吉本ばななのレビュー一覧

  • ミトンとふびん

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    穏やかな日常に波紋を広げるようにして書かれた短編集。それぞれの主人公を別れや旅といった共通点で描くコンセプトアルバムのような作品。
    悪くはないのだが刺激を求める自分には穏やか過ぎた作品。
    もう少し時が経ち読んだら馴染むかもしれないなぁと思った作品。

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    2026年04月11日
  • ミトンとふびん

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    毎日寝る前に一編ずつ読みました。そういう場面にぴったりの温かい本でした。みんな大事な人がたくさんいて、その大事な人との時間をとても大切にしていて、なんかちょっと羨ましいなと思ったりして。どれもとても良かったです。

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    2026年04月03日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    滞在日数が多いとはいえ、いちどの旅行でこれだけの短編小説が書けるのって、ほんとうにすごい… そして、原マスミさんの絵は力強くおどろおどろしいね…

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    2026年03月26日
  • ミトンとふびん

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    短編集です。身近な人を亡くして傷ついた人たちの魂を癒す旅を描いた物語でした。
    タイトルが素敵かつとても示唆的だなぁ、と。人生は人から貰った愛情(ミトン)と消えない傷(ふびん)を両方持った旅みたいなものなのかもしれない…と思いました。

    『カロンテ』という作品の中で、身近な人が死んだときに自分の一部もいっしょに死ぬ、という文章があって、本当にそうだよなぁと思いました。一部が死んでも他の部分は生き続けて、いつしか死の痛みも小さくなる…そうやって人は生きていくのだなぁと。
    死というものの痛みと同時に死を悼む時間の大切さも描かれた優しい物語たちでした。

    吉本ばななさんの表現が好きです。
    「綿菓子を食

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    2026年03月24日
  • 別れ、コロナ、凪 どくだみちゃんとふしばな12

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    若かりし頃の華やかな生活、もう戻れない日々に悶々としているのかな。いつも同じようなことを表現だけ変えて書いているから。エッセイはもういいんじゃないかと思う、小説は本当に繊細で好きだから。

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    2026年03月20日
  • ヨシモトオノ

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    ネタバレ

    吉本ばななさんの作品は『キッチン』しか読んだことがなくて、キッチンはとても面白く読めたのですが、こちらの作品はなんたが説明のような文章がクドく感じてしまうところがあり、ある作品では物語自体はもう盛り上がりを迎えたのになかなか収束しない感じが少しもどかしく感じました。

    また、登場人物たちが素直ないい子が多くて、途中嫌悪してしまいましたが、読み終わってみて、吉本ばななさん自体がきっと育ちが良くて親兄弟に愛されて育ち、自分も家族が大好きで、周囲にも思いやりが持てるいい人なんだと思いました。そしてそれがばななさんの持ち味なのだと、受け入れられました。

    印象的なお話はばななさんの実体験の「光」です。

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    2026年03月18日
  • 「違うこと」をしないこと

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    感想を書こう書こうと思って随分経ってしまった。残ってるのは宇宙マッサージと、運命って運命じゃなくてあらかじめ導かれているのだよということ。
    前半の宇宙マッサージ師との会話で繰り返されるノイズが読んでた自分にピッタリで

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    2026年03月12日
  • TUGUMI 新版

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    離島の夏休みを擬似体験した。つぐみってパワフルで他人にはない独特な魅力があって強く見えるけど弱くて。普通はこんなに自由奔放で周りに悪態ばかりついてたら遠見されるのだと思うけれど、病気だということは置いておいて人間的な宇宙単位で見る生命として育まれたものが人を寄せ付けるんだろうな。わたしもそんなつぐみみたいな人になりたいって、いや思わないな笑
    だってしんどそうだ、自分の中でぐるぐる考えちゃうのに強がっちゃうのってしんどいよな
    とにかく周りにいる人があったかくてその温室に守られてるって感覚が自由に弾けられるんだろうな。環境ってだいじ。

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    2026年03月12日
  • 幸せへのセンサー

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    大好きな吉本ばななさん。
    なんだか仏教や禅の本を読んでるような気分になった。
    諦念とか今を生きることを大切にしてねというメッセージ。
    今は大きな流れ(宇宙とか世間とかと言い換えてもいいかも)を感じずに生きていけるような気がすることもあるけど、実際に動きだすときって、それとタイミングが合う時だよねと。
    最終章の「ただ夢中で生きていく」が未熟者の私には難しく、また再読したい。
    野生を忘れずに生きていきたい。

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    2026年03月02日
  • ミトンとふびん

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    はじめまして、吉本ばななさんの作品
    私は、『珊瑚のリング』『夢の中』が心に残りました
    過去は走馬灯
    自分の周りの大切にしている人たちが亡くなったときのことを想像しても、実際は想像以上に苦しいだろうし、心にぽっかり穴が開くんだろうなって…

    人間味を感じる一冊でした

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    2026年02月25日
  • 幸せへのセンサー

