吉本ばななのレビュー一覧

  • ハネムーン

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    その二人が一緒にいる事は、運命…
    繊細な心を持った孤独な裕志と、彼に寄り添うけれど強い心を持ったまなか。
    身近な人や犬の死の悲しみから、二人で、周囲の優しさに助けられながら少しずつ立ち直っていく。
    なんだか、4年前に父を亡くした私の母が、少しずつ立ち直っていく姿と交差して、心に沁みる…

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    2019年01月16日
  • 虹 世界の旅4

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    舞台は東京、そしてタヒチです。世の中のせちがらさに翻弄される人たちと自分の大切なものをしっかりと見つめ翻弄されない主人公、両方がしっかりと描かれていてすごい説得力。ものいわない植物や動物がどんなに毎日を豊かにしてくれるか改めて気づかされます。載っているタヒチの写真も美しい。人間らしく生きることを深く、濃く教えてくれる名作。

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    2010年05月07日
  • 虹 世界の旅4

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    すごくステキだった。文章自体がすごく美しくて、読んでいて気持ちが良い。元気になる。気持ちが浄化される。リセットされると思う。

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    2010年05月03日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    ネタバレ

    久々に吉本ばななさん。
    しかも南米・アルゼンチンが舞台だなんて!
    合間に写真も結構載ってていいかんじ♪
    Mr.Bookmanで見つけて購入ー満足02♪

    旅行記としても、小説としても楽しめる!

    実際に足を運んで経験したことが書かれてると、
    吉本ばななさんがこんな体験したんやなーとか
    こういうふうに見て感じてきたんやーとか思って読めて面白い☆

    南米(ペルーやけど)行ったことあるから、
    何となく分かったふうに想像して読んだw
    でもほんと写真もあるし、その風景が頭に描ける。

    小説としても好き。
    心地良い瞬間の中で、あー今死んでもいい、って思える。
    ・・・なんとなく分かる。そりゃあ死にたくはないけれど、
    もし突発的に死んじゃうならそれはしょーがない。
    日々の中のふとした心地良い瞬間。

    イチノセの畑で藁をかき集めて燃やす。
    煙から避難して、しばし陰でこの本片手に休憩。
    お父さんは藁を運びに行ってまだ帰って来ない。
    暑すぎない秋の空。雲。稲。赤とんぼ。
    そんな心地良い瞬間。

    あーーーアルゼンチン行きたい!!
    Buenos Aires!!イグアスの滝!!のどかな町!ホットチョコレート!
    いつか絶対行く!!!!!
    2009年夏休み.実家にて.

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    2011年10月18日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    50向いていないことは、してみないとわからないとよくいうが、本当にそうだった。

    94「ここって山梨みたい。懐かしいんだよね。」メンドーサ

    117これでいい、今はこれでいいのだ。・・・時間をかせぐのだ、それしかできないのだから。野生動物がじっと傷をなめて、熱をもった体中を癒すために暗がりでただ待っているように、精神がじょじょに回復して、うまく空気が吸えて、まともなことを考えられるようになるまでこうしているのがいちばんいい。そう思った。

    121悲しみは決して癒えることはない。薄まっていくかのような印象を与えて慰められるだけだ。

    135わかっていた。今悲しいのなら、今。そこにいなくては意味はない。

    137人生はたくさんの事件の連続で、愛する人になにか起ころうとまわりはじいっと見ているしかない。実際、身動きひとつとることもできない。気持ちがぐるぐる回ることだけが愛を示す唯一の証拠だ。
    152ひとりでない旅の一番好きなところは、孤独をこんなふうに全く忘れることができるところだ。

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    2009年10月04日
  • 虹 世界の旅4

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    タヒチ。
    からだがだるくなる。
    思いが溢れてしまう。


    あらすじ
    私は、タヒチアンレストランのフロア係として働いていた。そのレストランはとても素敵なレストランで、フロア係としての仕事にも満足していた。しかし、突然の母の死をきっかけに、長い間、東京で張り詰めて頑張ってきた糸が切れてしまい、とうとう店で倒れてしまう。休息を兼ねてレストランのオーナーの動物や植物の世話をすることになるが……。。
    複雑な気持ちを抱えながら、私はタヒチに旅立った。タヒチの美しい自然、出合った人たちによって私は前向きな気持ちを取り戻していく。

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    2009年10月07日
  • 虹 世界の旅4

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    大人ってこんな純粋に
    お互いを思い合えたり
    こんな不器用にしか
    相手を求められないのかな

