吉本ばななのレビュー一覧

  • ハネムーン

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    「取り返しがつかないことがいくらあっても、生きていくしかないということだけを、人は言うことができる」「誰かがいなくなるとあんなに困る人生なんて、怖いと思った」…愛の物語と思って読んだのですが、年末に考えさせられました。

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    2020年12月29日
  • 吹上奇譚 第一話 ミミとこだち

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    こういった設定に慣れていないせいか、すごく不思議な世界観だと感じた。
    この世の中に、地球人と異世界人がいるいうことも、これだけ宇宙が広いのであれば、もしかしたらあるかも知れない。
    ただ異世界人でも地球人でも、それでも生きていかなくてはならないために、心の拠り所にするものはあるという事。
    夢なのか現実なのか、ファンタジー感満載にも思える内容だが、ふわふわ現実がどこにいったのか、わからなくなりそうになってもいつの間にかの着地はしていたような感じがした。

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    2020年12月05日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あっこおばさんのエピソードは泣けた。
    あっぱれな最期だったと思う。
    息子さんともいい関係でいい親子関係で微笑ましい。

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    2020年10月25日
  • 日々のこと

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    自分が生まれたくらいのばななさんのエッセイ。
    だから、ばななさんがちょうど20代の時なのかな?
    いい意味で親近感が湧くエッセイだった。
    ばななさんのプライベートな日記、メモを覗いているようで、でもそれでいて、読者がいることを前提とした今より少し柔らかい書き方で、
    あぁ、ばななさんにもこんな時代があったのかぁ
    自分もこんな感じで日々あることを書き留めたらいいのかぁ
    と。

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    2020年09月19日
  • ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?

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    スピリチュアルな話もあり、少し違和感を覚えた部分もあったが中には腑に落ちる文章も多くあった。

    自分の中の本当の気持ちを大切にするという考え方には共感。そうする事で自分がより納得出来る人生が歩めると思う。

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    2020年03月19日
  • アムリタ (上)

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    抽象的な比喩が多すぎて疲れてしまった。そこがまたよかったりもするけれど精神状態によって左右されそう。どっぷり漬かれたり、ちょっと読むだけでもおなかいっぱいになったり。
    お話自体はとても面白く、オカルトな部分もスルッと入り込めるのがいい。下巻も楽しみ。

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    2020年03月10日
  • キッチン

    購入済み

    女性向けかな

    吉本ばななの小説をある女性に勧められて購入。
    キッチン、ムーンライト・シャドウどちらも非常にきれいな作品でした。
    ただ男の僕には、作品に共感できるという感じはあまり無かったかな…。

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    2020年03月10日
  • 夢について

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    ネタバレ

    私もほんの一時期ですが、夢日記をつけていたことがあります。夢は奇想天外、荒唐無稽なものが多いので、きちんとした文章にまとめるのは、なかなか難しかったことを覚えています。

    吉本ばななさんの夢の話は、まるで本当にあったことのように整った文章で書かれていて、さすが作家さんだなぁと思いました。

    「会いたくなれば、いつでも行って、何年会わなくても同じように会える、それがお店というものです」(本文引用)

    私のお店(雑貨販売とカフェのお店をしています。)もそのようであれたらと思いました。

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    2020年03月04日
  • ひな菊の人生

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    縁や育ってきた日々をめぐりながら未来へと向かっていく主人公が素敵でした。
    奈良美智さんの絵が物語を漂うところも良かったです。

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    2020年01月31日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    彼女の小説ほどには心を癒すものはなかった。私が歳を重ねてひがみがあらわれているのかもしれないが、裕福な人間だから見せられる優しさ、言葉を変えれば傲慢さが散見していた。

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    2019年11月27日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    ばななさんのエッセイはいい話も多くあるが、自分はこうであろうとする姿勢が見る人には傲慢にも見える。それでもその小説にはいつも救われてきた。作品は作家が自分を削って表してくれたものだから、本当に必死になって書いてる証拠なのだな。

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    2019年10月29日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    ちょっと軽すぎるかも…。
    (私にとって)不自然な日本語が結構あって引っかかったのと、南米の空気や風景によって引き起こされる自分の内面描写に力が入りすぎていて、空気感や風景がイマイチ伝わってこなかった。

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    2019年03月26日
  • にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え

