吉本ばななのレビュー一覧

  • 下北沢について

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    ネタバレ

    家族とのふるさとをつくりたくなった。

    P.27
    なんてすてきなんだろう、人生は、なんていいものなんだろう。
    嬉しかったことが悲しくなる場所もたくさんあるけれど、同じくらいの力で、悲しかったことが嬉しくなる場所もある。なにも固定されていない。生きているかぎり更新され、紡がれていく。

    P.124
    あの雨の夜、いつも両親と過ごしていた上野の街で、もうひとりの私が叫んだあの人生は、いったいどこにいってしまったんだろう?
    選べなかったほうの人生を夢見ることはできない。でも、選べなかった人生が私に微笑みかけてくれるとき、いつでもその人生に恥じないようにあることはできるかもしれない。

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    2025年12月27日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    自分が死んでしまうとき、心配して驚いてくれる人の顔が想像できることが自信なんだ、どんな占いよりもいいってことがすごく救われた。

    「目盛りはなるべくいつも真ん中に。情けは決して忘れず。」
    「突き詰めすぎるのは良くない」
    ささりました。最近、その人を手に入れることはできなくて、理想やこうしなければというものを手放したいと思っていたのですごく心に残った。

    SINSIN AND THE HOUSEを読んで涙が自然と流れてきた。
    珊瑚のリングも同じで、すごく深みがあった。

    自分と周りの人とお別れすることについて、自分はまだ飲み込めきれてないのでまた読み返したい。それでも今感じたことを忘れないように

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    2025年12月22日
  • ミトンとふびん

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    この本を手に取ってよかった。それが一番の感想。

    何らかの痛みを負っていると、仄暗いものが鈍痛を伴いながら長い時間つきまとうものだが、
    そういったものと折り合いをつけながら、ちょっぴりの希望を持って少しずつ歩む、そんな短編集ばかりだった。

    日常に疲れたときに救いを求めて読むのにも多分良い気がする。

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    2025年12月17日
  • ミトンとふびん

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    何を読むか迷っているとき、積読がたまっている時、読みかけの本を読む時間がなくてぼーっとしてしまう時にいつも思い出すミトンとふびん。
    低カロリーな優しさしか必要ない時によぎります。

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    2025年12月15日
  • ミトンとふびん

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    6編からなる短編集
    どちらかと言えば、長編の方が好みなのですが!

    短時間乗る電車で読む時よさそう、と思い購入
    ところがところが、あまりの濃さに途中でやめられず、サッと読むなんてもったいなくて!!

    ☆ 大したことは起こらない
      登場人物それぞれ、それなりに傷はある
      しかし彼らはただ人生を眺めているだけ ☆
    (作者あとがき より)

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    2025年12月06日
  • ヨシモトオノ

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    『ヨシモトオノ』とは吉本ばなな版遠野物語。
    少し不思議なお話が13編。そのうち一つは実話ということ。
    この実話が私にはズドンと残りました。
    “人が人にできることがあるとしたら、ただなんとなく明るい感じでいる、それだけ。身も蓋もないがそう思う”
    私もそうなのだけれど、吉本ばななさんも全てを説明したいタイプのようで、いつかこの世を去る時までにはそんな人に近づけたらいいなと思っているそう。私もそうありたいな、と思いました。
    全体を通して、怖いというよりはノスタルジックな雰囲気が漂っていて、いつまでも読み続けていたい、本を閉じたくないという気持ちになる。
    それは多分、物語のほとんどが仲の良い家族が背景

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    2025年12月05日
  • ミトンとふびん

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    日常の中の些細な出来事や風景に、なんだか意味を感じるようになって、身近な大切な人に連絡しようと思える一冊。

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    2025年12月05日
  • 下町サイキック

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    思っていた雰囲気とちょっぴり異なるけど、東京の下町の昭和な雰囲気や、生と死について淋しくも暖かく描かれている。

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    2025年11月28日
  • 「違うこと」をしないこと

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    "自分そのものを生きる。  そのための居場所をつくるというのは、本当に時間も手間もかかるし、並大抵のことじゃないなと思うけれど、あきらめずに軌道修正しながらそれをやり続けていくことが、生きていくということなのでしょう。"