    だとしたら素敵だ。

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    2009年10月04日
  • SLY  世界の旅2

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     大きな出来事で突然に景色がかわる瞬間、見る視点が変わるような、目線がかわるような。その瞬間、当たり前の日常のありがたさとか、普通の日々の尊さを否応無しに感じてしまう。 行き着くところに行ったからこそ見えることは沢山あると思う。
     この物語では、突然友人の喬がHIVポジティブだったことがわかり、それを受け入れようとする人たちの旅を描いている。その旅の物語は深刻ではあるけど絶望的ではなくて何か希望を感じさせてくれる。エジプトという、昔から続く命や愛の神の力が今も感じられるような状況で描かれる物語で、真剣に読まないと見落としてしまいそうな何かがあるような気がして、とても丁寧に読んでしまう。静かに淡々と、相当深いところに訴えかけてくることが多い。時々、本当に心臓がドキッとしてしまうほど、人の心や気持ちが鋭く書かれている文章が全体にたくさんある。こういうことを書けるのがすごいな〜って思う、よしもとばななさん。普段、自分の心や人の心とたくさん向き合わないと気づけないようなことではないだろうか。
     今できること、自分の生活や当たり前の日常はとても尊く、それをもっともっと大切にしようと心から思える作品だと思う。そして、ものすごく旅に出たくなる作品でもある

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    2009年10月04日
  • SLY  世界の旅2

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    宝物本。
    色や味が感じられる本。あまいパンケーキが食べたくなり、朝日が昇ってくるのをゆっくり眺めたくなり、色のついた壁画が見たくなって、ついにエジプトまで行っちゃいました。
    出てくる場所が実際に存在しているのが、非常に楽しい。

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    2009年10月04日
  • 夢について

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     現実的な夢や、あり得ないことばかりが起こる夢。予知夢を見たり、他人と同じ夢を見たり。たくさんの“夢”にまつわるエッセイ。

     友人達と、夢の話をするのは楽しい。私が聞いた中で、最も興味深かったのが“夢の中での自分の家”の話。現実の自分の家じゃないし、見た事もないのに、いつも夢の中の自分はその家に住んでいるんですって。
     吉本ばななの宗教に対する考え方が好き。“宗教”と聞くと、オカルトや危ない集団というイメージが強いけど、だれもが一度は考える「なぜ生きるのか?」を真剣に探求する人達の、一つの結果が宗教なんだと思います。だから、哲学者や自己表現活動をする人々と共通する点が多いのでしょう。
     それでも、確かにうさんくさい宗教人はいます。その判断は、おのおのの自己責任。自分の哲学を磨いていれば、本物と偽物の区別がつくのでしょう。(何が本物で何が偽物かも、人それぞれですが)

     イラストを描いている原マスミさん。本編にも度々登場しています。ブルーが夢うつつの優しい時間を彷彿させます。別の色だと、どんな絵になるのかが気になる。

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    2009年10月04日
  • ばななブレイク

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    パイナップルヘッドよりもっと真面目なエッセー。作品に反映されている、死を巡って思うこと、亡くなる直前の人の透明感、とか、宗教への関心、とか、これだけの人をひきつける作者なりの考えと責任感というものも反映されていて、エッセーなのに、小説みたいに惹かれる本だった。

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    2009年10月04日
  • パイナップルヘッド

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    ananに連載されたエッセイ集。特におススメは「かならず恋人が出来る秘訣」。その中の『自足』っていう考え方は、タイトルはこんなだけど、恋愛に限らず楽しい人生の秘訣だと思う。
    『自足』=『表向きどんなに騒いでも自分の感情を自分で終わらせることが出来る人』 読めば分かります。必読。

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    2009年10月04日
  • SLY  世界の旅2

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    清瀬と日出雄と喬。

    「きみたちはなんて変わらないんだ」

    なにがあっても変わらずそばにいつづけたい。

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    2009年10月04日
  • ミトンとふびん

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    割と積んでいた本
    友達が、吉本ばななは若いうちに読んどくべきと言っていたので、はよよまなと思って読んだ

    6作中4作は誰かの死が出てくる
    死は、どう頑張っても美化しても、悲しい出来事には変わりないと思う
    誰か大切な人を亡くした時、心は欠けてしまうだろうし、その欠けをこの本が全て埋めれる訳では無いけど、悲しみの隙間に少しだけ余裕を持たせる空間を作ってくれるようなそんな本だと思った

