吉本ばななのレビュー一覧

  • 下町サイキック

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    世間一般で言われる人生のルールやレールに乗れなかったり、地球で生きづらい人でもこの下町なら生きていける。サイキックまではいかないけど、場を清める能力を持つキヨカもいろんなパターンの大人を見ながら成長していた。綺麗で安全なものだけを見て、障害は事前に誰かが取り除いてくれる世界で育つと、いつかポキッと心が折れてしまうのかもしれない。

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    2025年05月15日
  • 下町サイキック

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    いつもの日常が 少しだけ
    ドラマチックに映りはじめる



    いつもと変わらない日常に…
    言葉に 景色に 大切にしているものに…
    色が灯りはじめる…




    スーッと心に言葉が入ってきて
    吉本ばななさんの描く主人公の純度ある感性に
    いつも惹かれてしまう…

    読み終わる頃には
    私の心を調律してもらい…
    生まれ変わったような清々しい風が
    通り抜けていく


    世界は色とりどり…
    みつけた人にだけ見えてくる 心の風景
    きっと明日も とびきり素敵な1日がはじまる

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    2025年05月12日
  • ひな菊の人生

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    まず、驚いたのが空白の使い方。文章が上下半分に分かれていたり、中央に帯みたいに少しだけあったり、行間が広かったり。
    それが、本の雰囲気と合っていて、不思議な空間に誘われた感覚に。
    アニメ映画化されるとのことだが、どんな風に描かれるのか興味深い。

    ちなみに、私が読んだのは黄色い表紙の初版本で、絵はありませんでした。

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    2025年05月11日
  • はーばーらいと

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    ネタバレ

    宗教二世が宗教施設から抜け出そうとする話。
    信仰ってなんだろうな。幸せになるために信仰するはずなのに段々壊れていって、不幸せになる人もいて。
    人間はお互いに影響与え合ってて、一つの判断で環境が大きく変わってしまうこともあって、この相互作用を完全に消し去るのはとても難しいんだろうな。それでも生きていくんだな。と思った。
    とりあえず宗教施設を抜け出せて「これからは自由に生きていくんだ!」という雰囲気で終わるけど、このままハッピーエンドとはならないだろうし、つらいこともあるんだろうなと思うと……テーマが……重い……!となった。
    主人公家族がとてもいい人たちで強い絆で結ばれていて、それが救い。

    本筋とはあまり関係ないけど、「子どもが小さい頃の夫婦って、魔法がかかってるみたいにいい感じなんだよね。(中略)でも大きくなって余裕ができてきちゃうとまたそれぞれの現実が見えてきちゃうっていうか。」ってところにドキッとした。うちも子供が小さいから魔法にかかってるんかな。子は自立してくれれば自由に暮らしてくれ〜私たちは夫婦で楽しく過ごすからね〜と思ってるんだけど、子が大きくなったら考え方変わるんやろか。子にそばにいてほしい、一人にしないでとか考えちゃうんやろか、と怖くなった。

    作家さんがあとがきを書いてくれるのすごく好き。解釈を少しだけ導いてくれて安心する。

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    2025年05月09日
  • 幸せへのセンサー

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    ネタバレ

    読みやすかった
    もう少し年を重ねてからまた読みたい。

    以下抜粋。
    ・ああ、今バランスがいいなぁ、と思った時のことをよく憶えておこと。同じ状況を麻薬的に再現することを求めるのではなく、いろんなパターンで心身が似た良い状態になる場面を増やしていくこと。

    ・どんなに辛い今でもやがて過去になる。流れる時に抗わず、過去に別れを告げることができれば必ず次に行ける。これ以上頑張れないと思ったら力を抜いて流れに身を委ねたらいい。

    ・自分の感覚をスルーしないで育て直す。
    何が耐えられて、何が耐えられないか。好きで嫌いか。軸足を自分に戻すことからしか、自分の幸せは始まらない。
    刷り込まれた価値観を外していく。

    ・今はすぐにSNSで自分のことを話してしまうけれど、自分しか知らないことを持っておくことも大事。人に話さなくてもいい。

    ・悲しいときは他のことで紛らわせずに、とことん悲しむ

    ・幸せは、愛を持てること。日々の生活の中に自分にとっての幸せを見つけながら、ただなるべく夢中になって生きていけばいい

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    2025年05月09日
  • 下町サイキック

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    自分の中でハマらなかった理由を言語化するのがすごく難しいな…下町の良くもあり悪くもある人付き合いの書き方は魅力的だなと思った

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    2025年05月06日
  • 小説家としての生き方 100箇条

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    私は小説家ではないけれど、私の生き方のヒントとなる言葉を見つけることができた。