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    2025年11月27日
  • ミトンとふびん

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    朝井先生がおすすめしていて気になった
    もし朝井先生と嗜好が違ったら悲しいな、とか思ってたけどそんなこと忘れるくらい面白いというか惹きつけられる物語だった

    「ミトンとふびん」「カロンテ」特にお気に入り

    また少ししたら会おうね

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    2025年11月26日
  • TUGUMI

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    舞台となる海と旅館と季節の輝きが凝縮されたような一冊だな、と思った。
    何が起ころうと、つぐみが一貫して「つぐみ」という人間を生きていることが、この物語らしさを根っこから支えているんだろうな、と思った。
    周りの人々もそうだが、登場する犬たちも含めて、全ての生命がこの物語において時間を刻む大事な登場人物だと思った。

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    2025年11月25日
  • TUGUMI

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    ネタバレ

    泣く準備してたけどハッピーエンドで終わった

    つぐみを中心とした港町、浜辺、海、堤防、山、旅館、全てが一体となって学生の夏休みのきらめきや儚さを感じる作品だった

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    2025年11月25日
  • TUGUMI

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    つぐみは嫌な奴なはずなのに、彼女の言葉の節々に切なさを感じてしまってどうも嫌いになれなかった。むしろ、魅力的に感じてしまった。

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    2025年11月18日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    幼い頃母が作ってくれたおいしいごはんや帰り道に繋いでくれたやさしい手を思い出して胸がいっぱいになりました。
    まだ私には伴侶も子どももおりませんが、きっと新しい家族の形ができたら、この本の見方も変わるんだろうなあ。
    戻れないあたたかな記憶に切なくなりながらも、大切なものを再確認させてくれるとてもすてきなお話。

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    2025年11月09日
  • ミトンとふびん

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    大好きで大切な人が目の前からいなくなる。人生の一大事で、どん底でこの先にも何にもいいことなんて起きないって感じちゃう。
    だけどこの本からはその出来事も人生のひとコマで、自分の一部になるんだよって言ってもらえてるみたいだった。人生のどんなときも頑張ってる自分を認めて行こーって思えてよかった。

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    2025年10月30日
  • TUGUMI

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    つぐみ
    白河まりあ…聖母
    山本家(山本屋旅館)
    政子おばさん
    正おじさん
    陽子ちゃん
    龍造
    田中…ポチ
    権五郎
    武内恭一

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    2025年10月30日
  • ミトンとふびん

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    とても愛おしい。それに尽きる。
    心を揺らし、慣らし、そうして生きていくことの尊さを、残酷さを、胸いっぱいに味わいながら読んだ。
    この本が必要なときに、そっと導かれるように手に取れることを願う。

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    2025年10月29日
  • ミトンとふびん

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    雪みたいに降って、ふわっと溶けていく。
    癒される、浄化される。
    あとがきを読んで、ばななさんの狙いどおりだったことに驚く。
    ばななさんも狙って書くこと、あるんだな。
    徒然なるままに、って感じだとずっと思ってた。

    生と死、人との関わりが淡々とあたたかみを持って綴られている。
    本棚に置いて繰り返し読みたい本。

    朝井リョウさん出演YouTubeを見て、辿り着きました。
    せっくすが当たり前というか仰々しく書かれていないこともまたいいよね。

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    2025年10月23日
  • ミトンとふびん

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    大切な人の好きなところ、その人が好きなものぜんぶを余さず覚えて居られたらどれだけ良いだろう。忘れたくなくても、記憶のフィルムは有限で、どうしても迫りくる日々の波に流されてしまう。でもそういう切なさも引っくるめて、生きていくってことなんだよ、って慰めてくれているような気がした。

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    2025年10月20日
  • アムリタ (上)

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    淡々と日常が描かれていると思いきや、生と死について考えさせらる部分も。。
    冗長と感じる人もいるかも知れないけれどこういうお話私はとっても好きでした。
    毎年秋に読みたくなると思う。

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    2025年10月16日