吉本ばななのレビュー一覧

  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    「友だち」はいらないけれど「仲間」は大切、という言葉があった。私の中では、特に話がある訳じゃないけど顔が見たくて連絡しちゃう人は友だち。それ以外は自分の中ではクラスメイトで括っていたけれど枠はもっと外にもあった。本書の中では私の中での友だちは仲間であるようだった。これまでのコミュニティの中で、ただ楽しげに一緒にいるだけの友だちが私にも沢山居たし、今も居る。みないい人たちだったからその時間を後悔はしていないけれど、思い返してみれば心休まらない日々だった。この本の中に「いつも隣にいて価値観もピッタリという存在がいるとしたら、それは自分自身だけ。」という言葉がとても胸に響いた。自分と仲良くなっていれ

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    2023年01月19日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    「マリカの永い夜」改題
    「永い夜」ではジュンコ先生が精神科医だったが 患者と旅行などコンプライアンス的にアウトだったのだろう
    成長を見守り温かく包み込む主婦に変更されていたのと ソファーの存在もあり「永い夜」よりも作品に温かみが増していた

    個人的に好きな話

    バリ島日記は当時だから許される無礼講の数々も垣間見れる

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    2023年01月15日
  • 哀しい予感

    ネタバレ 購入済み

    美しさの中に怖さも

    吉本ばななさんの著書は初めて読みましたが、全体を通して非常に繊細だなという印象です。
    登場人物の心情や家の散らかり方、山奥の風景まで事細かに描かれており、世界観に入り込みやすかったです。

    序盤のお風呂のアヒルのシーンではかなり不気味な怖さを感じました。
    ホラー小説かなと思わせるほど笑
    他の著作も読みたくなりました。

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    2022年12月19日
  • 「違うこと」をしないこと

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    普段は、読みたい本を探してから買う派で
    書店で 手に取って買うことはあまり無いけど、
    導かれるようにとった本。

    評価見てビックリ。
    スピリチュアル、スピリチュアル、スピリチュアル、、、、、またスピリチュアル。


    もちろんそういう要素もあるけど、
    人生の道標になるような学びの言葉がとっても沢山ある本なのに。


    人から見たら「違うこと」が「違う」とは限らないんですよね。自分にとっては「違わないこと」だったりする。


    人の書いた本を、誰かの違うこと、と定義するのは失礼だけど、
    色んな感想を見て、このセリフはしっくり来た。
    この本は自分にとって、違わない本で、
    何度も何度も間違えそうになった時

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    2022年11月14日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    人生は一度だけ。なるべく幸せでいた方がいい。なるべく愛する人と、おいしく食べた方がいい-。だれの胸の中にもある、亡き両親への思慕と子への情愛をあたたかな筆致で描く。Soupy Tangによるイラスト付き。

    切ない感じ。

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    2022年10月08日
  • ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?

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    読んでいてとても心が落ち着いた。自分の心、ウニヒピリの存在を思い出させてくれた本。

    印象に残った言葉。
     まずは自分の望みを実現させた方がいい。つまり、日々大切に生きていて、いつの間にかたどり着いたところが自分の行くところであって、いつの間にかいるところ以外のところは、ほんとうに自分の行くところじゃないのかなと思うんです。
     自分を周りと比べてしまったり、憧れたり、こうある形が自分にとって最高の幸せなんだと強く思ってしまう、それは一つは洗脳されているということ、もう一つは自分の置かれた場所がどうも気に入らず、受け入れられないけど、自分で変えていく気もないということ。

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    2022年09月28日
  • 下北沢について

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    さすがの感受性!

    詩や物語を書くのが仕事だけあって、
    街や人との出会いを感動する力に驚きました。

    読んでから僕の過去を振り返った時に、
    よしもとばななさん目線になったつもりで、
    人との出会いに幸せな気持ちになることが出来た。

    トータス松本さんとのエピソード面白いし、
    飲みが好きすぎだろと思いました笑

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    2022年09月09日
  • 哀しい予感

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    『あんまりたくさんありすぎるものを見ると、
        人間は不思議と悲しくなっちゃうんだよ』

    幸せな家庭で過ごしているが、幼い頃の記憶が欠けている弥生。
    変わり者だが美しいおばのゆきの。
    真っ直ぐで誰からも愛される弟の哲生。

    それぞれの想いや、明らかになる過去。

    弥生と共に、常にどこか切ないような、でも静かに満たされていくような感覚になりながら読み進められた。

    初めて吉本ばななさんの作品を読んだが、情景描写や心情を紡ぐ言葉がとても美しくて素敵で、こころが澄んでいくような気がした。
    今後も色々な作品を読んでいきたい。

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    2022年08月22日
  • 哀しい予感

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    童話の世界に迷い込んだ気分になれる小説
    主人公は確かにいるのに、自分が主人公になったような感覚

    ✏あんまりたくさんありすぎるものを見ると、人間は不思議と悲しくなっちゃうんだよ。

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    2022年08月18日
  • ハネムーン

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    この本を朝に読んだからだろう。お昼から台所とお風呂を丹念に掃除してぴかぴかにした。昼過ぎにすこし悲しいことがあって、一時間ほど悲しみに暮れたけれど、それからお風呂に湯をためた。湯船にはいるとからだが内側からぽかぽかになる。お風呂をでて扇風機の風に当たる。なんて涼しいのだろう!暑いと熱いとぽかぽかはやっぱりみんなちがう。そんなことをかんがえる。朝から点けていた高校野球の中継はもう四試合目。きょうの試合はどの試合も一点差か二点差の接戦だと解説者が話している。吉本ばななの小説を読むといつもちゃんと大切なところにもどってこれる。ほんとうにいい作家。

