吉本ばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2023.11再読
家族と死と恋愛について。
父と妹を亡くし、弟が不思議な力に悩む中、自らも頭を打って記憶を一時失う。母と同居人との生活の中、それぞれに困難な経験をした友人と過ごす中、妹の元彼との恋に気づき、旅に出る。
生死に関わる出来事もある中、飄々とした空気感の中で話が進む。会話の軽やかさを失わない。
◯海はいつも予想の20%くらい大きい。そうとうの大きさを予測して見に行くと、更にその20%大きい。もっと大きいと思って行っても、そのかくごの20%大きい。一面の波で心をいっぱいにしていっても、小さなビーチを想像していっても、やっぱり20%。
こういうのを無限っていうのかな。
・敗者にならない人生のやり方
事実や内心がどうあれ、態度として、表現として、優雅で、余裕を失わない
◯自分の限界を知る、ということは新しいレベルの真実の領域を見つけるということだ
◯体の言葉を聞いてやる
◯あんたは理屈っぽすぎるのよ。考えすぎなの。右往左往してタイミングを逃してはすり減るだけ。どーん、とそこにいて、美しく圧倒的にぴかーっと光ってればいいの。愛っていうのは、甘い言葉でもなくって、理想でもなくて、そういう野性のありかたを言うの。
◯何もかも触ってから確かめたい
◯人生のチェックポイント(目を見て、言葉だけでなく全体で)
食べ物おいしい?食べ物の味を、ちゃんと感じてる?
朝起きると楽しい?一日が楽しみ?夜寝るとき、気持ちいい?
友達が前から歩いてきます。楽しみ?面倒?
目に映る景色がちゃんと心に入ってきてますか?
音楽は?
外国のことを考えてみて。行きたい?わくわくする?それとも面倒?
明日が楽しみですか?三日後は?未来は?わくわくする?憂鬱?今は?今はうまくやってる?
自分のこと気に入ってる?
(再読)
◯愛ってね、形や言葉ではなく、ある一つの状態なの。発散する力のあり方なの。求める力じゃなくて、与えるほうの力を(家族)全員が出してないとだめ。 -
Posted by ブクログ
『人生はたくさんの事件の連続で、愛する人になにが起ころうとまわりはじぃっとみているしかない。実際身動きひとつとることもできない。気持ちがぐるぐる回ることだけが愛をしめす唯一の証拠だ』
不倫と南米、まさにそのまま(笑)
アルゼンチン、ブラジル…。
この挿し絵が苦手だ、
わたしの夢にでてくる白黒の世界みたいで。
でも南米って明るさとこの種の暗さが共存してるかんじがする。
この本は普段の吉本ばななとかちょっと違う気がする。
そんなときがたまにある。
それらはきまって海外取材をしてる作品だったりする。
やはり影響をうけてきてるのかな
写真もあって国々をまわりながら
ストーリーを生み出すばななさんを想像したら
尊敬したり、微笑ましい気持ちになったりした -
Posted by ブクログ
『夢のようだ、まるで虹を見ているようだと私は思った。
いろいろなことがあったけれど、またこういうきれいなものをみている…生きている限り、また苦しいこともあるだろう、でもまた必ずこういうものが目の前に現れてくるのだ。必ず。』
タヒチアンレストランで働く瑛子は、複雑な心を抱えたままタヒチに飛び立つ。彼女の抱えた悩みの回想とタチヒで癒されながら愛を取り戻す姿を交互に描いた物語。
旅行小説シリーズ、タヒチ版
情景がきれい
いきたいなあ。
動物の純粋な愛と期待。あのまなざしは一度うけたら忘れられないよ。きゅーってなる。この人もそれを知っている人だ。