吉本ばななのレビュー一覧

  • 人生の道しるべ

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    吉本ばななと宮本輝の対談集。温かい雰囲気で、素敵な時間だったのだろうと思われる。

    宮本輝の温かい言葉が並べられたあとの(あとがきで本人は言葉を省略していることを反省しているけれど)、吉本ばななの鋭い一言に何度も考えさせられた。きっかけをもらって、その対談とは全然違うことを考えることも多かった。

    吉本ばななが「世界中のひきこもりのような感じの人に『あなたの本を読んで救われた』と言ってもらえるんです」と述べているとおり、生きづらさを抱えながらもがんばって生きている人たち(私を含む)にとって、吉本ばななの職人のようにコツコツと救いを届けるための本を書いてくれる人がいることは、非常にありがたいと思

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    2026年09月06日
  • TUGUMI 新版

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    小説の中でひとつの夏を過ごした感じがした。

    極度の自己中で不平不満を撒き散らすようなつぐみだが、彼女の心の中は計り知れないほど豊かで彼女独特の感性、感情がある。
    そんなつぐみにも一目を置かれている(?)、まりあの視点で描かれているため、嫌な奴だけど魅力的に映っているのかなとも思う。


    電話の第一声、「よう、ブス」とても良かった。
    笑い泣きした。

    また来年の夏も読みたい。

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    2026年09月03日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    日常の愛おしい幸せが伝わってくる一冊だった。見開きいっぱいのオレンジ色が、これまたなんとも温かい気持ちにさせてくる。1回目は単色だったが、2回目は色が重なりあって濃くなっており、幸せの層が厚くなったんだと伝わった。soupyさんの挿し絵か、は、人間のぬくもりが伝わってきた。
    内容では、後半は息子さんとの日常(赤ちゃん〜高校生?)が描かれていた。子育てエッセイなのかもしれないが、何気ない瞬間の温かみを振り返らせてくれる本だと感じた。紙で手元に置いておきたい。

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    2026年08月29日
  • ひな菊の人生

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    疲れた時に読むのが本当にいいな。吉本ばななさんの本いつ読んでも良いし、みんなの名前もだいすき。ひな菊、ダリア、高春

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    2026年08月24日
  • 短いこの人生でいちばん大事なもの

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    作家生活40周年を迎えた、ばななさんの中短編集。
    ややスピリチュアルな要素もありますが、登場人物がそれぞれ魅力的でした。
    4篇の物語が収録されていますが、どれが一番というより、どの作品も私は好きだなと思いました

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    2026年08月19日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    私は私の今の感情を思う存分に、そのままにしておいていい。あいまいなことを曖昧なままにしておいていいし、それをさせてくれる大切な人が周りにいることに感謝したい気持ちになった。読み終わった後と前だとなんとなく気持ちが変わってるといいなというようなことを作者が言っていたけど、まさにそんな本だった。とっても好き。

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    2026年08月18日
  • TUGUMI 新版

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    いい本に出会えたなーと思った。

    いとこ同士のつぐみとまりあの関係が(たぶん本人達が思っている以上に)なんだか素敵で眩しい。

    海で、つぐみとまりあの父親との軽快な軽口がとても印象に残った。

    再読したい本。

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    2026年08月18日
  • TUGUMI 新版

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    吉本ばななの中では最高傑作と個人的には思ってる。何回読んだかな。10回くらいは読んでると思う。つぐみがね。ホント可愛いんだよね。

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    2026年08月15日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    好きの幅を広げてもらった!
    もうこの歳になってくると、好きの形容が嫉妬とか独占欲みたいなものじゃなく、尊重とか受容とかになってくるなと日々感じるなかで
    「何も目指さない好きさで」という表現が刺さりすぎて!
    鷹揚という言葉をあらためて調べたときに、大事な人や日々関わる人たちにとって、そういう人間でありたいと思いました~

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    2026年08月14日
  • ミトンとふびん

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    かつて 僕は 時間というものに関して貧乏性で 何かをあてどもなく待つことや 他人のために自分の時間を差し出すことができない人間だった。だから傷ついた人の傍らでその人の吐露に耳を傾けながら寄り添うとか、月日の経過によって物事が おだやかに収まっていくのを見守るとか そういう大人なスタンスで自分や他人と向き合うこともなかった。こうした生き方が安っぽく奥行きを欠いた、他人を寄せつけない不毛な人生だ、と気づいたのは ずいぶん年を重ねてからのことだ。

