吉本ばななのレビュー一覧
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【気づき】
さらっと読めるエッセイ集。
だけど、ものすごく深い。
対象は子どもの皆さんあるいは、もう大人になってるけど、自分の中の子どもを大切に抱いてる皆さん向けと書かれている。
だからこそわかりやすい言葉で書かれている。
でも、先に生きている先輩として、しかし決して上から目線ではなく、ご自身が考えてらっしゃることを丁寧に言葉を紡いでいる印象の本。
読み返すたびに発見がありそう。
【要点】
・辛いことはあとで必ずなにかの土台になる
・大事なことは自分の中に泣き叫んでいる子どもを認めてあげること。
大人になると言う事は、つまり子どもの自分をちゃんと考えながら、大人を生きるということ -
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ネタバレ「大人になるということは、つまり、子どもの自分をちゃんと抱えながら、大人を生きるということです。」というのが心に残った。
子どもの自分を否定せずに、受け入れることが大切。
今の自分が求めている内容だった。
大学生や20代におすすめですが、30代以降の方でも共感することもあるように思います。
大人になるとは?、友達って何?、死ぬとは?などを、よしもとばななさんなりの考えを教えてくれる。
この本を読みながら、私も大人になるってどんなことか考えてみた。
1人の人間として自分で判断して、自分の人生を生きることだと思った。
生きるのに悩んだときに、この道でいいのかなと悩んだときに、読み返したいと思っ -
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吉本ばなな
1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『ミト -
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吉本ばななさんが大切にしてきた考え方や習慣を綴った本。表紙の漆黒と、右側に100ヶ条が書かれ、左側に短いエッセイが書かれたデザインから『Gacktさんやローランドさんのような本』と言っていた(本人談)
執筆を志す僕には刺さるものが多かった。
名作揃いのばななさんでも、同じことを意識してたんやと知ることができると自分の背中を押してもらえたし、うわ〜そんな細かいところまで芯を持っていたんだなと発見も多かった。定期的に読み返したい。
少し紹介します。(番号は100ヶ条の番号)
001 「人の言葉で書かない。自分の体から出た言葉だけを書く」
ここでのエッセイに「読者の潜在意識に読んでもらう」「体 -
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ネタバレなくなってしまったものをただ懐かしむより、その時代を味わえたことの方を大切に思います。
自分には絶対ない経験、視点。それに触れただけで、自分の中に違う世界が入ってくる。これはすごいことだと思う。自分が足を運ぶ範囲内には自分の予想以外のことは基本起きないのだから。行きたくない〜、面倒くさい〜、いやだ〜とごねたりマジ泣きしていた旅に限って、すばらしい果実を持ってきてくれるものだし。
陰口、悪口は人間観察で始まり笑顔で締めれば、なんてことないし、濃くならない気がします。
お気に入りの言葉たちを少しだけ書きました。
日常の思っているけど言葉にできないことを言語化されてて、すっきりーです。 -
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ネタバレ河合隼雄と吉本ばななの対談集「なるほどの対話」を読んで、読みたくなった本のうちのひとつ。
どの短編も好きだったけど、特に好きだったのは、というか、グッとくる表現があったのは、「最後の日」だった。
私がこわいのは、いつも人間の心の働きであり、運命とか自然の脅威のほうではなかった。(P44)
もう一度あの気持ちがやってくるなら、嬉しいと思う。(P51)
その光景に、胸がしめつけられた。(P56)
それぞれとても短くて、詳しいことは書かれてない文章なんだけど…なんでだろう。
その場面でそんなこと感じちゃうの?という意外性もあるんだけど、妙に共感できてしまう感じもするのが不思議。
あと、最