    不倫とかも話に出てきて、胸がぎゅっとなった
    「だいじなのは、突き詰めないこと。」
    最近の私はこれが出来るようになって、すごく生きやすくなった
    こういう考えができるようになったのも、本を読んだお陰だな〜
    自分がどうしたって、どうにもできないことがあるってわかったから

    傷ついた時に読み返したい本になった

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    2026年10月11日
  • 幸せへのセンサー

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    以前『「違うこと」をしないこと』という吉本さんのエッセイを読んだが、それと同様にスピリチュアルな要素がある本だった。最後の方は特に宇宙の法則とか引き寄せの法則とかが入っていて、さらっと読んだ。

    自分の欲望ばかりに目が向いて、他者のことを考えられなくなることが最近多くて、ハッとさせられるような言葉ばかりだった。
    誰かに辛く当たってしまうときって、自分を無意識に責めたりいじめてしまうという考え、自分に凄く当てはまった。自分に対して優しくできていない、例えばやりたくないことを時間やエネルギーを犠牲にしてまでやっているから、他人の幸せを喜べないとか。

    欲望も、追求すればするほど肥大化したり、盲目になって、自分中心の余裕のない暮らしになってしまう。「あれも、これも欲しい、この資格がない、これをできるようになって完璧な自分になりたい」、と自己完結できればできるほど孤独になってしまう。だから、突き詰めすぎないで、自分の体や心をよく観察するのが大事。

    「欲望を追求した先に幸せがある」という思い込みから脱却すること、これは結構意識していないと忘れてしまう。都心に出ると「これを持て」「これが流行り」と欲望を掻き立てるメッセージが多いので、刷り込まれてしまう。そして、みんなが自分の欲望を満たすことに躍起になって、自分に矢印が向いてしまう。それが不幸せにつながる。

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    2026年10月10日
  • ヨシモトオノ

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    吉本ばななが描く「見えない世界」の話は正に、ザ・ばなな・ワールド。そこでは、キャラクターたちが、生きている日常から「世界の裂け目」の向こう側を覗きみる。ごく自然にそこにある少し不思議な世界を描き出す文章は、本当にすごい技術。

    目に見えるものと見えないものがごちゃ混ぜにいる世界からこちら側を照らし出す時に見える風景の描写がいい。たとえば、若い女の子2人が仲良く楽している時間を「花」だという。その辺りの価値観の表出の仕方は腹落ちする。

    「なんかあるよね」と言いたくなる私たちの世界の話を、書き続けてほしい。

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    2026年10月10日
  • 短いこの人生でいちばん大事なもの

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    生きているだけで何かに追われているような感覚になってしまう今の世の中に、違う風を吹き込んでくれるような小説。
    最先端を行き過ぎているから私には全てが理解できたわけではないけど、もっと心も身体も緩めていく必要があると思う。

    自由と夢、今を生きること。
    よく聞く言葉だけど、誰からの影響を受けずにこの言葉を使えている自信はない。
    この小説を読んでいると、それらは他人ありきで求めものではないのだと感じた。
    でもそれがなかなか難しい。

    だけどこの本を読んだだけでもデトックスされた感覚。
    少しずつ緩めていき、この世界観のように生きられたらいいなと思った。

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    2026年10月09日
  • ミトンとふびん

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    自分を振り返ってみると、幸せに囲まれているのにそれをおざなりにしすぎかなと思った、友人や家族とのやりとり大切にしたい。
    何が起きるわけではないけど、読んでいるとふんわり撫でられているような気分になる小説だった。

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    2026年10月06日
  • 体は全部知っている

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    黒いあげはとおやじの味という話が好きだった。
    後のばなな作品でもある、直感や体感みたいなもののルーツも感じられた。
    ばななさんの作品を読むと、私も何かを感じ取れるような気がしてくる。今休職して悩んでいる時だからこそ、体や頭の赴くままに、その直感を信じてみてもいいのかもしれないとさらに感じられた。

    また読み返したい本。

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    2026年10月04日
  • はーばーらいと

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    わたしは、とある宗教の二世です。
    この本を読み終わったあと、苦しくなるくらい泣きました。
    宗教二世の心の悩み、それでも自分の生きたいようにいきる強さ、ひばりちゃんがとてもかっこよかった。
    そして、つばさくん一家の、苦しんでる人に見返りを求めず手を差し伸べる生き方が、よっぽど信仰らしいと思います。

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    2026年10月03日