吉本ばななのレビュー一覧

  • ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?

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    「その人らしい困難にあたるべき」という考え方。人生に困難があるのは当たり前なのだから、その人らしいことで悩み、壁にぶつかり、乗り越えていく。いや、乗り越えなくても良いのかもしれない。

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    2020年03月05日
  • ハチ公の最後の恋人

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    大好きな本です。
    若い頃に読んだ時は、ヒリヒリした乾いた気持ちになりました。
    ふたりが離れるしかないなんて信じ難く、悲しくてやるせなくて、先が見えなくて。たくさん泣きました。
    多分、その頃好きだった人のことを重ねてたんだと思います。
    一生会えないのは苦しいけど、どこかで生きてくれてるならいいなぁ、とか。
    30も半ばになって読んだら、「若さだなぁ〜」となんだか羨ましく思い、ふたりがとても愛おしかった。。。
    そして、若い頃のわたしはまおちゃんと全然違って、相手に依存したり、自分の思いを優先させたり、身勝手な恋愛してたなぁと恥ずかしく思ったりしたのでした。

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    2020年03月03日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    親からの虐待により、多重人格になってしまったマリカと、10歳年上のジュンコ先生の話。
    バリでの出来事がリアルだなと思ったら、ばななさんが実際に体験されてることが小説に反映されてた。
    後半はばななさんがバリに行った時のエッセイ。
    バリ独特の雰囲気(お寺の神聖さ、湿った暑さ、広がる青空、大自然、ホテルの快適さ、人のしつこさ、優しさ)がよく描かれていて、バリに行ったことある人は懐かしく、行ったことがない人は行きたくなるような文体。

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    2020年02月23日
  • アムリタ (下)

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    「神様が飲む甘い水」 「運命の中を泳ぐような水のようにサラサラ流れるようは生き方を、美しいものを手放して美しいもので満たされる人生の仕組みの美しさ、愛とは存在そのもの、生きるとは切望、混沌・矛盾・不完全さが最高」 と教えてもらった 世界の描写の仕方がほんとうに好きだな思った。
    優しい人しか出てこなくて、善悪のお説教はなく、「感動的なストーリー」ではなくありのままの日常を通して生き方や在り方を教えてくれる本でした。 少し長かったですが、読んだ後は肩の力が抜けてこれからも大丈夫なような、なにかを失うことが怖くなくなるような、本当に「水のような」生き方ができるようにしてくれる本でした。 そうは言っ

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    2019年08月21日
  • ハネムーン

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    ネタバレ

    吉本ばななさんの思いや伝えたいことが表れている一冊なのだろうか。
    イルカの壮大な景色を人間に写しているところがすごいと思った。なんだか心にぐっとくる表現があって、ああやっぱり吉本ばななが好きなんだなと思った。
    彼女にしかない言い回しだったり喩えが本当に好きだ。
    世界を高いところから自分が神様になったかのような視点で見る経験をこの本の終盤にわたし自身、した。
    壮大なスケールで物事を、この世界を見れた気がする。

    こういう気持ちを、こういう本を読んだ時にすごいとしか表現できないのが悔しい。
    自分の、自分だけの言葉で表現できるようになろう、


    涙が流れました。
    終盤のオリーブのところで、。

    「た

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    2019年05月09日
  • にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え

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    大富豪アニキに対するインタビューと吉本ばななによる兄貴へのリスペクト文。
    他所の子をかまう、叱り・教える。相手の機嫌を損なわない、自分のことよりも相手を尊重し、任せる。和、できる精一杯の貢献、分け与え相手に運を運ぶ。好きかどうかではなく、できること役に立てることを仕事にする。
    いまの日本では敬遠されている古い感覚を大切にすることの良さが感じられた。
    19-2

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    2019年01月05日
  • 虹 世界の旅4

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    読み終わってすぐにまた読み返したくなりました。そして読み返しました。

    飲食店に勤務している主人公は、よしもとばなな氏の他の作品と同様、ちょっぴり変わったバックグラウンドを持っていて、それでもって物事を観察するやり方が少しばかり人と異なる。そんな彼女の目を通して語られる色々な描写が、雑事で疲れ切っている私の心にしんみりと沁みました。

    主人公の、少しだけのろまなんだけど、それを悪しとせずにポジティブに変換していく力に、いくばくかの勇気をもらいました。現実はこんな風にはキレイにならないかもしれないけど、私もこうして自分の決断に胸を張れたらと思いました。

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    2018年10月30日
  • 夢について

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    青だけを使ったイラストが綺麗な本。ぜんぜん古くささがなくて、本当のことばかり書いてあるみたい。
    よしもとばななさんは最近読み始めたけど、この人も漫画好き、わたしも漫画好きなのでなんだか安心して読める気がする。

    6/7/2017 EST

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    2017年06月08日
  • キッチン

    購入済み

    色褪せないメッセージ性の強さ

    水みたいに染み渡る普通の文章が心地よい。

    出てくる人物は、辛くてもクールさを装うあまり現実味のない感じはする。
    しかし、この小説で一番伝えたいと感じた『絶望の淵から踏み出す小さな一歩』が描かれる場面では、急に繊細に人間っぽく書かれていて、逆にそのメッセージ性を強いものにしていると感じた。

    『強く生きないことの大切さ』を知れた気がする。

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    2016年08月29日
  • おとなになるってどんなこと?