    「誰かが親を亡くしたとき、読んでいたらそのときだけ休めたとか、それが報われたこと。」と書かれていた。わたしは父が亡くなったとき、吉本ばななさんのキッチンを読んで、ぐっときゅっとなっていた心の力を抜くことができました。ずっと吉本ばななさんに感謝しています。

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    2025年05月07日
  • 体は全部知っている

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    はっきりとした形では見えない体の部分から醸し出される生活感と感性が素敵でした。ゆっくりと時間が流れていく感じで心地よかったです。特に「花と嵐と」を読んでる時は私もこの世界に飛び込みたいなと思いました(^-^)
    あとがきに書いてあった〝体と本能にまかせておけば、さほど間違えることはない”が好きです〜

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    2025年05月04日
  • 虹 世界の旅4

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    エッセイかと思うくらい生々しく感じるけれど小説。
    生と死と自然と血への距離が近い、よしもとばななの本を読みたい時の気持ちにぴったりの本だった。巻末にはタヒチの青い空と海、レモン色の鮫の写真も。
    世界の旅シリーズは3の不倫と南米も読んだことがあるので、1と2も読む機会を作りたいと思う。

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    2025年04月29日
  • 「違うこと」をしないこと

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    ネタバレ

    吉本ばななさんって、私の中で一世を風靡した感じがあって、でも「あー、あの吉本ばななさんでしょ」と斜に構えて読んでみたら、「この人、すごいじゃん」って思った記憶があります。で、その一世を風靡してからもコンスタントに作品を出されているようで、私はあまりばななさんの作品を読んではないけれど、やっぱりどこかで気になる作家さんでした。
    それで、今回、「違うことをしない」ってどういうことだろう、とタイトルに引っかかって久々にばななさんの本を購入するに至ったわけです。

    みなさんのレビューから覚悟をしていたつもりですが、”少し”ではなく、”かなり”スピリチュアルでした。宇宙マッサージをされる方との対談は正直読むのが厳しかったです。お昼休みの眠たい時に読んでいるともう意識が飛んで「え?宇宙?」となるし、子どものピアノのレッスンの待ち時間に読んでいると、先生からの注意に意識が飛んで「で?宇宙がなんだって?」となるし。まぁ、これは完全に私の問題なのですが、とにかく気づけば字面を追うだけで内容が頭に入ってこなかったです。ただ、ですね、ここまで否定しておいてなんですが、「スピリチュアル」な才能に長けている人がいるということは認めているんです。私が全然そういった感性を持ち合わせていないだけで、そういう人もこの世の中いるでしょうよ、とは思っています。だから、そのプリミ恥部さんやばななさんが感じる私にとってはえらくスピリチュアルなことも、そういうこともあるんだろうな、とは思いました。そしてなにより、たまに核心をついたことを言うんです。例えば「一人インタビューで自分が本当に感じていることを、まっすぐ言えるように癖をつける」なんて、とても有効的な方法だと思ったし、「初期設定が曖昧な人が多い。最初から親や世間や義務教育などから刷り込まれてしまった設定だとそこから先はその道しかあらわれない」とか、そうかも!と思いました。「初期設定」だとか特有の言葉を使われていますが、要は、自分が何になりたいかどういうふうになりたいかをきちんと考えるということで、こういったことは啓発本とかでもよく言われることですよね。だから、主張の本質は全然変ではなかったですし、さきほど例にあげたところなんて、スピリチュアルな表現でない分すごく的を射ているようで、やはりばななさんの感性だったり、観察眼だったりはすごいと思ったのでした。

    第五章の「時間を考える」「お金を感がる」は、何となく自分の考えと一致するとことがあったからか、よい文章読んだなと思いました。

    本書に一貫しているのは、自分が「違う」と思うことは「しない」。自分に正直に生きるといったところでしょうか。ただし、あとがきで書かれているように、「「決して、イヤなことはしなくっていいんだよ、自分を愛そう!」なんて話ではなく、もっと厳密なもの」なんだそうです。そこまで読み込むことができたか・・・一気に不安になりました。全体的にスピリチュアルですが、主張には大いにうなづけます。

    おまけ的になってしまいますが、ばななさんが幼少期にどんな風にすごしてきたか、売れに売れたときから現在に至るまでお金をはじめ、色んなことをどうコントロールしてきたかがわかるところも、とても興味深かったです。

    正直、読んでいる途中は、「読み終わったらメルカリで出品だ」と思っていましたが、またいつか読んだとき、もっと理解できるかもと思って、今のところ手放せていません。今のところ、再読する気も起きないのですが・・・

