吉本ばななのレビュー一覧

  • TUGUMI 新版

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    夏を感じられる小説って聞いて、読んだ。つぐみの性格が気持ちが良い。あと切ない描写がとても上手だなぁと読んでて思った。旅行と並行して読んでいたので、尚更不思議な感覚と、目の前にありありと情景が浮かぶ書き方だった。キラキラ輝く海水浴の様子とか、浴衣を着る様子、花火を見に駆けていく様子とか鮮明だった。

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    2026年07月02日
  • ミトンとふびん

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    とても良かった。言葉の紡ぎ方が本当に素敵でずっとそばに置いておきたいと思える本
    全ての生き方を肯定してくれる気がしました。

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    2026年06月28日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    10代から60代の「友達」についての悩みにばななさんが忖度なしに、丁寧に回答しています。考え方や友達との付き合い方の参考になるのでは。人間関係っていくつになっても悩みがちなので、また読み返したりしたい本です。

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    2026年06月26日
  • TUGUMI 新版

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    海x夏x夕陽

    主人公がある夏、最後の帰省で過ごした海辺の町での出来事が描かれている。

    相変わらず描写が美しい。脳内がうっとりする。
    起きていることは些細なことなのに、情景がこうも心に残るのは、さすがばななさん。

    痛快なつぐみ。
    自分の中の「悪い自分」を解放したいときに読むのも◎

    毎年夏になったら読もうと思う。

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    2026年06月26日
  • ミトンとふびん

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    愛と死と自由を感じる本だった。主人公たちの「いまは苦しいけど、それでも生きていく姿」みたいのが満ちた作品だった。ジャケットもすてき。吉本ばななさんの 感情の起伏がさほど激しいわけではないように淡々と書くところ、散りばめられた言葉ひとつひとつに輝きがあって素敵だなっておもった。良かった。

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    2026年06月21日
  • ミトンとふびん

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    生きている以上、大切な人をなくしてしまうという絶望を、いずれ味わなければいけない…。それをふとした瞬間に思い出し、酷く恐ろしく感じることがよくある。

    でも、この本を読んで、それは確かに酷く恐ろしいことだけれども、もしその絶望を感じることがあったとしても、その人から貰った愛情や思い出を大事に抱えながら、少しずつ薄まりゆく記憶により、泣く頻度を減らしながら、たまにその人の事を思い出し、なんとか生きていく…それが人生なのだと思った。

    私はまだ大切な人をなくしたことがないからぼんやり想像するくらいだったところを、現実として改めて突きつけられたような感覚になった。

    いずれ来るその時のために今すべき

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    2026年06月20日
  • ミトンとふびん

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    めっっっちゃ良かった
    盆栽のような庭石のような穏やかなかわいさ
    分かる〜〜となった
    これは本棚にずっと置いておきたい

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    2026年06月17日
  • ミトンとふびん

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    吉本ばななさんの短編集です。本人があとがきで「なんということもない話。大したことは起こらない。登場人物それぞれに傷はある。しかし彼らはただ人生を眺めているだけ。 長い間そういう小説を書きたかった」と言っています。吉本ばななさんのさんの優しい包み込むような表現で、何がとは形容し難いのですが心がフワっと軽くなるような柔らかいもので守られているようなそういう読後感がありました。
    無理に心の傷に手を突っ込んで癒しにいく感じではなく、何気ない会話、ことの成り行き、いろんなものが重なった偶然。そういうものを傷を抱えた登場人物たちが受け取ってじんわり傷が塞がっていくようなそんな印象の話が集まった短編集です。

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    2026年06月14日
  • 幸せへのセンサー

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    人生うまくいかないときはいかない
    時の流れに身をまかせ、何もしないをやってみたり、ただ受け入れて委ねてみたり
    そうやって自分の幸せのセンサーの感度を良くしたいなと思いました

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    2026年06月10日
  • ミトンとふびん

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    なんとも言えない、心地よい読み終わり
    短編集でそれぞれよかった
    あとがきにあったように知らない間に癒されている、切なさと優しい世界

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    2026年06月07日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    2026.6.5
    みんな何かしら傷を抱えてるけどちゃんと人生を歩んでた

    作者の表現の仕方が素敵でとても読みやすかった
    自分が誰かを失ったときに読んだらより癒されるだろうなと思った
    自分のペースがあって心が自由な人になりたい
    いつ使うかわかんないけど一応メモるシアーモ•トゥッティ•コンタディーニ
    イタリア編が個人的には好きで、ちょっとしか登場しないけど、主人公の夫の遠くに居ても包み込んでくれるような優しさに感動したよ
    なんとなく気に入った文
    「左足を出す そして右足を出す 地面を感じる、進んでいく それだけで嬉しいくらいに」

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    2026年06月06日
  • 幸せへのセンサー

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    audibleで2回→本を購入し再読☆
    何度読んでも心に響きわたるこの感情…
    人間の根の部分をえぐられるような感覚…
    哲学的要素もあり何度も考えてしまう…

    自分を形成した特別な3冊にランクインする本だ♡

    たくさん付箋を貼っているなかで1つ紹介する。
    「欲望を追求した先に幸せがあるって思いこんでいると、お金があれば幸せ、結婚したら幸せ、身分があれば幸せって、わかりやすいゴールに飛びつきたくなる。でも、それが本当に自分にとっての幸せかどうかなんて、本当はわからないことですよね。」
    …省略…
    「それをまず疑ってみる。もっと違う自分だけにとっての幸せがあるんじゃないかって、カスタマイズして考えてみ

