吉本ばななのレビュー一覧

  • ミトンとふびん

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    伯母に勧められて読んだ一冊。
    読後、少しだけ世界が綺麗に見えました。

    吉本ばななさんの本は初めて読みましたが、柔らかく温かい文章で読みやすかったです。

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    2026年02月21日
  • ミトンとふびん

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    谷崎潤一郎賞とのことで勝手にエロ美しい男女モノを想像していたけれど、大切な人の死で傷ついた男女が旅先で静かに再生していくストーリーの短編集だった。王道のばなな節。

    私も当時感銘を受けた「デッドエンドの思い出」以来の二度目の最高峰に到達したーーとあとがきにあったものの、納得できるようなピンとこないような。
    著者と一緒に成長できず、自分に残念な読後感。

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    2026年02月20日
  • ミトンとふびん

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    本の形が正方形に近くて行が短い。読みにくいなぁと最初は思っていたけど、それくらい丁寧にゆっくり読むのがいい短編集。
    表題作「ミトンとふびん」に、「職場で隣の席の若い女の子にいつのまにか好きになられているタイプ代表」って表現が出てきて、
    「あ~はいはい、星野源みたいなヤツね」
    って思いながら読み進めてたら、本当に星野源みたいなビジュアルだと形容されていていっきに解像度が上がってしまった。
    ひさしぶりに「デッドエンドの思い出」読み返そうかなあ。

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    2026年02月20日
  • アムリタ (下)

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    ネタバレ

    上よりも面白かった。いろんな能力が使える人が出てくるし、情景描写が細かいから人の気持ちもその場所の記憶も全部手に取るようにわかるので、心地よかった。
    どんなこともすべていいものになるし出会いも別れもなるようになってことがすすんでいるということ。

    『いつかあの人が他の誰かと過ごすなら、そいつが見るあの子のスカートのしわにさえ、僕は心を痛めてしまう。あの人は花だ。希望だ。光だ。最も弱く、最も強いものだ。でももうすぐ誰かのものになってしまう。何もかも。あの寝顔も、熱いてのひらも。
    いつかそんな日が必ず来るなんて、それはなんて残酷なことだろうと思う。
    でも今の僕には、その残酷さがなによりも美しいゴス

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    2026年02月17日
  • 体は全部知っている

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    みどりのゆび
    「植物ってそういうものなの。一人のアロエを助けたら、これから、いろんなね、場所でね、見えるどんなアロエもみんなあんたのことを好きになるのよ。植物は仲間同士でつながっているの。」

     ベストセラー『樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の』にも書いてあったけれど、植物はつながっている。集合意識というか、そうした類の連帯がある。
    そうでなければ、(たとえば)カミキリムシ被害が出たとき、森林は全滅してしまう。「おい、とおくでカミキリでたみいだぜ」といった伝言ゲームで、森林全体が身構える、というわけだ。

     人だって、集合意識はないわけではないだろう。
     個人というか、人の個体と

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    2026年02月15日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    装丁に惹かれて読んだけど思ったよりささってしまった。スーピー・タンさんの絵、素敵。

    初めて子どもを持つことに前向きな興味がわいたかも。

    わたしは昔から根っこの部分は虚無主義なのかもな、と最近思っていたけどあとがき最後の
    「なにひとつ、虚しいものはない」という言葉にも少し救われた。

    「人生は一度しかなく、なるべく幸せでいた方がいい」

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    2026年02月12日
  • ミトンとふびん

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    今の人生は誰から見てもそれなりに幸せと言えるものかもしれないけれど、いつかどこかでこの本がより沁みることがあるんだろうなと思った。

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    2026年02月11日
  • おとなになるってどんなこと?

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    ネタバレ

    読む度に深みが増して行きそうな本。
    年をとる、大人になる。みんなが当たり前に通る道を、そこに伴う不安や不信感を吉本ばななさんがこんな考えもあるよと優しく教えてくれる。
    人はそれぞれの自分を極めるために生まれてきたんだと心で唱えながら、今を目一杯生きて、その先で人を救える人にいつかなりたい。

    -普通にふるまっていたからといって、何かから救われることは一切ないと思います。
    -人がその人を極めると、なぜか必ず他の人の役に立つようになっています。
    -愛の貯金を人にも与え、自分が成長することを学ぶために、せっかく生まれてきたので

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    2026年02月11日
  • 小説家としての生き方 100箇条

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    久しぶりに、ばななさんの著書を読んだ。職業にかかわらず、生き方のコツのようなものというか、提案や知恵を得ることができた。これからの生活にも取り入れたい。
    例えば、
    82 おいしいものを、美しいものを、快いものを、いつも近くに置いておく。いつでも触れられるように。生きる力を思い出せるように。
    という章が、心に刺さったので、私のコーピングリストを作ることにした。

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    2026年02月11日
  • とかげ

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    痛みを抱えた者たちの、いじらしくもあたたかい、ちょっぴり切ない6編の物語。
    傷を乗り越えるのではなく、傷をまるごと受け入れて、生きていこう、そう思わされる作品でした。

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    2026年02月11日
  • おとなになるってどんなこと?