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    2025年04月28日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    厳しさは誠実に相手に接する時、自ずと立ち現れてくるものだと思いましたが、ここまではっきり表現されていることも新鮮に感じました。それだけ、煩わしいことには関わらない方が良い、という事なかれ主義に自分が染まっているからなのだと気づきました。一見飄々とした中に愛情たっぷりなお人柄が伝わってきました。

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    2025年04月22日
  • 幸せへのセンサー

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    今モヤモヤ悩んでる事。自分でもうっすら気づいている事。もしかしてソレもありじゃね?って事に肯定も否定もされた感じ。ただ、作中のエピソードには同感できる箇所も多数あって、年齢を重ねた者に共通する人生観は合致した。

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    2025年04月13日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    心がじ〜んわりあたたかくなる作品
    フルカラーで挿絵もたくさん入った絵本みたいな一冊でした

    タイトルの「切なくそして幸せな、タピオカの夢」とは、夕方になると息子が毎日家に帰ってきてタピオカを啜る音が聞こえてくる日々のこと
    その息子ももう大きくなって、夢が終わってしまうカウントダウンが始まっているから切ないんだよなあ

    子供の成長を喜び幸せを願いながら、その子供が自分の手から離れていく切なさが綴られた一冊だったけど、私は恋愛や人生観を語った言葉より沁みたなあ
    やさしく包み込んでもらえたような気になる本で、読後感の心の膨らみ方が幸せだ…

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    2025年04月12日
  • ハネムーン

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    〈メモ〉

    吉本ばななが思っていたより
    心地よく読めます。あってるかもしれない。
    二人の世界しか知らない二人が失くしたもののお陰で
    外の世界に出る話。二人の世界ってでもすごく
    幸せだと思った。

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    2025年04月10日
  • 「違うこと」をしないこと

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    スピリチュアル全開の一冊。
    そうか、吉本ばななさんはスピリチュアルだったのか。知らなかった。

    そう考えると(思考の飛躍)
    村上春樹さんもスピリチュアルだな。

    好き嫌いがわかれそうな一冊。
    わたしは好きではない。嫌悪ってほどではない。

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    2025年04月09日
  • 骨が折れた日々 どくだみちゃんとふしばな11

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    足の骨折は辛そう。
    丁度コロナ禍だったみたいで、出歩くこともなかったようだけど、それでもねいちいち足は使うものね。
    で飼っている犬がいつも著者の骨折した足にいつも寄り添っているのが微笑ましい。(写真)
    ところどころに著者に人間観察が垣間見えて(垣間読めて)
    なるほどなぁと思ったりそっかぁそう考えるんだと思ったり。エッセイはそこが魅力だね。

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    2025年03月30日
  • 幸せへのセンサー

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    愛するとは肯定することではなくてただ受け入れること、だめなままの存在を認めること。自分が幸せということは自分だけが分かってたらそれでいい。

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    2025年03月24日
  • 「違うこと」をしないこと

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    「違うこと」をしない、それって本来すごくシンプルなことだけど、なんだか難しく感じてしまう。

    それって、どうしてだろう?と思いながら、
    1ヶ月前に、インスタを辞めたことを思い出した。

    やめたことで生活が静かになり
    自分に集中できる事が自然と増えた。
    私の中ではノイズの一つに、
    目的のないSNS閲覧があると思う。


    そもそも、何が自分にとって「違うこと」なのかを知ることも必要だし、自分にとっての「ノイズ」にも気づく必要があるなと思った。




    本書に出てくる白井さんとの対談はすごく印象的で
    「初期設定」の話しは、先日藤本さきこさんの「設定変更ノートブック」を読んでいたので、スッと入ってきた。


    馴染みのない言葉だと
    頭に入ってこないけど
    ホント、設定通りに生きてるなと思う。
    自分を見つめ直すのに適してる本だと思います。


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    2025年03月22日
  • はーばーらいと

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    宗教は時に人を救うけどその反面人を傷付けることも多いからいまだに物議を醸しがちなんかなー自分らしく好きなように生きるのは良いと思うけど、それが家族や他人を巻き込んで傷付けることになるなら、いい生き方とは思えない

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    2025年03月20日
  • 幸せへのセンサー

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    久々にハードカバーで本を読んだ。読んでいる実感がものすごくある…!これは新発見。
    "もう私は読まないから"ということで譲っていただいた本。ちょうど吉本ばななさんの小説を読んでいたことを知ってのことだと思う。内容も、今の私の状況を見ておすすめしてくれたのだろうと思う。
    自他境界が曖昧になりがちな自覚があるので、ここ数年意識的に境界線を引こうとしてるつもりだったけどこれが意外と難しい。何でもかんでも人に話さない、迎合しないで自分の好みや違和感に敏感になる。すぐに変えるのは難しいけど頭の片隅に置いておきたい考え方。

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    2025年03月15日