吉本ばななのレビュー一覧

  • ハードボイルド/ハードラック
    ハードボイルド/ハードラックどちらも、じんわり心にしみた。やっぱり吉本ばななさんの書く独特の文章表現、物語好きだな。
    ハードラック、境くんの、「今はだめだね。でも、とにかく、今はだめだというだけだよね?」が忘れられない。自分も過去を振り返ってみると、そんな場面でそんなことを言える人でありたかったなと...続きを読む
  • おとなになるってどんなこと?
    「はじまりの本」です。
    タイトルに惹かれたら人におすすめです。
    この本には、生きているなかで一度は疑問に思ったことがある事柄について書かれています。
  • ハチ公の最後の恋人
    食べたいものを食べて、
    眠りたいだけ眠って、
    ふたりの時間をたっぷり味わって、
    特別幸せって顔で毎日過ごしたい。
  • イヤシノウタ(新潮文庫)
    43.

    久しぶりに吉本ばななさんの文章を読んだら
    やっぱりすごく好きだった
    作家さんの書くエッセイは楽しい
    お父さんとの2010年の対談も素敵だった
    太宰治や高村光太郎の話が出てきて良かった
    いろんなことを思いながら読んだ

    本屋でたまたま文庫本を見かけて
    手が勝手にこの本を掴んでいたので
    本とい...続きを読む
  • 「違うこと」をしないこと
    帯にあった「お守りのような一冊」、まさにその通りだなと思った。

    「なんか、しっくりこない」と思って、みんながやっていることをやらなかったり、やめたりしてきた。それでよかったんだ。それが分かって本当によかった。

    これからも自分が違うと思ったことは、無視しない。というか自分が感じていることを無視した...続きを読む
  • 虹 世界の旅4


    異国が出てくるから、というのは関係なく、ばななさんのおはなしは海外に旅をしているような時間の流れを感じさせてくれる。

    舞台はタヒチと日本にあるタヒチレストラン『虹』。





    そう、また来るといいわよ。縁がある土地って、どんどん好きになっていくからね。私も主人がいなくなってもやっぱりまだ来て...続きを読む
  • 「違うこと」をしないこと
    大好きばななさん。彼女の真っ直ぐな人間らしさに背筋がピン!となる。
    当たり前だけどなかなかできない。答えはシンプルなのに難しく考えてしまう時はバナナさんに限る。
  • とかげ
    あとがきに「全部、『時間』と『癒し』、『宿命』と『運命』についての小説です」と書かれていたが、まさに小説全体からそのような空気を感じた。
    変化が起きる前の不安定さがありながらも、これから来るのは絶望ではなく希望だと分かる。
    そんな感じがした。
    自分が大きな流れの一部であるような感覚になった。

    好き...続きを読む
  • おとなになるってどんなこと?
    モヤモヤしている気持ちを、
    それでいいんだよ、と受け止めてくれるような、
    何度も読み返したい優しい言葉が散りばめられていた。
    定期的に、その言葉だけでも読み返していきたいと思えた。
  • 哀しい予感
    わかっている。そう、わかっている。
    わかっていながらどうすることもできない。
    忘れたかったのかもしれない。
    少しづつ思い出してくる。
    やっぱり哀しいよ~
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢
    あたたかくて切ないエッセイ。自分も誰かと暮らすことを選択して、誰かを育てる立場になった時、こんな気持ちになるんだろうか。やわらかなイラストがとってもいい。

    「人生は一度しかなく、なるべく幸せでいた方がいい。なるべく愛する人と、おいしく食べた方がいい。」
    この一言を忘れないようにしたい。
  • おとなになるってどんなこと?
    この本を読むのはこれで3回目です。

    この先、自分はどうなってしまうのだろう、私はちゃんとした人間になれるのだろうか、不安に感じることは誰にでもある。
    そんな不安を感じた時に読みたい本です。

    「普通にふるまっていたからといって、なにかから救われることなんて一切ないと思います」
    この言葉には胸が痛く...続きを読む
  • とかげ
    運命というものは本当にあるのかもしれないなと思った。自分も他人もなにもかもを巻き込んで、正しい方向に流してくれる、そういう神様がいるのかもしれないと思った。流れに身を任せる、というのも、人生においては必要なのかもしれない。というより、自然とそうなっていくものなのかもしれない。

    吉本ばななさんの本を...続きを読む
  • イヤシノウタ(新潮文庫)
    普段なんとなく悩んでいることや、考えていること、そういう自分の中のたくさんのもやもやたちにアンサーをもらえたような感じがした。

    「明日があるさ」は疲れたときに読み返したい。
  • すべての始まり どくだみちゃんとふしばな1
    ばななさんの本、もっと早くに読んでいたかったなぁ。

    p.31 ◎ふしばな 正直でもなんでもどうせ嫌われる

    メイクに関してのくだり。
    他人に対して「うわぁ、ないでしょ」みたいな感情を持ってはいけないのだと思っていた。なにをしようとその人の自由だし。ただ自分の中でだけそう思う分にはいいんだな。自分に...続きを読む
  • 体は全部知っている
    恥ずかしながら読んだことがなかった吉本ばななさん、すごく好きです!

    植物のことがよく出ていて、描写がすごくきれい。あとは海のこととか、雨とか。

    すごく素敵だから、思わず自分も真似したくなってしまう。夜ボートに乗りながら、お酒を飲んだりとか。

    「いいかげん」で主人公が喉元まできている言葉を押しと...続きを読む
  • ハネムーン
    忙しない私の日々とはかけ離れた、ゆっくりと時間の流れるこの本に、すごく癒された

    まなかという名前が、世界の真ん中にいるっていう由来で、友人のまなかを思い出した
  • イヤシノウタ(新潮文庫)
    私がいかによしもとばななさんの描く主人公に影響を受けているか、いかに憧れているか、その魅力はなにかを再認識した本でした。
  • 人生の旅をゆく2
    よしもとばななさんの考え方が好き。

    自分の人生は自分のものであるべきで、自分で方向性を決められるよう、常に判断を研ぎ澄ませておく。でも頑張りすぎず、理想を追い求めて周りに期待しすぎないよう。波に乗るように生きていく。
    そんな生き方を志し、私たちを律してくれる。
    また人生の途中で読み返そう。

    63...続きを読む
  • アムリタ (下)
    ぶっ飛んだ設定なのに大仰な感じが全くせず、むしろ日常がより一層の日常感を持って丁寧に穏やかに、美しく流れていくの
    大人になればなるほど良さがわかるもののような気がする
    吉本ばなな、好きだな