吉本ばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小さい時目が悪くてオバQを読んでいて
というエピソードで、
最近報われたから過去の自分に
「必ず報われるから頑張れ」って言ってあげたい
という気持ちはとてもよく分かる。
誰にでもあるのじゃないだろうか。
あの時の自分はよく頑張ったな。
よく乗り越えたな。だから今がある。
今幸せだから大丈夫だよ、と言いたいこと。
私にはある。
その反対に、未来の私が今の私にエールを送っていることがあるのかも。
なんとなく、その考え方はいいなと思った。
私は時々、急に周りの空気がざわっと変わって澄んで
目が急に良くなったみたいに
寝ていたのが覚めたみたいに、急に景色が生々しく
はっきりと見える時がある。
そうい -
Posted by ブクログ
吉本ばななの【ばななブレイク】を読んだ。
2000年に刊行された著者、初のコラム集だそうだ。主に『CUT』という雑誌に連載されていた
「人々について」というコラムを中心にまとめられている一冊。
小説やエッセイとはまた一味違う「ばなな節」が楽しめた。
とても広い人脈と交流を持っている著者の、「人々について」考察し、言葉を選びながら書き出していく
文章は、「吉本ばなな」という、ひとりの作家としての視点や、「吉本ばなな」という、ひとりの人間と
しての視点、もしくはひとりの女性としての視点など、様々なアングルから構成されているようで、とて
も興味深い。
だからと言って、感じていることが -
Posted by ブクログ
生まれつき身体が弱く、美しいけれど性格も口も悪いつぐみとまりあの物語。
相変わらず美しい描写と、生き生きとした(本人は常に死と隣り合わせだと言うのに)つぐみに憧れさえ感じる。
相変わらずのヤマもオチもないストーリーかと思いきや、最後の犬のエピソードは急にアクション映画のような躍動感を持ち、今までの全てのエピソードが下地になり、繋がる。
つぐみの世界がもっと続けばいいのに,と思う。
小説の中にでてくる「デッドゾーン」とは、スティーブンキングの小説だろうか?
あとがきで著者は「つぐみは私です。この性格の悪さ、そうとしか思えません」と言っている。
性格も口も悪いのに何か憎めない、つぐみの魅力にとら