吉本ばななのレビュー一覧

  • 虹 世界の旅4

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    エッセイかと思うくらい生々しく感じるけれど小説。
    生と死と自然と血への距離が近い、よしもとばななの本を読みたい時の気持ちにぴったりの本だった。巻末にはタヒチの青い空と海、レモン色の鮫の写真も。
    世界の旅シリーズは3の不倫と南米も読んだことがあるので、1と2も読む機会を作りたいと思う。

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    2025年04月29日
  • 「違うこと」をしないこと

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    ネタバレ

    吉本ばななさんって、私の中で一世を風靡した感じがあって、でも「あー、あの吉本ばななさんでしょ」と斜に構えて読んでみたら、「この人、すごいじゃん」って思った記憶があります。で、その一世を風靡してからもコンスタントに作品を出されているようで、私はあまりばななさんの作品を読んではないけれど、やっぱりどこかで気になる作家さんでした。
    それで、今回、「違うことをしない」ってどういうことだろう、とタイトルに引っかかって久々にばななさんの本を購入するに至ったわけです。

    みなさんのレビューから覚悟をしていたつもりですが、”少し”ではなく、”かなり”スピリチュアルでした。宇宙マッサージをされる方との対談は正直読むのが厳しかったです。お昼休みの眠たい時に読んでいるともう意識が飛んで「え?宇宙?」となるし、子どものピアノのレッスンの待ち時間に読んでいると、先生からの注意に意識が飛んで「で?宇宙がなんだって?」となるし。まぁ、これは完全に私の問題なのですが、とにかく気づけば字面を追うだけで内容が頭に入ってこなかったです。ただ、ですね、ここまで否定しておいてなんですが、「スピリチュアル」な才能に長けている人がいるということは認めているんです。私が全然そういった感性を持ち合わせていないだけで、そういう人もこの世の中いるでしょうよ、とは思っています。だから、そのプリミ恥部さんやばななさんが感じる私にとってはえらくスピリチュアルなことも、そういうこともあるんだろうな、とは思いました。そしてなにより、たまに核心をついたことを言うんです。例えば「一人インタビューで自分が本当に感じていることを、まっすぐ言えるように癖をつける」なんて、とても有効的な方法だと思ったし、「初期設定が曖昧な人が多い。最初から親や世間や義務教育などから刷り込まれてしまった設定だとそこから先はその道しかあらわれない」とか、そうかも!と思いました。「初期設定」だとか特有の言葉を使われていますが、要は、自分が何になりたいかどういうふうになりたいかをきちんと考えるということで、こういったことは啓発本とかでもよく言われることですよね。だから、主張の本質は全然変ではなかったですし、さきほど例にあげたところなんて、スピリチュアルな表現でない分すごく的を射ているようで、やはりばななさんの感性だったり、観察眼だったりはすごいと思ったのでした。

    第五章の「時間を考える」「お金を感がる」は、何となく自分の考えと一致するとことがあったからか、よい文章読んだなと思いました。

    本書に一貫しているのは、自分が「違う」と思うことは「しない」。自分に正直に生きるといったところでしょうか。ただし、あとがきで書かれているように、「「決して、イヤなことはしなくっていいんだよ、自分を愛そう!」なんて話ではなく、もっと厳密なもの」なんだそうです。そこまで読み込むことができたか・・・一気に不安になりました。全体的にスピリチュアルですが、主張には大いにうなづけます。

    おまけ的になってしまいますが、ばななさんが幼少期にどんな風にすごしてきたか、売れに売れたときから現在に至るまでお金をはじめ、色んなことをどうコントロールしてきたかがわかるところも、とても興味深かったです。

    正直、読んでいる途中は、「読み終わったらメルカリで出品だ」と思っていましたが、またいつか読んだとき、もっと理解できるかもと思って、今のところ手放せていません。今のところ、再読する気も起きないのですが・・・

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    2025年04月28日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    厳しさは誠実に相手に接する時、自ずと立ち現れてくるものだと思いましたが、ここまではっきり表現されていることも新鮮に感じました。それだけ、煩わしいことには関わらない方が良い、という事なかれ主義に自分が染まっているからなのだと気づきました。一見飄々とした中に愛情たっぷりなお人柄が伝わってきました。

