人生の旅をゆく 4
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人生の旅をゆく 4

1,540円 (税込)

7pt

4.5

「喪失と再生」を描き続けてきた作家による「旅と日常」を描いたエッセイ・アンソロジーのシリーズ第4弾。
著者は、日々見逃しがちな、ちいさいけれど大切なことを、旅先での出会いや食事、その背景にある文化、植物や動物を育てること、その動植物を食べることで生きている私たちの生活といったもののなかに見出し、エッセイに仕立てて提示する。バリ島の屋台に見た昭和の日本、心身ともに癒された奄美のひとと海。コロナ禍で「自分が罹患しやしないか」しか考えないひとの内面を考察したかと思えば、冷蔵庫に「家事の分担表」を貼っているカップルがなぜうまくいかないのかを一言で言いきり、タピオカ店や喫茶店のプロの技を省察する。そして、亡くなってしまった大切なひとたちへの思いを、その不在を嘆くのではなく、ともに過ごした時間こそが宝ものだとして、前を向いて生きてゆくことのすばらしさを綴る--。旅でも、日常でも、コロナ禍に見舞われても、著者のまなざしと態度はあくまでも同時代的で、やさしく、鋭い。
そんなエッセイをひとつずつ読み進むと、同じ時を生きる著者が、自らの経験を通じて読み手を勇気づけていることに気づく。各章が上質な短篇小説の趣をもつ、著者最新のエッセイ集。シリーズ累計7万部!

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人生の旅をゆく のシリーズ作品

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1~4件目 / 4件
  • 人生の旅をゆく
    1,047円 (税込)
    イタリアや沖縄への旅、妊娠・出産という未知の体験、そして愛するものたちとの別れ――。旅の感触や降り積もる思い出を胸に、家族や友人への愛情と哀惜、自らを取り巻く日本社会の矛盾や違和感について真摯に綴った出産後初のエッセイ集。新たな境地を見せる文章群が、淡く切ない読後感と、小さいけれど確かな勇気を与えてくれる一冊。
  • 人生の旅をゆく2
    1,257円 (税込)
    子育ての日々、大震災の経験、敬愛する友やアーティストへのオマージュ、父親との別れ……。娘として、母親として、作家として、あらゆる生を慈しみ、自分らしく、真摯に日々を生きることの大切さを綴るエッセイ・アンソロジー第二弾。明日を生きるための「確かな」希望を湛えた一冊。
  • 人生の旅をゆく3
    1,320円 (税込)
    こつこつと積み重ねること、ちいさくてもまっすぐな思いを持つこと。それがいつしか壮大な景色になる─。「喪失」と「再生」を経験した著者が、その「かけがえのなさ」を描いた最新エッセイ集。 ※ネットで大きな反響を得た秀作「手を動かす」を収載!  *手を動かす I 私と旅 II 敬意 III いのちをつなぐ  *あとがき 心疲れたひと、仕事や子育てに忙しいひと、気持ちが渇いているひと……。 そんな人たちの憩いの時間を創出する、心震えるエッセイ集。
  • 人生の旅をゆく 4
    1,540円 (税込)
    「喪失と再生」を描き続けてきた作家による「旅と日常」を描いたエッセイ・アンソロジーのシリーズ第4弾。 著者は、日々見逃しがちな、ちいさいけれど大切なことを、旅先での出会いや食事、その背景にある文化、植物や動物を育てること、その動植物を食べることで生きている私たちの生活といったもののなかに見出し、エッセイに仕立てて提示する。バリ島の屋台に見た昭和の日本、心身ともに癒された奄美のひとと海。コロナ禍で「自分が罹患しやしないか」しか考えないひとの内面を考察したかと思えば、冷蔵庫に「家事の分担表」を貼っているカップルがなぜうまくいかないのかを一言で言いきり、タピオカ店や喫茶店のプロの技を省察する。そして、亡くなってしまった大切なひとたちへの思いを、その不在を嘆くのではなく、ともに過ごした時間こそが宝ものだとして、前を向いて生きてゆくことのすばらしさを綴る--。旅でも、日常でも、コロナ禍に見舞われても、著者のまなざしと態度はあくまでも同時代的で、やさしく、鋭い。 そんなエッセイをひとつずつ読み進むと、同じ時を生きる著者が、自らの経験を通じて読み手を勇気づけていることに気づく。各章が上質な短篇小説の趣をもつ、著者最新のエッセイ集。シリーズ累計7万部!

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人生の旅をゆく 4 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    1386

    吉本ばなな
    1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月26日

    はじめにいくつか読んで、直感的に「これは素敵過ぎて一気に味わうのはもったいない」と思った。金平糖のように、一粒ずつ、少しずつ味わって読んだ。

    あとがきに作者が書いていたように、「人生にはいつでも、たとえどん底にあっても、ふといい場面に出会う可能性があること、それが誰にでも平等にあること」を感じられ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月30日

    森博嗣先生のこと、「ピロチくんとオレ」がとても好きで、読めてよかったです。
    編集の方の人柄や丁寧さみたいなものも、人生の旅をゆく、のシリーズから感じられて好きな本です。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月06日

    同い年のばななさんのエッセイ。
    私は肉が好きだ!ということにとても共感しました。
    体に良いものは確かにあるが、がんじがらめになりたくない。
    スレンダーなボディは欲しいが、無理して運動したり食べたいものを必要以上に我慢したくない。

    そんな歳になったということです。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月21日

    エッセイ。
    文章が潔く読むとなぜか安心する。
    共感することもあるし理解できないところもある。
    読んでいて楽しかった。

    0

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