰めたいと思ったからだ。けれどつぐみのプライドがそれを許さなかった。だからあの様ないたずらを仕掛け、真意をまりあに解釈させた。(最後の手紙がその種明かしとなっている。)

    文章のみでここまで人間の複雑性を表現できることに感動し、以降本を読むのが好きになった。ありがとう。

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    2026年09月07日
  • 人生の道しるべ

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    吉本ばななと宮本輝の対談集。温かい雰囲気で、素敵な時間だったのだろうと思われる。

    宮本輝の温かい言葉が並べられたあとの(あとがきで本人は言葉を省略していることを反省しているけれど)、吉本ばななの鋭い一言に何度も考えさせられた。きっかけをもらって、その対談とは全然違うことを考えることも多かった。

    吉本ばななが「世界中のひきこもりのような感じの人に『あなたの本を読んで救われた』と言ってもらえるんです」と述べているとおり、生きづらさを抱えながらもがんばって生きている人たち(私を含む)にとって、吉本ばななの職人のようにコツコツと救いを届けるための本を書いてくれる人がいることは、非常にありがたいと思う。

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    2026年09月06日