吉本ばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今から20年くらい前の、よしもとばななさんの6篇収録の短篇集です。
主人公たちはそれぞれ、自分の運命を受け止めながらよく考えていて、
自分の哲学をもっているほどで、そうやって、真剣に考え抜いて考えを言葉にしたうえで、
怠惰とは違うけれどもより生きやすい方向へと顔を向けているような感じがしました。
自分であれこれ考えても、言葉にして残して、書きながら再度考えるということを
しなかったりしないでしょうか、そういう人は大勢いるのだと思いますけれども。
頭のいい人で、特に言語能力に長けていると言われる女性からすると、
そんなことをしなくても、しゃべることで考えの整理はつく、と
言われるのかもしれな -
Posted by ブクログ
ネタバレひな菊という主人公と幼い頃に仲がよかったダリアという女の子の話。
母子家庭に生まれたひな菊はある日母親を交通事故で亡くしてしまう。
その後母の妹の家庭に世話になるものの、必要以上に打ち解けず、他人にあまり心を許す事をしなくなった。
そんな中、近くに住む同じ年頃のダリアとどんなときもどんなことでも心を許し、打ち解けることが出来た。
成長するとダリアの母親が再婚し、ブラジルに移住したしまうため、ダリアとも離ればなれになってしまったが、時たま見る夢でダリアと会い、子どもの頃の心を取り戻すことが、唯一の癒しであった。
そんななか、廃墟の様な暗い家にいる夢をみるようになり、ダリアが死んだ事を感じ取っ