吉本ばななのレビュー一覧

  • 不倫と南米 世界の旅3
    久しぶりの吉本ばなな。スタッフと共に旅行して取材した成果を生かした短編集。妙なタイトルだなと思いましたが、テーマですね。さすがに旅行したような気分になる描写〜満載です。世界の旅シリーズの3、平成15年発行。
  • ばななブレイク
    吉本ばななの【ばななブレイク】を読んだ。

    2000年に刊行された著者、初のコラム集だそうだ。主に『CUT』という雑誌に連載されていた

    「人々について」というコラムを中心にまとめられている一冊。

    小説やエッセイとはまた一味違う「ばなな節」が楽しめた。

    とても広い人脈と交流を持っている著者の、「...続きを読む
  • 夢について
    【白いコート】の、「日本の葬式は優しい。」が心にずっと残ってます。
    最後の【老いたオカマよどこへ行く】も好きです。

    青い挿絵も素敵。

    そのうちもう一度読み返してみたいと思ってます。
  • 不倫と南米 世界の旅3
    090120貸出
    さばさばしてていいと思う。
    ばななさんらしい。
    旅のトランクに入れておいてもいいかも。
  • SLY  世界の旅2
    世界の旅シリーズはその土地の描写がすごくきれいに
    描かれていて大好き!なんか、絵がリアルでそれもいい。
  • アムリタ (上)
    青くて甘酸っぱい時代に読んだ思い出の本です。
    この本から私の吉本さん好きが始まりました。
    内容を忘れた頃に読み直して、また違った気持ちになれる本でもあります。
    何度読んだか分かりません。
  • 夢について
    初よしもとばななの本がエッセイwwwでもなかなかおもしろくて好きでした。探偵の夢と彼氏の浮気の夢の話が面白かったですね。
  • パイナップルヘッド
    エッセイははじめて読んだけど、おもろい人やなあ。こうゆう人がキッチンとか書いたのかあ。と思うと意外なようなぴったりなようなふしぎな感じ。 07.12.27
  • 夢について
    予知夢、死んだ人の夢、他人と同じ夢、似た感性を持つもの同士の夢のような出会い・・たくさんの“夢”にまつわるエッセイ。”寝ても覚めてもふしぎで変な夢をみてるのは、自分だけじゃないんだ〜と安心できる本。”とはいえ、夢はそもそもヘンなものだ。
    原氏の淡いブルーの挿絵が、夢の彼方のどこかにある 記憶の扉をあ...続きを読む
  • パイナップルヘッド
    ananに掲載されていたらしい。確かに、読みやすく軽い感じで書かれているが、観た映画とか本とか、なかなかに趣があったり、観察眼になるほどと思って、自分もこうありたいものだと思ったり、意外に影響を受けたりする。
  • 人生の旅をゆく
    いつも彼女のエッセイを読んでいると、嫌悪感を覚えることが多々あったけど、このエッセイはすんなりと心に入っていった。また再読したい。
  • ひな菊の人生
    彼女らしい、いつもの感じが出ていて
    とても素晴らしいと思った。

    ダークな部分と、素晴らしくブリリアントな部分と
    苦いところも、甘い所も、
    全て均等に並べて見せてくれるような、そんな感じ。
    いつもの感じ。

    それに、奈良氏のすばらしいイラストが加わることで
    作品に、奥行きが出たように思う。
    まさしく...続きを読む
  • SLY  世界の旅2
    ビックリしないでね、と言われた後の告白には、ビックリするべきものとビックリすべきではないものがある、という私の中でかなり大事なことを教えてくれた一冊。
    (本筋には全く関係ない)
  • 日々のこと
    ばななさんのエッセイではこれがいちばんいい。本人はあとがきで「ダメな文章」と書いているが、おもしろいかおもしろくないかは別として、オチがちゃんとついているところがいいと思う。私の基準は文学的にどうというより、オチがあるかないかの方が重要なのだ。
  • 夢について
    人の夢を覗き見するのは面白い。それが不思議だったり、ドラマチクだったり、色彩豊かだったりするとなおさらだ。
  • とかげ
    最後の川の話が一番好き。
    過去や停滞と、大いなる運命と変化の渦に巻き込まれるような短編達。
    個人的には長年小説の方が描写に感情移入しやすいので好みだけれど、より短編の方が詩的な印象。
    私も明日目が覚めたら新しい日が来るといいなと願って。
  • 「違うこと」をしないこと
    タイトルと文章全体からほんとうの自分に却って生きよというメッセージを受け取った。私は何か作品に触れるたびTwitter等の媒体を通して他の人の感想を調べてしまう。
    自分で自分の感想を言語化する前に誰かの言葉や感性を探すことでほんとうの自分を押し殺している気がする。私はスピリチュアルな話はとても苦手で...続きを読む
  • 「違うこと」をしないこと
    正直途中のスピリチュアルなところはあまり理解しづらかったが、読み進めるうちに言葉がスッと入ってくるようになった。自分にとって違うことだなって思っていてもそれを止める方がめんどくさかったりするけど、自分の気持ちに正直になろうと思った。違うけどなんか継続してしまうのも後から考えると意味があるんだなと思っ...続きを読む
  • ミトンとふびん
    相変わらずだった。
    男も女も子供も年寄りも
    誰も彼もが美しくてモテモテで
    恋人ふたりだけの清らかな世界に
    けっ!と嘆きつつ
    このぼんやりとあたたかく
    春の陽だまりにまどろむような感じは
    まさに吉本ばななだなー
    と久しぶりに読んで思った。唯一無二。
    そして、やっぱり死人が多い。
    台北の賑わいやヘルシン...続きを読む
  • ミトンとふびん
    お土産を選ぶ
    その行動だって当たり前なんかじゃなくて、待っている人がいてくれることがどれだけ幸せなのか噛み締めたい

    吉本ばななさんの文章、独特で面白かった