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    2022年08月10日
  • 哀しい予感

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    ネタバレ


    主人公の弥生は、しあわせな4人家族の中にいる。
    けれど、幼少期の記憶がすっぽりない。

    徐々にその違和感に気づいた時、

    叔母だと思っていた姉。
    弟と思っていた哲夫。

    周りとの微妙な距離や、感情が炙り出される。

    吉本ばななさんは、
    あぁその気持ちっていう言葉にはできない曖昧な感情を表現する天才だと思う。

    ことばが染み入ってくる。切なくなるし、でも浄化される感じ。

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    2022年07月18日
  • 吹上奇譚 第二話 どんぶり

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    第一話で物語の世界が設定されているので読み進めやすい
    それぞれが持つ才能を無理なく精一杯使い尽くして生きる世界は熱を持って輝いて動いて行く

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    2022年07月11日
  • 虹 世界の旅4

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    《自分以外の人がお湯を沸かす蒸気が部屋に満ちていくのも 、あたたかい感じがした 。》とか《サラダ油の下にしいてある広告の紙さえ 、その折り方に母のたたずまいを感じさせた 。》とか 彼女の文章は「日常の優しい感じ」を発見するヒントに溢れている そして発作的に後戻りできない行動を起こし決意を宣言する 《私の目に涙がにじみ 、もうなにがどうでもいいのだと思った 。真実が将来を切り開くだろう》という風に  

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    2022年06月17日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    マリカのソファーであったこと、出会った人や出てくる場所が、後半のばななさんのリアルな日記のなかで出てくる。一度読んだ本をすぐ忘れちゃう私からしたら、二度反芻できて(牛か)楽しかったなー

    バリ島いったけど、私は海の力や山の力、魔力、神秘とかを肌で感じることはなかった。もっと全身脱力できたころにまた行きたい。

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    2022年05月27日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    タイトルは不倫とあるけど、静かで爽やかで恋は恋だ
    もんなって思ってしまうようなお話だった。エピソー
    ドが1つずつ終わるごとに写真が挟んであって、フィ
    クションのかノンフィクションのかわからなくな
    るけど小説の雰囲気とその写真が合わさって残るのが
    凄い素敵だなって感じた。小説よりも紀行文のような
    ものでアルゼンチンに行きたくなるし、
    を飲んでみたい。でも吉本ばななの情緒溢れる雰囲気
    はマリカの永い夜のほうが出てる気がした。面白かっ
    た。すき。

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    2022年05月19日
  • SLY  世界の旅2

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    ネタバレ

    エジプトのスピリチュアルな雰囲気がよく伝わってきた。人は急に命に終わりが来ることがあって、周りもそれを受け入れて、無理矢理にでも自分でも受け入れていくのも人生なんだなとおもった。


    「きっと本当に1人きりで行動するように人間はできていないんだと思う。1人で居続けると最初は心が静かになるけど、やがて心が彷徨うようになるの。目の前のことに集中するのがむずかしくなってくる。そして幻覚とか見るようになる。自分で居られなくなる。それは自分が思ってるよりも簡単なことだと思う。」

    「目に入ってくるものがたくさんありすぎて、それがみんな大きすぎて先のこととかを考えているいとまがない。」
    なにかをじっと考え

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    2022年05月19日
  • 下北沢について

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    ネタバレ

    吉本ばななさんの本は初めて読んだけど、
    ある意味まっすぐでユーモアある言い回しで楽しく読めました。
    人情の街・下北沢。
    きっと吉本さんが住み始めた頃と今の様子は全く違うものだろうけど、
    東京にもご近所付き合いがあったんだなぁ、
    田舎だけじゃないんだなぁと安心しました。
    やっぱり下北沢は憧れの街だ。

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    2022年05月07日
  • 体は全部知っている

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    吉本さんは良い意味で道徳的な話を書かれる


    生きていることには本当に意味がたくさんあって、星の数ほど、もうおぼえきれないほどの美しいシーンがわたしの魂を埋め尽くしいるのだがら生きていることに意味をもたせようとするなんてらそんな貧しくてみにくいことはもう一生よそう、

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    2022年05月01日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    久~しぶりに、ばななさんのエッセイを読む。
    同じような年代なので、共感する事が多い。
    そろそろ、自分の事だけで無く、未来へと引き継いでいく芯を、自分の中に作っていきたいと思わせてくれる。
    一度ゆっくり、来し方を振り返ってみようかと思う。
    ばななさんの小説には、ことある毎に癒やされていますよ。

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    2022年04月15日
  • 体は全部知っている

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    よしものばななの短編集。個人的には最後から2番目の短編が好きだった。本書を読んで1番に考えさせられたのは恋愛やSEXについての価値観。よしもとはこのように二者を並列に語っていることからも2つを独立して存在する概念として捉えている。恋愛の中にSEXが包含されるのではなく恋愛と肉体関係を別物として割り切っているのだ。平たく言えば性愛に関して開放的で不倫や一晩の情事などの行為を恋愛に縛られることはない自由なことだと謳っている。これは価値観の相違であり是非が問題ではないので1つの考え方としてインプットしておこうと思う。また気づいたこととして挙げられるのは今まで読んできたよしもとばななの小説には必ずと

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    2022年04月08日