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    2025年04月22日
  • 幸せへのセンサー

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    今モヤモヤ悩んでる事。自分でもうっすら気づいている事。もしかしてソレもありじゃね?って事に肯定も否定もされた感じ。ただ、作中のエピソードには同感できる箇所も多数あって、年齢を重ねた者に共通する人生観は合致した。

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    2025年04月13日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    心がじ〜んわりあたたかくなる作品
    フルカラーで挿絵もたくさん入った絵本みたいな一冊でした

    タイトルの「切なくそして幸せな、タピオカの夢」とは、夕方になると息子が毎日家に帰ってきてタピオカを啜る音が聞こえてくる日々のこと
    その息子ももう大きくなって、夢が終わってしまうカウントダウンが始まっているから切ないんだよなあ

    子供の成長を喜び幸せを願いながら、その子供が自分の手から離れていく切なさが綴られた一冊だったけど、私は恋愛や人生観を語った言葉より沁みたなあ
    やさしく包み込んでもらえたような気になる本で、読後感の心の膨らみ方が幸せだ…

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    2025年04月12日
  • ハネムーン

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    〈メモ〉

    吉本ばななが思っていたより
    心地よく読めます。あってるかもしれない。
    二人の世界しか知らない二人が失くしたもののお陰で
    外の世界に出る話。二人の世界ってでもすごく
    幸せだと思った。

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    2025年04月10日
  • 「違うこと」をしないこと

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    スピリチュアル全開の一冊。
    そうか、吉本ばななさんはスピリチュアルだったのか。知らなかった。

    そう考えると(思考の飛躍)
    村上春樹さんもスピリチュアルだな。

    好き嫌いがわかれそうな一冊。
    わたしは好きではない。嫌悪ってほどではない。

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    2025年04月09日
  • 骨が折れた日々 どくだみちゃんとふしばな11

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    足の骨折は辛そう。
    丁度コロナ禍だったみたいで、出歩くこともなかったようだけど、それでもねいちいち足は使うものね。
    で飼っている犬がいつも著者の骨折した足にいつも寄り添っているのが微笑ましい。(写真)
    ところどころに著者に人間観察が垣間見えて(垣間読めて)
    なるほどなぁと思ったりそっかぁそう考えるんだと思ったり。エッセイはそこが魅力だね。

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    2025年03月30日
  • 幸せへのセンサー

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    愛するとは肯定することではなくてただ受け入れること、だめなままの存在を認めること。自分が幸せということは自分だけが分かってたらそれでいい。

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    2025年03月24日
  • 「違うこと」をしないこと

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    「違うこと」をしない、それって本来すごくシンプルなことだけど、なんだか難しく感じてしまう。

    それって、どうしてだろう?と思いながら、
    1ヶ月前に、インスタを辞めたことを思い出した。

    やめたことで生活が静かになり
    自分に集中できる事が自然と増えた。
    私の中ではノイズの一つに、
    目的のないSNS閲覧があると思う。


    そもそも、何が自分にとって「違うこと」なのかを知ることも必要だし、自分にとっての「ノイズ」にも気づく必要があるなと思った。




    本書に出てくる白井さんとの対談はすごく印象的で
    「初期設定」の話しは、先日藤本さきこさんの「設定変更ノートブック」を読んでいたので、スッと入ってきた。


    馴染みのない言葉だと
    頭に入ってこないけど
    ホント、設定通りに生きてるなと思う。
    自分を見つめ直すのに適してる本だと思います。


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    2025年03月22日
  • はーばーらいと

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    宗教は時に人を救うけどその反面人を傷付けることも多いからいまだに物議を醸しがちなんかなー自分らしく好きなように生きるのは良いと思うけど、それが家族や他人を巻き込んで傷付けることになるなら、いい生き方とは思えない

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    2025年03月20日
  • はーばーらいと

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    宗教2世というものについて考えさせられる。幸せになるために信じる神様も、集団のなかにいると息苦しくゆがめられてしまうことがある。考えることや、自分で選ぶことをやめて、おだやかに暮らすことよりも、選択肢があり自由に生きることができるということの大切さを感じた。

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    2025年03月16日
  • 幸せへのセンサー

