吉本ばななのレビュー一覧

  • ハチ公の最後の恋人

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    終わりがみえてる恋だからこそみえるものがあるんだね。タイミングが合わないからこそ気が合うんだね。2人の恋は違う形で続いていくんだね。なんだかちょっぴり切なくなったけど読んでよかった。

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    2015年06月03日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    ネタバレ

    「バードボイルドに生きてね。
    何があっても、いばっていて」

    心が折れそうになる時、
    何度も思い出す。

    私はもしかしたら、
    へらへら笑ってごまかしてぺこぺこする生き方しかできないかもしれないが、
    好きな人には
    いつも自分を曲げないでハードボイルドに生きてほしいと思う。

    次の一歩を踏み出す好きな人にいつもかける言葉だ。

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    2014年10月04日
  • ひな菊の人生

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    吉本ばななさんの空気感が好きすぎる。命とは、生きることとは、というのを、寂しくなるくらい丁寧に書いている。恵まれてなくても、楽しくなくても、それでも生きることは続いていくんだよなって思った。読み終わったとき、この、とても楽しいわけでもなければ死ぬほど苦しいわけでもない私の人生に、少しだけ愛着がわいた。

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    2014年09月03日
  • 夢について

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    年初から素敵な本にばかり出会う。
    今年は良い年になりそうです。

    「生きていくことは、本当はもっとこんなふうにエロティックで、食べること、性と、死ぬことと、大自然と、何もかもがこんな風に大胆に野蛮にしかも美的に混在しているんだなあ」

    「生きていることは、ただ美しいです。そして一期一会、というのは単なる事実なのです。
    反省します。」

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    2014年01月14日
  • 哀しい予感

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    高校時代に、小説にハマるきっかけとなった作品。

    物語の根底にある物悲しい雰囲気が好き。

    忘れていた子供の頃の記憶を呼び起こすため、弥生は家を出る。叔母の家で過ごす日々や血の繋がらない弟哲夫との旅…。真実を知ってしまうと、もう元に戻れないかもしれない、という「悲しい予感」がある。

    しかし、最後にお母さんから『いつまで遊んでるの。早く帰って来なさいよ。』と電話がかかってきたとき、弥生とともに私も涙が出そうになった。温かい家族の愛で、哀しい予感を包み込み、ほんのり幸せな気持ちが芽生えるから。

    弥生の気持ちの変化がとても繊細に描かれていて、美しい物語だなと思う。

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    2024年08月10日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    これから何度も読むことになりそうな作品との出会い。

    いくつも気になるフレーズはあったけど『ハードラック』のこれは妙に頭に残っている。なんでだろう。

    "「お姉ちゃんな、もうすぐ呼吸器はずすってよ。」
    それは、ほとんど、昔飼っていて父にいちばんなついていた犬が死んだ時の、
    「ポチ死んだぞ。」と変わりがなかった。そのくらい悲しみも深いということだった。"

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    2013年03月19日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    「マリカを守りたい。僕等はそのためだけにきたんだ。そのためだけにいるんだ。」

    幼い頃から両親に虐待され、心を閉ざし多重人格という心を持ってしまったマリカ。
    マリカの面倒をみているジュンコは、彼女の希望に添い、医者の反対を押し切って、マリカをバリ旅行に連れていくことに決めた。

    マリカの人格の1つである少年オレンジ。
    ジュンコはオレンジと会話するうち、彼の存在の確かさや、彼の想いに触れていく。

    『そう、あなたを故郷の国につれていってあげる。
    あなたが望む世界じゅうのどんな国にでもつれていってあげる。
    髪にきらきら光る髪飾りをつけてあげる。
    大きなお城をたてて、死ぬまで一緒に住

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    2013年03月02日
  • SLY  世界の旅2

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    ああ!
    なんて美しい文章!この本が200冊目のレビューで本当によかった

    『少しも加速を許さない、大いなる力。はぐくみ、こわし、芽生えさせ、土に還す。世界を創る巨大な時計。ここではまだ神が力を持っている。』

    HIVポジティブが発覚した喬と、その元彼女である主人公、そして喬の元彼であるゲイの日出雄。喬を元気づけるため奇妙な友情でつながった三人はエジプトへと旅立つ…

    よしもとばななの文章を読むけとは、アムリタじゃないけど、ほんとに、美味しい水をごくごく飲むようなものだ!
    形にはならないけど、その感動がたしかに人生に潤いをあたえてくれる。
    現実にある彼女が見たものを本当にそのまま、しかし美しく描

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    2013年03月02日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    『私は泣けなかった。
    今も、ちゃんと泣けていない。後悔を、何度もした。今もする。でも、何回も思い直す。
    きっと私たちには、あれ以上何もできなかった。
    最後まで、楽しかった。呪文のように、そうくり返す。』

