吉本ばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
雑誌「CUT」で連載されていたものを中心として作られたコラム集。
ひきつけられる人々の話題がメイン。
畑正憲さん、村上龍さん、カートコバーン、アイルトンセナ、小沢健二さん、銀色夏生さん、藤子F不二雄さん、坂本龍一さん、などなど。
藤子F不二雄の章では、周りの男性漫画家が圧倒的にエスパー摩美が1番好きと答えてる人が多かった、という項目が面白かった。明るく元気な主人公だけど、毎回取り上げられる人物たちの人生はなかなかダーク。男子ウケが良いのは、摩美ちゃんが画家のお父さんのモデルになるためにしょっちゅう脱いじゃうからだろ、と突っ込んでるところも面白かった。
また、映画をいくつか紹介しているのだ -
購入済み
ムーンライト・シャドウ
個人的には、キッチンよりもその後ろについてる短編ムーンライト・シャドウの方がよかった。
映画「君の名は」は、多少なりともこの小説に影響を受けているんだろうな。 -
Posted by ブクログ
ばななさんて、「みえないもの」とともに生きている人だったんだ。いままで、なんで知らなかったんだろう。
それとも、すっかり抜け落ちていただけなのか・・。
アルカナシカでじゃない。選択肢に入れるかどうか。
時折、時間の進み方(過去→現在→未来と過去←現在←未来)と物のとらえ方(表と裏)が逆転する自分は、時々こうしてスタート地点に連れ戻される。
若かりし頃にこだわっていた、『なにが「真実」なのか』は、いつの間にかどうでもいいことになっていた。
自分が生きる感覚空間は選べる。
その空間で「違うこと」を、自然と知らせてもらえるように、いつもフラットに居ようとは思ってる。
こんな感想、読む人によ -
Posted by ブクログ
ネタバレスピリチュアルみの強いところはスルーするとして、こういう本での「どうして嫌なことをやって、無理して、我慢して生きているんだろう」というばななさんの問い掛けが毎度のことながら刺さる刺さる。そうはいってもやりたくないことを何もやらずに生きるなんて無理だよと言いたくなるけど、ばななさんも、100%やりたいことだけやれば?、とは言っておらず、毎日のひとつひとつの判断、生活の些末なことで自分の本心を捻じ曲げて選択していったら、それは誰の人生なのか、という話なんだよね。すごく納得する。
それと「お金持ちになって広い家に住んで…」というのは”アメリカンドリーム”である、と言われてハッとした。幸福や資産家の象 -
Posted by ブクログ
マオとハチの出会いから別れまでのお話。
マオの実家は新興宗教をしている。ハチは両親に捨てられインド人に育てられ、二人とも特殊な環境に育つ。登場人物も個性強い人が出てきて、スピチュアルの要素も多い。
この世界観に馴染むには少し時間がかかったが、入り込むと心地よさに眠くなってくる。
ストーリーはシンプル。これは若さゆえのまばゆさとか、誰かを愛するという、自分では気恥ずかしくて表現できない言葉の感性がいっぱい詰まっていた。
別れが決っているという、区切られた期間のなかのハチとマオの密度の濃さ。ふと思えば、誰かとの出会いがあれ永遠ではない。必ず、どんな形であれ別れはくる。
私も思い返してみた。間違いな -
Posted by ブクログ
吉本ばななさんの、
人は腹を括った分だけ大人になっていく
という言葉に激しく同意する。
それだけ経験値が積まれ、その経験から人は強くそさて優しくなれる。
人生の流れで前から来たものはとりあえず受け、自分の力でくぐり抜けてみる これを私も繰り返していきたい。
そして丸尾さんの言葉で強く惹かれたのは
人に恩を貰えって返さないのはあかんということ。
人に信頼されて、お金が入ってくるためには、「人のため」を無意識に実践できることが何より大切。
これまで成し遂げられてきたこと、そして自分が成し遂げたことも全て先人が土壌を作ってくれたお陰。
それを履き違えること無く、感謝を伝承していく、素晴らしい日 -
Posted by ブクログ
ネタバレサボテン、日当たりが悪い場所に置いていてもあのときの方が仲良しだった
というのがわかるなぁと思う。
環境としては日当たりが良い方が当然良いのだが、関係というのはそれだけではないのだと思う。
今1歳になったばかりの子犬と一緒にいるが、本当に持て余さんばかりの
エネルギーの塊で、いるだけで励まされる感じ。
若くて元気なエネルギーとしてただいっしょにいてくれたことで救われることもある。
経営をされていたばななさんが言ってしまうところもすごいけれど、
たいていのハンパな経営者の経営とは「多少依存体質の、能力のある人たちをだまくらかして、自分より低い収入で、自分の収入のために働いてもらうこと」です。