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    久々にハードカバーで本を読んだ。読んでいる実感がものすごくある…!これは新発見。
    "もう私は読まないから"ということで譲っていただいた本。ちょうど吉本ばななさんの小説を読んでいたことを知ってのことだと思う。内容も、今の私の状況を見ておすすめしてくれたのだろうと思う。
    自他境界が曖昧になりがちな自覚があるので、ここ数年意識的に境界線を引こうとしてるつもりだったけどこれが意外と難しい。何でもかんでも人に話さない、迎合しないで自分の好みや違和感に敏感になる。すぐに変えるのは難しいけど頭の片隅に置いておきたい考え方。

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    2025年03月15日
  • 下町サイキック

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    キッチンやつぐみなど昔読んだ時すごくのめり込んだ記憶があったから久々の吉本ばなな氏の本でまたのめり込みたかったがしっくりこない。新さんの昔からいる人が土地の人は違和感ないが引っ越してきた人には異質に見えるとかなじんだ土地が失われていく話は淋しく感じる。そういった話でまとまってほしかったなぁ
    失われて再生されていくのは本当に淋しいし時代の移り変わりを実感せずに生活していたなぁと 改めて思う。

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    2025年03月13日
  • 吹上奇譚 第四話 ミモザ

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    描く世界が美しく、人間模様もまたすばらしい。美鈴の過去は哀しいものだけど、新しい生命「ミモザ」の誕生で世界が変わり、ミミたちの時間の流れに吹上町の存在は不思議で素敵な場所で優しい世界が広がっていた。

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    2025年03月12日
  • 下町サイキック

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    お話や内容、伝えたいニュアンスは共感できてとても好きな感じなのに、どうしてだかとても読みにくかった。内容が理解できずに何度も読み直す場面が多くてかなり辟易してしまった。すーっと入ってくる文章とそうでないものがあるのだと今回妙に納得してしまった。比喩が難しく個人的に合わないのかもと。
    友おじさんとキヨカちゃんとの空気感は好きだったなぁ。サイキックでも、とても自然に生きている姿勢も。

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    2025年03月10日
  • 下町サイキック

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    下町に住む中学生のキヨカは、サイキック。
    いわゆる、『普通の人には見えないものが見える』子だ。
    そんなキヨカの周りの人達との日常を綴った物語。


    キヨカちゃんと、友おじさんの関係がとても好き。
    大人とも、親友になれてしまう、キヨカちゃんの物事を達観したような考え方に、色々学ばされる。

    両親の離婚、父親の若い恋人、自殺未遂、、、
    結構ハードな事件が起こっても、それをそのまま受け止める。
    考え方に幾度ステキだなぁと思わされたことか!

    すごい美人な母親と、いつまでも女性にもてまくる父親から産まれたキヨカちゃん、絶対美人だと思うんだけど、そこらへんの描写があまりないからさみしい。
    絶対美人だろうから、見てみたいなぁ!

    下町ならではのルールや世界観も、最近感じる日本人らしさというのが無くなりそうな危機感と同じように、近い未来、消えてしまいそうな気がして、それが寂しい。

    古きよき○○って、嫌だなぁと思うこともあるけど、残すことも、大事なんじゃないかなぁと思った一冊。

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    2025年03月04日
  • ふなふな船橋

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    ネタバレ

    価値観のずれって本当にどうしようもないし、絶望的。
    あ、なんか無理だって頭じゃなくて感覚で判断すること。ばななさんがエッセイで、何かが違うっていう感じを無視せず大事にした方が良いって書いてたけど、主人公の判断方法はまさにこれだった気がする。
    自分の中のすごく大事なことを理解してもらえなかったら、もう人間関係はだめな気がする。

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    2025年02月15日
  • とかげ

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    出会いと別れ、時間の経過による癒しがテーマにある6つの短編集。吉本ばななさん大好きだけれど、本著は感情移入できる登場人物や状況が少なく、中々入り込めなかった。

    新婚さん
    とかげ
    らせん
    キムチの夢
    血と水
    大川端奇譚

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    2025年02月13日
  • 下町サイキック

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    周りで中々すごい事が起こっても、常に冷静で物事を俯瞰しているようなところがあるサイキックのキヨカ。だからかストーリーが淡々と進んでいってあまり印象に残らない本な気がする。

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    2025年02月12日