吉本ばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
普段は、読みたい本を探してから買う派で
書店で 手に取って買うことはあまり無いけど、
導かれるようにとった本。
評価見てビックリ。
スピリチュアル、スピリチュアル、スピリチュアル、、、、、またスピリチュアル。
もちろんそういう要素もあるけど、
人生の道標になるような学びの言葉がとっても沢山ある本なのに。
人から見たら「違うこと」が「違う」とは限らないんですよね。自分にとっては「違わないこと」だったりする。
人の書いた本を、誰かの違うこと、と定義するのは失礼だけど、
色んな感想を見て、このセリフはしっくり来た。
この本は自分にとって、違わない本で、
何度も何度も間違えそうになった時 -
Posted by ブクログ
読んでいてとても心が落ち着いた。自分の心、ウニヒピリの存在を思い出させてくれた本。
印象に残った言葉。
まずは自分の望みを実現させた方がいい。つまり、日々大切に生きていて、いつの間にかたどり着いたところが自分の行くところであって、いつの間にかいるところ以外のところは、ほんとうに自分の行くところじゃないのかなと思うんです。
自分を周りと比べてしまったり、憧れたり、こうある形が自分にとって最高の幸せなんだと強く思ってしまう、それは一つは洗脳されているということ、もう一つは自分の置かれた場所がどうも気に入らず、受け入れられないけど、自分で変えていく気もないということ。
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Posted by ブクログ
吉本ばななさんの優しい文章と、Soupy Tang(すーぴー・たん)さんの温かい絵が、疲れた心をふわっと包んでくれる。
大人の絵本、という雰囲気のエッセイ。
本屋さんで一目惚れした本です。
優しい色使いのイラストがとても素敵で、繰り返し読みたくなる。
“人生は一度だけ。なるべく幸せでいた方がいい。
なるべく愛する人と、おいしく食べた方がいい。”
一、
恋人と食事をする緊張感がだんだん、なにも気にしないでリラックスして食べることができる時間へと変わっていく。
そんな、他人が家族になっていく時間。
二、
子供の頃の、父とのご飯にまつわるエピソード。
“おふくろの味” “味のふるさと”
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Posted by ブクログ
この本を朝に読んだからだろう。お昼から台所とお風呂を丹念に掃除してぴかぴかにした。昼過ぎにすこし悲しいことがあって、一時間ほど悲しみに暮れたけれど、それからお風呂に湯をためた。湯船にはいるとからだが内側からぽかぽかになる。お風呂をでて扇風機の風に当たる。なんて涼しいのだろう!暑いと熱いとぽかぽかはやっぱりみんなちがう。そんなことをかんがえる。朝から点けていた高校野球の中継はもう四試合目。きょうの試合はどの試合も一点差か二点差の接戦だと解説者が話している。吉本ばななの小説を読むといつもちゃんと大切なところにもどってこれる。ほんとうにいい作家。
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Posted by ブクログ
ネタバレエジプトのスピリチュアルな雰囲気がよく伝わってきた。人は急に命に終わりが来ることがあって、周りもそれを受け入れて、無理矢理にでも自分でも受け入れていくのも人生なんだなとおもった。
「きっと本当に1人きりで行動するように人間はできていないんだと思う。1人で居続けると最初は心が静かになるけど、やがて心が彷徨うようになるの。目の前のことに集中するのがむずかしくなってくる。そして幻覚とか見るようになる。自分で居られなくなる。それは自分が思ってるよりも簡単なことだと思う。」
「目に入ってくるものがたくさんありすぎて、それがみんな大きすぎて先のこととかを考えているいとまがない。」
なにかをじっと考え