    大切な人を失った心の傷、喪失感が ささやかなできごとや ふとした出会いの積み重ねによって癒されていく6編の物語。人それぞれ、他の人とちがうスピードで時

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    2026年08月11日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    久々に本をしっかり読みましたが、とても読みやすくて温かい気持ちになれる癒しのようなお話でした。
    出てくる言葉の一つ一つが太陽みたいな温もりを感じて心地良かったです。
    イラストもとても素敵でした。

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    2026年08月10日
  • TUGUMI 新版

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    夏になると読みたくなる一冊。
    始まり方も好き。
    これを読んでると海辺の街に小旅行へ来ている気持ちになれる特別な一冊。

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    2026年08月08日
  • ミトンとふびん

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    特に大きい出来事はないのに、止まらなく気づいたら終わっていた様な感覚でした。
    そっと寄り添ってくれていて、ひとつひとつの文章にずっごくなにか大事なことが隠れている気がしてならなかったです。
    再読していくたびに味が出て深くまで知って行けるような気がします。
    私の中でこの本はお守りのような小説になると思います

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    2026年07月24日
  • 旅人のように どくだみちゃんとふしばな13

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    コロナのショックがまだまだ残る2023年のエッセイ
    ヤ◯クルトの悪夢のこととか、読んでる本のこととか、まだまだ新鮮で面白いし、いつも思うけどどっかしら私の小さな個人生活と繋がる事があって、吉本ばななさんのエッセイからあれよあれよと広がる。
    すでに次作、そして小説の新刊も発売されてて楽しみです

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    2026年07月22日
  • 大きなさよなら どくだみちゃんとふしばな5

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    最近の、私の心が欲していた、ある種の考え方とか感じ方とか、フレーズとか、なんかそういう感じのことが、たくさん散りばめられていて、全然違う文脈でなんだけど、覚えがあるような感覚に気づかされて、励まされるというか、私だけじゃないんだなと思わせてくれる、優しい本だった。

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    2026年07月21日
  • 下町サイキック

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    下町と特殊な能力と、ばななさんがたくさん詰まった物語。

    なんだろう?やっぱり他の作品とは違う引きこまれ方がいつもある。この感覚を言語化したいのだけど、没頭?違う世界にぽっかり浮かんだような?読後は静かに思いを馳せたくなる物語なのは間違いない

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    2026年07月18日
  • ミトンとふびん

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    短編集で、ちょうど自分も時期的に、いろんな場所で読んだ。空の上、ビルの6階、自宅、電車の中、
    すべての場所で泣いた。変な人になってしまった。

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    2026年07月15日
  • TUGUMI 新版

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    文章も情景も本当に美しかったです!
    そういえば以前、TUGUMIに憧れて西伊豆に旅行に行ったことや、つぐみに似ている女の子のことを思い出しながら読んでいて、少し切ない気持ちになったりしました。

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    2026年07月14日
  • ミトンとふびん

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    宝物の一冊になりました。

    吉本さんの家族観、恋愛観、死生観…
    人生観が丁寧に梱包された本。

    親、きょうだい、親友。
    大切な人との愛別離苦を覚えた時の、あの頃からずっと胸の中に詰まったような緊張のような苦しさを、そっと解きほぐしてくれ、久しぶりに肺いっぱいに空気を吸えた気がしました。
    そして、これからの未来に訪れるであろう別れに対して少しの心構えをさせてくれる物語。

    人を思うことや人に思われることこそが、私たちの人生を潤す水分であることに気が付きます。

    誰かを思って泣くことがあれば、そんな風に思えるあの人の存在そのものが私の幸せなんですよね。

    私の人生に存在してくれる人、してくれた

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    2026年07月12日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    金沢、台北、ヘルシンキ、ローマ、香港、八丈島。
    見知らぬ街角で、悲しみが少しずつ小さな幸せに変わっていく短編集だった。

    収録された6編のうち、ほとんどの作品で、登場人物の誰かが大切な人の死を背負っていた。母を亡くした人、恋人を亡くした人、友人を亡くした人。喪失の形はそれぞれ違うのに、読み終えるたびに、どこか同じ場所にたどり着くような感覚があった。

    大切な人を亡くした痛みは、簡単には埋まらない。
    それでも人は、自分で思っているよりも全然強くて、なんとか前を向いて進んでいくことができてしまう。そのしぶとさというか、生き物としての回復力みたいなものを、この短編集を通してずっと感じていた。

    派手

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    2026年07月11日