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    Audible
    吉本ばななさんは淡々としている、ずっとそんなイメージ。歳を重ねてきて重厚感も増した気がする。ながら聴きな時もあり、大事なところを飛ばしているような気もするが、終わったときにスッキリした気分になった。どの部分から読んでもそのときの気持ちに寄り添ってくれそう。また読み返したいと思った。

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    2026年02月23日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    ネタバレ

    過去のあの時に一瞬戻ることはできるし、
    戻ることはやっぱり悪いことではないよな、って思えた。

    いつかこの日々が終わってしまうことを、誕生日や、楽しかった時間の後に、ふとひとりで思い出して泣いてしまうことがある。それは多分、これからも悲しいことだけど、そう思えるくらい、きっと今の私は幸せで、こんな過去があるなら未来の私もきっと幸せだ。

    *強すぎる「すてきさ」は、ほとんど悲しいことと同じくらいにたいへんなのかもしれない。

    *あなたが恋人と食べるごはんが、いつか「家族」と食べるごはんになりますように。
    そしてそれの積み重ねが、かけがえのない地層となってあなたの人生を創りますように。

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    2026年02月23日
  • 哀しい予感

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    物語としては始まった感じで終わるのに、読み終わったあとになんでかすっきりする。
    なにかなにかがあるってわけじゃないけど本の中の空気にどっぷりと浸かる感じがおもしろい

    「わからないままでいいことなんて、ひとつもないのだ」

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    2026年02月20日
  • ミトンとふびん

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    (朝井リョウさんオススメというのを聞いて、読んだ)
    心の中に悲しみを抱えた登場人物たちが、旅を通してその悲しみと向き合ったり、少し癒されたりする様が描かれた短編集。
    私は”SINSIN AND THE MOUSE”は、終始涙を流しながら読んだ。きっと、私は今身近な人と別れるのをすごく恐れてるんだと思う。

    柔らかい文体で、サクサク読もうと思っても読めない。文章が時間をかけてゆっくり読ませてくる、自分の心に深呼吸をさせてくれるような本だった。

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    2026年02月18日
  • おとなになるってどんなこと?

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    ネタバレ

    役に立ちたい、認められたい、特別だと思われたい。社会人になってから、今まで感じてこなかった感情や欲望と出会って、うまく付き合えずに戸惑っていたけれど、なかったことにしなくていいんだと思ったら、ちょっと楽になった。

    ・大人になんかならなくっていい、ただ自分になっていってください

    ・(病院の検査についてきてくれた父と祖母に対して)私だけではない、このついてきてくれたふたりにとっても、今日は自分のしたいことができる一日だった

    ・大人になるということは、子どもの自分をないことにせず、ちゃんと抱えながら、大人を生きるということ

    ・私は人間はそんなに器用だったりたくさんことができる存在ではないよう

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    2026年02月17日
  • アムリタ (上)

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    死者は、やさしい面影だけを心に広げる。
    でもそれは本人じゃないから、昔のこととはいえもっと遠くなる。もう見えないくらいはるかに遠い。手を振っている。笑っている。でもよく見えない。

    その人がその人であることは、壊れて行く自由も含めてこんなにも美しい、人に決めてもらえることなんて何一つ本当じゃないんだな、としみじみ光るように生きる彼女を見ていて私はよく思った。

    各家庭に、はたからみると考えられないような問題があって、それでも食事したり、そうじしたりするのには何の支障もなくて毎日がすぎて行って、どんなに異常な状態にも慣れてしまったり、他人にはわからないその家だけの約束事があって、どろどろになって

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    2026年02月15日
  • ミトンとふびん

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    2025/11/19 16
    病気でなくなった母親と娘の関係性、本で読むと近すぎる距離があとあと辛くなるよ、とわかるけど実際あるだろうな、と感じた。自分と娘の距離感を考えても難しい。距離感って見本がないから失敗しないとわからない。

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    2026年02月15日
  • 体は全部知っている

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    なかなか奥深い短編小説集

    本心の描写の味わい深さよ

    死や愛という深いテーマをリアリティある感触感で描かれた作品集な印象

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    2026年02月11日
  • SLY  世界の旅2

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    エジプト…… 行ったこともないし、その厳しいであろう環境下を想像しては行くことはないと、どこか他人事で読み進めていたけれど、この小説を読み終わったら、いつか大きすぎる神殿や広すぎる空、砂漠を感じてみたいと思った。

    小説とは別に、ひと言とともに載っている写真がどれも楽しそうで異国の雰囲気満載で、羨ましい〜くなった!いいなぁいいなあ

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    2026年01月29日
  • 「違うこと」をしないこと

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    結構スピリチュアルな事が書かれていてびっくりした(し、その部分は理解しにくかった)けど、そんな世界もあるんだろうなと思うし、直感もあるのだろう。初めてしっかりばななさんの本を読んだ。以前SNSで一節を読み、覚えていたタイトルだったので購入した。トータルで考えると買って良かった。

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    2026年01月28日