    ハードボイルドは、同性愛の話。
    そしてその恋は終わっていて、相手はもう死んでしまった。
    その恋人の命日の不思議な一夜。
    涙が出てくるのになんだか爽やかでありがとうって、
    恋してよかったって思える話。

    ハードラックは若くして
    植物状態になってしまった姉の死と生の微妙な狭間で
    生死と愛を考える人々の物語。

    『世界はなんていいところなんだろうね!』
    悲しみで前が見えなくても、やっぱり世界は美し

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    2013年03月02日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    「ハードボイルド」と「ハードラック」の2作。どちらも生と死とその境界線とがマーブルになったところの物語。それを怖くもなく神秘的でもなく、普通に描いているのがばなな流。底がないくらい優しい。

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    2012年10月10日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    言葉に出来ない興奮を感じ、それをどうしても言葉にしたいのに自分ひとりでは持て余してしまう、そんなときに手にとった本。

    大好きな南米の魅力、パワーを、胸に沁みる言葉、絵、写真で綴られた小説。
    南米は、行き場のないエネルギーに詰まっていると感じていて、それが溢れる形はこれらの国で生まれる音楽や文学や、政治や人々の生活そのものから感じられるのだけれど、この小説で果たされた「不倫」と「南米」の組み合わせによって発せられるエネルギーは、この2つの色がすごく似ているのか、それとも今この本を読む私の心と同調しているのか、よく分からないけどひたすら圧倒される。

    もやもやして、逃げ出したくなって、この本を手

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    2012年07月02日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    マリカのソファーは、多重人格のことをつくづく考えさせられる話で、バリの明るさがあまり感じられなかったけど、よしもとばななさんのバリ旅行記はおもしろい!
    バリに行きたくなったよ。
    旅行記ではないって書いてあったけど、私は読んでバリに興味津々☆絶対に近い将来行く!!

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    2012年01月26日
  • パイナップルヘッド

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    『必ず恋人ができる秘訣』それは自分の楽しみを人に依存しないで自分で作れる=自足した人になること-だそうです。そういう意味でばななさんはまったくもって自足してる方だと思いました。楽しいことがいっぱい詰まってる本でした。

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    2011年11月24日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    過去に読んだ本。
    よしもとばななさんの小説と旅行記。

    真剣にこの人の本を読んだのは、この本がはじめてかな。中島みゆきの『2/2』を読んで、多重人格というテーマに興味を持って、手にとった作品。

    原マスミさんの挿画も綺麗な本である。

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    2011年10月18日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    いつ読んでも絶対泣いてしまう。 心が洗われるとはありきたりな表現だと思ってたけど、こういうことを言うんだなと思った。

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    2011年05月13日
  • 虹 世界の旅4

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    これは、あくまで個人的に、だけど、
    あたしの思考やものごとの感じ方と非常に良く似た視点から書かれていて、
    ちょっとしたフレーズやセリフの全てに共感できた。

    「生きる」ということの本質を、大袈裟にではなく、
    優しく掴んでいるヒロインの、大事なものや大事な生活が、
    タヒチの光景といい具合に溶けていて、とても良かった。
    ファンタジスタに突っ走るわけでも、
    リアリストに徹するわけでもない、絶妙なブレンド。

    吉本ばななの凄いところは、超!有名な作家になっても、
    こういった感覚を忘れずに一貫して表現し続けているところだと思う。
    お金も名誉も会社の事情もご時世もいろーんなものが絡んでくる世界にいて、

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    2011年02月06日
  • 虹 世界の旅4

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    本当に忘れられない本
    読むと優しい気持ちになれる自分の世界をふわふわ旅している感じになるとっても幸せ
    これはどの旅行案内書を読むより効果的
    絶対タヒチにいきたくなる!!

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    2011年02月02日
  • ハネムーン

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    その二人が一緒にいる事は、運命…
    繊細な心を持った孤独な裕志と、彼に寄り添うけれど強い心を持ったまなか。
    身近な人や犬の死の悲しみから、二人で、周囲の優しさに助けられながら少しずつ立ち直っていく。
    なんだか、4年前に父を亡くした私の母が、少しずつ立ち直っていく姿と交差して、心に沁みる…

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    2019年01月16日
  • 虹 世界の旅4

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    舞台は東京、そしてタヒチです。世の中のせちがらさに翻弄される人たちと自分の大切なものをしっかりと見つめ翻弄されない主人公、両方がしっかりと描かれていてすごい説得力。ものいわない植物や動物がどんなに毎日を豊かにしてくれるか改めて気づかされます。載っているタヒチの写真も美しい。人間らしく生きることを深く、濃く教えてくれる名作。

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    2010年05月07日
  • 虹 世界の旅4

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    すごくステキだった。文章自体がすごく美しくて、読んでいて気持ちが良い。元気になる。気持ちが浄化される。リセットされると思う。

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    2010年05月03日