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    2026年06月01日
  • ミトンとふびん

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    吉本ばななさんの本は、言葉の純度が高くて鋭くて、そのまま突き刺してくるので、読んでいて結構えぐられる。

    昔読んだ何かの作品でひどく落ち込んで、それからずっと読めていなくて、朝井リョウさんが「本棚にずっとあって欲しい」とこの本を紹介していたのをきっかけに、久々に読んだ。

    なんだろうなぁ、キラキラ光るハッとするフレーズがそこかしこに、自然と落ちていて、沁み入る。

    ・小さな幸せはふりかけのように私の心にパラパラと
    ・静かな気合いが湖のようにたたえられた気配
    ・あんなひどいことが基本的には起きない毎日を生きていけるということだけで、幸せがわかるようになった。
    ・この上ないふびんさを自明のこととし

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    2026年05月11日
  • ミトンとふびん

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    よかった〜
    吉本ばななさんの本、3冊目だけど好きかもしれない!描写が、分かりやすくはないけど細かいところ?よく分かんないけど好き!
    出てくる人たちの考えてることが大人な気がする。

    金沢、台北、ローマ、八丈島、、って色んな舞台が出てくる。旅好きで、色んな地に住んでみたい私にとって楽しかった!実在するお店や場所ばかりだから、Googleマップに保存しながら読んだ。

    死とか家族とかに向き合ってる主人公たち。
    遠い地に行くことによって、人生を俯瞰できるようになるのかもなって思った。

    一番ローマの章が好きだったかな。真理子が近くにいることを実感できた瞬間がよかった。p.178

    八丈島もとても行っ

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    2026年05月09日
  • ミトンとふびん

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    本当に読んでよかった
    つい狭い視野で生きてしまってることに気づいたのと、いつかくる別れを受け入れて進むことの怖さを感じてしまった〜
    ミトンとふびん、カロンテが特に好き

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    2026年05月08日
  • ミトンとふびん

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    誰かの癒しになる小説が書きたいと後書きにあったように、本当に心がほどけるような作品だった。何か大切なものをなくす、けど世界は進む、一人取り残されてしまった人たちの物語。

    ただ、この小説は無理に前に進ませようともせず、かといって立ち止まっていいよというメッセージでもない。ただ、その人が抱えてきたものを見つめ直して、心にそっと思い出としてしまう。そこまでの過程をすごく丁寧に書いている小説だと思った

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    2026年05月08日
  • ミトンとふびん

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    誰かが不幸と感じて死にたくなったり、誰かがこの世からいなくなったり、そうした事が起こりながらそれでも世界は進んでいる、ようなお話が6つ入っている短編集。

    例えば、「あなたがいたことが私の人生だった~あなたが生きているだけで誇らしくて、~今思うとあなたを愛したことが私の人生の全部だった。~素晴らしい人に育ってくれてありがとう。」

    という美しい母の最期の言葉を描写したかと思ったら

    「歴史の重みに耐える石造りの連なる街では、人間だけが生身のものとして消えていく。日本では建物も人と共に風化して入れ替わっていくからわかりにくいのだが、歴史の重さの真っ只中に存在していると、人は儚いのは当たり前だとい

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    2026年04月30日
  • 人生の道しるべ

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    大学生の時、友人に勧められて読んだ「優駿」「青が散る」が深く心に染み渡り、青春時代のもやもやとした思いや生きている中でふとしたことで感じる縁や運命的なことを重ね合わせ、その後、事あるごとに読み返しています。
    宮本輝さんの小説は、心の中に鬱屈した感情も抱えつつ、様々な事柄や周囲の人たちに翻弄されながらも、人生に向き合っていく心の根のきれいな主人公を丁寧に描いていて、生きることの大変さとそれでも生きていくことの意味を考えさせられて生きる勇気と人生の深さや豊かさを感じられるので30年来の愛読者です。
    吉本ばななさんとの対談の中からお二人に通ずる人生観に触れられて、何かとても爽やかで幸せな気持ちになり

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    2026年04月25日
  • ミトンとふびん

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    人の心のさざなみを丁寧に指でなぞるような、熱くも冷たくもないリアルな心の温度が伝わってくる、肌理細かい日本語が美しい本。感情と、平易なことばで、これだけ繊細に向き合えるのだという、静かな喜び。身近な人を亡くすことなんて考えたくないけど、人生を経るにしたがって、幾度となく手を伸ばすことになるかもしれない1冊。

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    2026年04月19日
  • ひな菊の人生

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    ひな菊の人生に持ち物は少ない。
    幼くして親を亡くし親戚に引き取られた彼女の人生に現実という言葉はどこか似合わず、浮世離れした雰囲気で纏われている。
    その達観した様な人生観と奈良さんの絵の相性がとても良く挿し絵と言うにはあまりにも強い存在感を放つ。
    この物語で彼女は様々な喪失を経験し、その度にそれが持つ意味や形を獲得していく。そうした失ったからこそ得たものは重みを持つ。

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    2026年04月16日