吉本ばななのレビュー一覧

  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    吉本ばななさんの文章にSoupy Tangさんの絵。

    読み終わったあと、心がほっこりする作品。

    個人的には、

    「誰と食べるか」に加えて「何を食べないか」も大きな割合を占めているので、そこまでのめり込めなかったかな。

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    2023年02月20日
  • ハネムーン

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    大好きな作家 吉本ばななさんの「ハネムーン」
    お昼には読み終わったのにズルズルと、気付けば今も内容を引き摺っていて身体半分蝕まれたみたいで笑いずらい、バットエンドではないのにもやもやして、苦しい。この本は柴田聡子さんの曲に似てる

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    2023年01月28日
  • 吹上奇譚 第二話 どんぶり

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    話の内容は怖いはず、ゾッとする内容なのにどこか優しい雰囲気があり、頭の中でキラキラする世界が思い浮かばれ恐怖感がない。不思議な世界。

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    2023年01月25日
  • 体は全部知っている

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    タイトルの通り、「はっきりとした根拠はないけどなんとなく体がさまざまなことを感じ取ってしまう体験」を共通テーマとした短編集。
    「みどりのゆび」と「田所さん」が特に好き。
    よしもとばななさんの文章は美しいなと改めて思いました。筆者本人も体調を崩していた時に書いた作品らしく、年末に数日寝込んだ身としては体を大切に生きようと改めて思いました。

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    2023年01月12日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    ゆるーく読みたい時に、良いと、個人的には思いました。
    バリに行ったことがないので、そうそうそんな感じと共感できないのが、悔しかったです。
    海外に旅行行きたいなと思いました。

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    2023年01月09日
  • とかげ

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    とかげ、キムチと最後の短編小説(大川端なんちゃら)が個人的にはとてもよかった。
    特に最後の短編小説で主人公が誰もがみんなどっかで自分に優れているところがあると思い込んでいて、皆が皆そのことに気がつかないまま街に溺れて死んでいく(ニュアンス)って台詞が他人と比較する癖がある自分に刺さった。
    あくまで経験則だけど「自分に優れているところがある」って感じるときは、他人と比べたときなんだと思う。つまり、自分で付与した絶対的評価じゃなくて、ある意味相手から与えられた相対的評価に基づくものなのだろう。実際、主人公も性的な部分で他の同期の子と差異化を図ってたから。

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    2022年12月23日
  • ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?

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    どなたかのエッセイに載っていて読んでみた本。
    これは「ホ・オポノポノ」について知ってから読む本かもしれない。この本を読むだけでは理解しきれないところがあった。
    「ウニヒピリ」とはハワイ語で自分の中にいる小さい子供のこと、らしい。

    「自分を嫌ったってしょうがない、逃げられないんだからと思いますし、自分で自分を極めていくよりほか、自分の人生はできることがないように作られている。それが宇宙の法則なんだな」

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    2022年12月05日
  • おとなになるってどんなこと?

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    優しく語りかけるように書かれていました。
    個人的には
    「〈インタビュー〉将来を考える」の内容が一番共感できたように思えます。

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    2022年12月03日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    ばななさんの本は癒し。平等の時間を与えられているけど、ばななさんは自分と向き合って会話をしてクリーニングをしていることがわかる。
     私は失恋をきっかけに、ばななさんの本と出会い、本を読むようになり、自分と向き合い見つめ直し少しずつだけど、日々に感謝し自分を愛することの大切さに気づけた。寄り添ってもらえてる感覚になる。まさにイヤシノウタだった。

     印象に残った言葉
    裕福な人たち。ふつうに接する分には最良の人たちとも言える。モラルがあり、愛を知っていて、人生を楽しもうとしているところも素晴らしい。でもたまに彼らが一歩分だけ矛盾をしているところを見てしまうことがある。ほんの一歩、あるいは半歩分くら

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    2022年10月14日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    ネタバレ

    多重人格の少女とその隣人が旅をする物語。少女が自分の中の友人たちと一人ずつ決別しゆっくり目覚める。多少センシティブではあるものの、基本的には穏やかで優しい話だった。

    後半のバリ旅行記がとても良かった。誰かの旅行記を見るのがどうやら好きみたい。バリ行ってみたい。いつか行きたいなー。

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    2022年10月09日
  • 気づきの先へ どくだみちゃんとふしばな7

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    ネタバレ

    なんとなくこの本から今欲しい言葉が見つかるだろうなぁと淡い期待を胸に読んでみた。
    中にはきつい言葉も多かったけど、この言葉に出会いたくて、この本を読んだんだなと直感で思った。そしてあっという間に救われた。

    「そうか、実家の人たちは、私の不在を生きていたのであって、新しい生活を始めたことは一回もなかったのだ。・・・中略・・・私はその人生の消化試合をうまく受け入れられるだろうか。」

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    2022年09月27日
  • ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?

