吉本ばななのレビュー一覧

  • ひな菊の人生

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    再読。年に数回、吉本ばななに戻ってきたくなる病を発症し、今回は『ひな菊の人生』に戻ってきました。フランス製のいちじくの香水は他の作品にも出てくるモチーフで、気になってるけど買ったりせず頭の中で良い匂いを反芻しています。ひな菊がお店の鉄板で作るソース焼きそばがすごく美味しそうで、小さい頃からの親友ダリアとの距離感が最高で、大人になってからの不便そうでありながらも良く考えて生きている感じがとても安心します。
    ひな菊の生き方に倣って、淡々と、でもしっかりと生きていきたいと、読み終わるといつも思う。
    奈良美智さんの挿画もとても素敵です。

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    2024年07月02日
  • おとなになるってどんなこと?

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    【気づき】
    さらっと読めるエッセイ集。
    だけど、ものすごく深い。

    対象は子どもの皆さんあるいは、もう大人になってるけど、自分の中の子どもを大切に抱いてる皆さん向けと書かれている。

    だからこそわかりやすい言葉で書かれている。
    でも、先に生きている先輩として、しかし決して上から目線ではなく、ご自身が考えてらっしゃることを丁寧に言葉を紡いでいる印象の本。

    読み返すたびに発見がありそう。

    【要点】
    ・辛いことはあとで必ずなにかの土台になる

    ・大事なことは自分の中に泣き叫んでいる子どもを認めてあげること。
    大人になると言う事は、つまり子どもの自分をちゃんと考えながら、大人を生きるということ

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    2024年05月22日
  • 「違うこと」をしないこと

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    人生のバイブルにしたい本。
    原点に帰って、自分を取り戻せる本。

    流れに身を乗せて、人生を生きていきたいなと思いました。

    頭で考えて行動に移すことはやめたい。

    なんか嫌だな、なんかいいなていう感覚を大切に生きていきたい。

    一回読んだだけでは落とし込めていないので、道に迷った時には何度も読みたいと思います。

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    2024年05月09日
  • 哀しい予感

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    あの人は、そういったなつかしいものや、胸の痛むことや、どうしようもなく歯ぎしりするようなことのすべてだった。
    あの人がかさをさして雨の校庭を横切ってやってくるのを見ているだけで、僕は何かを思い出しそうになって気が狂いそうになったものです。

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    2024年05月08日
  • ハチ公の最後の恋人

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    人と人が出会う時、後から思えば、ほとんどが期限付き。別れは付きものだけど、だからこそ別れの悲しみにどっぷり浸るだけに終わらないで、それをエネルギーにして前に進む、どこまでも現実を生きていこうという力を与えてくれる。スペリチュアルな雰囲気や宗教観の中に、あくまで厳しい現実を受け入れて、抱きしめて、自分の足で力強く生きていこうとが感じられる。

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    2024年04月30日
  • おとなになるってどんなこと?

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    ネタバレ

    「大人になるということは、つまり、子どもの自分をちゃんと抱えながら、大人を生きるということです。」というのが心に残った。
    子どもの自分を否定せずに、受け入れることが大切。
    今の自分が求めている内容だった。
    大学生や20代におすすめですが、30代以降の方でも共感することもあるように思います。

    大人になるとは?、友達って何?、死ぬとは?などを、よしもとばななさんなりの考えを教えてくれる。
    この本を読みながら、私も大人になるってどんなことか考えてみた。
    1人の人間として自分で判断して、自分の人生を生きることだと思った。

    生きるのに悩んだときに、この道でいいのかなと悩んだときに、読み返したいと思っ

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    2024年04月21日
  • 夢について

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    読みやすい短編集
    よしもとばななさんの世界観に至る吉本さんの性格や考え方が垣間見える。
    人間味あふれる話も多く、読み終わりはほっこりと寂しさを感じた。
    面白い夢や心残る夢を見たら、私はこの本をまた読みたくなるはず。

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    2024年03月26日
  • 哀しい予感

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    見た目や形に囚われずに生きると、また人生の見方、そして出会いも変わるのでしょう。キャラクターと親しくなれた頃に本が終わったしまいましたが、言葉の表現がとても素敵で、楽しく読みました。

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    2024年02月25日
  • 人生の旅をゆく 4

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    吉本ばなな
    1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『ミト

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    2024年02月16日
  • 「違うこと」をしないこと

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    「ほんとうのこと」が書かれています。なので、これを出版すると賛否両論あることが予想されるだろうけれど、それでも「違うこと」をしないために、出版されたその在り方に賞賛です。ニッチなところでの活躍を望んでいたというばななさんの気持ちがなんとなく分かるくらい、内側の目に見えない大切なことを言葉にして世に届けてくださりありがとう。

