あらすじ
「違うこと」とは、
“その人の生き方の中で、今ここでするべきではない”こと。
→→「なんか違う。」その直感がそう教えても、義理とかしがらみ、習慣に縛られて、我慢したり、そんな風に思う自分を責めたりしていませんか。自分を生きるって、むずかしいこと。これをすれば幸せになれるとか、これをやめないと不幸になるとかではありません。自分を生きるためには、まずは自分に正直であること。本来の自分を生きるには違うことをしないことが大切なのです。
その生き方のヒントがこの本にはあります。文庫化にあたり、書下ろしも充実。新たに25問、読者からの質問にばななさんが答えます。文庫版おわりにも書下ろし収録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
"自分そのものを生きる。 そのための居場所をつくるというのは、本当に時間も手間もかかるし、並大抵のことじゃないなと思うけれど、あきらめずに軌道修正しながらそれをやり続けていくことが、生きていくということなのでしょう。"
Posted by ブクログ
スピと切り捨てることはできるのだろうけど、人生の半分生きて、神はいるのだろうなと思う、はっきりとは分からないけど。
若い人の体のラインとか肌のハリとあわせて素直さは綺麗だと思う、でも年相応のこの気持ち、捉え方、感覚は素直に生きやすいなと思う。
Posted by ブクログ
身体の反応や直感を大切にする。
頭のノイズをクリアにする。
いろいろな人がいろいろな言葉で語っているけど、私はばななさんの言葉が一番心地よいです。
プリミさんの宇宙マッサージを受けるきっかけにもなりました。感謝。
Posted by ブクログ
人生のバイブルにしたい本。
原点に帰って、自分を取り戻せる本。
流れに身を乗せて、人生を生きていきたいなと思いました。
頭で考えて行動に移すことはやめたい。
なんか嫌だな、なんかいいなていう感覚を大切に生きていきたい。
一回読んだだけでは落とし込めていないので、道に迷った時には何度も読みたいと思います。
Posted by ブクログ
「ほんとうのこと」が書かれています。なので、これを出版すると賛否両論あることが予想されるだろうけれど、それでも「違うこと」をしないために、出版されたその在り方に賞賛です。ニッチなところでの活躍を望んでいたというばななさんの気持ちがなんとなく分かるくらい、内側の目に見えない大切なことを言葉にして世に届けてくださりありがとう。
Posted by ブクログ
何度も何度も読み返したいと思える本。本当に良かった。
スピリチュアルな部分も多かったけど、それでも伝えたいことの本質がよくわかった。
違うことをしないこと。それだけで自分が向かいたい方向に自然と向かえると、本当に思う。
Posted by ブクログ
わたしもなかなか直感で生きてる人間だけど、ばななさんやプリミ恥部さんやCHIEさんはそんなわたしを凌駕した存在…スピリチュアルな話は流石にスケールが大きすぎてちょっと受容できない部分もあったけど、ばななさんの金言に心を打たれるばかりだった。ばななさんの深い心が気になりすぎるのでこれからもどんどん名著に触れていこう!