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    ホ・オポノポノやウニヒピリについて、うっすら前に何かで読んだか、人から聞いたことがある、くらいの私。
    クリーニングの仕方や、具体的な実践法を知ることができるというよりは、吉本ばななさんと平良アイリーンさんの対談を通して、こういう時はこんな風に考えると良い、こんな時がクリーニングのタイミングなどヒントがたくさんあって、自分らしく生きるために、ホ・オポノポノについてもう少し具体的にやり方を知りたくなった。

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    2022年09月24日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    ばななさんの本は何冊か読んでいる。この本は活字を追いながら内容が頭に入らなかった。悪い本じゃないと思うのに。

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    2022年09月21日
  • ばななブレイク

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    雑誌「CUT」で連載されていたものを中心として作られたコラム集。

    ひきつけられる人々の話題がメイン。
    畑正憲さん、村上龍さん、カートコバーン、アイルトンセナ、小沢健二さん、銀色夏生さん、藤子F不二雄さん、坂本龍一さん、などなど。

    藤子F不二雄の章では、周りの男性漫画家が圧倒的にエスパー摩美が1番好きと答えてる人が多かった、という項目が面白かった。明るく元気な主人公だけど、毎回取り上げられる人物たちの人生はなかなかダーク。男子ウケが良いのは、摩美ちゃんが画家のお父さんのモデルになるためにしょっちゅう脱いじゃうからだろ、と突っ込んでるところも面白かった。

    また、映画をいくつか紹介しているのだ

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    2022年09月08日
  • キッチン

    購入済み

    ムーンライト・シャドウ

    個人的には、キッチンよりもその後ろについてる短編ムーンライト・シャドウの方がよかった。
    映画「君の名は」は、多少なりともこの小説に影響を受けているんだろうな。

    #感動する #エモい #切ない

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    2022年09月01日
  • 哀しい予感

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    描写が好き、世界観が好き。屋敷に住むピアノを弾く叔母が好き。ただ弥生へ愛着が湧かない。今の自分ではまだ星が4つつかない。

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    2022年08月03日
  • 「違うこと」をしないこと

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    ばななさんて、「みえないもの」とともに生きている人だったんだ。いままで、なんで知らなかったんだろう。
    それとも、すっかり抜け落ちていただけなのか・・。

    アルカナシカでじゃない。選択肢に入れるかどうか。

    時折、時間の進み方(過去→現在→未来と過去←現在←未来)と物のとらえ方(表と裏)が逆転する自分は、時々こうしてスタート地点に連れ戻される。

    若かりし頃にこだわっていた、『なにが「真実」なのか』は、いつの間にかどうでもいいことになっていた。

    自分が生きる感覚空間は選べる。
    その空間で「違うこと」を、自然と知らせてもらえるように、いつもフラットに居ようとは思ってる。

    こんな感想、読む人によ

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    2022年07月07日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    読みたいところ、読む気にならないところ両方あった。詩みたいにその時々の状況によって響く言葉とか悩みが違うのだろうって思った。悩みができたら読み返そう。

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    2022年06月20日
  • 体は全部知っている

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    田所さん
    ばななさん独特の、現実と「あの世(不思議な非現実)」のあいだを行き来するような世界観が垣間見れる

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    2022年05月23日
  • 吹上奇譚 第二話 どんぶり

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    『吹上奇譚』はまだここまでしか読んでいないが、なんというか、ご本人もおっしゃってるけど、不思議な場所に到達されたのだなあ。構造とか文体とかそういうものにはもうとらわれず、確かに届く人にだけ届くであろう…物語だ。
    吉本作品で丼といやぁ、『キッチン』シリーズのカツ丼ですが、ここでは「親子丼」が深い主題としてホカホカ湯気を上げており、食べたくなるのでアール。

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    2022年04月01日