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    やさしい言葉で語る、大人になるってどんなこと?
    大人と言われる年齢になった私が読んでも、ふむふむ、と読み応えのある一冊だった。
    1ページの文字数は少なくて、薄い一冊だけど、大切にしたい言葉が溢れている。

    親や学校の縛りの中にいるけど、責任を持たなくていい子ども時代と、自分で自由に決断・選択できるけど、すべての行動に責任を持たなくてはならない大人時代。

    『子どものようなエネルギーの広がりを持って、大人の自由な決断をすることができたら…
    そんなふうにいつも願っています。』

    私もこれ、大事にしたい。

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    2023年07月11日
  • ハチ公の最後の恋人

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    宝物の一冊。
    大好きな人を思う心にとても共感。
    マオちゃんの目線とか。。
    周りの人との関係、環境、、それをどう捉えてるか。
    いい言葉がたくさん。。
    心が震えました。
    泣ける。。。
    自分の琴線に触れまくった。
    私も似たようなこと考えるなと思いました。
    あと、もっと自分の気持ちに真摯に向き合いたいと思いました。

    最後の描写は、私も新宿の大通りで似たような事を思った事があり、状況がかさなりました。
    お母さんとあーなったことも。変わるんだ…、、という気持ちも。。。
    私の中で、ハチは私の親友に似てます。私は親友と出会えた時に初めて心許せる人が出来たと思いました。世界が鮮やかになった。時間が美しくなった

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    2016年06月29日
  • ハチ公の最後の恋人

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    運命に導かれて出会い、
    別れの予感の中で過ごす二人だけの時間
    求めあう魂の邂逅を描く愛の物語
    (作品紹介より)

    正直言うと、思っていた以上に名作
    上の文章はあまりにもアウトラインすぎる

    宗教っていうきわどい題材をさらっと内包する
    独特な文章の書き方や表現はやっぱりこの人ならでは

    非日常の世界なんだけど、共感できる部分がいくつもあったり、
    どの登場人物もどこか愛おしく思えてしまうあたりが
    吉本作品の魅力なんだと思う

    思い出の匂いで窒息して死にたい、とか
    とにかく名言が多すぎる・・・

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    2016年02月06日
  • TUGUMI

    購入済み

    TUGUMI

    まあ良かった

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    2015年11月21日
  • ハチ公の最後の恋人

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    終わりがみえてる恋だからこそみえるものがあるんだね。タイミングが合わないからこそ気が合うんだね。2人の恋は違う形で続いていくんだね。なんだかちょっぴり切なくなったけど読んでよかった。

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    2015年06月03日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    ネタバレ

    「バードボイルドに生きてね。
    何があっても、いばっていて」

    心が折れそうになる時、
    何度も思い出す。

    私はもしかしたら、
    へらへら笑ってごまかしてぺこぺこする生き方しかできないかもしれないが、
    好きな人には
    いつも自分を曲げないでハードボイルドに生きてほしいと思う。

    次の一歩を踏み出す好きな人にいつもかける言葉だ。

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    2014年10月04日
  • ひな菊の人生

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    吉本ばななさんの空気感が好きすぎる。命とは、生きることとは、というのを、寂しくなるくらい丁寧に書いている。恵まれてなくても、楽しくなくても、それでも生きることは続いていくんだよなって思った。読み終わったとき、この、とても楽しいわけでもなければ死ぬほど苦しいわけでもない私の人生に、少しだけ愛着がわいた。

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    2014年09月03日
  • 夢について

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    年初から素敵な本にばかり出会う。
    今年は良い年になりそうです。

    「生きていくことは、本当はもっとこんなふうにエロティックで、食べること、性と、死ぬことと、大自然と、何もかもがこんな風に大胆に野蛮にしかも美的に混在しているんだなあ」

    「生きていることは、ただ美しいです。そして一期一会、というのは単なる事実なのです。
    反省します。」

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    2014年01月14日
  • 哀しい予感

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    高校時代に、小説にハマるきっかけとなった作品。

    物語の根底にある物悲しい雰囲気が好き。

    忘れていた子供の頃の記憶を呼び起こすため、弥生は家を出る。叔母の家で過ごす日々や血の繋がらない弟哲夫との旅…。真実を知ってしまうと、もう元に戻れないかもしれない、という「悲しい予感」がある。

    しかし、最後にお母さんから『いつまで遊んでるの。早く帰って来なさいよ。』と電話がかかってきたとき、弥生とともに私も涙が出そうになった。温かい家族の愛で、哀しい予感を包み込み、ほんのり幸せな気持ちが芽生えるから。

    弥生の気持ちの変化がとても繊細に描かれていて、美しい物語だなと思う。

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    2024年08月10日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    これから何度も読むことになりそうな作品との出会い。

    いくつも気になるフレーズはあったけど『ハードラック』のこれは妙に頭に残っている。なんでだろう。

    "「お姉ちゃんな、もうすぐ呼吸器はずすってよ。」
    それは、ほとんど、昔飼っていて父にいちばんなついていた犬が死んだ時の、
    「ポチ死んだぞ。」と変わりがなかった。そのくらい悲しみも深いということだった。"

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    2013年03月19日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    「マリカを守りたい。僕等はそのためだけにきたんだ。そのためだけにいるんだ。」

    幼い頃から両親に虐待され、心を閉ざし多重人格という心を持ってしまったマリカ。
    マリカの面倒をみているジュンコは、彼女の希望に添い、医者の反対を押し切って、マリカをバリ旅行に連れていくことに決めた。

    マリカの人格の1つである少年オレンジ。
    ジュンコはオレンジと会話するうち、彼の存在の確かさや、彼の想いに触れていく。

    『そう、あなたを故郷の国につれていってあげる。
    あなたが望む世界じゅうのどんな国にでもつれていってあげる。
    髪にきらきら光る髪飾りをつけてあげる。
    大きなお城をたてて、死ぬまで一緒に住

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    2013年03月02日