Posted by ブクログ
スピリチュアルではあるが押し付けてこないのがいい
我慢ってしすぎると良くないけど必要だと思ってたので、こんな生き方でも良いのか。と少し気が楽になった
まあそりゃこのお方だからなんだろうけど。今読めて良かったな
Posted by ブクログ
ばななさんの作品から、至る所に流れに身を任せなさいといったメッセージを感じる。違うことをしないってそういうことなのかなと思う。言葉にできない「なんか」っていう感情は無視できないなあと。
自分も割とその時の自分の感情に沿って生きているから、純粋に共感できた。
プリミさんとの対談はちょっと読むのが難しいと言うか、うーん??って感じではあったけど言いたいことはなんとなくわかる気がする
手元に置いておいて何度も読んでみようと思う
Posted by ブクログ
吉本ばななのエッセイは2回目。スピリチュアルなものを感じるそして割と信じている人なんだということがわかった。ただそれだけではなくて、幼い頃から世の中を俯瞰して見れる才能をまた俯瞰してみているという才能。とても個々の小説に出ていると思う。飾れない、素の性格がよくわかった。
Posted by ブクログ
自分の感覚を信じて、違うと感じることをやめてみる。
楽になるのか気になるのか、そうやって本来持っている感覚本能を体感しながら試してみる。
そうなりたいけど、自分が勝手に難しいと思い込んでたりする。
感覚を磨いてみようと思った本
Posted by ブクログ
20年以上前に読んだ以来のばななさん。
スピリチュアル系な話はさておき、その他の部分では、なるほどと思うことが多かった。
自分を生きること。初期設定は変えられること。違うことをしないこと。今の自分に必要なことが書いてあった。
Posted by ブクログ
「なんとなく足が進まない」とか「ここは私の居場所じゃない」みたいな流れを感じることはよくあるけど、そこにノイズが入ってしまうから素直に生きれない。改めて、「素直に生きていれば、きっと人生に無駄なことは起きない」のだと今ある毎日を肯定できるようになった。
Posted by ブクログ
〈 第一章 自分を生きる 〉のこの13頁が、この本の全て。
ひとの人生の意味っていうのは " 違うことをしないこと " =自分のほんとうをすること、これが全てなのだと思う 。
Posted by ブクログ
インスタかXか何かで紹介されていたのを見て読んだのだけど、きっかけがうろ覚えなのに、今これを読んだのはタイミングだな、と思った。
『「違うこと」をしない』
とてもシンプルなのに、実際それが出来ている人は、実はあまり居ないのではないかと思う。
「違うこと」とは「嫌なこと」とは少し違って、「違和感」が近いのかも知れない。
例えば集まりに誘われて、何となく気が乗らないな…と思っても、行ったほうがいいかも知れないという変に大人の感覚が、断るほうに向かわせない人は多いと思う。
だけど『「違うこと」をしない』生き方は、そのわずかな違和感を無視しないということ。
そういう小さな積み重ねが、生き方の癖になっていくのだろうと思う。
実際社会で生きていくには、その違和感を潰して見ないふりをして進むことも必要だと思いがち。
だけど社会においても、徹底して自分主義な人ってたまにいる。一歩間違えば自己中と言われるかもしれないけど、もし言われたとしても、きっとその生き方のほうが楽だ。
そう考えてみると私は、「違うこと」ばかりしてきたのかもなぁ…と考えたりした。ここ2年はとくに、違和感を潰すためにしてきた作業を挙げたらキリがないほど。笑
なので今少し立ち止まって先のことをじっくり考えようとしている私には、とてもガツンと来た本でした。
吉本ばななさんの作なので、自己啓発系とはまた違って、押し付けでもなく強い言葉でもなく、でもズンっと入ってくる感じ。
途中スピリチュアル要素が強めになるからそれは合わない人も多いだろうけど、単純に読み物として面白く読みました。
本当に、日々の小さなことなんだな、と思う。
社会性よりも自分の意思を尊重する、そんな生き方だっていいじゃないか。最低限、人様に迷惑をかけないのであれば。
少しずつ、違和感から脱却する癖をつけていこう。これからの目標がひとつ出来ました。
Posted by ブクログ
宇宙マッサージについては何度か読んだり、実際に経験してみないと完全にはわからない気がする。
今の自分が置かれている状況もあってから、読み終わった後はなんだか励まされている感じがした。
自分の気持ちに正直でありたい
Posted by ブクログ
普段は、読みたい本を探してから買う派で
書店で 手に取って買うことはあまり無いけど、
導かれるようにとった本。
評価見てビックリ。
スピリチュアル、スピリチュアル、スピリチュアル、、、、、またスピリチュアル。
もちろんそういう要素もあるけど、
人生の道標になるような学びの言葉がとっても沢山ある本なのに。
人から見たら「違うこと」が「違う」とは限らないんですよね。自分にとっては「違わないこと」だったりする。
人の書いた本を、誰かの違うこと、と定義するのは失礼だけど、
色んな感想を見て、このセリフはしっくり来た。
この本は自分にとって、違わない本で、
何度も何度も間違えそうになった時、
どう選択すればいいか悩みそうになった時、
読み直したい本。
とっても素敵な本に、導かれるように出会いました。すごいぱわー!!!!
