吉本ばななのレビュー一覧

  • ミトンとふびん

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    「デッドエンドの思い出」に続いて読んだ、私にとっては2冊目の吉本ばななさん。
    なんとな~く沁み込んできて、なんとな~く日常での所作が丁寧になっちゃったりする。
    とても好きな作品だけど、なんでもっと早く読まなかったんだ!と後悔する気持ちは不思議と起きない。
    今このタイミングで、出会うべくして出会ったのかなという気がする。
    やっぱり言葉の言い回しなんかは、落ち着いて読まないと少し理解しにくい感じはあった。
    でも、だらだらと自分の考えを述べているような気だるさはなかったし、簡潔で読みやすい。
    少し時間を空けて、また他の作品も読んでみたい。

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    2026年05月30日
  • ミトンとふびん

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    短編集は苦手なのにこれはスルスル読んだ。優しいおかゆみたいな本。弱ってても読めるしあったかい気持ちになる。
    特に最後の『情け嶋』が大好きだった。性じゃない愛の話。

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    2026年05月30日
  • ミトンとふびん

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    劇的な何かは起こらない。ただただ登場人物の日常や起伏の穏やかな感情に寄り添う、そして故郷や旅の心地よさを感じさせる小説。

    長くなくてもいい。展開も必要なし。ただ言葉を繰る力に翻弄された。この時の感情をこう表現するのか、とか、この状況をこう描写するのか、とか。

    ちっぽけな人間のいじらしいさま。

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    2026年05月30日
  • アムリタ (下)

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    ネタバレ

    「君が、どんどん変化していくのを見ていると、人間っていうものは本当に、いれものなんだ、と思うんだ。いれものなだけで、中身はどうにでもなるって。別人にもなるんだって。道を歩いている誰かと、基本的には何も変わりないんだ。運命の成り行きで、君はつぎつぎ新しいものを中に入れていくけど、その変化するいれものにすぎない君という人間の底の底のほうに、なんだか『朔美』っていう感じのものがあって、たぶんそれが魂っていうものだと思うんだけど、それだけがなぜか変わらなくて、いつもそこにあって、すべてを受け入れたり、楽しもうとしている。それは君が死ぬまでそこにあると思うと、何だかいじらしいような、苦しいような気がして

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    2026年05月29日
  • アムリタ (上)

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    ネタバレ

     その人がその人であることは、壊れて行く自由も含めてこんなにも美しい、人に決めてもらえることなんて何一つ本当じゃないんだな、としみじみ光るように生きる彼女を見ていて私はよく思った。(113p)

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    2026年05月29日
  • 大きなさよなら どくだみちゃんとふしばな5

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    味のある毎日を生きたい。
    吉本ばななさんらしいクスッと笑える文章で、別れについて教えてくれる本書。家族も友人も飼ってる犬猫もいつかはきっと別れの時が来る。
    みんな地上から消えて、抜け殻と思い出だけが残る。最後の瞬間まで間違わないように、この体で今見えている景色を大事にしたいと思える1冊

    "それぞれの道をしっかり歩いた人は、いろいろな苦しみを経て、みんななぜか同じような愛の地点で出会う"
    "どんなつらい瞬間も帳消しにかるようなそんな魔法を、私たちはたくさん持っていた"

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    2026年05月25日
  • 下北沢について

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    タイトルに「下北沢」って入ってるだけで、手に取ってしまった。
    一度しか訪れたことはないけど、私もばななさんと一緒で、下北沢に魅了されてしまったのだろう。

    作中の下北沢と今の下北沢で見える景色は、所々変わってしまったと思うけど、この本を読み終わってもう一度下北沢を歩いてみたいな、と。

    ばななさんの「今を楽しまないと」精神は、私も常に目指している考え方でとっても共感。
    悩む=考える時間も必要だけど、やっぱり日々楽しんで生きていきたい。

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    2026年05月23日
  • アムリタ (下)

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    聖典のような小説だなと思った。読み進めていくと、霧に包まれた辛く寂しい生活の中にも輝く宝物を見つけられる可能性があることを感じさせられる。
    この世界、生きている者死んだ者、海、緑、国内の土地、海外の土地、ポジティブな感情、ネガティブ感情、そういったものが全て繋がって循環しながら大きなエネルギーを作り出しているんだなと思う。
    この作者の作品において小さな子供が出てくるのが珍しかったが、とてもいいキャラクターですごく好き。

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    2026年05月20日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    文庫本より高く、新書より低い、ちょっと変わったサイズの本。
    短編集
    どの話にも、なんらかのかたちで喪失(死)が寄り添う。