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    今の自分には、「第七章 生きることに意味があるの?」が良かった。生きる意味を見失っている訳では無いけど、「自分を極める」という考え方がしっくりきた。その人なりの道すじはなんでもいいし、極める方法もいくらでもある。

    この本は読む時期によって心に残る部分が違うんだろうな。今回は第七章が特に良かったけど、時期が違えば刺さりそうな言葉が沢山あった。

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    2026年02月10日
  • ミトンとふびん

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    何か目立った展開があるわけでもないけど、今自分の周りにいてくれる人たちを大切にしながら生きていこうと思わせてくれる作品でした。
    吉本ばななさんの作品は初めて読んだのですが、登場人物の内面描写を加工してない分リアルで、でも終始優しさを感じる不思議な文体で、頭には残らないけど心にはしっかり残ってくれる文章だなと感じました。

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    2026年02月08日
  • ミトンとふびん

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    一生大切にしたい本に出会えた。たいせつな人の死への悲しみが癒えることはなくても日々を生きていく。旅や対話を通して少しだけかもしれないけど前を向ける。言葉1つ1つに無駄がなく心にすっと入ってきた。息を吐くように、肩の力を抜けるような作品だった。

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    2026年02月04日
  • ミトンとふびん

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    吉本ばななさんの本を初めて読んだけど、めちゃくちゃ心に刺さった。言葉がびっくりするくらい素敵だった。

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    2026年02月03日
  • 幸せへのセンサー

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    ネタバレ

    宇宙の法則があって、物事に良いも悪いもない。その法則に身を委ねられる人になりたい。まだまだ欲が捨てられない。

    自分の感覚を信じてみること。それが第一歩。
    教育や社会によって小さくなってしまった自分の心の声をちゃんと聞ける余裕を持ちたい。

    幸せに生きるには、物事をどう見るかが重要なのではないかと思う。同じものを見ていても、人それぞれ見え方は全然違う。あまり自分自分と内向きに考え込みすぎず、ちょっといつもと見方を変えて、幸せに生きたいな。

    生きるとは止まらないこと。人間止まらないから、何かが起こる。自分にとって悲しいことやつらいことは必ず起こる。だから、その何かが起こった時に、どう捉えるか。

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    2026年02月03日
  • ミトンとふびん

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    1万円で本を買う密着をされていた朝井リョウさんが、本屋で手に取り、ものすごく大切に話されていたのをみて、僕も手に取ってみた。

    奇妙な深みとはよく言ったものだが、僕は多分その深さを正確に感受できていない。
    ごく身近な人をなくす悲しみには出会っていないし、どんなに想像を巡らせてもその深さは正確には知り得ないと思う。
    だから、等身大で感受できてはいないだろうと思う。

    ただ、この本がもつ奇妙さの一端には触れることができた気がする。
    何か声をかけるわけでも、何かを変えてくれるわけでもないけど、ただ居てくれる。時にそれはものすごく心強いんだろうなと思う。
    心が丈夫であれるのかなと。

    10年後か20年

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    2026年02月01日
  • ミトンとふびん

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    出会えてよかった。
    心をじんわりと温めてくれる話。
    表紙のように、しんとした冷たさがあるけれど確かに向こうに朝日が、明日が、希望が見えるそんな物語だった。

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    2026年02月01日
  • ミトンとふびん

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    読書習慣をつけようと初めに取った一冊。
    通勤の電車の中の時間でもばななさんの世界にすっと入り込める読みやすい本でした。

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    2026年02月01日
  • ミトンとふびん

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    ずっとこの世界に浸っていたいなあ、とじんわりした人生の幸せをしみじみ感じる短編集だった。登場人物の人生を通じて、読み手である自分の人生も良きものとして愛おしく感じることができた。すごくさりげなくて透明感があって、だけど死や悲しみの匂いがしている。そんなよしもとばななさんの作品がすごく好き。

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    2026年02月02日
  • ミトンとふびん

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    大切な人を亡くした人たちを題材にした短編集。
    大切な人を亡くした深い悲しみと、その人たちが残してくれた思い出、それでも続く自分の人生に向き合い、なんとか前を向いて幸せを探す姿に涙しました。まだ自分の周りでは亡くなった人は少ないけれど、もし同じ悲しみが起きた時にまた読もうと思えた本です。素敵な一冊に出会えたと思います。

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    2026年01月19日