Posted by ブクログ
今読んでよかったって心の底から思えた一冊。自分の中で少しでも違うかも、嫌かも、って思うことはしなくていいんだ、自分に正直に自分のために生きていいんだって思えた。これから何度も救われる本になるんだろうな〜。また悩んだ時に読み返したい。
Posted by ブクログ
吉本ばななさんって、私の中で一世を風靡した感じがあって、でも「あー、あの吉本ばななさんでしょ」と斜に構えて読んでみたら、「この人、すごいじゃん」って思った記憶があります。で、その一世を風靡してからもコンスタントに作品を出されているようで、私はあまりばななさんの作品を読んではないけれど、やっぱりどこかで気になる作家さんでした。
それで、今回、「違うことをしない」ってどういうことだろう、とタイトルに引っかかって久々にばななさんの本を購入するに至ったわけです。
みなさんのレビューから覚悟をしていたつもりですが、”少し”ではなく、”かなり”スピリチュアルでした。宇宙マッサージをされる方との対談は正直読むのが厳しかったです。お昼休みの眠たい時に読んでいるともう意識が飛んで「え?宇宙?」となるし、子どものピアノのレッスンの待ち時間に読んでいると、先生からの注意に意識が飛んで「で?宇宙がなんだって?」となるし。まぁ、これは完全に私の問題なのですが、とにかく気づけば字面を追うだけで内容が頭に入ってこなかったです。ただ、ですね、ここまで否定しておいてなんですが、「スピリチュアル」な才能に長けている人がいるということは認めているんです。私が全然そういった感性を持ち合わせていないだけで、そういう人もこの世の中いるでしょうよ、とは思っています。だから、そのプリミ恥部さんやばななさんが感じる私にとってはえらくスピリチュアルなことも、そういうこともあるんだろうな、とは思いました。そしてなにより、たまに核心をついたことを言うんです。例えば「一人インタビューで自分が本当に感じていることを、まっすぐ言えるように癖をつける」なんて、とても有効的な方法だと思ったし、「初期設定が曖昧な人が多い。最初から親や世間や義務教育などから刷り込まれてしまった設定だとそこから先はその道しかあらわれない」とか、そうかも!と思いました。「初期設定」だとか特有の言葉を使われていますが、要は、自分が何になりたいかどういうふうになりたいかをきちんと考えるということで、こういったことは啓発本とかでもよく言われることですよね。だから、主張の本質は全然変ではなかったですし、さきほど例にあげたところなんて、スピリチュアルな表現でない分すごく的を射ているようで、やはりばななさんの感性だったり、観察眼だったりはすごいと思ったのでした。
第五章の「時間を考える」「お金を感がる」は、何となく自分の考えと一致するとことがあったからか、よい文章読んだなと思いました。
本書に一貫しているのは、自分が「違う」と思うことは「しない」。自分に正直に生きるといったところでしょうか。ただし、あとがきで書かれているように、「「決して、イヤなことはしなくっていいんだよ、自分を愛そう!」なんて話ではなく、もっと厳密なもの」なんだそうです。そこまで読み込むことができたか・・・一気に不安になりました。全体的にスピリチュアルですが、主張には大いにうなづけます。
おまけ的になってしまいますが、ばななさんが幼少期にどんな風にすごしてきたか、売れに売れたときから現在に至るまでお金をはじめ、色んなことをどうコントロールしてきたかがわかるところも、とても興味深かったです。
正直、読んでいる途中は、「読み終わったらメルカリで出品だ」と思っていましたが、またいつか読んだとき、もっと理解できるかもと思って、今のところ手放せていません。今のところ、再読する気も起きないのですが・・・
Posted by ブクログ
スピリチュアル全開の一冊。
そうか、吉本ばななさんはスピリチュアルだったのか。知らなかった。
そう考えると(思考の飛躍)
村上春樹さんもスピリチュアルだな。
好き嫌いがわかれそうな一冊。
わたしは好きではない。嫌悪ってほどではない。
Posted by ブクログ
「違うこと」をしない、それって本来すごくシンプルなことだけど、なんだか難しく感じてしまう。
それって、どうしてだろう?と思いながら、