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    2024年01月15日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    最初から何故か、これは今わたしに必要な本だと思ってしまいました。
    読み進めて行っても、たくさん響くことばがありました。何度も読み返したい本になりました。

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    2024年01月08日
  • 小説家としての生き方 100箇条

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    吉本ばななさんが大切にしてきた考え方や習慣を綴った本。表紙の漆黒と、右側に100ヶ条が書かれ、左側に短いエッセイが書かれたデザインから『Gacktさんやローランドさんのような本』と言っていた(本人談)

    執筆を志す僕には刺さるものが多かった。
    名作揃いのばななさんでも、同じことを意識してたんやと知ることができると自分の背中を押してもらえたし、うわ〜そんな細かいところまで芯を持っていたんだなと発見も多かった。定期的に読み返したい。

    少し紹介します。(番号は100ヶ条の番号)

    001 「人の言葉で書かない。自分の体から出た言葉だけを書く」
    ここでのエッセイに「読者の潜在意識に読んでもらう」「体

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    2023年12月07日
  • ひな菊の人生

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    吉本ばななさんの本は3冊目です。
    ばななさんの世界というか、空気というかとにかく好きです!
    奈良美智さんの絵ともすごく合っていて、哀しいけど優しい雰囲気で読書の秋にはピッタリだと思いました。

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    2023年11月03日
  • ハネムーン

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    淡々と、静かに時間が流れていく中で、海の音や雑踏のざわめきが聞こえてくる。宗教に頼らない癒し、地に足をつけて生きること、よしもとばななさんの他の本にも共通するメッセージを受け取った。

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    2023年10月22日
  • さよならの良さ どくだみちゃんとふしばな8

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    ネタバレ

    なくなってしまったものをただ懐かしむより、その時代を味わえたことの方を大切に思います。

    自分には絶対ない経験、視点。それに触れただけで、自分の中に違う世界が入ってくる。これはすごいことだと思う。自分が足を運ぶ範囲内には自分の予想以外のことは基本起きないのだから。行きたくない〜、面倒くさい〜、いやだ〜とごねたりマジ泣きしていた旅に限って、すばらしい果実を持ってきてくれるものだし。

    陰口、悪口は人間観察で始まり笑顔で締めれば、なんてことないし、濃くならない気がします。

    お気に入りの言葉たちを少しだけ書きました。
    日常の思っているけど言葉にできないことを言語化されてて、すっきりーです。

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    2023年10月01日
  • 体は全部知っている

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    初吉本ばななさんでした。
    ちょっと難しい話を書く方なのかなという先入観を持っていましたが、全く違って丁寧で綺麗な印象でした。
    ありそうでない、なさそうでありそうな日常のお話でゆっくりと大切に読みたくなる文章で私は好きな1冊となりました。
    ばななさんの
    他の本も読んでみたいです。

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    2023年09月23日
  • 哀しい予感

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    吉本ばななさんの初期の頃の作品だろうか。私はとても面白かった。あっというまに読破してしまった。インパクトのある表紙に、内容の想像がつかなかった。哀愁があって、かっこよくてミステリアスで少しの恐怖があって。売れている作家さんなんだとやはり思わされる。

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    2023年09月09日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    胸中の琴線にふれる物語の数々だった。『海辺の古い宿』などは、同様な体験があるので共感した。こんなに軽やかに人生を語る吉本ばななさんが好きだし、他の作品も読み進めたい。

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    2023年08月14日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    ネタバレ

    河合隼雄と吉本ばななの対談集「なるほどの対話」を読んで、読みたくなった本のうちのひとつ。

    どの短編も好きだったけど、特に好きだったのは、というか、グッとくる表現があったのは、「最後の日」だった。

    私がこわいのは、いつも人間の心の働きであり、運命とか自然の脅威のほうではなかった。(P44)

    もう一度あの気持ちがやってくるなら、嬉しいと思う。(P51)

    その光景に、胸がしめつけられた。(P56)

    それぞれとても短くて、詳しいことは書かれてない文章なんだけど…なんでだろう。
    その場面でそんなこと感じちゃうの?という意外性もあるんだけど、妙に共感できてしまう感じもするのが不思議。

    あと、最

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    2023年12月06日
  • さよならの良さ どくだみちゃんとふしばな8

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    はじめて人生でエッセイを読んだ。
    まだ「キッチン」しか著者の作品は読んだことがないが
    他の小説も読んでみたいなと思わせてくれる
    人柄を知れる良い作品であった。

    家族のことを改めて大切にしようと思った。

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    2023年08月02日