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    ネタバレ

    この丸尾孝俊って人、この本を読むまで知らなかった。
    3歳で母親が家を出て、いつもお腹を空かせて万引きを繰り返し、暴走族を経て、学校は中学までしか行ってなく…
    それでも、今はバリにものすごい不動産資産、数十件の自宅所有って、並大抵のことじゃないよね。
    読んでるととにかく人情に厚い人だよね。
    それは、幼い頃にコロッケを盗んで逃げた時に、そのコロッケ屋のおばちゃんに”明日も来るんやで”て言われたことが、原点になっているのかもしれない。
    近所の貧乏な家でも、”うちで食べていき”ってよく晩ごはんを食べさせてもらってたとか。
    いいなぁ。昭和の30~40年くらいはそんなもちつもたれつな社会があったんだね。

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    2018年12月14日
  • ハネムーン

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    主人公、ヒロイン共に家庭環境が複雑である。
    だが、その中で愛を育んでいく。相思相愛や互いを想いやる・・という愛ではなく、周囲に影響を受けながら、互いを知り、世界が動き出す。
    ”痛み”を乗り越え”幸福”を知る構成は美しくもあり、悲しみも垣間見える。

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    2018年11月29日
  • ハネムーン

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    第二次吉本ばななブームがきています、私の中で。大学生の時以来。何故だと思って考えてみると、最近読む吉本ばななの作品は、母と娘の絆が描かれているものが多い。娘が2歳になり、息子とは違った心の通いを感じられるようになってから、自然と吉本ばななブームがやってきたのかも。
    隣の家に住む幼馴染の男の子と結婚して生きていく主人公。「裕志といるかぎり一生できないことリストを考えては、ため息をついていた。」と感じるような男の子、でもかけがえのない、男の子。家庭環境は複雑で、弱いところがこれでもかとある男の子。
    男の子は動物と話が出来ちゃうし、女の子は、良い悪いを第六感で感じる力がある、不思議な2人。

    ★3(

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    2018年09月02日
  • ふなふな船橋

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    良くも悪くも吉本ばななワールド全開。表現がストレートで分かりやすすぎて
    物足りないような…
    吉本ばななは繰り返し読みたくなるお話が多いけど
    これは再読は無いな。

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    2018年08月18日
  • ハチ公の最後の恋人

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    頭で考えて生きるよりも、感覚で生きる方がいいなと思った。人に対して、こういう風に心を開けたらいい。ばななさんの本は時々むしょうに読みたくなる。
    ————————————
    もっともありふれたものともっとも通俗的なものでできている森があって、その豊かな土の中のほんの少し奥に、なにかみんなが知っているがうまく取り出せないものが、小骨のようにひっかかっているのだ。
    それを考古学者みたにていねいに取り出すのが、絵を描くことだ。にせものがたくさん埋まっている。気分のいいやつ、早くいい気持ちにさせてくれるやつ。でもそれは他の誰かにまかせて、私は私の見つけた原石を、自分でみがく。私だけの組合わせたメロディーが

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    2018年04月03日
  • ハチ公の最後の恋人

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    ハチの存在が、大きい。穏やかな日常から別れが、来てしまう。エモいお話。
    気になった文章は、
    「嫌いな人がいたら、好きになるまではなれればいいのよ」
    「離れるしかないの。問題は、心の中に入ってきてしまった場合。でもできれば入れないで、距離をとるのがいいの。本当だよ。」

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    2017年12月19日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    ネタバレ

    ちょっとスピリチュアルな「ハードボイルド」と、脳出血を起こした姉が脳死になり亡くなっていくまでの、残された者たちのこころのありようをやさしく、哀しいことばで包み込む「ハードラック」の2編。
    「ハードラック」が特に好き。
    大好きな姉が亡くなることを主人公が受容していくその過程が、簡単だけど深いことばで綴られていく。
    吉本ばななの作品は、言葉の宝庫。なんということもない、エピソードも音もなく降る優しい雨のように、心にしみこんでくる。
    だから、読み終わったあとは、本を閉じてそっとため息をつきたくなるのだ。

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    2017年07月30日
  • ハチ公の最後の恋人

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    吉本ばななさんて本当スピリチュアルな感じお好きですね。
    平凡すぎるくらい平凡に生きてきた者には理解しがたいというか踏み込めない雰囲気というか。

    ただこの人の言葉は本当に美しいと思う。生々しい表現ですら。
    特に大好きな作家さんではないけれど、この人の作品読むとずば抜けた感じというか、私の中では他の作家さんとは違う唯一無二の存在を感じる・・・
    赤線引いときたくなるような言葉がたくさん。

    で、インド育ちのハチと17歳のマオちゃん。
    文学的には「そんな下らない結末にするな」と言われるでしょうが、少女漫画のように戻ってくるハチというのもちょっと期待しちゃった自分がいました。

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    2017年01月08日