1ヶ月前に、インスタを辞めたことを思い出した。
やめたことで生活が静かになり
自分に集中できる事が自然と増えた。
私の中ではノイズの一つに、
目的のないSNS閲覧があると思う。
そもそも、何が自分にとって「違うこと」なのかを知ることも必要だし、自分にとっての「ノイズ」にも気づく必要があるなと思った。
本書に出てくる白井さんとの対談はすごく印象的で
「初期設定」の話しは、先日藤本さきこさんの「設定変更ノートブック」を読んでいたので、スッと入ってきた。
馴染みのない言葉だと
頭に入ってこないけど
ホント、設定通りに生きてるなと思う。
自分を見つめ直すのに適してる本だと思います。
Posted by ブクログ
題名に惹かれてずっと読んでみたいと思っていた本。「人は人の意見では決して変わらない」とか、恋愛が終わる時の話とか、ばななさんの考え方にはめちゃくちゃ共感。特に自分が今まさに恋愛が終わったタイミングだったこともあって、やっぱり別れてよかったな、と自分の考え方も整理できた。
ただ宇宙マッサージの方との対談はちょっと胡散臭さみたいなものを感じてしまってなかなか読み進めることができず…結局最初の章と読者からの質問に答える部分だけ読んで終わった。
Posted by ブクログ
吉本ぱななさんの本は、どことなくフワッとしてつかみどころのない登場人物がでてきたり、スピリチュアルというか、ちょっとふしぎな話が多くて、好きだったが、ご本人も霊感が強いらしい。
"宇宙マッサージ"は、なんとも怪しげな響きだが、本来の自分を生きるには、「違うことをしないこと」が大事。
人が"何か違う"と感じる直感は信じていいということ。
"社会の仕組みに腹を立てるより、自分のための小さくとも無限の自由と快適を追求した方がいい。"
Posted by ブクログ
タイトルと文章全体からほんとうの自分に却って生きよというメッセージを受け取った。私は何か作品に触れるたびTwitter等の媒体を通して他の人の感想を調べてしまう。
自分で自分の感想を言語化する前に誰かの言葉や感性を探すことでほんとうの自分を押し殺している気がする。私はスピリチュアルな話はとても苦手で読むのにちょうど3ヶ月かかった。想像がしづらいしそういったものを体感的に知らないからどうしても苦手だ。でもスピリチュアルな話の多い宇宙マッサージの人のお話でひとつだけ刺さるところがあった。
「一人インタビュー」の話だ。
悶々考えるのではなくひたすら答えていく。
おもしろそうだしやってみたいな。飽きっぽいから飽きてしまいそうだけどやってみたい。
Posted by ブクログ
正直途中のスピリチュアルなところはあまり理解しづらかったが、読み進めるうちに言葉がスッと入ってくるようになった。自分にとって違うことだなって思っていてもそれを止める方がめんどくさかったりするけど、自分の気持ちに正直になろうと思った。違うけどなんか継続してしまうのも後から考えると意味があるんだなと思った。ばななさんにとっての茶道部は私にとってのピアノだった。自分に向いてないけど続けた。続けた方がいいと思った。
Posted by ブクログ
吉本ばななさん、小学生の時に読んで以来。かと思ったら、アンソロジーで感動したんだった。
やわらかく、たんぽぽの綿毛のように軽やかな文体。そっとこころをつつんでくれる。
いろんな人の価値観や考え方に触れることができた。共感しにくいところもあったけれど、ほー!と思いながら読んだ。ばななさんの文章はやさしい。
Posted by ブクログ
ばななさんて、「みえないもの」とともに生きている人だったんだ。いままで、なんで知らなかったんだろう。
それとも、すっかり抜け落ちていただけなのか・・。
アルカナシカでじゃない。選択肢に入れるかどうか。
時折、時間の進み方(過去→現在→未来と過去←現在←未来)と物のとらえ方(表と裏)が逆転する自分は、時々こうしてスタート地点に連れ戻される。
若かりし頃にこだわっていた、『なにが「真実」なのか』は、いつの間にかどうでもいいことになっていた。
自分が生きる感覚空間は選べる。
その空間で「違うこと」を、自然と知らせてもらえるように、いつもフラットに居ようとは思ってる。
こんな感想、読む人によってぜんぜん受け取り具合が違うんだろうなぁ。だって訳が分からない。