    あとがきにあるのだけど。
    「何ということもない話。
    大したことは起こらない。
    登場人物それぞれにそれなりに傷はある。
    しかし彼らはただ人生を眺めているだけ。」
    その通りの短編たちなのだけど、これが沁みるんだな〜
    読後、とても穏やかな心持ちになった。

    最後の話の最後の部分に共感。
    「なんとかなる。悲観でも楽観でもない。目盛りはいつもなるべく真ん中に。なるべく光と水にさらされて。情けは決して捨てず。」

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    2026年05月19日
  • ミトンとふびん

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    2026/05/19
    SINSIN AND THE MOUSE
    カロンテ
    珊瑚のリング
    が好き

    心が落ち着くように!!っていう強い意志を感じないけど、読んでいると知らず知らずのうちに心が落ち着く本

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    2026年05月19日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    質問コーナーを聞いているように読めたラジオのような本だった。
    テーマは様々で約30個あるので自分に合う悩みを見つけられるだろう。
    参考になるかははっきりと保証はできないが、「こんな風に考えることもできる」と学べる。
    吉本ばななが好きな人は勿論、対人関係の悩みを持つ人は読んでみても面白いはずだ

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    2026年05月18日
  • ミトンとふびん

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    東京を離れる新幹線のなかで、この本を読んだ。
    私の母は高齢出産で、仕事に邁進するタイプだった。もしかしたら同じ年の子供たちより、大好きな母と過ごせる人生の時間は短い。そういう不安が、幼い頃からあって、人生はいつもどことなく寂しさがある。
    必ず失うことも、自分がいなくなることも絶対条件のこの世界で、それらを受け入れ、日々肩を並べ合う生き物のすべてが愛おしくなる。そういう小説でした。

    キリンジの「スウィートソウル」がこの小説の雰囲気と合ってる感じがして、新幹線を降りた夜道聴いて帰りました。

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    2026年05月18日
  • 「違うこと」をしないこと

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    吉本ばななさんの本はじめてがこのエッセイ。他の小説も読んでみたくなった。
    こいいう感覚の人だとは知らず、、、!凄く共感できることばかりだった。
    魂に忠実に生きている人はかっこいい。違うことをしないことの意味が年齢と共にようやく分かってきた気がする。

    食べたいものを食べる。遊びたい人と遊ぶ。会いたい人に会う。やりたいことをする。現実世界では当たり前のようで難しいことだけど、それらと上手く向き合える人が幸せになるのだと思う。

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    2026年05月17日
  • ミトンとふびん

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    暖かい話が多く、読みやすい。
    自分の悩みが少しだけ小さいものだと思わせてくれる。
    盛り上がりが欲しい人には物足りないかもしれない。

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    2026年05月12日
  • ミトンとふびん

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    初めての吉本ばななさん

    高校生の頃付き合っていた彼が
    好きだった思い出の作家さん

    生物が避けられない「死」について
    心に無理をして乗り越えさせようと
    させるのでは無くて、
    しっかり悲しんで悲しんで
    1日1日を生きながら溶かしていく…
    そんなイメージを受けました。

    いつか来るであろう親の死
    その時きっとこの本を思い出す。


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    2026年05月12日
  • アムリタ (上)

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    上だけ買うという、挑戦的な事をしてみた。
    「自分で決める力。それが積み重なって後に真の自信というフィールドをかたちづくるような気がしてならない。」
    「家の中に強くこわばった人間がうろついているだけで、空気が張りつめて影響を受けるのだ」
    私が感じていたけど言葉に出来なくてわからなかった事を言語化してくれてて、だから寄り添ってくれてるような感じがするのかな、と思う。

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    2026年05月11日
  • 「違うこと」をしないこと

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    魂にしたがって生きること、違うと思った行動を取らないこと。
    スピリチュアルな内容ですが、その通りだと思う。
    実際、行きたくない食事の誘いは山ほどある。
    会話やフィールング、次元、今の自分が求めてるものは何だろう。
    心地の良さ/悪さちゃんと心の声を聞くことが大事。
    ちょっとズレるとそれは反映されるし、ピタッと一致すればそれも反映される。
    自分に正直に、魂に沿って生きたい。

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    2026年05月10日
  • ミトンとふびん

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    悲しいこと、辛いこと、わだかまり。地球はまるいから、きっとどこかの誰かが背中を押してくれる。希望はあるよ。

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    2026年05月09日
  • ミトンとふびん

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    登場人物が、自身の抱える傷に日常の中で向き合っていく姿が、どこか心を楽にしてくれるような、自分の人生も肯定されているようなそんな気持ちにさせてくれるお話たちだった。
    何度も読み返したくなる大切にしたい本になった。

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    2026年05月04日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    1人でも、好きな人とでも旅に出かけたくなった。恋人は友だちの代わりではなくて、好きだということだけで良いというのが印象に残った。

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    2026年05月03日